10月22日(木) 大拙が 語りし言葉で ジグソーパズル… 現れた絵は 禅とは何か?
「人間の森大学・オンライン勉強会」の日。今回は、「鈴木大拙の人生と思想」がテーマ。
とはいえ、鈴木大拙といえば、日本を代表する仏教学者であり、その95年に及ぶ人生の中で著した著書は、膨大な量にのぼる。それらすべてに目を通すなどということはとても無理な話であり、さらに今回話を聞いていただく方々も、鈴木大拙について初めて触れるという方々が多かったので、『鈴木大拙一日一語』という本に掲載された366の言葉のうちから、私の心に響いた10の言葉を選び出し、それらを結び合わせ、今回の話を構成した。
その作業は、ジグソーパズルのようなものであった。一つひとつの言葉のピースを組み合わせながら、「鈴木大拙の思想」という一枚の絵を作り上げるのである。するとそこには、「禅とは何か、それは生活そのもの」という言葉が現れてきたのであった。
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