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7月31日(土) 文月を ふりさけ見れば コロナ禍と オリンピックで 明け暮れて過ぎ…

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 7月も、今日が最終日。この一か月を振り返ってみた。すると、この月の印象はといえば、「東京オリンピック」と「新型コロナウイルスの感染拡大問題」だけに、私の意識がほぼ占領されてしまっていることに気づいた。
 7月といえば、「文月」という趣深い名称を持っている。この名の由来には諸説があるようであるが、私などは、厳しい暑さの中で、外出を控え、家に籠って、心静かに書物とともに時を過ごす、といった情景が目に浮かんでくる。さしずめ今年の場合は、「ステイホーム」が強く呼びかけられる中で、「文」ならぬ「オリンピックのテレビ観戦」に明け暮れた月であったということか。もっともこの場合は、あまり「心静かに」というわけではなかったかも。
 もう一週間で「立秋」。もうすぐ「残暑」となる。様々なことがあっても、確実に季節が移り変わっていくということが不思議である。

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7月30日(金) 東京五輪 開会の日から 一週間… お祭りにももう 飽きてきたかも…

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 東京オリンピックが開幕して、今日でちょうど一週間。この間、テレビでは朝から夜まで中継が行われ、「非日常」の毎日である。
 この一週間も、様々な競技が行われてきた。印象に残ったのは、女子ソフトボールの金メダル、体操競技における橋本選手の個人金メダル、その他、柔道でも数多くのメダルが獲得され、新種目のスケートボードでは、日本の若きアスリートたちの活躍などもあった。
 私の場合、他の仕事をしながら観戦するという「ながら族」であるから、オリンピック開催中だからといって、特に取り組んでいる仕事に支障があったわけではなかったが、ここまでテレビがオリンピックによって独占されてしまうと、いささか辟易する思いもあった。
 そして今日あたりは、もうお祭り騒ぎにも飽きてきて、そろそろかつての「穏やかだった日常」が懐かしく感じられてきたのであった。

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7月29日(木) 帰り道 色んな果物 つまみ食いして 胸の中には ミックスジュース

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 西予市からの帰路、気がかりになっていた様々な場所を訪れながら、自宅に戻ってきた。
 その道中で訪れた場所や人は、次のとおり。「春日神社の巨樹・タブノキ(西予市)」「愛媛における中江藤樹の足跡(大洲市)」「内子町の小野植正久・町長」「大江健三郎の生家がある大瀬地区(内子町)」「広瀬神社の巨樹・イチイガシなど(内子町)」「渓谷美で知られる仙波渓谷(砥部町)」「高原野菜産地の満穂地区(砥部町)」「坂村真民記念館(砥部町)」「砥部町の佐川秀紀・町長」など。なお、この前日には、かつて県議会議員の頃にお世話になった「池田忠孝・元愛媛県議会議員」にも、久しぶりにお会いし、意見交換を行った。
 特に何らかのテーマで巡ったのではなく、思いつくままに回ったものであり、行く先々で「つまみ食いした果物」が、胸の中で「ミックスジュース」になったような一日であった。

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7月28日(水) 西予市で 遊行脚せり 大地から 湧き出す力を 体感せんと…

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 今日は、愛媛県西予市への「遊行脚活動」。
 この西予市では、「大地の公園」である「日本ジオパーク」に、2013年9月に認定され、今年がその見直しの年にあたるという。そこで、その取り組み状況を一度見ておこうと考えたのである。その訪問を、認定当時に市長を務めておられた三好幹二さんにお伝えしたところ、時間を割いてくださり、一緒に回りながら、様々なお話を聞かせていただいた。
 とはいっても、この「西予ジオパーク」は、標高0メートルから1,400メートルまでを広くカバーしているため、今回は特に、海岸部の「狩浜の段々畑」を案内していただいた。ここは、石灰岩を積み上げて段々畑を造り、人々が守ってきた場所であった。大地の力と人々の営みの相乗効果によって築かれたものである。「大地に根ざした暮らし」という問題を、改めて考えさせられた時間であった。

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7月27日(火) 女子ソフト 宿敵相手に 金メダル! うだる暑さに メダルの熱さ!

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 「東京オリンピック」の熱戦が続いている。日本選手も、すでにいくつかの競技でメダルを獲得しているが、今日は、いよいよ注目されていた「女子ソフトの決勝戦」。先日、予選で敗れたアメリカを相手に対戦し、今回は、2対0で勝利を収め、前回の「2008年北京大会」以来の金メダルとなった。
 脚光を浴びたのは、なんといっても、ピッチャーの上野由岐子選手。スポーツ界全体の若齢化が進む中で、39歳の上野選手は、既に高齢の部類に入る存在であろう。しかし、今回も、バットをへし折るほどの剛速球を投げて、チームを優勝に導いた。テレビを通して観戦していた人々も、そんな上野に、本当の強さを見出したのではなかっただろうか。
 今日も暑かった。「うだる暑さ」の中で戦う選手たちが獲得した「メダルの熱さ」。この勝利は、多くの日本人に感動を与えただろう。

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7月26日(月) 「黒い雨」 訴訟に国が 上告断念! 76年 やっとの梅雨明け?

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 今日、国は、広島高裁で先日言い渡された「黒い雨訴訟判決」に対する上告断念を決定。原爆投下から数えれば、76年間にもわたった被爆者たちの戦いに、一定のピリオドが打たれるということになりそうである。
 考えてみれば、被爆者たちにしてみれば、長い間原爆の後遺症に苦しみ続けてきたにもかかわらず、その地域に黒い雨が降ったかどうかを巡って、争い続けてきたということには、やり切れない思いがあるだろう。黒い雨が降ろうと降るまいと、原子爆弾による内部被曝の可能性が高ければ、等しく救済されるべきだという主張は、その通りだろうと思う。
 長い梅雨をようやく終えた時の爽快な気持ちを、今、この原告たちは感じているだろう。しかし、梅雨の後には、厳しい暑さがやってくる。くれぐれも体に留意して、これからの人生を生きていってほしいと思う。

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7月25日(日) カントとは 人間知性の 本質を 探り論じた 哲学者なり

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 「人間哲理研究会」の日。今回は、当初の予定を変更して、「ドイツの哲学者・カントの思想」をテーマにした。カントといえば、「近代哲学の祖」として、日本でも広く知られている。しかし、その思想内容をきちんと説明できるという人は、ほとんどいないだろうと思う。
 私は今回、安倍能成氏が翻訳して日本に紹介した『七大哲人(ルードルフ・オイケン著)』という本を用いて、カントの思想を紹介した。ちなみに、カント以外の六哲人とは、プラトン、アリストテレス、プロティノス、イエス・キリスト、アウグスティヌス、スピノザである。この本を読むと、私たちの思考の底流には、これら偉大な哲人の思想が確かに宿っていると感じた。
 混迷の世においては、可能な限り本質的なものに確かな足場を求めながら、目の前に起きている様々な問題を考えることが大切だ。その重要性を再認識したのであった。

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7月24日(土) ワクチンの 二度目接種じゃ 副反応が 出るかも知れぬと 小夜の中山…

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 新居浜市内の接種会場で、「新型コロナウイルス」に対する二度目のワクチン接種を終えた。しばらくすれば、ウイルスに対する抗体ができてきて、感染の心配がほとんどなくなるという。少し安堵したような気分である。
 その一方で、二度目接種の後には、強い副反応が出るとも報じられている。
 ふと思い出したのは、西行法師の「年たけて また越ゆべしと 思ひきや 命なりけり 小夜の中山」という短歌であった。年老いて、関東へ旅する西行が、当時難所とされていた「小夜の中山」を越えていくときに詠んだ歌である。この峠を越えると、目の前に大きく富士山が見えるのだという。生きていることの万感を込めた歌であると解説される。
 たかが「ワクチン接種」で大げさなことではあるが、今日は、こんな西行の心境が少し分かる気がしたのであった。

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7月23日(金) 幾重にも 重なる山々 乗り越えて やっと灯った 五輪の聖火

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 一山を越えれば、また山。そんな難路を一つひとつ乗り越えて、やっと辿り着いた…。そんな気がした「東京オリンピック開会式」であった。関係者のご苦労に、敬意を表したい。
 それにしても、聖火も、ここまで長い道のりであった。ギリシャで今回の聖火が採火されたのは、昨年の3月12日のこと。その後、聖火は日本に到着したものの、オリンピックの一年延期が決定されて、お蔵入り。今年の3月25日に、ようやく福島県をスタートしたものの、新型コロナウイルスの感染が再び広がり、公道でのリレーが中止されるところも相次いだ。オリンピック開催に対する批判も広がった。それでも、約4か月かけて、日本全国をまわって、やっと開会式会場の新国立競技場へ到着。
 なんだか、もうこれだけでオリンピックが終わってしまったような疲労感さえ感じてしまう。なんとも不思議なオリンピックである。

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7月22日(木) 大昔 書いたコントの シナリオが 問題あったと 解任だって…

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 東京オリンピック開幕の前日に、またか、ということが起きた。今度は、開会式のショーディレクターが解任されたのである。その理由はといえば、このディレクターが昔書いたコント・シナリオの中で、「ユダヤ人の大量虐殺」に関する表現を行っていたことであった。
 今回、ユダヤ人団体の監視網に引っかかり、これが大問題になったとのことである。私もその映像を見たが、ここまでの大問題になる表現だとは思えなかった。私の人権感覚が鈍いのかもしれないが、私はむしろ、「もっとお互いを許し合う寛容の精神」を大切にすべきじゃないかという思いを胸に抱いた。
 聖書には、罪を犯した女性に対して群集が石を投げようとするのを、「あなた方の中で罪を犯したことのないものがいるのか」とイエスが制止する話が紹介されている。そんな精神も、大事なのではないだろうか。

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7月21日(水) 東京五輪 幕開け競技が 女子ソフト! 日本の勝利に やっとの梅雨明け

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 東京オリンピック開幕を前に、今日から、女子ソフトボールの予選が始まった。その初戦は、日本対オーストラリア。 この対戦に、日本は88対1でコールド勝ち。上野由岐子投手を始めとする日本選手団の活躍ぶりに、ニュースなどでも、ようやく明るい声が広がってきた。
 これまでオリンピックを巡る報道は、新型コロナウイルス感染拡大の中で、国民の安心と安全を本当に守れるのかと、湿りがちのものが多かった。オリンピック特有の高揚感やお祭りムードが、あまり生まれないままに今に至った印象であるが、そんな梅雨空に、ようやく晴れ間が見えてきたという印象である。
 今回のオリンピックは、多くの問題を投げかけている。おそらくは、今後にも、様々な宿題を残すことだろう。しかし、選手たちが力を尽くして戦う姿は感動的である。私は、ただこの選手たちの健闘を心から祈りたいと思う。

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7月20日(火) バイデン氏 大統領として 半年が過ぎ 新聞紙上に その通知表!

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 バイデン大統領が、アメリカ第46代大統領に就任して、今日でちょうど半年である。
 バイデン大統領は、今78歳だという。この年齢で、アメリカ一国のみならず、世界のリーダーとして、その役割を果たしていこうとしている気力には、ただただ敬服である。しかし、政治家とは、常に批判にさらされる職業である。今日も、新聞紙面では、バイデン政権に対する評価が示されていた。トランプ前大統領時代の極端な政治に対する批判の中で生まれたバイデン政権であるだけに、「国内の融和と国際社会での協調」を訴え続けてきた姿勢は、高く評価されていた。その一方で、国内就業者数は減少し、政府の赤字は膨らみ、殺人事件は増大し、不法移民も増加する、といった厳しい評価も並んでいた。
 その半年間の通知表を手に、バイデン大統領は、今、何を思っているのであろうか…。

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7月19日(月) 全国が 梅雨明けしたが 五輪では 今日も突然 夕立の空…

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 東京オリンピック開幕まであと4日。そんな中で、今日も、様々な話題があった。
 特に大きく取り上げられたのが、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、学生時代のいじめ問題を理由に、開会式の楽曲担当を辞任し、すでに準備されていたその楽曲は使用されないと発表されたことである。小山田氏は、今52歳。ということは、おそらくは30年以上も前のことが、今になって問題視された、ということだ。これは、あまりにも…というのが私の率直な思いであった。日本社会は「減点社会」だと語られるが、それにしても、ここまで時を遡っていいものか。こんなことでは、失敗経験のない人などいないのだから、誰だって、批判の対象になりかねない。忘却も、人生の知恵の一つだと私は思うのであるが…。
 今日も、「新国立競技場」の上には、夕立含みの暗雲が垂れ込めていた…。

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7月18日(日) “よく生きて よく笑い よく 死んでゆく…” 生と死元来 一体だから…

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 「幸福思想研究会」の日。今回のテーマは、「アルフォンス・デーケン著『よく生き、よく笑い、よき死と出会う』を読む」であった。著者のデーケン氏は、ドイツ人。しかし、少年期に読んだ本を通して、日本に強い憧れを抱くようになり、昭和34年に来日し、それ以来、上智大学で教鞭をとりながら、「死生学」について研究を行い、また全国各地での講演活動なども行ってきた人である。日本に「ホスピス運動」を定着させた人でもある。
 デーケン氏は、この本の中で、「生と死とは一体」であり、私たちに必ず訪れる「死」について学ぶことの重要性を強く主張している。人とは、「いつも進歩し続ける巡礼者」である、と語り、「第3の人生」である高齢期を「いかによりよく生きるべきか、そしてそのゴールで、いかによき死を迎えるか」と、人生の基本問題を私たちに語りかけてきたのであった。

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7月17日(土) 菅総理 総裁選への 出馬を問われ “そりゃ当然”と 語る心中!

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 菅首相が、テレビ番組の中で、任期が9月末で満了することに伴う自民党総裁選挙について問われ、「総裁として出馬するというのは、時期が来れば当然のことだろうと思っている」と述べ、再選に向けて強い意欲を示したという。しかし、この自民党総裁選直後の10月21日には、衆議院議員の任期満了が迫っていて、この一か月あまりの間に示される内閣支持率の動向次第では、菅首相に対する辞任圧力が、自民党内で急速に強まる可能性もある。菅首相にとってみれば、「前門の総裁選挙・総選挙、後門のオリンピック・パラリンピック vs 新型コロナウイルス」という構図の中で、厳しい判断が求められることになりそうである。
 政治家とは、選挙を通して「政治生命という命」が与えられる職業。それだけに、選挙が持つ意味は極めて大きい。最終的に、菅首相がどう判断を下すか、注視していきたい。

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7月16日(金) 東京五輪 開幕までが 一週間! 今も賛否が 分かれているが…

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 来週の金曜日7月23日が、「東京オリンピック」開幕の日。つまり今日が、そのちょうど一週間前の日ということになる。しかし、日本国内では未だに「新型コロナウイルス」の蔓延が続き、国民の健康・安全を守るためとして、オリンピックの中止運動が続けられている。
 もうこの段階まで至れば、「オリンピック開催中止」は、国際的にさらなる混乱を引き起こしかねず、現実的には、もうありえないと思う。そして一度オリンピックが開幕となれば、マスメディア上では圧倒的なオリンピック報道が行われるようになり、開催反対の声は封じ込められてしまうことになるであろう。
 しかしなんとも「重苦しい気分のオリンピック」である。「世界人類の平和の祭典」とされる「オリンピック」も、今回のコロナ危機を契機として、今後、大きな転換点を迎えることになるかもしれない…。そんな気さえしてきた。

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7月15日(木) 「黒い雨」 訴訟二審も 原告勝訴! 黒い雨でも 白い雨でも…?

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 昨日、広島高裁が、住民84人が被爆者健康手帳の交付を求めていた訴訟の控訴審判決で、全員を被爆者と認定した一審判決を支持し、国側控訴を棄却したという。それに対して、被害者側は、原告たちの高齢化もあり、国側に上告断念を求めたという。
 考えてみれば、「被爆者健康手帳」を交付するのは、被爆者の健康を考慮してのことであり、「黒い雨」がその場所で降ったかどうかというのは、判定基準を明確にするための手続きに過ぎないのである。だから、本来の趣旨からすれば、被爆者手帳を交付するという方が、当然の判断だと私は思う。
 鄧小平はかつて、「黒猫でも白猫でも、ネズミを捕るのが良い猫だ」と語った。その流儀で言えば、「黒い雨でも白い雨でも、被爆者を救済するのが良い政治だ」ということになるのではないだろうか、そう私は思う…。

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7月14日(水) 大谷が オールスターで 宮本武蔵! 球史に残る 巌流勝負?

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 米リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、コロラド州デンバーで開催されたオールスター戦に、アメリカン・リーグの「先発投手」と「一番・指名打者」で出場。「投打の二刀流」によるオールスター戦先発出場というのは、史上初のことなのだそうだ。投手としては、一回を三者凡退で打ち取り、その後、味方が得点を得たことから、オールスター戦での勝利投手ということにもなったそうである。
 日本で「二刀流」といえば、宮本武蔵。宮本武蔵といえば、その人生最大の勝負が、 「巌流島での佐々木小次郎との対決」。大谷翔平にとって、今回のオールスター戦は、この「巌流勝負」に匹敵する舞台であったということか…。とはいえ、大谷はまだまだ若いから、これを「人生の最大勝負」と評価しては申し訳ない表現かもしれない、とも思う。今後ますますのご活躍を期待したいと思う。

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7月13日(火) 台湾の 有事を想定 防衛白書 米中間が きな臭くなり…

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 この日、防衛省が「防衛白書」を公表。注目されたのは、中国からの軍事侵攻さえ噂されている「台湾」に関する記述であった。今回は、「台湾有事がもしも発生すれば、それは日本有事と一体」という認識の下で、「わが国としても一層緊張感を持って注視していく必要がある」と、かなり踏み込んだ表現を行ったということである。
 もしも、中国と台湾とが軍事的に衝突することになり、それにアメリカ軍が参戦する事態ともなれば、日本も「集団的自衛権」を行使して、アメリカ艦船の防護などにあたらなくてはならなくなる。また、中国軍がその機に乗じて尖閣諸島の占領に動く事態ともなれば、日本と中国との直接的な軍事衝突も、覚悟しなくてはならなくなる。
 そんなことを考えれば、日本も、強い危機感を持たねばならないということであろう。

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7月12日(月) 「ヴァージン」が 宇宙飛行に 成功し 新段階の 宇宙ビジネス…

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 「ヴァージン・レコード」創業者として知られるリチャード・ブランソン氏が創設した「ヴァージン・ギャラクティック社」が開発した有人宇宙飛行船「スペースシップ2」が、ブランソン氏らを乗せて、地上から約90kmの高度の大気圏外を飛翔し、有人飛行に成功。「ヴァージン・ギャラクティック社」は、来年から、一般向けの宇宙旅行サービスを提供する計画だという。
 このような計画は、「アマゾン・ドット・コム」の創業者・ジェフ・ベゾス氏も進めていて、もう間もなく、ベゾス氏自身が搭乗して有人飛行に挑戦するとされている。
 かつては宇宙飛行といえば、国家がその威信をかけて行う、金に糸目をつけない取り組みであったが、それが、いつしかビジネス領域での商業活動となってきているようだ。こうなると、これからが、いよいよ本格的な「宇宙時代」到来ということになるのであろう。

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7月11日(日) “稲むらの 火”で有名な 浜口梧陵! その人生も “稲むらの火”だ

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 7月の人間論ゼミで取り上げたのは、浜口梧陵。江戸時代末期に起きた「安政大地震」の時に、押し寄せる大津波を見て、高台にあった稲むら(刈り取った稲束を積み重ねたもの)に火をつけて、村人たちをその高台に誘導し、多くの命を救ったという人物である。「稲むらの火」の物語で、よく知られている。
 今回は、その浜口の人生やその生き様など、その人生全体を論ずる勉強会を開催した。結論的に言えば、彼は、明治政府の初代郵政大臣とも言うべき「駅逓頭」や、和歌山県議会の初代議長にも就任した政治家でもあった。また、ヤマサ醤油代表として経営を行うと同時に、私財を惜しげもなく社会のために投じた篤志家でもあった。
 明治の新時代に人々を導いた、まさに「稲むらの火」そのものの人生であったとも言える気がしたのである。

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7月10日(土) 大雨が 九州南部に 降りしきり 多くの足跡 濁流が飲む

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 今日も雨。特に九州南部では、「線状降水帯」が発生して、猛烈な雨になっているようである。やはり、多くの識者が指摘しているように、地球温暖化現象が進行する中で、海水面温度が上昇して、水の蒸散量を増大させていることが、降雨量の増大に結びついているのであろう。通常の梅雨前線の活動によって、毎年のように豪雨被害が生じるのは、異常なこと。いや、「そんな状態が当たり前だと考えざるを得ないということ」自体が、異常なことだと言ったほうが、正確かもしれない。
 今日は、ロシアでエリツィン氏が「初代ロシア大統領」に就任した日から、ちょうど30年となる日であった。しかしそんなことは、何も話題にもならなかった。大雨被害に気を取られている間に、過去の様々なことが、その激しい濁流に飲み込まれ、人々の足跡が、次々に消し去られてしまっていく…。

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7月9日(金) キッシンジャー氏が 訪中してより 半世紀! 今アメリカは 反省期かも…?

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 今日7月9日は、今から50年前のこの日に、アメリカのキッシンジャー大統領補佐官が、米中間の国交正常化への道を探るために、秘密裏に北京入りをしたという日である。そして、周恩来首相と3日間にわたって会談を行った結果、翌年の2月には、ニクソン米大統領が訪中し、アメリカが、中国との国交正常化に向けて大きく舵を切った。この判断は、その後の世界に、確かに安定した秩序を生み出す一助になったには違いないと思う。
 しかし、それから半世紀を経て、今や中国は、アメリカにとって最大の脅威で、覇を競い合う関係となってきている。
 そんな様子を見ていると、ダジャレではあるが、今のアメリカは、これまでの「友好的な半世紀」を振り返りながら、それが本当に妥当であったのかどうか、と考える「反省期」に入っているとも言えるのではないだろうか。

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7月8日(木) 東京に 「緊急事態」が 再宣言され 「五色の雲」も 重く沈めり…

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 東京都内で「新型コロナウイルス」感染者の増加が見られることから、政府は、東京都に四度目となる「緊急事態宣言」を発令することを決定。この発令によって、東京オリンピックやお盆期間中の人流を低く抑え、感染拡大を防ぐことを狙ったものだと報じられている。
 そしてそれに合わせて、東京オリンピックの観客に関しては、東京を始めとする首都圏の競技会場においては、「無観客」とする方向で調整が始められたという。
 仏教では、吉祥の印として「五色の雲」が語られる。阿弥陀如来が、西方浄土から、この美しい雲に乗ってやってくるのだという。しかし今、その喜びをもたらすはずの「五色の雲」が、急に暗転して、激しい嵐を運んできそうな気配である。開幕間近の東京オリンピックであるが、この調子だと、どうも人々の気が晴れない、重苦しい大会となりそうである。

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7月7日(水) 天の川 今年も豪雨で 大氾濫…かも 恋人同士の 逢瀬もかなわず…

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 7月7日といえば、「七夕」。琴座のベガが象徴する「織女」と鷲座のアルタイルが象徴する「牽牛」が、年に一度だけ、この日に雨さえ降らなければ、巡り合えるとされる日である。
 しかし、このしばらくの日本列島には梅雨前線が停滞していて、今日も雨。大雨で避難指示が出された地域もあり、不安な眼差しで夜空を見上げた人も多かったに違いない。
 改めて「七夕」伝説を思う。今の世の中は、何でも思い通りになる便利さを追い求めてきたが、そんな中で、私たちはかえって失ってしまったものが多くあるのではないだろうか。なかなか会えないからこそ、その逢瀬の時間に尊さが生まれる。なかなか手に入れられないものであるから、それに輝きを感じることができる。言うならば、不便であればこそ、そこに価値が生まれてくる。そんなことも、時には考えてみたいものだと思った…。

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7月6日(火) 「西日本 豪雨」の日から 丸3年! 化粧直しは 進んできたが…

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 四国山地真只中の「若葉書院」も被災した「西日本豪雨」の日から、今日で丸3年である。テレビでは、被災地の被災直後と現在を較べ伝える映像が次々と流され、この3年間を思い考えさせられた一日であった。
 3年間という年月は、災害復旧という面では、十分に長い期間であった気がする。当時寸断されていた道路や橋は、そのほとんどが復旧されたようである。流出した大量の土砂に埋もれていた家屋なども、土砂が取り除かれ、再建されて、日常の生活を取り戻しているように見える。表面的には、だんだんとその装いを取り戻してきていると言えるだろう。
 しかし、被災者の心の中となれば、問題は別。身近な人を亡くした人、財産を失った人、故郷を離れて生活する人、様々な人々の心の内は、いくら外見の化粧直しが進んでも、簡単には取り戻せないもの…かもしれない。

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7月5日(月) ベゾス氏が アマゾン創業 27年! 去りて残すは 大きな足跡!

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 この日、アマゾン・ドット・コムの創業者であるジェフ・ベゾス氏が、最高経営責任者(CEO)を退任。創業以来27年。会社は常に革新を続け、驚異的な成長を遂げてきた。例えば、株式時価総額は、約190兆円。最初にナスダック市場に上場した時に比べると、約3,800倍もになるという。アマゾンのブランド価値は75兆円で、世界一。また、従業員数は127万人。ウォルマートに次いで、アメリカで第2位だという。
 時代の波にうまく乗った形で成長を遂げてきたとはいいながら、ベゾス氏本人が語るように、自らが「発明家」として、常に新たな可能性に挑戦し続けてきた結果であろう。
 ベゾス氏の個人資産も、20兆円に余るという。これまでの偉大な足跡と、今後の人生を切り拓くための莫大な資金、この両者をもって、今後どのような人生を生きようとしているのか、傍観者としても興味深いところだ。

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7月4日(日) ロボットが 僕のお家に やってきた… 景色が変わった 家族も変わった…

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 「フォレスト・トレンド勉強会」。テーマは、「『今日、僕の家にロボットが来た』を考える」。
 実は、この1月に、内閣府に井上信治・科学技術政策担当大臣をお訪ねしたときに、同行した福田敏男先生から、この自著本を頂いたのであった。この本は、将来、普通の家庭にロボットが入ってきたときに、どんな問題が起こり、さらにどう家族を変え、ひいては社会までも変化させていくかということを論じたものであった。おそらく、この本が示唆しているように、あと10年か20年後には、私たちの家庭には「当たり前のようにロボットがいる」時代がやってくるだろう。そのときに備えて、技術面のみならず、社会制度や私たちの思考法なども含めて、どう対応していけばよいかということを、この本を通して考えさせられた。
 今後は、「人間関係」という言葉が、「人間+ロボット関係」に変わっていくのかも…。

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7月3日(土) 熱海での 大雨災害 報ぜられし日 我はワクチン 一度目接種!

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 この日の午前中、熱海で、「大規模な土石流災害」の発生が伝えられている。テレビ上の映像では、町並みの中に一気に巨大な濁流が流れ込み、家々が次々に呑み込まれていく…。それは、ほんの一瞬の出来事であったという。この地域では、こんな災害は初めてらしく、自然災害の恐ろしさを改めて痛感した。
 この日、私は、「新型コロナウイルスに対するワクチン」の第一回目接種を受けた。このワクチン接種により、約95%もの人が、もう感染しないと言われている。また、仮に感染しても重症化しないで済む、とも言われている。菅総理が言われるように、「ワクチン接種こそが決定的な対策」ということであろう。
 このしばらく日本列島には、様々な自然災害が起きている。こんな「自然災害に対する強力なワクチン」が何かないものだろうか…。
 今日は、そんなことも考えたのであった。

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7月2日(金) 米軍が アフガン撤収 引き際が 難しいとは よく言われるが…

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 米軍が、首都カブールの近郊にある最大拠点「バグラム空軍基地」から撤収したと報じられている。これは、米軍のアフガンからの撤収がいよいよ最終局面に立ち至っていることを象徴する出来事だと思う。
 振り返れば、米軍がアフガンに展開したのは、2001年10月のことであった。その直前の9月11日に、米国内での「同時多発テロ」が起き、その主犯とされたビン・ラディン氏を匿ったアフガンへの攻撃を、当時のブッシュ米大統領が命じたのであった。それから数えて、ちょうど今年が20年である。
 「軍を引き揚げることは、戦争を始めるよりも難しい」とよく言われる。今回も、バイデン大統領は、米軍撤収後もアフガン政府を支援すると言明しているが、武力の空白が、諸勢力の対立や諸国の干渉を強め、再びアフガンが「中東の火薬庫」となることを懸念する…。

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7月1日(木) 中国の 共産党が 立党100年! …地球の暦じゃ 一秒足らずか…

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 「中国共産党創立100周年記念式典」が、北京の天安門広場で開催された。
 その演壇に立った習近平・総書記は、ここで長時間にわたる演説を行い、これまでの中国共産党の業績を強くアピールするとともに、今後も、共産党一党支配を続けることの重要性を強調した。さらに、世界各国から加えられる圧力に対して、そのような外部勢力の介入を決して許さず、軍をさらに強化する姿勢を示し、今後、中国を強国として、世界に君臨することを目指すとした。加えて、近年国際社会が大きな問題として取り上げる「香港・ウイグル問題」や「台湾問題」などに対しては、一歩も譲らない姿勢も明確にした。
 100年といえば、随分長い時間と言えそうだが、地球の46億年の歩みからすれば、一秒にもならない。中国の壮大な夢も、所詮は「うたかたの夢」…そんな気もしたのであった。

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