« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »

3月31日(水) 久々に この世の原理を 学ばんと 訪れたのは 科学の殿堂!

040220210407_0001

 令和2年度の最終日。時間的な余裕があったので、私は、新居浜市にある「愛媛県立総合科学博物館」を訪れた。この施設は、私が県議会議員をしていた頃に問題提起をして、実現したものであり、その後の運営状況が気にかかっている施設の一つである。
 しかし、ここを訪れたのは、それだけが理由ではない。今の時代は、社会変化の速度が速く、それに人々の意識や社会制度などがついていけないところから、多くの困難な課題が生まれている。そのような問題に対応するには、できるだけ原理に立ち返るべきだというのが、私の基本スタンスなのである。
 どのような人にとっても同じ客観的事実を提起できる「科学の世界」が、その大きな足場になるに違いないと私は思う。そこで、時間を見つけて、時折は、こんな施設を訪れて、思いを巡らせているのである。

|

3月30日(火) 中国の 黄砂が飛来! 先行きが 霞んで見えない 地球社会も…

033120210407

 中国からの黄砂が日本列島に飛来し、各地でそれが観測された。毎年「春の風物詩」とは言いながら、この黄砂には、様々な細菌などが付着して飛来することもあるらしく、黄土地帯における植林を促進するなど、一層力を入れて、対策を進めてほしいものである。
 この黄砂現象から連想したのは、今の中国から噴き上がる様々な問題が、地球社会全体に広がって、先が霞んで見通せないという問題を生み出してきていることであった。「米中対立問題」「香港やウイグルにおける民主主義否定の問題」「中国海警法施行による海上での武力衝突の懸念」「ミャンマーなどの専制政治体制の国家に対する中国の援助問題」など、中国が世界に広げている問題は多岐にわたり、それが、地球社会の今後に、不透明感を増し加えている。これは、「地球規模の社会的黄砂現象」とでも名付けたい問題である。

|

3月29日(月) スエズでの 重度血栓 解消し 世界の動脈 やっとの回復!

032920210402_0003

 海上交通の大動脈「スエズ運河」を塞いでいた日本企業保有の「大型コンテナ船」が、ようやく離礁と報じられた。これまでに約一週間の運河閉塞が続き、約370隻の船が足止めされていたという。しかし、正常化には、まだ一週間近くかかるだろうとも言われている。
 考えてみれば、この運河が大動脈だと表現したが、地球社会を肉体に見立てると、その動脈に巨大な血栓が生じたのと同様の事象が発生していたということである。血液が流れなくなれば、赤血球や白血球などの血液成分もその先に運ばれなくなり、様々な器官にダメージを与えることとなる。だから、少しでも早く血栓を取り除かなくてはならない…。
 今回の座礁事故で、地球社会にどれほどのダメージを与えたかはよくわからないが、改めて、地球社会が「一つの巨大な生命体」となっていることを痛感したのであった。

|

3月28日(日) 天まさに 大任降す その人に 心志苦しめ 払乱せしむ

032920210402_0002

<p"> 今日は、「春の志の道を歩く会」。今年がちょうど「志の道」開設から20年になるので、その意義を深め、その石碑の言葉に対する共感を広めるため、「春夏秋冬」のそれぞれの季節に、この「歩く会」を開催する予定である。
 ところが、よりによって、この「歩く会」の時間帯だけを標的にしたような「春の嵐」が激しく吹き荒れた。なぜ故に、私たちが「志の道」を歩いている時間帯だけが、このような酷い天候となってしまったのか…。
 私はそこに、天の意志を感じた。『孟子』には、「天のまさに大任をこの人に降さんとするや、必ずまずその心志を苦しめる」という言葉がある。天は、志に生きようとする人に対して、まず苦難を与えて、その人間の志を確かめるのだ、といった意味であろうか。
 そのように考えると、悪天候もまた好ましいことかもしれないと思われたのであった。

|

3月27日(土) 中国が イランと協定 締結し… 世界地図での 囲碁の対決!

032820210402_0001

 アメリカが主導して、中国包囲の動きを強める中、中国も、自らの同盟国や友好国を広げる動きに出てきている。今日は、中国の王毅・外相がイランを訪れて、ロウハニ・大統領やザリフ・外相と協議し、経済や安全保障を巡る25年間の協定を結んだという。その協議は、中国が、イラン国内でエネルギー、鉄道、高速通信などの分野に投資し、イランが中国に対して原油やガスを低価格で提供するという内容を含んだものであったようである。
 アメリカの経済制裁によって苦しむ国に対して、中国が援助の手を差し伸べるという形で、自らの陣営に属する国を増やしていこうとしている戦略であろうか。
 一方のアメリカも、さらに中国包囲網を強化していこうとしているようである。
 この両大国は、世界という碁盤上で、自陣地を広げる囲碁の戦いを行っているようだ。

|

3月26日(金) 日本で 歌会始が あった日は 米大統領の 初会見の日!

032720210402

 宮中の新年恒例行事「歌会始の儀」が、2か月遅れで行われた。今年のお題は「実」であり、国内外から1万3,657首が寄せられたという。天皇陛下の御製は、「人々の 願ひと努力が 実を結び 平らけき世の 到るを祈る」であった。新型コロナウイルス感染拡大との戦いから、多くの人たちの努力と祈りが、やがて実を結ぶことを願う、という歌であった。
 一方、この日は、アメリカでバイデン大統領が、就任後初の記者会見を開いた日でもあった。バイデン大統領は、前政権時代に国内外に広がった「分断と対立」を終息させる政治を目指しているが、その実現は容易なものではない。アメリカ内部の分断は極めて深刻なものとなっているし、対外的には、特に中国との対立がますます先鋭化している。
 この状況に、日本の「和の精神」が、何かを示唆することができないものであろうか。

|

3月25日(木) 聖火リレー 五輪に向けては 迎え火で ウイルスに対して 送り火となれ

032520210330_0003

 この夏のオリンピックに向けての「聖火リレー」が、今日、福島県の「Jヴィレッジ」からスタート。これから121日間をかけて、全国の859自治体を次々に巡っていくという。新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってオリンピックが延期され、聖火リレーも一年間の延期となったが、この聖火が各地を回っていく中で、オリンピックに対する人々の関心も、徐々に高まっていくものと思われる。今度こそ、この聖火の熱く燃え上がる炎で、「新型コロナウイルス」を吹き飛ばしてほしいものだと思う。
 東京オリンピックは、当初は「東日本大震災からの復興シンボル」と語られたが、今や「世界中を苦しめる新型コロナウイルスからの復興シンボル」としての大会となりそうである。
 燃え上がる聖火の火が、「世界の復興の迎え火」となり、「新型コロナウイルスの送り火」となるように、心から願いたいものである。

|

3月24日(水) 日本船 スエズ運河で 座礁して 世界の物流 動脈血栓!

032320210330_0006

 日本の海運会社が所有するコンテナ船「エバー・ギブン」が、スエズ運河で座礁と伝えられている。問題は、このコンテナ船の全長が400メートルにも及び、この運河の水路部分を完全に閉塞してしまったことである。この運河には、一日に平均50隻もの船が通行しているが、それら船舶が通行不能という深刻な事態に陥った。
 このスエズ運河は、ヨーロッパとアジアを結びつける海運の大動脈であり、ここが通れなくなると、アフリカ南端の喜望峰を大回りする海路をとらざるを得なくなる。そうすると、距離が大きく伸びて、時間が一週間あまり余計にかかり、運航コストも、増大してしまう。今回の座礁事故によって、改めて、スエズ運河の重要性が浮き彫りになった印象である。
 人体でも、大動脈に血栓が詰まると、命に関わることもある。地球社会の大動脈・スエズ運河の、一刻も早い再開を願いたいと思う。

|

3月23日(火) LINEでの 個人情報 流出懸念… 影落とすのは 中国リスク!

032320210330_0001

 個人の情報保護に関して、国外からの情報アクセスに疑念が提起されてきたLINEが記者会見し、今後の対応を発表。それによれば、中国の業務委託先が個人データにアクセスできないようにし、また、韓国で保管されているデータも、国内サーバーに順次移すとした。
 この問題の背景には、中国で制定された「国家情報法」がある。中国国内の企業や組織は、国から情報を求められれば、その情報を提供する義務が課せられているため、LINEを通してのやりとりなどが、中国政府に利用される恐れがあるのである。情報社会といえば、「自由で平等な世界の実現」を理想としているが、中国のような強権的な国家が関与すると、その理念が大きく歪められてしまう、ということが明らかになった事件でもあった。
 情報社会にも、今、中国は、巨大で不気味な影を落とし始めているようだ。

|

3月22日(月) 宣言が 解除となりて もののけが また蠢くや 花の季節に…

032220210330

 この日、「新型コロナウイルス」に関して発令されていた「緊急事態宣言」が、国内で全面解除された。菅総理は、「今後はもう二度と緊急事態宣言を発令しないように努めたい」とも語り、各地域での感染拡大の兆候を早期に把握して、その地域ごとに強力な感染防止対策を行っていくという考えのようである。
 しかし、この時期というのが、ちょうど年度変わりのタイミングであり、歓送迎会や卒業式、入学式等を予定している人も多いだろう。また、これからが桜満開の時季であり、花見をしたいと考えたり、旅行をしようという人も多いかもしれない。なんにしても、人の往来が増加する時期でもあり、一層気を引き締めて対応しなくてはならないだろう。
 「新型コロナウイルス」の「もののけ」たちが、「我が世の春」とばかりに、満開の桜の下で蠢く事態だけは避けたいものである。

|

3月21日(日) 去り際は  無私の心で ありがとう! 総決算の 「臨終一念」!

Ccf20210324_0003

 今日は、「幸福思想研究会」。取り上げたのは、鎌倉・円覚寺管長を務めた足立大進氏の著書『もう死んでもいいのですか、ありがとう』であった。足立氏が円覚寺の管長に就任された昭和55年、私は、松下政経塾に入塾し、その直後に、この円覚寺で座禅研修を受けていた。そして、この時に、足立管長のご講話も聞かせていただいたというご縁があった。
 足立氏は、この本の中で、法然上人の「臨終一念」についても書いておられた。臨終時に「南無阿弥陀仏」を一度唱えるだけで、極楽浄土に行けるとする教えである。ただし、その念仏に邪念が入ってはならない。だから、平素から「南無阿弥陀仏」を唱えていなければ、最後の場面でこの念仏が出てこない。それと同じように、日常、心の底から「ありがとう」と感謝の言葉を語っていなければ、別れ際に「ありがとう」が出てこないというのである。

|

3月20日(土) 宮城では またもの地震… 折れかかる 心がポキリと ならねばよいが…

Ccf20210324_0002

 この日の夕刻、宮城県沖を震源地とするマグニチュード6.9の地震が発生。震源地近くでは、最大震度5強の地震となった。
 この報道を聞いて案じたのは、この地域にあまりにも次から次へと災害が続いていること。10年前の大震災は別格としても、その後も、余震が続き、少し前には豪雨災害もあった。また今は、新型コロナウイルスの感染拡大である。隣の福島県では、いまだに原発事故に伴う帰還困難者が数多く残されている。
 つまり、一度や二度の大災害には耐えられても、その復興の希望が生まれてきそうになった時に、それを挫くような災害が次々に続けば、「金属疲労的な作用」によって、最後には人々の気持ち(心柱)が、ポキリと折れてしまうのではないかということである。
 自然災害が相手では、何もできないが、心だけは、寄り添わせていきたいものだと思う。

|

3月19日(金) 米中が 激しく対立 外交対話 議論があるだけ まだましなのかも…

Ccf20210324_0001

 アメリカと中国の外交トップ同士が、アメリカのアンカレジで、外交協議を展開。初顔合わせにもかかわらず、議論が激しくぶつかり合う様子が、テレビを通して世界に伝えられた。
 ここで注意が必要なのは、中国という国は、問題がある場面では、最初必ず相手を挑発するということである。そしてその相手の出方を見て、次の対応を考え、相手が予想以上の強気で出てきた場面では、一時撤退をする。そして事態が落ち着けば、また再び挑発をする、ということを繰り返す国だということである。そしてその過程で、相手が何らかのミスをすれば、そこを突いて攻勢に出る。
 だから、アメリカは、決してこの議論を自分の側から打ち切ってはならない。中国のしぶとさに対応するには、アメリカ側にもしぶとさが必要であるが、アメリカ国民の体質が、果たしてそれに耐えられるだろうか…。

|

3月18日(木) オリパラの 演出統括 責任者! 突如の辞任に 訳が分からん…?

Ccf20210324

 今夏のオリンピック・パラリンピックに関して、またもや問題発生。開閉会式の演出を統括するクリエイティブ・ディレクターの佐々木宏氏が、突如、辞任したというのである。
 その理由は、独特の巨体キャラクターで売り出しているタレント・渡辺直美に「豚」を演じさせるという佐々木氏のアイディアが、女性の容姿を侮辱するものとして、強い批判を受けたからであるとされている。しかし、これはアイディアの一つに過ぎず、しかも、すぐに撤回したという。もう一年前の出来事でもある。企画段階で中止したわけだから、実害などは何もない。それにもかかわらず、そんな問題が、今になって、なぜこのように大きく取り上げられるのか、私にはとても理解ができない。
 この日本の国は、自由な発想さえも許されない国になってしまったのか…私には、これはとても耐え難いことである。

|

3月17日(水) 残された 「一都三県」 もう潮時と 解除を決意の 菅総理かな…

0317

 菅総理が、首都圏の「一都三県」に発令中の「新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言」について、この21日の期限をもって全面解除する方針を表明。そしてそれと同時に、解除されれば再び感染拡大という懸念が残ることに対して、「リバウンドをしっかり防ぐ対策をやる」ことを明言した。
 菅総理の政権発足時からの政策目標は、「コロナ感染拡大の防止と経済の両立」であり、今回は、その政策重心を「経済問題」に移す決意を表明したということである。
 今回の新型コロナウイルスは、これまで幾度も述べてきたように、なかなか手強い相手のようである。少し油断すればたちまち広がるし、次々に変異型ウイルスを生み出しては、医療関係者を困惑させている。
 今回の菅総理の決断、果たして吉と出るか凶と出るか…。まだ勝負は、決着がつかない。

|

3月16日(火) 日米の 基本合意は 対中抑止 集金Payして 離れよ国境!

0316

 この日、東京で、日米両政府の外務・防衛担当閣僚協議「2プラス2」が開催された。これは、今年1月にバイデン政権が発足してから、アメリカ国外における初の閣僚協議となるものらしく、バイデン政権の日本重視の姿勢が示されたものとも言えそうである。この協議の中心課題は、言うまでもなく、影響力を拡大している中国に対する協力関係の構築であり、議論の後には、共同発表も行われた。
 その要点は、「中国海警局」に武器使用を認めた改正に深刻な懸念を表明したこと、台湾海峡の平和と安定の重要性を確認したこと、尖閣諸島に日米安保条約第5条を適用することを再確認したことなどである。日米同盟関係を強くアピールして、中国政府に圧力をかける狙いである。いわば、「中国が世界から集めた富(集金)をペイして【習近平】、離れよ国境【李克強】」という協議であったか。

|

3月15日(月) 山越えて 何やらゆかい 菫草! わずか12で 二段に昇段!

0315

 最近は、いろんな舞台で、子供たちの活躍が目立つ。今日話題になったのは、囲碁の小学生プロ・仲邑菫さんであった。仲邑さんは、今12歳。小学校6年生であるが、この日の対局で、松原大成六段を破り、史上最年少の二段昇段を決めたという。棋士にとって、この二段昇段というのは、とても大きな壁になっているようである。仲邑さんは、約2年前に史上最年少の10歳0か月でプロの初段となり、今日、昇段規定の30勝を達成したということである。
 今日のイラ短には、俳聖・松尾芭蕉に登場いただいた。「山路来て 何やらゆかし すみれ草」という俳句がよく知られているが、それをもじって、こう詠んでみた。「山越えて 何やら愉快 菫草」。この「草」とは、「早熟」の「早」かも…。勝負師としてその生き方を貫ける家庭環境のようであるから、これからも伸び続けていくだろう。今後が楽しみである。

|

3月14日(日) 『孔丘』が 描く孔子の 人生は 実は中国 文化の教科書?

0314

 3月の「人間論ゼミ」。今回のテーマは、「宮城谷昌光著『孔丘』を読む」。この本は、孔子の生涯を、著者・宮城谷氏の博識と儒教理解、そして歴史小説家としての深い人間理解や中国文化への洞察力などに基づいて執筆された、600ページにも及ぶ大作である。
 私は、これまで『論語』は、幾度も読み返していて、ある程度の理解をしてきたつもりであるが、今回は、孔子が活躍した時代の社会背景や、当時の人々の意識を広く学ぶことができ、さらに儒教への理解を深めることができたように思う。そして、そこで感じたことを箇条書きにしてみると、20項目にも及んだ。ここで感じ取ったことは、現代においても、中国政治・社会の底流に脈々と流れ続けているものであるに違いない。
 この本は、中国という国や文化を学ぶ教科書という意味合いも持っていると思った。

|

3月13日(土) 地の国と 海の国との 対決か… 日米豪印 共同宣言!

0313

 この日、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国首脳が、オンラインで首脳協議を開催。インド太平洋地域において、中国が影響力を強める中で、その対応を話し合ったようである。
 バイデン・アメリカ大統領は、かねてから、中国のことを「国際秩序に絶えず挑戦する唯一の競争相手」と語ってきている。その脅威に対して、このエリアで強い影響力を持つこの4か国が、自由や民主主義、そして法の支配といった価値観を共有する国々として、強く連携した対応を進めていこうという考えであろう。
 しかし、中国は、古代から「政治の国」である。今後生まれる各国の利害対立などを見逃さずに、次々に分断工作を仕掛けてくるに違いない。このしばらくのインド太平洋地域は、中国の画策によって、大きく揺れ動き続けるに違いない。

|

3月12日(金) 凸凹の 相乗効果は さていかに… 知恵と誠意に かかっているが…

0312

 この日、日本のインターネット企業「楽天」が、第三者割当増資によって、2,423億円の資金調達をすると発表したが、その引き受け手は、日本郵政や中国ネット大手・テンセント、アメリカスーパーマーケット・ウォルマートなど。特に、日本郵政が約1,500億円を出資して、楽天の第4位株主になるというのには驚いた。
 直感的な話だが、日本郵政と楽天とでは、その企業体質が大きく異なっているように思う。日本郵政は、元々が公社であり、お役所体質が今でも強く残っている。一方の楽天は、ベンチャースピリットで急成長してきた企業である。言うならば、対極にあるような企業同士の資本提携であり、当然その相乗効果を狙っているのであろうが、この「凸凹関係」が簡単に乗り越えられるものとは思えない。よほどの知恵と誠意を用いなければ、なかなか難しい、というのが私の率直な思いであった。

|

3月11日(木) まだ10年 もう10年との 声聞きて 子ども時代の 休みを連想!

0311

 死者と行方不明者が2万人を超えた「東日本大震災」の発生から、今日でちょうど10年。テレビでは、朝から、様々な方々の思いが語られていた。それらの中で特に耳に残ったのは、「まだ10年、もう10年」という言葉であった。被災された方々にとって、自分の思いを向ける対象によって、時間軸が大きく異なっているのであろう。例えば、自分の年齢に目を向ければ、「もう10年も経ってしまったのか」となるのであろうし、この災害を通して亡くした人のことを思えば、いつまでもその面影が消えず、「まだ10年にしかならないのか」という気持ちになるのであろう。
 この時間軸のことを考えていて、子ども時代の長期休暇を思った。休みが始まるまでは、まだ何日も残っていると思い、休みの終わりが近づくと、もう休みの日数がこんなに過ぎたのか、と思った。それと同じなのか…。

|

3月10日(水) イギリスじゃ ハリー王子と メーガン妃… その発言に 世論が分断?

0310

 イギリスのハリー王子夫妻が、インタビュー番組の中で、「英国王室内で人種差別的な発言があった」と明らかにした問題が、大きな話題となっている。そんな中で、イギリス国民対象のアンケートの結果、若い世代と高齢者世代とで、全く正反対の反応を示したという。
 具体的には、18歳から24歳の若い世代では、ハリー夫妻に同情するという人が48%であったのに対し、王室に同情するというのがわずか15%。一方、65歳以上の高齢者では、王室に同情するというのが55%に対し、ハリー夫妻には9%しか同情しないと答えていた。
 イギリスといえば、かつては、イギリス王室の威光のもとに、世界に広大な領土を持っていた。その支配が分断され、失われた。今では国内までも、様々な問題で分断を深めている。王室の苦悩も、深まるばかりのようだ。

|

3月9日(火) 東京の 「オリパラ大会」 外国人 観客受け入れ 困難という…

0309

 報道では、この夏に予定されている東京オリンピック・パラリンピックについて、海外からの一般観客の国内受け入れを断念する方針を固めたとされている。全世界的にコロナウイルスの感染が終息せず、さらに変異型ウイルスが登場しその拡大が続いていることから、安全な大会開催には、海外からの観客の受け入れは困難だと判断したようである。
 しかし、オリンピック憲章では、「いかなる差別も伴ってはならない」とある。パラリンピックにおいても同様である。これをそのまま解釈すれば、観客を国籍によって選ぶことがあってはならないということにもなる。
 少し前に、森喜朗会長の女性理事発言があったときに、この憲章問題が大きく取り上げられ、会長を辞任にまで追い込んだ。今回の場合は、少しもこの憲章の問題が取り上げられていない。サテと、私は、首を傾げたのだ…。

|

3月8日(月) 本日は 「ワクチン接種」と 「特定健診」… メンテを意識す 我も老いたり

0308

 今日は、かかりつけ医のところで、「肺炎球菌ワクチン」の接種を受け、さらに「特定健診」も受けた。このかかりつけ医に、これらへの対応を相談してみたところ、65歳を過ぎたら、体には十分気をつけたほうがいい、といった趣旨のアドバイスを受けて、予約した上で、今日、その措置を受けたのであった。
 若いころは、ほとんど体のことを気にすることもなかった。多少のことがあっても、少し休んだら治る、といった気分であった。しかしこの頃は、やはり肉体の衰えを感じ始めていて、体に自信が持てないものだから、体のこともいろいろと気遣ってしまう。
 まぁ自動車にしたって、新車の間は故障の心配もせずに奔放に乗り回しているが、年季を重ね故障が続くようになると、どうしてもメンテナンスのことを考えてしまうのだ。
 それと同じことだと、自分でも納得…。

|

3月7日(日) 理性の教えが 一神教なら 感性に 生じる教えが 多神教かも…

0307

 「フォレスト・トレンド勉強会」の日。今回は、「一神教と多神教」の問題を取り上げた。
 なぜこのようなテーマを取り上げたかといえば、今現在の世界の混乱の根には、この問題が深く潜んでいるという気がしているからであった。つまり、近代以降の世界は、良きにつけ悪しきにつけ、キリスト教を中心とした「一神教」的な秩序を基にして動いてきた。しかし今現在、一つの思想だけで世界が抱擁できるわけではない。様々な思想を包み込みながら、世界の新たな秩序を築いていかねばならない時に、かつては当たり前であった「多神教的な世界」についても、もっと理解を深めておきたいと考えたのであった。
 このような大きな問題が、たった一度の勉強会で氷解するわけではない。今回はとりあえず、その多神教の歴史を振り返り、今の時代への何らかの示唆を求めたのであった。

|

3月6日(土) 母がもし 生きていたなら 満90歳! その人生を 終日偲ベリ

0306

 3月6日は、私の母の誕生日である。そして奇しくも、私の兄の誕生日でもある。
 その母は、昨年の9月17日に亡くなった。兄も、約5年前に亡くなった。近くにいた人が突然にいなくなってしまい、もう二度と会うことができないという感覚は、私の心の中で、いまだに落ち着きどころを持てないでいる。
 それはともかく、母が亡くなって初めての誕生日となる今日は、もし生きていれば満90歳になるはずであった。その人生を、私なりに振り返ってみた。母の生まれは昭和6年であるから、その少女期は、戦争の真っ只中であった。そして青春時代以降は、日本の復興期であり成長期でもあった。おそらくは、母の人生は、激しい変化の中で、その激流の中を泳ぎわたるような人生であったのだろうと思う。
 私は、翌日の勉強会の準備をしつつ、そんな母の人生を懐かしく偲んだのであった。

|

3月5日(金) 中国の 全人代が 開幕し 絶対矛盾に 苦悩の指導部…

0305

 この日、中国で「全国人民代表大会」が開会した。
 冒頭、李克強・首相が「政府活動報告」を行い、コロナ対策での成果と経済の成長実現を強調して、中国式統治の卓越性に自信を示したという。さらには、香港の民主化を封じ込める選挙制度の見直しにも言及したらしい。
 このように語れば、中国は順風満帆の政権運営がなされているようであるが、その実態はとなると、困難な綱渡りを続けていると言わざるを得ない。習近平・国家主席は、「偉大なる中華民族の復興」をスローガンに国内の求心力を働かせようとしてきたが、それがかえって国内の内圧を高めているように思われる。一方、強権的で閉鎖的な政治姿勢が、西欧諸国から、強い批判を招いている。
 その両者の板挟みに苦しんでいるのが、「習近平体制」の実態ではないだろうか。

|

3月4日(木) アメリカの 「安全保障 ガイダンス」! 旗幟と立てるは 「民主主義」なり

0304

 バイデン・アメリカ大統領が、「当面の外交・安全保障分野の基本戦略」を公表。今回の特徴は、アメリカやロシアなどの大国における権威主義・権力集中への動きが、世界各地で民主主義を脅かし始めているという視点を強調したことであった。特に、中国を名指しして、「経済、外交、軍事、技術力を複合させ、安定した開放的な国際秩序に絶えず挑戦する唯一の競争相手」として、同盟国との連携強化などを通じて、中国に対抗する方針を明示した。そして、アメリカの国際社会への指導力を回復させるという方針も、強調したようである。
 いよいよ米中二大国の対立構図が鮮明となってきそうだ。そこでアメリカが掲げる旗が「民主主義」であり、中国はおそらく、中国スタイルの「安定と発展」という旗となるのであろう。このどちらが勝利するかとなれば、私は、長期的には、アメリカ優位と思うのだが。

|

3月3日(水) 雛壇に 並ぶ男女の 数さえも 同じにせよと 言いかねぬ世だ…!

0303

 3月3日といえば、「ひな祭り」。
 今日は、ニュースなどで取り上げられた話題から二題。その一つは、橋本聖子・会長が就任した「オリンピック・パラリンピック組織委員会」の理事について、女性理事がその4割を超えるように、女性を中心に新しい理事を加える方針と報じられたこと。それからもう一つは、東京大学において、その運営に当たる理事会理事のうち、過半数を女性とする方針を決めたという報道。森前会長の女性理事に関する発言を巡る話題から、オリンピック委員会のみならず、日本社会の様々なところにも、その影響が及び始めているようである。
 ふと思ったのは、ひな祭りの雛壇には、女官の姿が多く目立つ。男女同権ならば、この雛壇の上の男女の数も一緒にしないとおかしい、などといった議論も、これから起きてくることになるのかも…。杞憂だとは思うが…。

|

3月2日(火) 新年度 予算が衆院 通過して 後は号砲 待つばかりだが…

0302

 今日、令和3年度の予算案が、衆院本会議で可決され、衆院を通過。憲法の規定によって、予算の年度内成立がほぼ確実となった。
 これにより、目の前の大きな懸案を一つクリアして、菅内閣と与党も、また野党各党も、いよいよ衆議院総選挙に向けての本格的な動きをこれから始めることとなりそうである。衆議院議員の任期切れが約半年後であるから、与党側も、野党側も、有権者に強く訴えかけられる争点をうまく作り出して、それを国民に広くアピールしていくということが、様々な分野で行われることになるだろう。
 その選挙戦開始の号砲ピストルは、菅総理の手にある。菅総理としては、新型コロナウイルス対策のメドさえつくならば、できるだけ早く解散したい、という気持ちもあるだろう。これからしばらくが、日本の未来を論じ合う「政治の季節」となってほしいものである。

|

3月1日(月) 首都圏以外 緊急事態が 解除され 広報官も 任解除さる

0301

 今日から、首都圏の1都3県以外については、「新型コロナウイルス拡散防止のための緊急事態宣言」が解除となった。ただ感染拡大の懸念が全く無くなったわけではないため、解除地域でも、引き続き警戒を続けていくという。日本でも、少し前に始まったワクチン接種が一定の広がりを持つまでは、なかなか気を抜くことができない状態がこのまましばらくは続くということであろう。
 一方、このしばらく国会で大きな話題になっているのが、総務省の官僚を中心とした「接待疑惑問題」である。これまでに名前があがった官僚たちについては、様々な処分がすでに行われているが、今日は、一人7万円という高額接待問題が大きな話題となっていた、内閣広報官の山田真貴子氏の辞任が発表された。本人が病気を理由に自ら申し出て辞職したといわれるが、その仕事を解除されたというのが実態だろう。こちらの方も、これからどこまで広がるか分からない。
 一般に「解除」といっても、「悲喜こもごもの解除劇」が、これからも続いていくということである。

|

« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »