10月5日(月) 今日からは ノーベル・ウィーク! メディアでは 日本人だけ 関心目標?
今日は、ノーベル医学・生理学賞受賞者が発表される日。これから先約一週間にわたって、物理学賞・化学賞・文学賞・平和賞、そして経済学賞と、次から次へと受賞者の発表が行われることとなっていて、この一週間は、「ノーベル・ウィーク」とも呼ばれている。
それにしても、気がかりなのは、日本のメディアの報道ぶりである。相も変わらず、今回日本人が受賞するかどうかという話題だけに、フォーカスが当てられている。元来、ノーベル賞とは、人類社会全体への貢献を称える賞であったはずである。それならば、その受賞者の国籍ということは、あくまでも付随的なものであるべきではないだろうか。
おそらくは、この賞を創設したアルフレッド・ノーベルも、こんな日本の報道ぶりを、天界から苦々しく眺めているのではないかと思うのであるが、ご感想は、いかがであろうか。
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