10月31日(土) マクロン氏 イスラムテロに 「表現の 自由」を力説 ひるまないぞと
この日、フランスのマクロン政権は、イスラム・テロの広がりの中で、関係閣僚会議を開き、今後、治安部隊7,000人を全土に配備して、標的となるおそれがある教会や学校などの警戒を強めるなどの対策を決めた。
今回のテロの発端というのは、フランスの週刊誌「シャルリー・エブド」が、少し前に、表現の自由を主張するため、以前に問題となったムハンマドの風刺画を再掲載したことである。テロの続発に対して、マクロン大統領は、「フランスでは宗教を冒涜もできる」と主張し、さらに火に油を注ぐ形となったようである。
フランス国旗は、青と白と赤との三色縦縞模様の「三色旗」と呼ばれるが、そのそれぞれの色が、フランス革命のときのスローガン、自由と平等と博愛を意味するとされる。マクロン政権では、「平等」や「博愛」よりも、その「自由」が特に強調されているということか。
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