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6月21日(日) 逝くものは かくの如きか・・・ 移ろえる 世が求むるは 「自己革新」なり 

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 「幸福思想研究会」を開催。今回のテーマは、「ジョン・W・ガードナー著『自己革新』を読む」。
 著者のガードナー氏は、著者紹介によると、「20世紀後半のアメリカを代表する知識人であり、高い道徳心を持つ社会変革のリーダーとして多くの人々に影響を与えた」とある。自らがNPO法人を率いると同時に、スタンフォード大学などで教鞭もとった。ジョンソン政権においては、「保健教育福祉長官」に就任をし、アメリカの新時代を切り開く上に大きな貢献を行った。
 そんな著者が強調しているのが、時代は常に変化し続けているのであるから、それに対応して、まずは自己変革を遂げねばならないということである。そしてそれによってこそ、自らの人生を充実することもできれば、社会に対して大きな貢献も為せるというのである。ふと連想したのが、川の畔に立つ孔子。川の水は、常に昼夜を問わず流れ続ける、と語った言葉である。そんな気構えで、私たちも、生きていかねばならないと思った。

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6月20日(土) 中国の 「経済接点・香港」は もう用済みと 中国政府??

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 中国の全人代常務委員会が、「香港国家安全維持法案」を取りまとめて閉会。この法案は審議継続となり、近々成立となる見込みだという。
 この「国家安全法」は、香港において、国家分裂や政権転覆、テロ活動や外国勢力との結託が疑われる場合に、中国政府が香港に設ける「国家安全維持公署」が直接その取り締まりに当たれるとするものである。香港の他の法律と矛盾する場合にも、この法律の方が優先されるとしているから、中国政府の権限は非常に大きい。これによって、「一国二制度」は、ほぼ完全に空文化されることになるなるだろう。
 おそらく中国は、もう「香港の外に開かれた経済」には期待しないということだろう。他にも多くの扉を持っているから、「もう香港は用済みだ」と、その扉を閉ざす決断をしたということではないか。

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6月19日(金) COCOAなる 接触確認 アプリだが 人遠ざける 嫌縁サプリ?

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 厚生労働省が、新型コロナウィルス感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマホ向けアプリ「COCOA」の配信を始めた。同様のアプリは、すでに世界各国で配布が始まっているものであり、ウィズ・コロナ時代に、その第二波、第三波の蔓延拡大を防ぐ上に、重要度・実用性の高いものだと思う。
 しかしその半面で、心の中に寂しさを禁じ得ないのも事実である。それは、このアプリが、「 1メートル以内、 15分以上の接触」を確認する機能を持つものであるが、相手がウィルス感染者であるか否かが判然としない現状においては、すべての人に対して、人間的な濃厚接触を避けるように導くアプリとなりかねないからである。「COCOA」というネーミングも、ココアの香りが届く範囲内では、15分以上の話はしないように、と言われている気がしてならないのである。
 いわば、このアプリは、「人を遠ざける嫌縁サプリ」となって、人々の健康を守ろうとするものともいえよう。

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6月18日(木) 先行きに 不安と不満が 募る中 国民求むは 生贄の山羊?

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 東京地検特捜部が、この日、河井克行・前法務大臣とその妻、案里・参議院議員を逮捕。その容疑は、昨年夏の参院選で、広島の地元議員らに計2,570万円を配って買収したというものである。選挙が公正に行われるということが、議会制民主主義の根幹であり、これまでの報道内容から見れば、この逮捕は当然のことと言えよう。
 しかしその一面で、今の日本が抱えている深刻な諸問題、例えばコロナウィルスと共生する今後の経済の問題、対外的に強硬姿勢を強める中国の問題、さらには今年の11月に予定されるアメリカ大統領選挙の問題、孤立化を深める北朝鮮の問題などと比較すると、ここまで大きく取り上げて報道すべき問題なのだろうかという疑問も禁じ得ないのである。これはあるいは、国民が胸に抱く「不安・不満」に対して、そのはけ口を求める「スケープゴート」となっているのかもしれない、という気もしたのである。

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6月17日(水) 言うならば “マスクと共に 去りぬ”かな? コロナ一色 通常国会!

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 第201回通常国会が閉会。野党側は、新型コロナウィルス問題への対応が継続して求められており、しかも、河井・前法務大臣の疑惑が大きく膨らみ、さらに「イージス・アショア」配備計画停止という、大きな国防問題も浮上している中では、大幅に会期延長すべきだと主張したが、与党側の強い意向で閉会となった。
 振り返って、今回の第201回通常国会は、国民の関心を反映してか、「新型コロナウィルス問題」一色であった印象である。当初予算が成立した後、新型コロナウィルス対策の2度にわたる補正予算が審議され、それらがあっという間に成立した。野党も、いくつかの問題指摘は行ったものの、審議妨害の誹りを恐れて、基本的には、審議に協力する姿勢が目立った。テレビに登場する国会議員も、マスク姿で、その表情を隠した国会であった気がする。
 いわば、「マスク(仮面)国会」であり、シラケ気分が漂う中で、「マスクと共に去っていった国会」であった。

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6月16日(火) 南北の 連絡事務所 爆破さる・・・ 北朝鮮に ストレス貯まりて・・・

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 北朝鮮が、開城にある「南北共同連絡事務所」を爆破。この事務所は、2018年4月の南北首脳会議で合意され、同年9月に開設された、「南北融和の象徴」とされる建物であった。金正恩・委員長の妹である金与正・朝鮮労働党第一副部長が、3日前にこの爆破を予告していた。
 この爆破の背景は、現段階では必ずしも明らかではないが、おそらくは、北朝鮮国内に大きなストレスが溜まってきていることが原因であろう。人間の場合、そのストレスが限界を超えたときに、それが外に向かえば、暴力事件を引き起こし、内に向かえば、自害事件を引き起こすと言われる。おそらく北朝鮮も同様ではないだろうか。韓国に対して常軌を逸した言葉を使って、韓国の文政権を罵倒した。そして文政権が大きな実績としてアピールしてきた建物を破壊した。これは、外に向けての暴力行為と見えるが、実は自傷行為でもあるような気がしてならない。北朝鮮の内部に貯め込まれた政治的ストレスは、相当のレベルに達していると思われてならないのである。

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6月15日(月) 突然の 計画停止は イージーッス! アショア(あぁそうか)なんて すぐには言えぬ 

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 河野太郎・防衛大臣が、突如、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画を停止すると表明。その波紋が広がっている。
 この計画停止の最大の理由は、これまで配備予定地域に対して、ミサイルのブースターを演習場内に落下させると説明してきたにも拘らず、ソフトだけではその対応が困難で、ハードの改良を行わねばならないと判明したことであった。その対応には、これから先に相当の費用や時間が必要とされるため、「この配備計画は合理的なものではない」、と結論づけたという。今後、国家安全保障会議(NSC)に、報告し、正式決定する方針である。
 問題は、これまで、主に北朝鮮の核ミサイル攻撃に備えるため、必要不可欠な配備であると説明してきたことである。計画推進のどこに問題があったのかよくわからないが、今回のイージーな対応には、簡単に「あっそう」とは言えそうにない・・・。

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6月14日(日) 明治期の 青年群像 その足場には 日本を取り巻く 厳しい現実

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 6月の「人間論ゼミ」は、急遽テーマを変更して、「日露戦争と秋山兄弟」とした。というのも、当初は『周恩来秘録』を取り上げ、周恩来の人生や思想について語ろうと思っていたのであるが、準備が間に合わなかったため、以前に一度中止としていた秋山兄弟を取り上げることにしたのであった。
 とは言え、「人間論ゼミ」であるから、日露戦争でどのような戦術を繰り広げたかという議論を行うよりも、なぜこの兄弟が、日本国家のために全身全霊を尽くして戦ったのか、という点に関心があり、それを論じようとすれば、どうしても当時の日本が置かれていた危機的な状況を話さねばならなかった。そこで、ロシアの南下政策や朝鮮の事大主義、中国清の便宜的対応などを取り上げ、日本の独立を守るために命をかけて生きた明治神の気概を語りかける勉強会となった。
 今の日本も、多くの困難を抱えている。今回の勉強会を通して、改めて明治青年たちに学ぶべき点が多くあると思った。

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6月13日(土) 「天安門」 会議は駄目と 部屋閉じて 言論封殺 Zoon Upに

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 オンライン会議ソフト「Zoom」を提供している米国企業が、「天安門事件」に関する会議を、中国政府からの依頼によって阻止していたことが明らかになり、批判が強まっている。
 このオンライン会議室を閉鎖した理由は、「会議に参加する人は、それぞれの地域の法律を守るように求められている」とする規定に基づいて、中国政府が天安門事件への言及が厳しく統制している状況の中では、中国国内からの会議への参加は許されない、と判断したのだそうだ。
 日本でも、トラブルが予想される催しに会議室を貸し出さないということはよくある話で、それが表現の自由がより尊重される「オンライン情報空間」上で行われたので、この問題が「Zoom Up」されたということか。しかし、情報には、モノの移動と比べて、その移動に障壁を設けにくいという特質がある。おそらくは、この会議室が使えないならば、別の方法で、情報のやりとりをしていると考えるべきであろう。

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6月12日(金) 第2次の 補正予算が 成立す 審議一日 6兆円なり 


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 今日、2020年度第二次補正予算が成立。新型コロナウィルス対策を推進するための予算であるが、この3ヶ月の間に、当初予算、第一次補正予算、そして今回の補正予算と3つの大型予算が次々に成立し、その総額は160兆円を超える。国民の生命を脅かす感染症蔓延に対応するための予算であり、その必要性と重要性は極めて大きなものがあると思うが、それにしても、これほどに大きく膨らんだ予算は、今後長期にわたって様々な問題を孕むことになるわけであり、諸手を挙げて賛成というわけにはいかないところがある。
 今回の二次補正予算の総額は、31兆9,114億円である。この補正予算が国会に上程されて、わずか5日で予算が成立したということは、審議日数一日あたりの予算額は、6兆3,823億円にもなる。緊急事態だからというのはよく分かるが、先の見通しに対する議論もそこそこに、これだけの大型予算が成立するという姿には、いささか疑問を禁じ得ないところがあった・・・。

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6月11日(木) 都知事選 告示を前に アラートを 虹にする知事 東京変身!

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 今日、小池・東京都知事は、6月2日に発動した「東京アラート」の解除を決定。新規感染者数や感染経路不明率、週単位の感染者増加比の3つを指標とする「東京アラート発動基準」が、この日にすべて下回ったというのが、その解除理由である。早速、赤色にライトアップされていた「レインボーブリッジ」や「東京都庁」は、虹色のライティングに切り替えられ、テレビ画面上では、多くの都民が、アラート解除の喜びを語っていた。
 この報道を聴きながら私が連想したのは、仮面ライダーの決めポーズ「変シーン」であった。仮面ライダーは、変身とともに、「より強いヒーロー」になる。小池都知事も、東京の街を変身させる知事として、その強い指導力をアピールしようとしたのであろうか。もう1週間後には東京都知事選の告示。「私が動けば、東京の街をあっという間に変身させるわよ」という声が、天空から聞こえてくるような気がしたのであった。

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6月10日(水) 甲子園にて 春の選抜 選手らが 交流試合・・・ 何とも粋だね 

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 このしばらくは、新型コロナウィルスの問題もあって、心が晴れやかになるニュースに触れることがほとんどなかった。今日は、そんな曇天に太陽の光が差すような話題が、ニュースで報じられた。それは、今年の春に、新型コロナウィルス感染症の影響で春の選抜甲子園大会が中止となったため、を支援でプレーする夢を否定された選手たちを、交流試合とは言え、この8月に、甲子園に招いて試合を行うという方針を決定したというニュースであった。
 私は、この報道を聞いて、「なんとも粋な判断をしたものだ」と思った。「粋」とは、「垢抜けしている姿」を意味すると同時に、「人情や世情に通じているさま」を表わす言葉でもある。一途に甲子園出場を目指して努力してきた選手たちの心をうまく汲み取った決断であったと思う。世の中のことは、合理性や効率性などを考える理屈だけでは駄目で、やはり人の心に静かに響く人情も必要だと思う。そんな話題が広がる日本の国になってほしいものだと思った。

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6月9日(火) 香港で デモが始まり 丸一年 汽水に生きる 人ら悲しき

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 香港で大規模な民主化デモが最初に起きてから、今日で丸1年となる。「 一国二制度」を否定するかのような中国政府の強硬な姿勢に対して、香港市民たちが立ち上がったデモであった。ちょうど1年前のデモには、 103万人もの市民が参加したという。それ以来、引き続き幾度にもわたる衝突を繰り返す中で、「香港独立、唯一出路」というスローガンが連呼されるようになり、中国政府は強い危機感を抱くようになったのであろう。そして先日には、 「全人代」において、香港の反体制運動を厳しく取り締まる「香港国家安全法」制定方針を採択したのであった。
 香港という土地は、河口で、水と塩水とが入り交じる「汽水域」のような土地である。中国そのものではなく、かといって、西欧でもない。両方が複雑に入り乱れて土地である。そんな場所で暮らし働く香港の人たちは、国際情勢の変化を敏感に受け止めざるを得ない。翻弄されざるを得ない。なんとも悲しき人たちである。

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6月8日(月) 世銀から 成長予測が 公表されたが 世界景気は 戦後最悪?

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 世界銀行が、今年の世界経済の予測を公表。それによれば、「世界経済は過去に例のないスピードで下ぶれしている」と指摘し、「第二次世界大戦後で最悪の景気後退」になるだろうと予測しているのである。
 その今年の経済成長率予測は、マイナス5.2%である。ただこれも、新型コロナウィルス拡散の影響が今年の後半には落ち着くことが前提であり、もしそうならなかった場合には、さらに厳しい状況が生まれるだろうとしている。
 今回の事態は、「皆既日食」に例えられるかもしれない。ある時突然、太陽の光が消滅し、真っ暗な世界が広がる。見上げれば、太陽がある場所には、太陽コロナが神秘的に輝いている。このような事態に遭遇した原始人達は、さぞかし驚き、恐れおののいたことであろう。
 ただ、この日食はすぐに終わる。元の風景がすぐに戻ってくる。今回の新型コロナウィルス問題も、ぜひそうであってほしいと願わざるをえないのである。
 

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6月7日(日) これまでの 常識否定の 学問は 通常頭にゃ 入り切らない!

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 7 月の「フォレスト・トレンド勉強会」では、「量子力学」の問題を取り上げた。物理学の世界において、 20世紀に2つの大発見があったとされるが、その一つが、アインシュタイン博士が発見した「相対性理論」であり、もう一つが、今回取り上げた「量子力学」である。
 この量子力学は、電子や陽子などといった、極小の世界を取り扱う学問であるが、そこで導き出されてくる結論は、私たちの常識を否定するものである。「量子」は、粒子であり、波動でもあるといわれる。また、この「量子」の振る舞いは、その位置と運動を共に明らかにすることは絶対にできないといわれる。「古典力学」の世界で常識とされてきたものが、簡単に否定されてしまう世界なのである。
 それだけに、この勉強会も困難を極めた。そして途中でギブアップせざるを得なかった。しかし、そんな訳のわからない世界に向かって挑戦し続ける気構えは、とても尊いものだと、自己納得したのであった。

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6月6日(土) トランプは 「国家分断 大統領」! 元側近の 異例の批難!

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 アメリカのトランプ大統領には、このしばらく、強い逆風が吹き始めている印象である。新型コロナウィルス拡散問題に対して、適切な判断と対応をしなかったと、批判されている。そしてその感染拡大の影響で、売り物であったアメリカの好景気にも、大きな陰りが生まれてきている。また、白人警察官が、黒人を窒息死させた事件では、トランプ大統領を批判する大規模な運動が起きている。さらに、かつて側近と言われた、マティス・元国防長官が、「ドナルド・トランプは、私の人生で初めて、米国民を団結させようとせず、そのそぶりさえ見せない大統領だ。その代わりに、彼は米国を分断しようとしている」という強い非難を、アトランティック誌に寄稿したのだそうだ。
 人間には、好調な時ばかりではなく、何をやってもうまくいかない時もあるだろう。そんな不遇の時に、徳のある人であれば、周りの人が守ってくれる。しかし、トランプ大統領の場合は、どうもその逆であるように、私の目には見える。

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6月5日(金) 拉致解決に 生涯捧げた 横田さん 一念通じず 旅立ちにけり

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 北朝鮮による拉致の被害者である横田めぐみさんの父親、滋さんが、この日の午後3時前に、死去。 87歳であった。娘の救出のために、妻・早紀江さんとと一緒になって、その半生を捧げ尽くした人生であった。必ずや生きているうちに、娘との再会を果たしたい、と語り続けたその胸中は、私などには伺い知る由もないが、さぞかし残念であったと思う。心からご冥福をお祈り申し上げたいと思う。
 それにしても、よくも43年もの間、ただ娘の生還を信じて、この困難な運動に取り組み続けたものだと思う。「一念岩をも通す」という言葉がある。いかなる困難であっても、その思いさえ強く貫けば、いつの日にかそれは果たせるものだという意味の言葉である。しかし、北朝鮮という独裁国家の岩盤は、そんな一途な思いさえも弾き飛ばすほどに堅かった、ということだろう。横田さんの人生に思いを巡らせると、なんともやるせないきもちになってしまう。
 

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6月4日(木) また記録 藤井七段 17歳 最年少での タイトル挑戦

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 この日、将棋の高校生プロ、藤井聡太7段が、「第91期棋聖戦」の挑戦者決定戦に臨み、永瀬2冠を破って、初のタイトル挑戦を決めた。
 今回この勝負が注目されたのは、タイトル戦初挑戦を決めた年齢が、将棋界の最年少記録となるからであった。この記録更新は、実に31 年ぶりとなるのだそうである。今回は特に新型コロナウィルスの影響で、将棋の対局試合も行なえない状況が続き、一時はこの記録更新は見送らざるを得ないとの観測が広がっていたそうである。しかし、ようやく対局が始まり、最年少記録をわずか4日間短縮したに過ぎないとは言いながら、先に述べた通りの快挙を達成したのであった。
 この「最年少記録」ということに、どれほどの本質的意味があるのかはよくわからないが、それでも、若い棋士が先輩たちを打ち破り、その道を切り開いていく姿は、感動的である。心からのエールを送りたいと思う。

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6月3日(水) 祈りの日 新宮地域の 聖地を巡り 磁場の強さを 測ってみたよ…


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 6月1日には、松山市方面に出かけたので、今日を「 6月の祈りの日」として、新宮に向かった。
 まず最初に訪れたのが、「仙龍寺」。ここは、川之江側の山腹にある「四国霊場第65番札所・ 三角寺」の「奥の院」である。かつて空海が四国での修行中に、この場所で護摩を焚いたとされる場所が残されている。
 ここを訪れたのは、「磁場調査」を行うためであった。少し前の「幸福思想研究会」で、中央構造線上、ないしは少し南に寄った場所には、「ゼロ磁場」と呼ばれる場所があり、その磁場が、人の心に心地よさを与えるという記述があったので、若葉書院がある新宮地域の「聖地」とされる場所での「磁束の強さ」を測ってみようと思ったのである。
 その結果は、平均値より若干弱いかもしれないという程度の数値であった。ただこの測定では、場所や時間経過の中でかなりかなり数値が変動するので、今後も、時間を見つけて継続して測定をしてみたいと考えている。

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6月2日(火) 感染者 増加傾向 見られると 制限解除の 直後にアラート

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 この日の夜、東京都の小池知事は、新型コロナウィルスに対して、さらに警戒の必要があるとして、「東京アラート」を発令。これによって何らかの規制や休業要請が行われるということではないものの、東京都庁とレインボーブリッジを赤色灯で照明して、都民に十分な注意を払うようにと呼びかけることにしたものである。
 早速、テレビのニュースなどでは、この真っ赤な東京都庁とレインボーブリッジが映され、新たな話題を提供している。
 小池都知事といえば、もともとマスメディア出身ということもあってか、一般の人々に対して、そのアピールがとても上手な政治家である。自分がつけているマスクを外したというだけで、大きな話題になる。取材記者たちの質問に対してのやり取りも、とても巧みである。その話題作りのために、あえて様々な制限が解除された6月1日のすぐ翌日に、満を持してこのアラートを発令したか、とそんな気さえした、今回の取り組みであった。

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6月1日(月) コロナ明け 子規博物館を 訪ねたが 俳人たちの 中での孤独・・・

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 今日は、「緊急事態宣言」が解除されてはじめての月曜日ということもあって、日本各地の公共施設や観光施設などが一斉に再開された。長かった自粛生活も、ようやくこれで終わり、という気分が、各地にあふれている。
 そのような中、私も、久々に松山市に出掛けた。一番の目的は、少し前にお亡くなりになった加戸守行・前愛媛県知事の墓参りを行うことであった。この墓前で、加戸さんのお人柄や生き様にしばし思いを巡らせた。
 そしてその後、「子規記念博物館」を訪れて、常設展示と「子規派の長老、内藤鳴雪~子規と歩んだ第二の人生」とタイトルがつけられた特別展を見学した。ところがこれが全くの「貸切博物館」。見学者は、私一人。展示を見ていると、ここに取り上げられ、展示されている数多くの俳人たちから、こいつは何者だ」とばかり見つめられているような気もしてきた。なんとも「大衆ならぬ、俳人たちの中での孤独」を味わったのであった。

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5月31日(日) 「死」というは 「神」の問題? 「人」のこと? 死んだ後には 何が残るの?

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 「人間哲理研究会」の日。今回のテーマは、「村上陽一郎著『〈死〉の臨床学』を読む」。
 著者の村上氏は、科学史や科学哲学を専門とする日本の研究者である。1936年のお生まれであるから、今83歳、自分自身が死を強く意識するようになる中で、この問題を様々な視点から取り上げて論じている本である。
 このしばらく、死を巡る日本人の状況が大きく変化してきている。かつては人生50年と言われたのが、今や平均寿命が80歳を超えている。仕事を終えてから死を迎える日まで、長い時間が残されるようになっている。さらに自宅で看取られるのが当たり前であったのが、今ではほとんどが病院である。死亡原因も、大きく変わってきている。
 死を意識してこそ、その生を輝かせることができる、とよく言われる。私も、もうすでに65歳。死ということを見据えて、今をどう生きるか、そして何を残していくべきか、などと考えるべき年齢になってきたということであろう。

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5月30日(土) 頑丈な コピー機だったが 故障時の 部品が無くなり 取り替えたのだ…

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 これまで約12年間使い続けてきたコピー機を、いよいよ交換。なかなか高性能のコピー機であったのだが、このしばらく、さまざまな故障トラブルが起こるようになり、しかも、修理にやってきたサービスエンジニアの方が、修理にはまず部品の在庫があるかどうかの確認から始めなくてはならない、と言われるようになっていた。コピー機の場合、その修理に必要な部品の生産を行うのは8年程度であり、それ以降は、残っている在庫品を使いながら修理に当たっているのだそうだ。そして、どうしても部品が手に入らなくなれば、もう修理はできなくなるということであった。
 だから、これまでのコピー枚数はそれほど多くもなく、まだまだ使えそうなのになぁと心を残しながらも、やむなく新しいコピー機に切り替えることにした。しかし、プリンターやスキャナーとしても使ってきた機械であっただけに、交換すると、新しい機械を使いこなすまでに、様々な問題がある・・・これから先の苦労にも、思いを巡らせたのであった。

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5月29日(金) 年金は 100年安心? いつだって メンテナンスを やってのことだが・・・ 

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 この日、「年金改革法」が成立。これによって、公的年金の受給開始年齢が75歳ぐらいまで繰り下げられるようになったり、働く高齢者の年金削減額を少なくしたり、パート等の厚生年金加入条件を緩和して、多様な働き方にも対応できる年金にするとしている。
 とはいっても、今回の改正の真の狙いは、日本国内で少子高齢化が進行する中で、高齢労働者が働きやすくなる環境を整備するとともに、厚生年金の適用拡大を行うことで、年金財政の収入を増やすことにあるようである。
 かつてこの年金問題が国会で取り上げられた時に、「年金は100年安心」という言葉がよく語られた。それは、何もしないで安心というのではなくて、その時々の状況に応じてメンテナンスをきちんとやれば、この制度は100年保つことができるという意味であり、結局は、働く世代の年金負担額を増額する形で、この看板を守るということになっていくのであろうと思う。

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5月28日(木) 全人代 「香港国家 安全法」 採択したるは 覚悟の表明?

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 中国の全人代は、この日、香港における反体制活動を禁ずる「香港国家安全法」の制定方針を採択して閉幕。この法律が制定されれば、それ以降は、中国政府が独自に国家安全に関する機関を香港に設置し、反政府運動に対しての直接の取り締まりができるようになる。これは、香港における高度な自治を認めてきた「一国二制度」の根幹を揺るがすものであり、国際世論も強く批判を行っている。
 とりわけアメリカのトランプ大統領は、この法律を制定すれば、中国に対する新たな制裁措置を課すと語ってきており、今後新たな米中対立の火種になりそうである。しかし、習近平・国家主席は、「これはあくまでも国内問題であり、外国からのを介入を許さない」、との姿勢を堅持している。 「トランプさん、中国は、もうあんたの手のひらの上で踊ることはしないよ」と、喧嘩も辞さないという覚悟を示した、今回の決定であったように思う。

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5月27日(水) 第2次の 補正予算を 閣議で決定! 財政規律は 後の事だと・・・

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 今日、臨時閣議が開かれて、 2020年度第二次補正予算案を決定。その事業規模は過去最大となる117兆5,000億円程度。一般会計からの追加歳出は31兆1,114億円に及び、補正予算として過去最大となる。今回の感染症で打撃を受けた企業の資金繰り支援に力を入れていて、その家賃の補助や雇用維持の施策を盛り込んでいる。また、困窮する学生への支援や医療・介護者への給付金なども盛り込まれている。
 ただ問題は、今回の補正予算についても、追加歳出はすべて国債で財源を賄う形となっていて、 2度の補正予算を含めた2020年度予算の歳出総額の56%までも、借金で賄う計画になっていることである。これは昨年度が36%であったことからすると、異常な膨張ぶりである。もっとも、国民の生命にかかわる問題であちこちで火が燃え盛っているわけだから、まずは、その火を消すことが第一だという判断はよくわかる。安倍総理の胸の中も、大きな葛藤の火が燃え盛っっているのであろう。

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5月26日(火) 日立では 人事制度が 見直され With Coronaでも 在宅勤務!

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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために取られていた「緊急事態宣言」が解除され、これからの取り組みについて、様々な場で、検討が進められてきているようである。とは言え、これでコロナウィルスが消滅したというわけではなくて、私たちの周りに潜在する形で生き続けている「With Corona」の状態であるから、警戒を緩めて、第二波、第3波の感染拡大を引き起こさないよう、これから先も、地雷原を歩むような細心な注意が求められることとなりそうである。
 今日は、経団連に中西会長を送り出している「日立製作所」が、人事制度を見直して、今回の問題が終息した後も、在宅勤務を続けることができるような対応行うと発表した。国内で働く社員の約7割に当たる約2万3,000人が対象となるのだそうだ。企業でも、「新常態」の模索が進められているということであろう。
 日立のマークといえば、「太陽マーク」。つい、そのマークに、新型コロナウィルスを連想したのであった。

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5月25日(月) 安倍総理 「緊急事態」を 卒業し 「新日常」に 進学決断!

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 今日、政府は、取り残されていた首都圏と北海道の「緊急事態宣言」を解除。この日、記者会見に臨んだ安倍総理は、「これからは、新型コロナウィルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指す」と語った。
 確かに、これまでの「緊急事態宣言」の下で、様々な外出規制や社会活動規制が行われてきたが、この状態を続けていけば、企業活動も成り立たず、日本経済は苦境に陥り、さらに文化活動などの社会活動も、大きな打撃を受けかねない状況に立ち至るだろう。様々な思いは宿しながらも、新たな段階に進んでいかねばならない。それを政府は「新しい日常」と表現している。この新日常を築き上げるまでには、新たな困難が待ち構えているであろう。しかし、そうだとしても、進んでいかねばならないという決断である。
 それは私たちの人生そのものの歩みでもある。一つの段階を卒業して、次の段階に移っていく。それを私たちの社会も繰り返していかねばならないのである。

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5月24日(日) 音楽は いつしか心に 入り込んで 内から人を 動かす力だ!

24niti
 「幸福思想研究会」。今回取り上げたのは、飯田史彦著『域外の音楽療法』という、CD付きの本であった。
 この本は、気分がふさぎ込んだり、精神的な病に罹患した人たちに対して、音楽の力を使って、その症状を緩和していくことが出来ないかと著者自身が取り組んできたことを具体的な歌とともに紹介している本であった。そして著者自身が作詞作曲をした歌が、CDとなっていた。
 著者は語る。「本の場合、いくら良いことが書いてあっても、本人に読む気がなければ、心に入っていかない。インターネットやテレビなども同様である。それに対して、音楽の場合は、本人に聞く意志があろうとなかろうと、それが自然の内に耳から入り、さらに心に入り、心を動かす力となっていくのである」と。
 この視点はとても面白いものだと思う。私自身も、音楽の力を自分の活動に活かしたいと考えているので、こんな視点を胸に、今後の活動を考えていきたいと思ったのである。

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