6月30日(火) 中国が 「清」の末期に 似てきてる…? 金と力で 統治可能と…
中国の習近平国家主席は、今日、「香港国家安全維持法」に署名し、公布・施行した。
この法律によって、中国政府は、香港に直接「国家安全維持公署」を設置し、国家分裂、政権転覆、テロ活動、外国勢力との結託を行おうとする者に対して、それを犯罪として逮捕できることとなった。この運用指針は必ずしも明確でないため、中央政府は、かなり恣意的に運動家たちを取り締まることができるようになると言われている。
私はこの報道を聴きながら、「清の時代」の末期を連想していた。当時の権力者・西太后は、金と力を駆使して、政敵を追い落として、権力を保持することに長けていたという。今の習近平体制に、私は同様の匂いを感じてならない。ならば、香港の民主化運動だけでなく、中国共産党統治の時代も、そろそろ黄昏の時を迎えているということであろうか。
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