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5月31日(日) 「死」というは 「神」の問題? 「人」のこと? 死んだ後には 何が残るの?

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 「人間哲理研究会」の日。今回のテーマは、「村上陽一郎著『〈死〉の臨床学』を読む」。
 著者の村上氏は、科学史や科学哲学を専門とする日本の研究者である。今83歳、自分自身が死を強く意識する中で、この問題を様々な視点から取り上げ論じている本である。
 このしばらく、死を巡る日本人の状況が大きく変化してきている。今や平均寿命が80歳を超えている。仕事を終えてから死を迎える日まで、長い時間が残されるようになった。さらに、自宅で看取られるのが当たり前であったのが、今ではほとんどが病院である。死亡原因も、大きく変わってきている。
 死を意識してこそ、その生を輝かせることができる、とよく言われる。私も、すでに65歳。死ということを見据えて、今をどう生きるか、そして何を残していくべきか、などと考えるべき年齢になってきたということである。

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5月30日(土) 頑丈な コピー機だったが 故障時の 部品が無くなり 取り替えたのだ

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 これまで約12年間使い続けてきたコピー機を交換。高性能のコピー機であったのだが、このしばらく、次々と故障が起こり、しかも、修理にやってきたサービスエンジニアの方が、修理にはまず部品の在庫があるかどうかの確認から始めなくてはならない、と言われるようにもなっていた。コピー機の場合、その修理に必要な部品の生産を行うのは8年程度で、どうしても部品が手に入らなくなれば、もう修理はできなくなるということであった。
 だから、これまでのコピー枚数はそれほど多くもなく、まだまだ使えそうなのになぁと心を残しながらも、やむなく新しいコピー機に切り替えることにした。しかし、プリンターやスキャナーとしても使ってきただけに、交換すると、新しい機能を使いこなすまでに、様々な困難がある…これから先に使い慣れるまでの苦労にも、思いを巡らせたのであった。

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5月29日(金) 年金は 100年安心? いつだって メンテナンスを やってのことだが…

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 この日、「年金改革法」が成立。これによって、公的年金の受給開始年齢が75歳ぐらいまで繰り下げられるようになったり、働く高齢者の年金削減額を少なくしたり、パート等の厚生年金加入条件を緩和して、多様な働き方にも対応できる年金にするとしている。
 とはいっても、今回の改正の真の狙いは、日本国内で少子高齢化が進行する中で、高齢労働者が働きやすくなる環境を整備したり、厚生年金の適用拡大を行うことで、年金財政の収入を増やすことにあるようである。
 かつてこの年金問題が国会で取り上げられた時に、「年金は100年安心」という言葉がよく語られた。それは、メンテナンスをきちんとやれば、この制度は100年保つことができるという意味であり、結局は、働く世代の年金負担額を増額する形で、この看板を守るということになっていくのであろうと思う。

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5月28日(木) 全人代 「香港国家 安全法」 採択したるは 覚悟の表明?

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 中国の全人代は、この日、香港における反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択して閉幕。この法律が制定されれば、それ以降は、中国政府が独自に国家安全に関する機関を香港に設置し、反政府運動に対しての直接の取り締まりができるようになる。これは、香港における高度な自治を認めてきた「一国二制度」の根幹を揺るがすものであり、国際世論も強く批判を行っている。
 とりわけアメリカのトランプ大統領は、この法律を制定すれば、中国に対する新たな制裁措置を課すと語ってきており、今後新たな米中対立の火種になりそうである。しかし、習近平・国家主席は、「これはあくまでも国内問題であり、外国からの介入を許さない」との姿勢を堅持している。「トランプさん、中国は、もうあんたの手のひらの上で踊ることはしないよ」と、喧嘩も辞さないということだ。

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5月27日(水) 第2次の 補正予算を 閣議で決定! 財政規律は 後の事だと…

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 今日、臨時閣議が開かれて、2020年度第2次補正予算案を決定。その事業規模は、過去最大の117兆5,000億円程度。一般会計からの追加歳出は31兆1,114億円に及び、補正予算として過去最大。今回の感染症で打撃を受けた企業の資金繰り支援に力を入れていて、その家賃の補助や雇用維持の施策を盛り込んでいる。また、困窮する学生への支援や医療・介護者への給付金なども盛り込まれている。
 問題は、今回の追加歳出はすべて国債で財源を賄う形であり、二度の補正予算を含めた2020年度予算の歳出総額の56%までも、借金で賄う計画になっていることである。これは昨年度(36%)に較べ、異常な膨張ぶり。
 もっとも、あちこちで火が燃え盛っているわけだから、まずは、その目の前の火を消すことが第一。安倍総理の胸の中にも、大きな葛藤の火が燃え盛っているのであろうか。

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5月26日(火) 日立では 人事制度が 見直され With Coronaでも 在宅勤務!

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 「緊急事態宣言」が解除され、これからの取り組みについて、様々な場で、検討が進められてきている。とはいえ、これでコロナウイルスが消滅したというわけではなくて、私たちの周りに潜在する形で生き続けている「With Corona」の状態であるから、警戒を緩めて第2波、第3波の感染拡大を引き起こさないよう、これから先も、地雷原を歩むような細心の注意が求められることとなりそうである。
 今日は、経団連に中西会長を送り出している「日立製作所」が、人事制度を見直して、今回の問題が終息した後も、在宅勤務を続ける対応を行うと発表した。国内で働く社員の約7割に当たる約2万3,000人が対象となるのだそうだ。企業でも、「新常態」の模索が進められているということであろう。
 日立のマークといえば、「太陽マーク」。つい、コロナウイルスを連想したのである…。

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5月25日(月) 安倍総理 「緊急事態」を 卒業し 「新日常」に 進学決断!

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 今日、政府は、取り残されていた地域の「緊急事態宣言」を解除。安倍総理は、「これからは、新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指す」と語った。
 確かに、これまでの「緊急事態宣言」の下で、様々な外出規制や社会活動規制が行われてきたが、この状態を続けていけば、日本経済は苦境に陥り、さらに文化活動などの社会活動も、大きな打撃を受けかねない状況に立ち至るだろう。問題は残っても、新たな段階に進んでいかねばならない。それを政府は「新しい日常」と表現している。この新日常を築き上げるまでには、様々な困難が待ち構えているであろう。しかし、そうだとしても、進んでいかねばならないという決断である。
 それは私たちの人生も同じ。ある段階を卒業して、次の段階に移っていく。それを、社会でも、繰り返していかねばならないのである。

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5月24日(日) 音楽は いつしか心に 入り込んで 内から人を 動かす力だ!

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 「幸福思想研究会」。今回取り上げたのは、飯田史彦著『生きがいの音楽療法』という本。
 この本は、気分がふさぎ込んだり、精神的な病に罹患した人たちに対して、音楽の力で、その症状を緩和していくことができないかと著者自身が取り組んできたことを、歌とともに紹介している本であった。そして著者自身が作詞作曲をした歌が、CDとなっていた。
 著者は語る。「本の場合、いくら良いことが書いてあっても、本人に読む気がなければ、心に入っていかない。インターネットやテレビなども同様である。それに対して、音楽の場合は、本人に聞く意志があろうとなかろうと、それが自然の内に耳から入り、さらに心に入り、心を動かす力となっていくのだ」と。
 この視点はとても面白い。私自身も、こんな視点を胸に、音楽の力を自分の活動に活かしていきたいと思ったのである。

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5月23日(土) 新コロナ アルゼンチンを デフォルトに… 日本もこれから デフォルトになる??

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 今日、アルゼンチンがデフォルト(債務不履行)状態に陥ったと報じられる。レバノン、エクアドルに続いて、今年に入って3か国目であり、新興国の債務リスクの高まりが懸念されている。これから先、エジプト、トルコ、南アフリカ、ブラジルなどのデフォルトが懸念されている。
 一方、日本はといえば、別の意味の「デフォルト」に立ち向かおうとしている。「デフォルト」という言葉は、金融用語としては、「債務不履行」を意味するが、例えば、コンピューター用語などでは、「普通」や「定番」などの意味となる。とすれば、このしばらく安倍総理などがよく使う「新たな日常」という言葉は、これからの日本社会に新しい「デフォルト」を生み出していこう、という意味になる。
 こんなことを考え始めると、頭の中がこんがらがってきて、何が何やら訳が分からなくなってしまうのではあるが…。

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5月22日(金) 香港の 「高度な自治」は 自沈だと 全人代での 首相報告!

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 新型コロナウイルス蔓延の影響で延期されてきた、中国の「全国人民代表大会」が今日開幕した。その冒頭、李克強・首相が、所信表明にあたる「政府活動報告」を行った。
 その中で強調されていたのが、「香港の統制強化」問題。昨年夏から続いているデモを押さえ込むために、「香港国家安全法」制定の方針を示した。当然のことながら、「一国二制度」の下で政治的な自治を保障されていた香港では、大きな反発が広がっているという。
 私は、この報道を聴きながら、「一国二制度」は、今や「一国偽異土」となり、「高度な自治」は「荒土な自沈」となってしまったのだと感じた。中国の指導部は、今回の新型コロナウイルス問題に関して世界各国から批判を受ける中で、もう他国の干渉を受けまいと心に決めたのであろうか。何よりも、「国内統治を優先する内向き志向」に舵を切ったようである。

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5月21日(木) 関西は 一足早く コロナ明け 梅雨が明けても 大雨もある…?

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 政府はこの日に開催した「新型コロナウイルス感染症対策本部」で、大阪・京都・兵庫の関西3府県に対して出されていた「緊急事態宣言」を解除すると決定。いよいよ関西地方では「梅雨明け」ならぬ「コロナ明け」ということになった。とは言え、新型コロナウイルスがこの世から完全に消え去ったというわけではなく、人と人との接触を少なく抑えた結果、感染者数が減少してきたというに過ぎず、今後、この解除に伴って人と人との接触が増加すれば、再び第2波、第3波襲来の懸念は残っている。それだけに、どことなく頼りない「コロナ明け宣言」であった。
 考えてみれば、「梅雨明け宣言」にしても、宣言が出された後に、かえって雨が降り続くということが多かった気がする。
 今回の場合も、そうでなければ良いのだが、と念ずるような気持ちである。

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5月20日(水) この夏の 高校野球も 中止と決まり いつもと違う 夏休みかな

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 この日、日本高野連が、この夏に開催予定の甲子園大会の中止を決定。それに伴って、全国各地で開催予定であった地方大会も中止とした(ただし、各都道府県が独自に代替大会を開催することは容認するとした)。
 この夏の甲子園大会は、1915年に始まり、もうすでに100年を超える歴史を刻んできているが、中止となったのは、米騒動が起きた1918年と、太平洋戦争時の1941年から1945年に続き、今回で三度目のこととなるそうだ。
 これまでにも、夏の恒例行事である高校総体や盆踊り、花火大会など、様々な行事が中止を決定している。長い休校措置が続いたことから、「夏休み」がかなり短縮されるという話もある。「麦わら帽子はもう消えた、田んぼのカエルはもう消えた、それでも待ってる夏休み」と、吉田拓郎が歌っていた「夏休み」の歌が、頭の中で鳴り響いてきたのであった。

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5月19日(火) WHOの 総会終了 米中の 見解相違が 際立ってたね

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 この日、新型コロナウイルスへの対応について、WHO(世界保健機関)の総会が、世界各国の協力関係を謳う決議を採択して、閉会。
 しかし、今回の総会では、アメリカと中国が激しく対立。アメリカが、中国の初動について疑念を挟んだのに対し、WHOのテドロス事務局長が、中国の取り組みを積極的に評価するなどしたため、アメリカは、「WHOの中国寄り姿勢」を強く批判し、その資金拠出を停止するなど、米中対立の舞台となった印象であった。
 私が連想したのは、ウェスタン(西洋・アメリカ)と、オリエント(東洋・中国)のレンズをH型のブリッジで結んでいる「WHOメガネ」。全く見え方が異なる二つのレンズを通して、問題を見つめざるを得なかった今回のWHO総会であったが、そこに、米中対立の強い底流がある以上、今後様々な国際機関でも、同様のメガネが登場してくることになりそうだと思った。

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5月18日(月) 光州で 事件が発生 40年! 今も残るか 社会の断層

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 韓国南西部の光州市で、民主化運動の市民や学生たちに軍の特殊部隊が発砲を行い武力でその運動を鎮圧した「光州事件」から、今日で40年となった。その式典に参列した文大統領は、今もなお、誰が発砲を命じたかなど不明な点が多く残っているとして、その真相究明に力を尽くす考えを示したという。
 約5年前のこととなるが、私たちは、全国の仲間たちとともに韓国南部を周遊したことがある。そのときに、この光州市で「5.18記念公園」を訪れて、被害者たちに祈りを捧げた。そこに並んでいた数多くの墓碑を眺めながら、一つの国の中で戦いが行われることの悲惨さを思わずにはいられなかった。
 そしてその頃に社会に現れた断層は、今に至るも、韓国国内に根強く残っているようだ。「歴史における断層」が持つ意味について、考えざるを得なかった。

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5月17日(日) 韓国の 国是は“反日 種族主義”?? 嘘をついても 身内守るか…

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 「フォレスト・トレンド勉強会」。この日取り上げたのは、「李承晩学堂」校長の李栄薫(イ・ヨンフン)氏が中心となり、執筆・編集された本『反日種族主義』であった。この本は、「韓国を嘘つき国家」と断じているにもかかわらず、韓国内でベストセラーとなったらしい。
 この本の主張は、韓国という国は、「反日」を旗印に身内の連帯と協力を最優先する「種族主義」の国家だというものであった。そして身内を守るには、外に向かって嘘をつくことも許容されるとする考え方が示されていた。
 しかし著者は言う。このような国のままでは、韓国は世界の中で見捨てられてしまいかねない。だから、自らの問題を直視して、この問題を乗り越えていくべきだと。さて、これは確かに正論であるが、このような主張が、韓国の人たちに本当に受け入れられるのだろうかと、私自身はいぶかしく思ったのであった。

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5月16日(土) AIが 将棋の棋譜を 自動で記録! そこはかとなく 漂う不安?

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 今日、将棋の「女流王座戦」第1次予選で、人工知能を活用した棋譜作成システムが、公式戦として初めて導入されたという。天井のテレビカメラが将棋盤上の駒の動きを正確に読み取ることができるという。将棋の世界にまで、合理化・効率化の波が押し寄せてきたのかという印象である。
 この問題は、そもそも将棋というものが、プロ棋士が行う勝負として、今後も存続しうるのかどうかという、さらに根深い問題を提起しそうである。もうすでに深層学習の手法を取り入れた人工知能が、プロの棋士たちを打ち負かす時代になってきている。コンピューターの方がより強くなる時代に、「人間棋士」の存在意義は保たれていくのであろうか。もう少しすると、コンピューターを打ち負かす棋士こそが「英雄視」されるという将棋界となってくるのではなかろうか…。

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5月15日(金) 内紛に 業績不振の レナウンが ついにお手上げ… 稀な運尽き

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 アパレル大手・レナウンが、今日、東京地裁から民事再生手続開始の決定を受けたと発表。以前から業績不振が語られていたが、それに、内紛や中国の親会社の経営不振、さらに今回のウイルス問題による売り上げ不振が加わり、ついに行き詰まったということか。
 レナウンといえば、紳士服の「ダーバン」や、カジュアル衣料の「アーノルドパーマー」などのブランドで広く知られているが、過去の成功体験が、かえって時代変化への対応を遅らせてしまったということかもしれない。
 『平家物語』には、「奢れる者も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし」という有名な言葉がある。幸運に恵まれて隆盛し、その運に見放されて衰退する。それが世の常。今回のレナウンを見ていても、これまでの「稀な運(ま、レナウン)」が尽きて、「激しい嵐」の中で塵の如くに散ったということなのであろう。

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5月14日(木) この世には 明けない夜は ないと言う まず関西から 陽は昇ったが…

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 この日、大阪府は、「新型コロナウイルス対策本部」会合を開催し、府が独自に決めた基準が達成されたとして、今後、段階的に自粛要請解除を行うことを決定。一方、政府も、対策本部を開き、39県において、緊急事態宣言の解除を行うことを決定。いよいよ、コロナ感染によってフリーズしていた日本列島も、少しずつ動き始めることになりそうである。
 よく「明けない夜はない」と言われる。シェイクスピアの演劇『マクベス』の中の言葉がその原典だとされるようである。コロナウイルスがもたらしてきた闇は、コロナウイルスが地平線に沈みゆくとともに、明るい光を発する太陽コロナに切り替わり、世の中に新たな明るさをもたらし始めてきている。もっとも、西よりも東の方がその夜明けが遅くなりそうだ。「おひさま西々生活」には、まず西の方から区切りをつけていかねばならないようである。

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5月13日(水) ジワジワと 倒産増加 数々の つっかい棒を 入れてはいるが…

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 このしばらく、経済活動の不振を伝えるニュースが多くなってきている。この経済不振は、日本だけではなくて、世界中の国々で深刻化していて、経済再開が手探りで模索され始めている。
 日本においても、5月に入って、倒産件数がじわじわと増えてきているそうである。
 それに対して、政府や地方自治体も、様々な企業支援策を準備して、倒産を防止し、失業者が増加するのを食い止めようと、懸命の取り組みを行っているが、それでは「焼け石に水」といった状況になってきているようである。
 感染拡大防止のための「緊急事態宣言」については、これから順次解除の方向に向かうようであるが、これから先はむしろ、間接的に広がってきている経済的・社会的な影響に対する対応に迫られることとなりそうである。

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5月12日(火) 新緑の 若葉書院に 水到り 渠の成る時を 胸に抱けり

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 この日、若葉書院を訪れる。敷地の「仮土砂置き場」としての使用が終了し、その業者が、サービスとして、通水パイプを敷設してくださった。その水を通すにあたり、立ち会ってほしいとの連絡があったのであった。
 業者が、建物の水取り入れ口に、パイプを接続すると、水が流れ出してきた。実に1年10か月ぶりのことである。これで、大水によって被災して以来続いていた問題状況が、ほとんど解消した。そこで、私はこの5月12日を「復興の日」と決めて、これから新たな歩みを始めようと、決意を新たにしたのであった。
 「水到りて渠成る」という言葉がある。「水が流れれば自然に溝が出来てくる」という意から、「徳が備われば、また、時期が来れば、ものごとは自然に成就すること」を意味する言葉だという。これから若葉書院も、その狙いが自然に成就する活動を展開したいと思う。

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5月11日(月) 上海の ディズニーランドが 再開す とは言え今は 徐行運転

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 新型コロナウイルスの感染拡大によって休園となっていた「上海ディズニーランド」が、3か月半ぶりに再開と報じられた。ただ当面の間は、入場者数を通常の2割に抑え、来園者に対しては、入場時に体温を測定すると同時に、マスクの着用を義務付けるという。入場券は事前予約制とし、劇場でのショーも行われず、パレードも、その内容を変更するという。
 いわば、徐行運転での再開である。しかし、世界に先駆けて、この種のテーマパークを再開した宣伝効果には、大きなものがあるように思う。中国は、おそらくは、これまで世界の民主国家から批判されてきた「独裁的な強権政治体制」なればこそ、このような成果を導き出せたと強くアピールするに違いない。
 こんな風潮には、なんとなく第二次世界大戦前の「ファシズム国家」が称賛された時代を連想してしまうのだが、いかがであろうか。

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5月10日(日) 歯車に 広いソーシャル ディスタンス 求められては 世界は動かん!

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 「世界の企業が手元に持つ資金を増やしている」と報じられている。3月末時点での手元流動性は、月商の2.4か月分と過去最高の水準になっているのだそうだ。売り上げが急減する一方で、人件費や家賃などの固定費は流出し続け、手元資金が不足することに強い危機感を抱いているということだ。企業活動に「巣ごもり状態」が生まれる中で、それが続いても、一定期間ならば耐えられるだけの備蓄を準備しておこうということなのであろう。
 これまでの企業活動は、構成要素間の距離をできるだけ短くすることに努めて、その機能性や効率性を高めてきた。つまり、「3密」状態を高めれば高めるほど、効率的な優れた経営だと言われてきたのである。
 しかし今は、逆である。歯車同士を離して、力が伝わりにくくしているのだから、経済が動かなくなるというのも当然のこと…。

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5月9日(土) ゴルゴまで コロナウイルスで 休載となり 戦後文化も 黄昏の時?

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 漫画雑誌「ビッグコミック」に、昭和43年以来連載が続いてきた、さいとうたかをさんの漫画『ゴルゴ13』が、5月25日発売の号から当面の間、新作の掲載を見合わせることになったという。その理由は、この漫画が、10名を超えるスタッフによる分業体制で制作されていて、その制作環境が「3密」のすべてに該当するため、「スタッフの安全を考慮して」この決断を下したということである。
 ところで今日のイラ短である。「新型コロナをスナイプせよ」との命令を受けたゴルゴ13(デューク東郷)は、こうつぶやくのである。「時代を逆行させることはできない! 思い出は懐かしむだけにしておくべきだ!」と。もうこのウイルスを消し去ることはできない。それならば、漫画のような文化活動であっても、このウイルスといかにうまく共生していくかを考えるべき時だ、とのメッセージなのか??

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5月8日(金) 岡本行夫 リスク管理の 専門家! 74歳 コロナに死去す!

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 小泉内閣や橋本内閣で首相補佐官を務め、その後も、外交評論家としてテレビなどで幅広く活躍していた岡本行夫氏が、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去と報じられる。享年74歳。亡くなったのは、4月24日であったというから、死後約2週間経っての発表ということである。
 岡本氏といえば、外交におけるリスク管理の重要性を強く主張する論客であった。それだけに、本人自身も、この病気に対して、十分なリスク管理に努めていたに違いないと思うが、ウイルスの方が一枚上手で、その想定の網をくぐって感染したということであろうか。
 岡本さんのようなリスク管理の専門家でさえ、ウイルスには勝てなかった…この事実は、新型コロナウイルスとの戦いが、いかに困難なものであるか、ということを、日本国民に再認識させたのではないだろうか。

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5月7日(木) 厚労省 レムデシビルを 承認す 日本の薬剤 横目で見ながら

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 厚生労働省は、この日、アメリカの製薬会社が開発した抗ウイルス薬「レムデシビル」を、新型コロナウイルス感染症の治療薬として初承認。この薬は、アメリカでの治験では、回復期間が短縮される効果が認められたという。日本でのこの承認は、海外で既に使われている薬が日本で承認されていない場合に、その審査期間を短くする「特例承認制度」を適用したものであり、今回の場合は、わずか4日間という異例の短期間で承認にこぎつけた。
 一方、国内でも、「アビガン」や「イベルメクチン」といった薬剤が、治験の取り組みを始めている。これらの薬剤も、海外で試験的に使われた結果、かなりの効果を示したという報告が出されているようである。
 厚生労働省としては、国内医薬品産業育成の観点からも、可能ならば、国産薬剤を早く承認したい、という気持ちであるに違いない…。

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5月6日(水) ウイルス禍の 出口の模索 始まれり… 未知の世界の 薄氷踏みつつ

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 西村康稔・経済財政・再生担当大臣は、昨日、全国知事会とテレビ会議を行い、「特定警戒都道府県」から外れる34県が、これまでの休業要請を緩和する際の指針を示した。延長期間に入る5月7日以降に適用されるという。
 これによれば、十分な感染予防対策を施している施設においては、使用制限を緩和してよいとし、小規模なイベントの開催も可能とした。また、食堂やレストラン・喫茶店、スーパーや理髪店なども、対策を施した上で、休業要請を終了してよいとしている。いよいよ出口が少しずつ見えてき始めた印象である。
 それは他国でも同様である。中国が先行し、アメリカやヨーロッパ諸国などが、少しずつ規制を緩和する方向のようである。
 まだ薄氷を踏む思いで、これからも手探りで進められていくことになるだろう。その結果が、いささか心配なのではあるが…。

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5月5日(火) 志(5月5日午後6時34分) コロナなんかに 負けるかと ネット通して 夢の雄叫び!

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 5月5日は、「志の日」。もっともこれは、私たちが勝手にそう決めたもの。「志」を日時に置き換えれば、「5月5日午後6時34分」となることからの連想である。
 そして、昨年から、岡山県高梁市で、その記念行事を始めた。去年は、日本一高い天守が残る「備中松山城」で、日本中に響き渡れと、志を大声で叫ぶ会を行った。
 今年は当初、少し前に完成した「方谷の道」と名付けられた山田方谷の言葉を刻んだ石碑を巡る予定であったが、残念ながら、新型コロナウイルスの拡散を懸念して中止。それならば、最近流行のテレビ会議システムを活用して、ネットを通しての「志の日記念行事」を開催することになったのであった。
 約10名が参加。そして、参加者それぞれの志を発表し合った。これはこれで、新しい可能性を切り拓く行事であったようにも思う。

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5月4日(月) 大相撲 夏場所結局 中止と決定! 緊急事態の 延長決まりて…

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 日本相撲協会は、この5月24日に開かれることになっていた「大相撲夏場所」を中止すると発表。この日に、政府が発令している「緊急事態宣言」が5月末まで延長されると発表され、この環境下では開催が困難と判断したとのことである。加えて、7月19日に初日を迎える「名古屋場所」についても、東京の両国国技館で開催すると決定したという。力士らが名古屋まで移動し、そこで長期滞在することに伴う感染のリスクを減らすためだという。
 相撲協会は、土俵際で最後まで踏ん張ってはみたものの、「緊急事態宣言延長」が「決まり手」となって、押し出された格好である。
 力士の巨体がぶつかり合う大相撲も、目には見えない小さなウイルスには勝てなかった。小兵力士として人気を博している「炎鵬」も、ウイルス相手では、どう相撲をとったらよいのやら…と思案顔になっているかも…。

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5月3日(日) アメリカの 大統領選も 憲法も 姿消したり コロナが膨らみ…

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 今日は、今年のアメリカ大統領選挙が11月3日に行われることに決まっているから、ちょうど半年前ということになる。通常ならば、アメリカ国内では、この選挙を巡って熱気にあふれ、激しく政策論争が報じられている時期…。
 また、日本では、今日は「憲法記念日」。「日本国憲法」施行から、73年である。本来ならば、改憲を目指す安倍政権のもとで、この問題がトップニュースとなるはずであった。
 しかし、今日も、ニュースでは「新型コロナウイルス問題」がそのほとんどを占めていた。目の前に何かが大きく広がってくると、遠くにあるより大きなものが全く見えなくなってしまう、というのは、世の常である。
 それだけに、トランプ大統領も、安倍首相も、遠くにあるものを政治課題として取り上げるためには、早期にこの新型コロナウイルス問題を収束させたいという気持ちであろう。

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5月2日(土) FDA レムデシビルを 緊急認可し 日本も追随 制度の改正

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 アメリカの薬剤「レムデシビル」が、FDAによって、昨日、新型コロナウイルス治療薬としての緊急使用が認可された。そして今日、日本政府も、その使用に対応できるよう、閣議で「医薬品医療機器法」の施行令を改正した。これによって、申請後約一週間程度で、その使用を承認できることになるという。
 今回の措置は、異例のスピード認可である。通常であれば、その審査だけでも、承認までには一年近くかかるといわれるのに対して、驚くべき速さである。それだけ、この治療薬が、医療現場において強く待ち望まれているということであろう。
 今回の新型コロナウイルス問題への対応を見ていると、「なんでもあり」といった印象である。「命よりも大切なものはない」という考え方であろうが、この対応ぶりには、「新型ウイルス」も、さぞかし驚いているのでは…。

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5月1日(金) 新天皇 即位してより 丸一年 嵐の中の 国家の象徴?

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 天皇陛下が即位されて、今日でちょうど丸一年となる。しかし、即位一年を記念する行事や記帳などは行われないという。
 振り返ってのこの令和の一年間は、皮肉な言い方になるかもしれないが、「(命)令して和する」という言葉がふさわしい一年間ではなかっただろうか。昨年は即位の後、様々な自然災害が重なった。公的機関の命令の下で、災害対応とその復旧が行われた。今は、新型コロナウイルス感染拡大に対して、政府が「緊急事態宣言」を発して、対応に当たっている。
 新天皇の世界へのお披露目となるはずだった「東京オリンピック」も延期となり、イギリスへの初の外遊も持ち越しとなった。様々な常識や慣例が次々と見直される中で、皇室のあり方を巡っても、問題が提起されることになるかもしれない。まさに両陛下にとっても、嵐の中の「令和の一年間」であったと思う。

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