10月21日(水) 司法省 独禁法に 違反だと グーグル提訴も DXかも…?
アメリカ司法省は、インターネット検索事業の巨人・Googleを、独占禁止法違反の疑いで、ワシントンの連邦地裁に提訴した。巨大IT企業の市場独占に対して、いよいよ政府側からの規制強化の動きが始まったようである。
これに先立ち、連邦議会も、「GAFA」と呼ばれる巨大IT企業群に対して、そのビジネスの妥当性を問う調査を始めた。
この問題の底流には、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の大きなうねりがある。社会のあらゆる分野において、これまで常識とされてきた生活や仕事のあり方が、デジタル時代の新しい形態へと移行しつつある。そのうねりは、これまで国家が持ってきた権能を凌駕しつつあり、その国民統治を巡っての覇権争いのようなものさえ生まれつつあった。この状況を考えれば、国家とIT企業の対立も、当然のことと考えるべきだろう。
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