4月24日(金) 抗体の 検査によれば 感染者 発症者比で 10倍にもなる…?
新型コロナウイルスに対する抗体検査の結果が段々と明らかになってきた。例えばニューヨーク州では、13.9%が既に抗体を持っていたそうだ。この数字は、公表されている感染者数の約10倍にも及ぶ数字である。この結果は、無症状の故に感染検査も受けなかった人々が数多くいることを意味しているのか。
とすれば、この新型コロナウイルスというのは、人類社会にとっていかなる意味を持つものとなるのだろうか。生物の「進化論」の中で主張される「自然淘汰」が、今目の前で展開されているということか。かねてから、同じ感染者の中で、症状の現れ方に大きな差があることが語られてきた。それは遺伝子の違いによるものか。そうだとすれば、ウイルスが、これから先に生き残るべき遺伝子を持つ人とそうでない人を選別している、ということか。そんなことも考えたくなる今回の結果であった。
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