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6月30日(火) 中国が 「清」の末期に 似てきてる…? 金と力で 統治可能と…

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 中国の習近平国家主席は、今日、「香港国家安全維持法」に署名し、公布・施行した。
 この法律によって、中国政府は、香港に直接「国家安全維持公署」を設置し、国家分裂、政権転覆、テロ活動、外国勢力との結託を行おうとする者に対して、それを犯罪として逮捕できることとなった。この運用指針は必ずしも明確でないため、中央政府は、かなり恣意的に運動家たちを取り締まることができるようになると言われている。
 私はこの報道を聴きながら、「清の時代」の末期を連想していた。当時の権力者・西太后は、金と力を駆使して、政敵を追い落として、権力を保持することに長けていたという。今の習近平体制に、私は同様の匂いを感じてならない。ならば、香港の民主化運動だけでなく、中国共産党統治の時代も、そろそろ黄昏の時を迎えているということであろうか。

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6月29日(月) 新ウイルス 感染者数が 千万を超え 死亡者数も 50万だが…

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 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、全世界の新型コロナウイルスの累計感染者数が、26日に1,000万人を超えたという。最も多いのが、アメリカの251万人強、次にブラジルの131万人超、ロシア、インドが続き、この4国だけで、世界全体の半分を超えているという。
 一方死者数であるが、今日、50万人を超えたと報じられた。つまり、感染者数に占める割合は5%である。今後もこの割合で死者が増大するとすれば、地球全体が「集団感染」によって、この問題を克服していこうとすれば、死者数は、約3億5,000万人にもなりかねない。
 一部の学者は、「集団感染」状態を実現することで、このウイルスを克服しようと考えているようだが、とても現実的な解決法だとは思えない。やはり、治療薬とワクチンを早期に開発して、それによって問題解決を図るという正道を歩んでいくべきだと改めて思った。

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6月28日(日) 医師会の トップ選挙で 見えたもの 新常態を 求めた医師たち

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 日本医師会会長選挙が行われ、副会長の中川俊男氏が、現職の横倉義武氏を破って、新しい会長に当選した。中川氏が191票に対して、横倉氏が174票と、接戦であった。
 横倉氏は、これまで安倍政権との太いパイプを重視して、それを活かした現実的な政策実現をその実績として語ってきた。その一方で中川氏は、安倍政権の医療費抑制方針に強く反発し、「政府に対して勇敢に物を言う」ことを強くアピールしたという。その足場の違いが、今回の選挙結果に表れたようである。
 医療の世界も、医療費抑制政策の中で、だんだんと閉塞感が強まってきているのだろう。そして、その行き詰まり感を打ち破る主張を掲げた中川氏に、医師会は今後の舵取りを任せたということである。医療の世界においても、「新常態」を模索する動きがこれから始まってくるということになるのだろうか。

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6月27日(土) With Corona? 海外旅の 解禁は ウイルス・リスクと 同行二人?

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 新型コロナウイルス対策として、海外との人的交流を事実上遮断してきた措置に対して、各国で、その見直しを行う動きが広がってき始めた。日本でも、感染者数の少ない国々との間で、すでに交渉が始まっているという。
 しかしこの問題は、感染リスクと裏表である。潜伏期間が長く、また症状の現れない人も多いという今回の新型コロナウイルスの特徴からすると、簡単には、このウイルスを根絶することはできそうにない。つまりよく言われるように、「With Corona(コロナとの共生)」という基本姿勢で、海外との交流を再開していかねばならないこととなりそうである。
 言うならば、「新型コロナウイルスと同行二人」という世界となってきそうである。しかし、「禍福はあざなえる縄のごとし」でもある。この状況をいかに福に変えていくか、それが、これからの課題であると思う。

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6月26日(金) リニアって 輸送時間は 縮めるが 交渉事には 時間がかかる?

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 JR東海の金子社長と静岡県の川勝知事のトップ会談。この会談は、リニア中央新幹線の工事再開を巡って行われ、川勝知事が、このリニア新幹線のトンネル工事によって、大井川の水量が減少するのではないかと懸念を示し、工事を認めない姿勢を示していることに対して、その打開を目指したものであった。
 しかし、そのトップ会談では、前進が見られず、川勝知事は、今現在、国の有識者会議で行われている議論の結果を待って、それ以降に対応を考えたいとの考えを示した。
 このリニア中央新幹線は、最大時速500キロで走行することになっていて、品川駅と名古屋駅を40分で結ぶ計画である。現在の東海道新幹線よりも、1時間も短縮されるという。それにしても、その建設工事の交渉が、遅々として進まない…。この奇妙なコントラストに、現代社会の問題を感じ取ったのであった。

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6月25日(木) 幕末期 四賢侯らの 生き様は 内外バランス ヤジロベエかも…

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 昨日の夜は、宇和島市内で宿泊。この日は、「伊達博物館」を訪れて、その展示を見学。
 宇和島藩は、仙台藩を開いた伊達政宗の長男・秀宗が藩祖。秀宗という名は、秀吉の猶子として元服したとき、秀吉の名の一字を与えられたものである。その後、豊臣秀頼の御側小姓として仕えた。そんな関係で、徳川家康から警戒され、政宗の後を継ぐことが許されず、宇和島に領地を与えられたのであった。
 この伊達家で、日本史上に名を残したのは、第8代藩主・伊達宗城であろう。幕末期に、松平春嶽や島津斉彬、山内容堂とともに、「四賢侯」の一人とされた人物である。
 今の時代も変化が激しいが、あの幕末期、次々と新しい事態が目の前に生まれ、その対応が求められる一方で、旧来のものをいかに守るかという葛藤があったに違いない。その人生には、学ぶべきものが多いように思う。

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6月24日(水) 梅雨晴に 鬼北と松野に 遊行脚! 意外に明るい 過疎地の人たち

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 今日は、愛媛県南部の「鬼北町」と「松野町」への「遊行脚活動」。
 前鬼北町長の甲岡さんから、以前にお送りした「人は、なぜ学ぶのか」という冊子に関して、一度「北宇和高校」の校長にお会いになってほしいという依頼があり、今回、お訪ねしたのであった。この北宇和郡エリアは、過疎が著しく、若者たちの流出問題に苦しんでいる。それだけに、「故郷を創成する教育」の必要性について、思いが響き合う話し合いであった。
 その後、松野町の町長や、鬼北町の教育長などにもお会いして、意見交換を行った。
 その印象は、この地域の人たちの表情が、決して暗くはなかったということである。都会での生活が感染症に脆いというイメージが広がる中で、かえって「地方こそが頑張らねばならない」という新たなモチベーションを与えているのかもしれない…と思った。

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6月23日(火) 戦終え 75年の 慰霊の日…… ここでもコロナが プロデューサーかい?

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 今日は、沖縄の「慰霊の日」。沖縄本島南部で組織的戦闘が終結した日から、今日でちょうど75年となる。毎年、この日には、安倍総理や衆参両議長などの来賓も招き、5,000人規模の大規模な式典を開催してきたが、今年はすっかり様変わり。来賓の招待を絞り込み、参列者も約160人に制限された。
 その理由は、言うまでもなく、「新型コロナウイルス」の感染拡大防止であった。
 しかし、この新型コロナウイルスの問題が終結した後、再びこれまでのような大規模な式典が開催されるかといえば、どうだろうか。既に凄惨な沖縄戦を経験した世代は数少なくなってきている。今回のことが、一つの区切りとなるかもしれないと思う。
 いわば、「新型コロナウイルス」こそが、この式典の「将来までも展望した舞台プロデューサー」であった…ということであろうか。

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6月22日(月) スパコンの 富嶽がトップと 報ぜられし日… 韓半島では 風船ビラかい?

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 スーパーコンピューターの計算速度ランキングが、公表された。その結果は、理化学研究所と富士通が開発した「富岳」が、米国の「サミット」の3倍以上の計算速度を達成し、世界一となった。かつて「京」が世界一を達成した時から8年半ぶりのことだという。
 スパコン技術は、様々な分野に応用可能な基本技術であり、今後の日本における様々な科学研究や製造技術などの礎となる裾野の広い技術である。この栄誉を高く称えたい。
 それにしても、この高度情報時代に、隣の韓半島では、気球に取り付けて飛ばすビラの問題が大きな騒動になっている。韓国側から脱北者たちが飛ばしたビラに対して、北朝鮮は、韓国への武力行使をちらつかせ、さらには韓国に向けてのビラも飛ばすと言っている。
 あぁ、この高度情報社会において、なんとも時代錯誤の取り組みであることか…。

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6月21日(日) 逝くものは かくの如きか… 移ろえる 世が求むるは 「自己革新」なり

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 「幸福思想研究会」。今回のテーマは、「ジョン・W・ガードナー著『自己革新』を読む」。
 著者のガードナー氏は、著者紹介によると、「20世紀後半のアメリカを代表する知識人であり、高い道徳心を持つ社会変革のリーダーとして多くの人々に影響を与えた」とある。ジョンソン政権では、「保健教育福祉長官」に就任。アメリカに新時代を切り開く仕事をした。
 そんな著者が強調しているのが、時代は常に変化し続けているのだから、それに対応して、まずは自己変革を遂げねばならないということであった。そしてそれによってこそ、自らの人生を充実することもできれば、社会に対して大きな貢献も為せるというのである。
 ふと連想したのが、川の畔に立つ孔子。川の水は、常に昼夜を問わず流れ続ける、と語った言葉である。そんな気構えで、私たちも、生きていかねばならないのだと思った。

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6月20日(土) 中国の 「経済接点・香港」は もう用済みと 中国政府??

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 中国の全人代常務委員会が、「香港国家安全維持法案」を取りまとめて閉会。この法案は、近々成立となる見込みだという。
 この「国家安全法」は、香港において、国家分裂や政権転覆、テロ活動や外国勢力との結託が疑われる場合に、中国政府が香港に設ける「国家安全維持公署」が直接にその取り締まりに当たれるとするものである。香港の他の法律と矛盾する場合にも、この法律の方が優先されるとしているから、中国政府の権限は非常に大きくなる。これによって、「一国二制度」は、ほぼ完全に空文化されることになるだろう。
 おそらく中国は、もう「香港の、外に開かれた経済」には、あまり期待していないということだろう。既に他に多くの扉を持っているから、「もう香港は用済みだ」と、その扉を閉ざしてもいいと決断したということではないか。

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6月19日(金) COCOAなる 接触確認 アプリだが 人遠ざける 嫌縁サプリ?

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 厚生労働省が、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマホ向けアプリ「COCOA」の配信を始めた。ウィズ・コロナ時代に、その第二波、第三波に備える上で、重要度・実用性の高いものだと思う。
 しかしその半面で、心の中に寂しさを禁じ得ないのも事実。それは、このアプリが、「1メートル以内、15分以上の接触」を確認する機能を持つものであるが、これは、相手がウイルス感染者であるか否かが判然としない中で、全ての人に対して、人間的な濃厚接触を避けるように導くアプリとなりかねないからである。「COCOA」というネーミングも、ココアの香りが届く範囲内では、15分以上の話はしないように、と言われている気がしてならない。
 いわば、このアプリは、「人を遠ざける嫌縁サプリ」となって、人々の健康を守ろうとするものと評価すべきであろうか。

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6月18日(木) 先行きに 不安と不満が 募る中 国民求むは 生贄の山羊?

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 東京地検特捜部が、この日、河井克行・前法務大臣とその妻、案里・参議院議員を逮捕。その容疑は、昨年夏の参院選で、広島の地元議員らに計2,570万円を配って買収したというものである。選挙の公正が、議会制民主主義の根幹であり、これまでの報道内容から見れば、この逮捕は当然のことと言えよう。
 しかしその一面で、今の日本が抱えている深刻な諸問題、例えばコロナウイルスと共生する今後の経済・社会の問題、対外的に強硬姿勢を強める中国や今年の11月に予定されるアメリカ大統領選挙、孤立化を深める北朝鮮の問題などと比較すると、ここまで大きく報道すべき問題なのだろうかという疑問も禁じ得ない。これはあるいは、国民が胸に抱く「不安・不満」に対して、そのはけ口を求める「スケープゴート」となっているのかもしれない、という気もしたのであった。

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6月17日(水) 言うならば “マスクと共に 去りぬ”かな? コロナ一色 通常国会!

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 第201回通常国会が閉会。野党側は、新型コロナウイルス問題への対応が継続して求められており、しかも、河井・前法務大臣の疑惑が大きく膨らみ、さらに「イージス・アショア」配備計画停止という、大きな国防問題も浮上している中では、大幅に会期延長すべきだと主張したが、与党側の強い意向で閉会となった。
 振り返って、今回の第201回通常国会は、「新型コロナウイルス問題」一色であった。新型コロナウイルス対策の二度にわたる補正予算が審議され、それらがあっという間に成立した。野党も、審議妨害の誹りを恐れて、基本的には、審議に協力する姿勢が目立った。テレビに登場する国会議員も、マスク姿でその表情を隠した国会であった気がする。
 いわば、「マスク(仮面)国会」であり、シラケ気分が漂う中で、「マスクと共に去っていった国会」であったと思う。

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6月16日(火) 南北の 連絡事務所 爆破さる… 北朝鮮に ストレス貯まりて…

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 北朝鮮が、開城(ケソン)にある「南北共同連絡事務所」を爆破。この事務所は、「南北融和の象徴」とされてきた建物であった。
 この爆破の背景は、現段階では必ずしも明らかではないが、おそらくは、北朝鮮国内に大きなストレスが溜まってきていることが原因であろう。人間の場合、そのストレスが限界を超えたときに、それが外に向かえば、暴力事件を引き起こし、内に向かえば、自害事件を引き起こすと言われる。おそらく北朝鮮も同様ではないだろうか。
 文政権に対して、常軌を逸した言葉で罵倒した。そして文政権が大きな実績としてアピールしてきた建物を破壊した。これは、外に向けての暴力行為と見えるが、実は自傷行為でもある気がしてならない。北朝鮮の内部に溜まっている政治的ストレスは、相当のレベルに達していると思われてならないのである。

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6月15日(月) 突然の 計画停止は イージ~ッス! アショア(ああそうか)なんて すぐには言えぬ

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 河野・防衛大臣が、突如、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を停止すると表明。波紋が広がっている。
 この計画停止の最大の理由は、これまで配備予定地域に対して、ミサイルのブースターを演習場内に落下させると説明してきたにも拘らず、ソフトだけではその対応が困難で、ハードの改良を行わねばならないと判明したことであった。その対応には、これから先に相当の費用や時間が必要とされるため、「この配備計画は合理的なものではない」と結論づけたという。今後、国家安全保障会議(NSC)に報告し、正式決定する方針である。
 問題は、これまで、主に北朝鮮の核ミサイル攻撃に備えるため、必要不可欠な配備であると説明してきたことである。だから、計画推進停止という今回のイージーな対応には、簡単に「あっそう」とは言えそうにない…。

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6月14日(日) 明治期の 青年群像 その足場には 日本取り巻く 厳しい環境

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 6月の「人間論ゼミ」は、急遽テーマを変更して、「日露戦争と秋山兄弟」とした。というのも、予定テーマの準備が間に合わなかったため、以前に一度中止とした「秋山兄弟」を取り上げたのであった。
 とはいえ、「人間論ゼミ」であるから、日露戦争での戦術よりも、なぜこの兄弟が、日本国家のために全身全霊を尽くして戦ったのか、という点に関心があった。そして、それを論じようとすれば、どうしても当時の日本の危機的な状況を話さねばならなかった。そこで、ロシアの南下政策や朝鮮の事大主義、中国の便宜的対応などを取り上げ、日本の独立を守るために命をかけて闘った明治人の気概を語りかける形の勉強会となった。
 今の日本も、多くの困難を抱えている。今回の勉強会を通して、改めて明治の青年たちの生き様に学ぶべき点が多くあると思った。

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6月13日(土) 「天安門」 会議は駄目と 部屋閉じて 言論封殺 Zoon Upに

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 オンライン会議ソフト「Zoom」を提供している米国企業が、「天安門事件」に関する会議を、中国政府からの依頼によって阻止していたことが明らかになり、批判が強まっている。
 この閉鎖理由は、「会議参加者は、それぞれの地域の法律を守るように求められている」とする規定に基づき、中国政府が天安門事件への言及を厳しく統制している状況では、中国国内からの会議への参加は許されない、と判断したのだそうだ。
 日本でも、トラブルが予想される催しに会議室を貸さないということはよくある話で、それが表現の自由がより尊重される「オンライン情報空間」で行われたので、「Zoom Up」されたということか。
 しかし、情報には、モノの移動と比べて、その移動に障壁を設けにくいという特質がある。かえって問題を際立たせただけではなかったか、とも思う。

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6月12日(金) 第2次の 補正予算が 成立す 審議一日 6兆円なり

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 今日、2020年度第2次補正予算が成立。新型コロナウイルス対策を推進するための予算であるが、この3か月の間に成立した予算の総額は160兆円を超える。国民の生命を脅かす感染症蔓延に対応するための予算であり、その必要性と重要性には大きなものがあると思うが、それにしても、これほどに大きく膨らんだ予算は、今後長期にわたって様々な問題を孕むことになるわけであり、諸手を挙げて賛成というわけにはいかないところがある。
 今回の2次補正予算の総額は、31兆9,114億円である。この補正予算が国会に上程されて、わずか5日で予算が成立した、ということは、審議1日あたりの予算額は、6兆3,823億円にもなる。緊急事態だからというのはよく分かるが、先の見通しに対する議論もそこそこに、大型予算が成立するという姿には、いささか疑問を禁じ得ないところがあった…。

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6月11日(木) 都知事選 告示を前に アラートを 虹にする知事! 東京変身!

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 今日、小池・東京都知事は、「東京アラート」の解除を決定。新規感染者数や感染経路不明率、週単位の感染者増加比の三つを指標とする「東京アラート発動基準」が、この日にすべて下回ったというのが、その解除理由であった。早速、赤色にライトアップされていた「レインボーブリッジ」や「東京都庁」は、虹色に切り替えられ、テレビ画面上では、多くの都民が、アラート解除の喜びを語っていた。
 この報道を聴き、私が連想したのは、仮面ライダーの「変シーン」であった。仮面ライダーは、この変身とともに、「強いヒーロー」になる。小池都知事も、東京の街を変身させる知事として、その強い指導力をアピールしようとしたのか。もう一週間後には、東京都知事選の告示。「私が動けば、東京の街をあっという間に変身させるわよ」という声が、どこからか聞こえてきた気がしたのであった。

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6月10日(水) 甲子園にて 春の選抜 選手らが 交流試合へ… 何とも粋だね

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 このしばらくは、心が晴れやかになるニュースに触れることがほとんどなかった。今日は、そんな曇天に太陽の光が差すような話題が報じられた。それは、今春、新型コロナウイルス感染症の影響で「春の選抜甲子園大会」が中止となったため、甲子園でプレーする夢を否定された選手たちを、交流試合とはいえ、この8月に、甲子園に招いて試合を行うという方針を決定したというニュースであった。
 私は、この報道を聞き、「なんとも粋な判断をしたものだ」と思った。「粋」とは、「垢抜けしている姿」を意味すると同時に、「人情や世情に通じているさま」を表わす言葉でもある。一途に甲子園出場を目指して努力してきた選手たちの心をうまく汲み取った判断であったと思う。世の中のことは、理屈だけでは駄目で、やはり人の心に響く人情も必要だ。そんな話題が広がる日本になってほしいと思った。

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6月9日(火) 香港で デモが始まり 丸一年 汽水に生きる 人ら悲しき

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 香港で大規模な民主化デモが最初に起きてから、今日で丸一年。「一国二制度」を否定するかのような中国政府の強硬な姿勢に、香港市民たちが立ち上がったデモであった。ちょうど一年前のデモには、103万人もの市民が参加したという。それ以来、引き続き運動が行われる中で、「香港独立、唯一出路」というスローガンまでが連呼されるようになり、中国政府は強い危機感を抱いたのであろう。先日には、「全人代」において、ついに「香港国家安全法」制定方針を採択したのであった。
 香港という土地は、河口で、水と塩水とが入り交じる「汽水域」のような土地である。中国そのものではなく、かといって、西欧でもない。両方が複雑に入り乱れる土地である。そんな場所で暮らす香港の人たちは、国際情勢の変化に翻弄されざるを得ない。なんとも悲しき人たちであると、同情せざるを得ない。

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6月8日(月) 世銀から 成長予測が 公表されたが 世界景気は 戦後最悪?

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 世界銀行が、今年の世界経済予測を公表。それによれば、「第二次世界大戦後で最悪の景気後退」になるだろうとの予測である。
 その今年の成長率予測は、マイナス5.2%。ただこれも、新型コロナウイルス拡散の影響が、今年の後半には落ち着くことが前提であり、もしそうならなかった場合には、さらに厳しい状況が生まれるだろうとしている。
 今回の事態は、「皆既日食」に例えられるかもしれない。ある時突然、太陽の光が消滅し、真っ暗な世界が広がる。見上げれば、太陽がある場所には、太陽コロナが不気味に輝いている。このような事態に遭遇した原始人たちは、さぞかし驚き、恐れおののいたことであろう。
 ただ、この日食はすぐに終わる。元の風景がすぐに戻ってくる。今回の新型コロナウイルス問題も、ぜひそうであってほしいものだと願わざるを得なかったのである。

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6月7日(日) これまでの 常識否定の 学問は 通常頭にゃ 入り切らない!

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 今月の「フォレスト・トレンド勉強会」では、「量子力学」の問題を取り上げた。物理学の世界において、20世紀に二つの大発見があったとされるが、その一つが、「量子力学」である。
 この量子力学は、電子や陽子などといった、極小の世界を取り扱う学問であるが、そこで導き出されてくる結論は、私たちの常識を否定するものである。「量子」は、粒子であり、波動でもあるといわれる。また、この「量子」の振る舞いは、その位置と運動を共に明らかにすることは絶対にできないといわれる。「古典力学」で常識とされてきたものが、簡単に否定されてしまう世界なのである。
 それだけに、この勉強会も困難を極めた。そして、途中でギブアップせざるを得なかった。しかし、そんな訳のわからない世界に向かっても挑戦し続ける気構えは、とても尊いものなのだと、自己納得をしたのであった。

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6月6日(土) トランプは 「国家分断 大統領」! 元側近の 異例の批難!

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 アメリカのトランプ大統領には、このしばらく、強い逆風が吹き始めている印象である。
 新型コロナウイルス拡散問題に対して、適切な判断と対応をしなかったと、批判されている。そして、アメリカの好景気に陰りが生まれてきている。白人警察官が、黒人を窒息死させた事件では、大統領を批判する大規模な運動が起きている。さらに、かつて側近と言われた、マティス・元国防長官が、「ドナルド・トランプは、私の人生で初めて、米国民を団結させようとせず、そのそぶりさえ見せない大統領だ。その代わりに、彼は米国を分断しようとしている」と、強い非難を寄稿したのだそうだ。
 人間には、好調な時ばかりではなく、何をやってもうまくいかない時もあるだろう。そんな不遇の時に、徳のある人であれば、周りの人が守ってくれる。しかし、トランプ大統領の場合は、どうもその逆であるようだ。

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6月5日(金) 拉致解決に 生涯捧げし 横田さん 一念通じず 旅立ちにけり

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 北朝鮮による拉致の被害者である横田めぐみさんの父親、滋さんが、この日の午後3時前に、死去。87歳であった。娘の救出のために、妻・早紀江さんと一緒になって、その半生を捧げ尽くした人生であった。必ずや生きているうちに、娘との再会を果たしたい、と語り続けたその胸中は、さぞかし残念であったと思う。心からご冥福をお祈り申し上げたい。
 それにしても、よくも43年もの間、ただ娘の生還を信じて、この困難な運動に取り組み続けたものだと思う。「一念岩をも通す」という言葉がある。いかなる困難であっても、その思いさえ強く貫けば、いつの日にかそれは果たせるものだという意味の言葉である。しかし、北朝鮮という独裁国家の岩盤は、そんな一途な思いさえも弾き飛ばすほどに固かった、ということか。横田さんの人生に思いを巡らせると、なんともやるせない気持ちになる。

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6月4日(木) また記録 藤井七段 17歳 最年少での タイトル挑戦!

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 この日、将棋の高校生プロ、藤井聡太七段が、「第91期棋聖戦」の挑戦者決定戦に臨み、永瀬二冠を破って、初のタイトル挑戦を決定。
 今回この勝負が注目されたのは、タイトル戦初挑戦を決めた年齢が、将棋界の最年少記録となるからであった。この記録更新は、実に31年ぶり。今回は特に、新型コロナウイルスの影響で、将棋の対局試合も行えない状況が続き、一時はこの記録更新は無理だとの観測が広がっていたそうである。しかし、ようやく対局が始まり、最年少記録をわずか4日短縮したに過ぎないとは言いながら、先に述べた通りの快挙を達成したのであった。
 この「最年少記録」ということに、どれほどの本質的意味があるのかはよくわからないが、それでも、若い棋士が先輩たちを果敢に打ち破り、その道を切り開いていく姿は、感動的である。心からのエールを送りたいと思う。

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6月3日(水) 祈りの日 新宮地域の 聖地を巡り 磁場の強さを 測ってみたよ…

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 6月1日には、松山方面に出掛けたので、今日を「6月・祈りの日」として、新宮に向かう。
 まず最初に訪れたのが、「仙龍寺」。ここは、川之江側の山腹にある「四国霊場第65番札所・三角寺」の「奥の院」である。かつて空海が四国での修行中に、この場所で護摩を焚いたとされる場所が残されている。
 ここを訪れたのは、「磁場調査」を行うためであった。少し前の「幸福思想研究会」で、中央構造線近くには、「ゼロ磁場」と呼ばれる場所があり、その磁場が、人の心に心地よさを与えるという記述があったので、若葉書院がある新宮地域の「聖地」とされる場所での「磁束の強さ」を測ってみようと思ったのである。
 その結果は、平均値より若干弱いという程度の数値であった。ただこの測定では、精度が不明なので、今後も、時間を見つけては継続して測定とその検証をしてみたいと思う。

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6月2日(火) 感染者 増加傾向 見られると 制限解除の 直後にアラート

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 この日の夜、東京都の小池知事は、新型コロナウイルスに対して、さらに警戒の必要があるとして、「東京アラート」を発令。これとともに、東京都庁とレインボーブリッジを赤色灯で照明して、都民に十分な注意を払うようにと呼びかけることにしたという。早速、テレビのニュースなどには、この真っ赤な東京都庁とレインボーブリッジが映し出されていた。
 小池都知事といえば、もともとメディア出身ということもあってか、一般の人々に対して、そのアピールがとても上手な政治家である。自分がつけているマスクを外したというだけで、大きな話題になる。取材記者たちの質問に対するやり取りも、とても巧みである。
 その話題作りのために、あえて様々な制限が解除された6月1日のすぐ翌日に、満を持してこのアラートを発令したか、とそんな気さえした、今回の発表であった。

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6月1日(月) コロナ明け 子規博物館を 訪ねたが 俳人たちの 中での孤独…

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 今日は、「緊急事態宣言」が解除されてはじめての月曜日ということもあって、日本各地の公共施設や観光施設などが一斉に再開された。長かった自粛生活も、ようやくこれで終わり、という気分が、各地にあふれている。
 そのような中、私も、久々に松山市に出掛けた。一番の目的は、少し前にお亡くなりになった加戸守行・前愛媛県知事の墓参りを行うことであった。この墓前で、加戸さんのお人柄や生き様に、しばし思いを巡らせた。
 そしてその後、「子規記念博物館」を訪れて、常設展示と「内藤鳴雪・特別展」を見学。
 ところがこれが全くの「貸切博物館」。見学者は、私一人。展示を観ていると、ここに展示されている数多くの俳人たちから、「こいつは何者だ」と見つめられているような気もしてきた。…「大衆ならぬ、俳人たちの中での孤独」を味わったのであった。ハテ?

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