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9月30日(水) 人生の 経験・知恵が あるはずの 候補が揃って 老いの一徹!

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 11月3日投票のアメリカ大統領選挙を前に、共和党のトランプ大統領と、民主党のバイデン前副大統領が、初のテレビ討論会。
 私も、この様子をテレビで視聴していたのであるが、途中で嫌になって、電源を切った。世界の今後に大きな影響を及ぼすアメリカ大統領選挙であるから、今後の展望をどう論じ合うのだろうかと思っていたところが、両候補の間では、非難の応酬だけ。しかも、相手の発言中に割り込んだり、感情的な発言で終始したりと、とても聞けたものではなかった。
 この二人の候補は、ともに高齢である。人生経験も豊富であろうし、様々な困難を幾度も乗り越えてきて、知恵も豊かであるはずなのに、深みのある議論はほとんど何もなく、ただのサル芝居であった。「老いの一徹」という言葉もあるが、自己主張と頑固さばかりが目についてならなかったのであった。

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9月29日(火) 今日ついに コロナウイルスの 死者数が 100万人を 越えたと聞けり

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 アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、今日、全世界の新型コロナウイルスによる死者数が、100万人を超えたという。累計感染者数は3,327万人ということであるから、全世界での感染率は約0.5%、そして感染者の中での死亡率は約3%ということになろうかと思う。ちなみに、インドでは一日あたりの死者数が1,000人を上回り、世界最多となっていて、沈静化しつつあるとされるアメリカでも、750人に及んでいるという。
 そんな世界の中で、一人気を吐いているのが、中国である。9月8日には、国内で23日間、新たな感染者が一人も出ていないとして、医療関係者などを招いての「勝利式典」を開催したという。そして世界に向けて、「こんな中国に見習え」と強くアピールしている。
 それに対し、国際社会は反発。中国の「唯我独尊」的体質が露わとなったようである。

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9月28日(月) 所得税 納税しない 人物が 大統領とは 偉大な国か?

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 昔からよく、貧しさの中から志を持って立ち上がり、偉業を成し遂げた人を称える国を、「偉大な国」と呼ぶことがあった。しかし、今のアメリカでは少し話が違ってきているようだ。
 今回、トランプ大統領の納税記録の一部が明らかとなり、大統領就任前の15年間のうち、10年間は連邦所得税を支払っておらず、大統領選で当選した年と翌年がそれぞれ750ドルであった、とNYタイムズが報じた。それに対して、大統領は、「フェイクニュースだ」と反論したものの、その納税記録公開を明言せず、事実上、その報道を認めた形となっている。
 つまり、トランプ大統領が「アメリカを再び偉大な国にしよう」と訴えるスローガンとは、「大金持ちが納税しないですむ国こそが偉大な国だ」という意味だと受け取られかねない事態である。しかし、このような説明が、今後の選挙戦で通用するものなのであろうか。

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9月27日(日) 正代が 初優勝を 決めた日に 論ずは「衰退 日本人」なり

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 大相撲の千秋楽。両横綱が欠場して混戦が予想されていたこの秋場所で、結局、正代が初優勝を決めた。成績は13勝2敗。今回の優勝で、大関昇進もほぼ確実ということである。
 正代といえば、その代名詞は、「ネガティブ力士」。今から5年前に新十両に昇進したときの記者会見で、対戦したい力士を聞かれて、「全然ない。できればみんな当たりたくない」と答えたことからつけられたものなのだそうだ。もっとも本人によれば、ちょうどその時がオフの気分だったから、そんな発言になっただけということのようではある。
 この日の勉強会のテーマは、「中野雅至著『これからの20年、3極化する衰亡日本人』を考える」であった。激しい変化の中で、いかに日本人が生きていくべきかを問いかけた本である。ネガティブではなく、前向きに困難に立ち向かう日本人であってほしいと願う。

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9月26日(土) 最高裁 判事に「保守派の 女性」をと 米大統領は 深謀遠慮?

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 トランプ大統領は、今月死去したギンズバーグ・最高裁判事の後任に、保守派の女性判事として知られるエイミー・バレット・シカゴ連邦高裁判事を指名。ホワイトハウスで、その発表とともに、記者会見も開催した。
 この問題は、トランプ大統領の「選挙利用」との批判があり、大きな議論を呼んでいる。
 トランプ大統領の言動からすると、この起用は、①保守派であること、②女性であること、③大統領選の激戦区である中西部のラストベルトで活動していたこと、などが理由であったようだ。そして、トランプ大統領は、国民から選ばれた大統領の職責として、この指名の議会承認を、選挙前に断行する、としている。
 トランプ大統領の発言には、自分自身の選挙への深謀遠慮が見え隠れするため、なかなか事が進みそうにない。選挙対策上は、大きな話題になる方がよい、ということかも…。

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9月25日(金) 10月からは 全世界からの 入国を 順次緩和と 総理が表明

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 菅総理は、この日開かれた「新型コロナ感染症対策本部」で、これまで原則禁止としてきた外国人の入国について、長期滞在者の新規入国を、10月1日から順次認める方針を発表。これまでの禁止措置を続ければ、経済面の打撃が大きくなるため、「観光客以外については、日本人外国人を問わず、検査をしっかり行った上で、できる限り往来を再開していく方針で臨む」と語った。
 これは、1か0かではなく、感染拡大状況や世論の動向を見つつ、バランスを取りながら臨まねばならない微妙な問題であろう。また、国民や経済界が納得できる説明を、適宜適切に行わねばならない問題でもあろう。
 その意味では、菅総理の能力と姿勢が、厳しく問われる問題となることは間違いがない。新総理の下での日本丸、果たして、この難局をうまく乗り切れるか否か…である。

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9月24日(木) 加州では 15年後の 自動車は ノン・ガソリンだと また取る杵柄

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 アメリカ・カリフォルニア州のニューサム知事が、15年後までに州内で販売されるすべての新車を、排ガスを一切出さない「ゼロエミッション車」にするよう義務付ける方針を発表。カリフォルニア州といえば、かつて1960年代に、世界に先駆けて、厳しい排ガス規制を打ち出し、公害問題に対する先進地として知られるようになったことを思い出す。
 つまり、今回の知事発表は、かつての「杵柄」を改めて手にして、世界に新たな潮流を生み出そうとするものだとも言えるだろう。もっとも今回は、すでにヨーロッパ諸国での対応も進んでいることから、自動車を大きく変化させるものとなるに違いない。自動車がなくなるわけではないとしても、急速に進むテレワークなどを見ていると、人や物の移動そのものを最小限に抑えるという社会が生まれてくるのかもしれないなと思う。

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9月23日(水) 国連の 首脳演説 米中が 激しく対立 こりゃ「くくれん」ぞ

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 国連総会の一般討論演説が始まり、アメリカのトランプ・大統領は、今世界に蔓延する新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼び、「この感染症を世界に広げてしまった中国に責任を取らせなければならない」と強く非難した。それのみならず、貿易問題、環境問題などでも、中国批判を展開したという。
 それに対して、中国の習近平・国家主席は、新型コロナ問題を「政治問題化して、中国に汚名を着せることに反対する」と強く反発。二大大国が激しく対立する総会となっている。
 そもそも国際連合は、第二次世界大戦の惨禍を目の当たりにした国際社会が、もう二度とこのような悲惨な戦争を起こさないように、議論を通して協調する場を設けようと設立されたはずである。ところが、今は、意見を集約する「国連」ではなく、意見をうまく「くくれん」組織となってきつつあるようである。

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9月22日(火) イタリアで 国会議席を 3割削減! 今後はそんな 時代なのかも

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 イタリアで、国会議員の定数削減を問い掛ける国民投票が行われ、その結果、賛成票が約7割になり、これまで上下院合わせて945あった議席が、600議席にまで削減されることとなった(上院の315議席が200議席に、下院の630議席が400議席になる)。
 この国民投票は、2年前の総選挙後に連立与党入りした市民政党「五つ星運動」が、既得権益打破のシンボルとしてきたものであった。そして、コロナ危機などもあって厳しさを増している国家財政への懸念も加わり、国民がそれを強く支持したものと思われる。
 この財政困難は、イタリアだけではなく、世界各国でとても深刻な状況に陥っている。今回のイタリアの議席削減の動きは、おそらく世界に波及していくだろう。日本もその例外ではありえない。また政治改革の御旗が打ち振られる賑やかな時代となってきそうである。

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9月21日(月) 富士山に “初雪化粧”! 去年より 一月余りも 早かったって…

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 母の葬儀の翌日、TVニュースを見ていると、富士山の「初雪化粧」が報じられていた。これは、気象庁が行う「初冠雪宣言」とは別に、富士吉田市が富士山の降雪を確認して、独自に宣言を発しているものだという。
 報道によれば、昨年の場合は、この「初雪化粧」が10月23日であったという。つまり、今年の場合は、昨年よりも1か月余りも早く、この宣言が出されたということである。
 今年の夏は、暑かった。観測史上、最も暑い夏であったという。それからすれば、雪が降るのも例年よりも遅くなるに違いないと考えがちであるが、逆に、こんなに早まってしまったということに、意外感がある。
 私の心象風景としては、天も、母の死に対して、もうここでその区切りをつけよと、新しい季節の到来を告げているのではなかろうか…そんな気持ちがしてきたのであった。

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9月20日(日) コロナ禍で 誰にも知らせず 身内で葬儀! 静かな別れに 母の悲しみ…

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 続いて、今日は葬儀。親族だけで少人数で静かに母を送り出す「親族葬」であった。
 もうこれで母には会えなくなるのだ、と思うと、その淋しさもひとしおである。生前の母の言葉を振り返り、様々な思い出を頭の中に蘇らせる。どういうわけだか、母に辛い思いをさせたことばかりが、頭の中に次々と浮かんできて、申し訳ない気持ちになってしまう。
 母は、気丈夫であった。どんなに辛く苦しいことがあっても、それを子どもたちに負わせず、自分が背負っていた。晩年になると、自分の死を意識し始めたのか、辛かった思い出などをよく語るようになってはいたが…。
 「人生は、思うにまかせないことが多いけれど、そんなことに負けちゃダメだ」と、母からはいつも励まされてきた気がする。そんな思い出が、この別れの時間に、大きな悲しみとなって、胸から湧き出してきたのであった。

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9月19日(土) 母の通夜 家族みんなで 集まると ひ孫含めて 10名余り…

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 今日は通夜。母を斎場に移して、通夜の法事を行った。そこには、母の血を引く人たちが集まってきた。父と母の間には、2人の男児が生まれ、その2人が結婚し、そこに孫が生まれ、さらにその孫が結婚して、ひ孫までも生まれた。その総数を数えると、10名。そしてその伴侶などを含めて、15名にもなる。これが小野家の家族。母の89年半の人生の奮闘によって、これだけの子孫が育まれ守られてきたかと思うと、深い感謝の念が湧き上がってくる。
 ひ孫にあたる小さな子どもたちも駆けつけて来た。ほぼ同年代の子どもたちだから、集まると、とても賑やかである。こういう子どもたちが育ってきているのだから、年長の方からこの世を去っていくのも当然の理なのだろうな、と思う。母の人生が、多くの命を残した意義深いものであったことを、改めて讃えたい気持ちにもなったのである。

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9月18日(金) にぎやかに 人の集まる 家が良い… そう語っていた 母の思い出

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 昨夜のうちに、葬儀社の職員が家に駆けつけてきて、通夜や葬儀の段取りを打ち合わせた。そして、今回は、親族以外にはこの訃報を伝えず、限られた人たちだけで母を見送ることとした。これはもちろん、新型コロナウイルス感染のリスクを考えてのことであった。
 この判断には、実は、逡巡もあった。母は生前、広い交友を保っていた。そして家というものは、人が数多く集まってくるのがいい、と常々語っていた。そんなことからすると、盛大な葬儀で見送りたい、という気持ちもあったが、やはり今の世相では、いかがなものかと、ささやかに見送ることにしたのであった。
 午前中から、親戚の人たちが次々に弔問に訪れてきた。そして夜には、親族が集まって身内での読経も行った。
 それに対し、母は何も語らない。それがかえって私の心の悲しみを深めたのであった。

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9月17日(木) コロナ禍に 入院加療の 我が母は たった一人で 旅立ちにけり

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 この夜、母の訃報が飛び込んできた。母は数年前から体が弱ってきて、自分の足で歩けなくなったことから、老人ホームでの生活となっていた。少し前にそこから病院に移り、入院加療を受けていた。時折病院から病状を聞いていたのであるが、大分良くなってきていると報告を受けた直後の、この報せであった。享年は90歳。近年の体力の弱まりからすると、天寿を全うしての旅立ちであったと思う。
 しかし心残りは、この約半年間、ほとんど面会も叶わず、たった一人で黄泉の世界に旅立たせてしまったことである。これはもちろん、新型コロナウイルス対策で、施設や病院の厳しい防疫態勢によるものであったが、家族としては、本当に辛いことであった。
 それに詫びる気持ちも込め、この夜は、久しぶりに帰宅した母の横で、一夜を過ごした。様々な思い出が、頭の中を駆け巡った…。

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9月16日(水) 順風の 船出と呼べる ものではないが 菅内閣が 動き出しけり

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 この日の夜、皇居での首相親任式と閣僚の認証式を経て、菅内閣が正式に発足。日本政治の顔が、安倍氏から菅氏へと引き継がれ、日本政治は、新たな船出となった。ここに至るまでの道筋は、極めて順調であった。国民からの内閣支持率も高そうである。
 しかし、それは、これから先の穏やかな航海を意味するわけではない。新たに船出した「菅義偉内閣丸」の行く手には、数多くの暗雲が垂れ込めている。新型コロナ問題は未だ解決していない。来年にはオリンピックやパラリンピックもある。さらに経済は、ひどい落ち込みを示している。様々な災害も起きた。米中の激しい対立の中で、日本の進路が厳しく問われている。政治倫理の問題もある。加えて、巨額の赤字を抱える財政問題や行政改革などの困難な問題もある。
 早速、菅船長の力量が問われる場面だ。

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9月15日(火) 菅総理 誕生前日 もう既に 閣僚名簿が 出来上がっていた…

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 昨日、新しい自民党総裁に選ばれたばかりの菅義偉・官房長官が、今日は、自民党の幹部人事を行い、二階幹事長を再任するとともに、佐藤勉・総務会長、下村博文・政調会長などを新たに任命した。そしてそれと同時に、新しい内閣人事にも着手。閣僚に内定した人たちの名前が次から次へと報じられている。
 それにしても、夜のニュースで全閣僚の名簿が紹介されたことには、大きな違和感があった。組閣本部は、正式に内閣総理大臣に指名された後に設けられるものである。総理にまだ決定していないのに、新内閣の名簿が全て明らかになるというのはいかがなものか。
 この頃は、赤ちゃんが産まれる何か月も前に、その赤ちゃんの性別や病気なども分かるという。少しでも早く知りたいという親心は分からないではないが、こんな先走りに、どれほどの意味があるというのだろうか…。

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9月14日(月) 大坂が 差別をバネに 奮起して 全米オープン 2度目の優勝!

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 テニスの世界4大大会の一つ、「全米オープンテニス大会」で、大坂なおみが、アザレンカを破って、2度目の優勝を果たした。
 大坂は、この大会直前に、警察官による黒人殺害に強く抗議して、この大会の参加を辞退する発表を行った。その後、主催者の対応に応じる形で、参加を決定したものの、この大会では、自らが身に着けるマスクには、これまで警官によって殺害された被害者の名前が入っていた。7枚のマスクを用意して、その全ての名前を世界中の人々に見せたい、と自らの優勝への意欲を示していたのであった。
 言うならば、今回の優勝は、大坂が胸に抱く黒人差別問題をバネにして、勝ち取ったものだと言えるものかもしれない。テニスよりも、もっと人間として大切なものがある、という大坂のメッセージは、確かに多くの人々の心に響いたのではないだろうか。

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9月13日(日) 哲学は 驚きじゃなく 人生の 悲哀からだと 西田幾多郎

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 「人間論ゼミ」。「西田幾多郎の人生と思想」がそのテーマであった。西田幾多郎は、明治時代後期から昭和時代初期にかけて活躍した、日本を代表する哲学者。禅を足場として、日本独自の哲学体系を打ち立てようとした。
 この西田の人生を振り返ってみると、若い頃から数多くの悲哀の中で生きてきたことがよくわかる。幾度も自らの病によって挫折をしている。若い頃から、兄弟姉妹に死に別れ、さらには壮年期以降も、妻や愛する子供たちを次々に病によって失う。そんな中で吐露されたのが、「哲学の動機は『驚き』ではなくして、深い人生の悲哀でなければならない」というよく知られた言葉であった。その悲哀の中にあってこそ、自らのありとあらゆる捉われ心を離れて、自らを無にしつつ、その本質的な根元に到達することができるのだ、そう語っているようだ。

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9月12日(土) バー上がり レーン広がる 中東に 要らん戦争 懸念広がる

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 トランプ・米大統領は、この日、自分が仲介する形で、イスラエルとバーレーンが国交正常化に合意したと発表。少し前には、アラブ首長国連邦(UAE)が同様の合意を行っており、この15日には、ホワイトハウスで、この両国とイスラエルの合意署名式が行われるという。トランプ政権が、この合意成立の裏舞台で、いかなる密約を交わしたかは明らかになっていないが、これまで対イスラエル外交において、結束を誇ってきたアラブ諸国の間に大きな亀裂が生まれ、中東に新たな火種が生まれることにもなりそうである。
 このような動きを警戒しているのは、イランであろう。これまでも、エジプトやヨルダンは、国交を結んできたが、今回は、ペルシャ湾を挟む隣国・2か国が、アメリカの反イラン包囲網に加わることになったのである。「要らん(イラン)」戦争の懸念が広がってきたかも。

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9月11日(金) 日英は 経済協定 合意に向かい 英欧間では 対立深まる

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 この日、茂木敏充・外務大臣とイギリスのトラス・国際貿易大臣がテレビ電話で会談を行い、日英経済連携協定(EPA)締結問題で、大筋合意。今後、署名と議会の承認を経て、来年元日に発効することを目指すという。
 その一方で、イギリスは、EU離脱に伴う通商交渉も行っているが、こちらは難航しているという。ジョンソン政権が、もうすでにEUとの間で発効している離脱協定について、その一部を修正する国内法案を議会に提出するなど、新たな火種が生まれているからである。長い間、国際政治においてリーダーシップを振るってきたイギリスらしからぬ対応には、国内からも強い批判が生まれているという。
 「貧すれば鈍す」ということか。こんな様子を見ていると、ミニトランプとも言われたジョンソン首相が率いるイギリス外交は、今後も迷走を続けるのかもしれない…。

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9月10日(木) 山里に 遊行脚して 人影の 消えし通りに 言葉もなかった…

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 今日は、松山市の隣町「砥部町」とその周辺地域への「遊行脚活動」。
 まず立ち寄ったのが、「愛媛県人物博物館」。ここで、愛媛出身の画家・野間仁根の美術展が開催されていたので、それを見学。それから、OAK・TREE誌の配送会社を訪れ、今月の支払いとOAK誌残部の回収。
 それから、勉強会仲間の小田さんと合流して、砥部町の広田地区に向かった。ここは、元々は、人口が1,000人余りの山間の村であったが、平成17年に隣接する砥部町と合併して、更に過疎が進行したようである。私は、今回初めて足を踏み入れたのだが、訪れて、地域の中心部でも、人影を見ない。店舗も、ほとんどない。こんな寂れた姿に、言葉もなかった。
 この日は他に、小田町を訪れたり、来月講演予定の砥部中学校を訪れたりもした。
 様々なことを考えさせられた一日…さて。

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9月9日(水) 救急の コロナワクチン 副作用 懸念があると アストラゼネカ!

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 世界各国で「新型コロナウイルス」感染防止のワクチン開発が精力的に進められている中で、その先頭集団にいるイギリスのアストラゼネカが、治験参加者の一人に深刻な副作用が疑われたため、最終段階の臨床試験を中断したと発表。大きな波紋を呼んでいる。
 このワクチンは、ただ製薬企業に莫大な利益をもたらすというのみならず、各国政府が、ワクチンの他国への供与を通して、外交上の強力なカードを得ることにもなるので、国の威信をかけた競争という一面も持っている。そして、中国やロシアなどは、すでに開発を終えたとも発表している。
 今日9月9日は、語呂合わせから「救急の日」とされている。今、ワクチンを積んだ救急車が走り出そうとしている。そんな中で、「アストラゼネカ救急車」は、パンクで一時停止、といった状況かも…。

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9月8日(火) 次期総理 決める自民の 総裁選! 後出し必勝 ジャンケンポンかも…

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 今日、自民党総裁選挙が告示され、石破茂・元幹事長、菅義偉・官房長官、岸田文雄・政調会長が立候補を届け出て、選挙戦がスタートした。この選挙で決定する自民党総裁は、そのまま日本の総理大臣となることがほぼ確実であり、それだけに、マスメディアも、この選挙を大きく取り上げて報じている。
 しかし、この選挙は、菅官房長官が当選するに違いない。自民党内の五つの派閥が支持を決定していて、各都道府県の3票の地方票がどんな結果になろうとも、菅氏の当選は揺らがない。いわば、菅氏は、党内派閥の支持を確実にした上で、他の候補予定者に対して後出しジャンケンをしたわけである。この意味では、もう選挙結果にはあまり関心がない。
 ただこの混迷の時代に、日本がどのような進路を選び取るべきなのか、そんな議論が活発に行われる選挙を期待したいものである。

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9月7日(月) 前宣伝 ほどにはなけれど 全国に 大雨降らせし 台風10号

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 台風10号は、この日のうちに、九州西岸沖を北上し、日本海に抜けた。幅広く大雨を降らせ、一部地域では最高風速を記録したところもあったようであるが、全体的に言えば、比較的軽微な被害で済んだ様子である。
 当初は、「これまでに経験したことのない危険な台風」とまで言われ身構えていたので、肩透かしを食ったような気持ちである。台風の勢力が衰えた理由が、テレビでも紹介されていたが、少し前にほぼ同じコースを進んだ台風9号が、強風によって海水をかき混ぜたため、海面温度が下がり、この台風に当初予想したほどのエネルギーを与えずに済んだからということのようであった。
 それにしても、これだけの雨が降れば、農家などを中心に、被害を受けている人も、数多くいるに違いない。そんな方々には、心からお見舞いを申し上げたいと思う。

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9月6日(日) 「これまでに ない危険度の 台風」と もう被害を生む 先駆け報道!

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 巨大台風10号が、九州に接近している。そして、テレビなどでは、数日前から、「これまでに経験したことがない暴風大雨の恐れがある」として、最大限の警戒を呼びかけている。
 この台風は、昨日の段階で、その中心気圧が920hpa。このままの勢力を維持して九州にまでやってくれば、かつての「伊勢湾台風」や「室戸台風」以上の被害をもたらす可能性もある「危険な台風」として、台風の「特別警報」の発令まで検討されていたのであった。
 しかし、今日になって、その勢力が急に弱まり、気象庁は、特別警報発令を見送った。
 結局は、危機感をあおりにあおった台風の先駆け報道は、どうも空振りとなりそうである。その報道による被害も、すでに各地で生まれているようであるが、今回改めて、災害を予見する気象予報とそれを伝える報道の難しさを、私は痛感したのであった。

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9月5日(土) 次世代の 通信インフラ 「5G」 都市では競争! 過疎地じゃ協調!

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 次世代の通信規格「5G」に関して、日本国内の大手携帯電話企業3社が、基地局整備を進めるにあたって、過疎地では共同でインフラ整備を進めることにしたという。
 この「5G」に使われる電波帯域は、これまでよりも高い周波数帯域であり、電波の直進性が強いため、数多くの基地局を設けねばならないという。利用者が多い都市部ならば、基地局整備のための資金を簡単に回収できるが、過疎地では、利用密度が低いこともあって、その回収が困難であるということのようだ。
 つまり、これら携帯電話企業は、「都市部での激しい競争」の一方で、「過疎地では協調」ということである。股裂きである。携帯電話市場は、もうすでに頭打ち状態である。「猛烈至上主義」で突っ走ればよいというわけにはいかなくなっているということか…。

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9月4日(金) 櫛の日や クラシックの日とも 言われるが 私が思うは 「九四(九州四国)の日」なり

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 今日9月4日は、どんな日かと調べると、その語呂合わせから、「櫛の日」や「クラシックの日」などとなっているようである。そこで私も、もっと身近なところで何か記念日を作ることができないだろうかと考えて、思いついたのが、「九四(九州四国)の日」であった。
 実は、九州と四国は、地理的に隣同士であるにもかかわらず、経済的にも、文化的にも、観光的にも、あまり交流が盛んではない。それは、交通が不便で、この両者を結ぶ交通機関といえば、いくつかのフェリー路線と限られた航空便があるだけである。だから、人も物もあまり動かない。その状況を改善して、もっと活発な交流が生まれるきっかけとなる日として、「九四の日」を設けてみてはと考えたのであった。さらに言えば、4月9日を「四九の日」としてもよい。九州と四国のどちらが側がホストになるか、という違いである。

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9月3日(木) 未来からの 「使者」と呼ばれる 日本の子らは 幸福でないと ユニセフ報告!

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 国連児童基金(ユニセフ)がこの日、「先進国・新興国38か国に住む子どもの幸福度」に関する報告書を公表。それによれば、日本の子どもの「精神的な幸福度」が、38か国中37位と、最低レベルであったということである。
 よく「子どもは未来からの使者である」と言われる。今を生きる子どもたちの姿は、やがて訪れる未来社会を暗示している、という意味であろう。そう考えると、日本の未来社会は、不幸に満ちた惨憺たるものだという気もしてくる。が、注意しなくてはいけないのは、この「精神的な幸福度」を算出するために用いたデータが、生活満足度や自殺率であったということ。このデータだけで精神的な幸福度を表現できるかどうか、大きな疑問もある。
 このような調査結果は、杓子定規に捉えるのではなく、あくまで参考データとして受け止めるべきものなのであろうと、私は思う。

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9月2日(水) 中国軍は 「既に一部で 米軍凌駕」? 米報告書に にじむ危機感!

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 今日、米国防総省が、中国の軍事動向を分析した「2020年度議会向け報告書」を公表。それによれば、近年、中国が軍の近代化を急速に進めていて、「中国軍は既に一部の部門で米軍を凌駕している」としている。具体的には、水上艦・潜水艦の数や地上発射型弾道・巡航ミサイル、統合防空システムにおいて、米国を既に凌いでいるらしい。さらに、軍の近代化のために、人工知能や生物工学、先進材料・製造技術などの研究を進め、さらには、外国の軍民両用技術の取得に力を注いでいることにも、強い警戒感を示している。
 中国は、「中国国家の偉大な再生」を実現するために、様々な手持ちカードを増やしている。それらの中には、トランプ政権が持つ切り札よりも強力なものもあるということであろう。今後アメリカは、ますます中国に対する警戒感を強めることとなりそうだ。

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9月1日(火) 7月は 豪雨に苦しみ 8月猛暑… さて9月はと 祈り捧げる

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 今日から9月。令和2年も、もうすでに3分の2が過ぎてしまったかと思うと、改めて時の速さに驚いてしまう。
 私は、今日、「若葉書院」で「祈りの日」を過ごした。そこで振り返り考えたのは、このしばらくの異常気象である。この7月には、長い梅雨が続き、豪雨災害も引き起こした。続く8月は、猛暑。日本各地で最高気温が更新された。
 それでは、これからの9月はどうかといえば、どうも「巨大台風」が次々に日本にやってくる月となりそうである。猛暑のせいで、太平洋の海面水温が異常に高くなっていて、ここに熱帯低気圧が発生すると、大量の水蒸気を巻き込んで、そのエネルギーによって、台風が大きく成長することとなりかねない。
 新型コロナウイルス問題の長期化に加え、異常気象が人々の心を重くさせている。これからの日本が心配である。

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