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8月31日(火) 米軍が アフガン撤退 完了と 語るバイデン 浮かない顔して…

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 バイデン・米大統領は、この日、約束通り8月末までにアフガニスタンから米軍を撤収し、「アフガニスタン戦争は、ここに終結した」と宣言した。
 しかし、この間にアメリカは、2兆2,610億ドルという巨費をこの戦いに投じ、米兵死者数も、約2,500人を数えたという。9・11テロ首謀者のオサマ・ビンラディンの殺害には成功したものの、米国社会に、大きな傷跡を残す戦いであった。それだけに、現政権に対しても、多くの批判が寄せられているようである。
 この日演説したバイデン大統領は、「大統領の根本的な責務は、2001年の脅威ではなく、2021年の未来の脅威(中国)から米国を守り、保護することだと考えている」と、国民に語りかけた。しかし、私の目には、その表情が、心晴れないように見えた。さて、その心中では、何を考えていたのであろうか。

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8月30日(月) 北朝鮮 また核施設 稼動かも… オイラのことも 忘れないでと…

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 国際原子力機関(IAEA)の報告書によると、このしばらく、北朝鮮が、核施設を再起動させている兆候があるという。
 具体的には、寧辺にある原子炉の冷却水が排出される様子が観測されたのだそうだ。それ以外にも、幾つかの指摘がなされていた。IAEAでは、今後、この問題を議論するという。
 問題は、今の時期に、なぜ北朝鮮がこのような挑発的な行動を始めたかということである。おそらくは、米中対立の激化やアフガン・ミャンマー問題などに国際的な関心が向けられて、北朝鮮の存在感が低下していることに対する危機感であろう。とりわけバイデン新政権が誕生して、もう半年余りになるが、この新政権に対して、北朝鮮に対する関心を持たせようという意図もあるだろう。
 要するに、「オイラのことも忘れないで!」というアピールなのであろうか…

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8月29日(日) 「タオ」って何? 動詞にすれば 「タオる」となって 心の汚れも 拭き取るものだよ…

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 「人間哲理研究会」の日。今回取り上げたのは、F・カプラ著『タオ自然学』という本であった。約400ページに及ぶ大部の書物であり、ずいぶん以前に購入したものの、目を通さないままに放置していたものを引っ張り出してきて、今回の勉強会に使ったのであった。
 「タオ」というのは、東洋思想において、「道」のことである。しかしそう言われても、何が何やらよくわからない。それを、自然科学の新しい知見などと重ね合わせながら、理論的に解き明かそうとしたのが、今回の本である。
 しかしそうは言っても、まだよくわからないだろう。そこで私は、「タオ」を動詞化してみた。すると、「タオる」となる。タオルは、身体の汚れを拭き取るときによく使われる。それを敷衍すれば、人の心の汚れさえも拭き取れるのではないか…そんな役割を果たす概念が「タオ」であると言ってみたらどうだろう。

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8月28日(土) もう一年…か… アレそうなのか…と… 振り返り この一年の 早かったこと…

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 今日は、「母の一周忌」。母が亡くなったのは、昨年の9月17日であったが、お寺さんや参列予定の人たちの日程を調整した結果、この日になったということである。
 それにしても、この一年は、なんとも早く過ぎていった気がする。人は加齢とともに、時が早く過ぎるようになるというが、それは、私の年齢のせいでもあったかもしれない。
 ギリシャ語には、時間を指す言葉として、「クロノス」と「カイロス」があるという。クロノスというのは、客観的事実として過ぎてゆく時間のことであり、どんな人にも同じように時が過ぎていく。一方、カイロスというのは、心の中の時計が刻む時間のことである。私たちが胸の中に持つこの「カイロス時計」が、年々早く時を刻むようになっている…。私も、そろそろこの世を去る時を意識しなければならない年齢になったということなのだろうか…。

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8月27日(金) 久々に 大川村への 遊行脚! “ビックリバー”ちゃん ゴマメの歯ぎしり…!

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 今日は、久しぶりに高知県の「大川村」を訪れた。人口が400人を少し切る、日本最小の村である。それだけに、コロナ感染拡大の中で訪問を控えていたのであるが、久々に村長と話をしてみたいものだと思い、今回の「遊行脚活動」に、この地を選んだのであった。
 今回のメインの目的は、かつてこの地で栄えた鉱山跡地の見学であった。その旨をお話しすると、村長自らが山中をかきわけて、ご案内くださった。心から深く感謝申し上げたい。
 村長は、ロマンチストである。この村に様々な夢を描いている。しかし、いかんせん、小さな村だけに、思うにまかせないようだ。
 私はかつて、「大川」という地名から、「ビックリバーちゃん」という「ゆるキャラ」を提案したこともあった。このキャラが「歯ぎしりするゴマメ」を手にして、「夢はでかいのだがなぁ」と語っているイラ短、いかがだろうか。

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8月26日(木) 岸田さん 総裁選への 出馬を宣言! 国民みんなの 声よく聞くと…

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 この日、自民党は、党総裁選挙の日程を9月17日告示、9月29日投開票と決定。それを受け、かねてから出馬意向を示していた岸田文雄・前政調会長が、立候補を正式に表明した。
 今回の総裁選では、岸田氏は、前回選挙でも第二位の得票を得ていることから、最有力候補として、この選挙をリードしていくであろう。今日の立候補声明で、私の耳に残ったのは、「国民の間には、政治に自分たちの悩み苦しみが届いていない(思いがある)」と語った点であった。そんな政治姿勢が、国民の政治への不信感を強めているとして、国民の声をしっかり聞く自民党にしたいと力説していた。
 今、自民党総裁でもある菅総理の耳は、とても大きい。それ以上に国民の声を聞く耳になるには、両手を耳に当てて、今日のイラ短のような姿にならねばならないのではないだろうか、そんなことを思ったのであった。

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8月25日(水) 今回は 地方で感染 懸念され 日本列島 もう秋景色…

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 この日、政府は、総理官邸で「第75回新型コロナウイルス感染症対策本部」を開催し、緊急事態宣言の対象地に、北海道や宮城県、岐阜県や愛知県などを追加指定し、既に指定している地域の期間も、9月12日まで延長することを決定した。さらに、「まん延防止等重点措置」の適用地域も拡大することとした。医療機関のひっ迫状況が、全国的に切実なものになってきているからであった。
 ニュースでは、この決定をトップニュースとして伝えていたが、そこで紹介された日本地図を見ると、「緊急事態宣言対象地」が赤色で示され、「まん延防止等重点措置地」は黄色で示されていて、日本列島全体が、一足早く「錦模様の秋景色」になっていた。
 秋といえば、「実りの秋」である。これまでの取り組みが、そろそろ結実する季節になるようにと、願わざるを得なかった。

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8月24日(火) 今宵から パラリンピック! この夏は 現実離れて 過ぎてゆくかな

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 この夜、「東京2020パラリンピック競技大会」の開会式が行われ、これから史上最多の4,403選手が熱戦を展開することとなる。
 考えてみれば、この一か月間、テレビをつければ、ずっとスポーツ競技が放映されていたという印象である。7月23日から8月8日までの17日間は、「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」、 8月10日から8月29日までの20日間は、「第103回全国高等学校野球選手権大会」、そして今日開幕の「第16回東京パラリンピック」は、9月5日までの13日間である。延々と一か月余り「スポーツ祭典リレー」が続いているという印象。
 それにしても、切れ目なく長く続くお祭りというのは、見ている者にとっても、少し辛いところがある。今日姿を見せた、三色の「パラリンピック雲」を見上げながら、それにしても、もうそろそろ日常の生活に戻りたいものだな、というのが、私の率直な思いであった。

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8月23日(月) 横浜の 市長選挙で 人々は 過去も未来も 切り捨てたのか?

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 昨日、「衆議院総選挙前の注目選挙」と位置づけられた「横浜市長選挙」が行われ、政治的には全く新人の山中竹春氏が、他の有力候補に圧倒的な差をつけて当選した。
 この選挙戦を戦った小此木八郎氏は、衆議院議員8期を務めた実力者である。菅総理も全面応援をした。林文子氏は、これまで連続3期横浜市長を務め、その行政手腕には定評があった。一方、田中氏や松沢氏は、まだ年齢も若く、鮮烈な政策を訴えたはずである。
 しかし、有権者は、医学部教授としてコロナ問題に取り組んでいた山中氏を選んだ。言うならば、政治家としての過去の実績よりも、個性的な未来ビジョンよりも、今現在のコロナ問題への対処に最もふさわしいと考える人を市長に選んだということか。有権者は、過去や未来を切り捨てても、今目の前の問題解決を求めたと、総括すべきなのであろうか。

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8月22日(日) “情緒”には 人の間を 開き合う 共同性の 「はたらき」がある?

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 今日は、「幸福思想研究会」。取り上げたのは、小浜逸郎著『なぜ私はここに「いる」のか』という本であった。
 この本には、「結婚・家族・国家の意味」というサブタイトルがつけられていた。現代社会では、「個人の自由」が重視されている。そこで、人々は、様々な制約やしがらみを頭から否定しようとする。しかしその一方で、人間同士のつながりを求め、家族を作り、または国家という枠組みの中に自らの人生を置こうともする。それはいったいなぜなのか、ということを、哲学的に探究している本であった。
 そして、著者は、このような社会を願う人の共同性の根底には、無意識の「情緒」の働きがあるのではないかと語るのである。
 この考え方に、私は強い関心を抱いた。人が幸福になるもならないも、この「情緒」の働きが大きく作用している気がしたからである。

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8月21日(土) 宣言が 出ても危機感 高まらず 週末人出が 大幅増とや?

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 新型コロナウイルス対策の「緊急事態宣言対象地域」を13都府県に拡大して最初の週末となったこの日、数多くの地点での人出が、一週間前を上回ったと報じられている。政府の目論見と、真逆の結果となったようである。
 これには、いくつもの理由がありそうである。一つには、この宣言が幾度も繰り返されたがために、国民が驚かなくなる「狼少年」現象が生まれてしまっていることである。第二には、ワクチン接種が進んできたことに伴う安心感の広がりもありそうである。第三には、病気の正体がある程度分かってきて、注意しさえすれば予防できるという意識が生まれていることであろう。そして第四には、あまりにも長期化したために、もうこれ以上自粛していては首が回らなくなるという経営上の問題もあるだろう。とにかく、危機感を煽るだけでは、もう国民は動かないということだ。

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8月20日(金) 盛り上がり ないまま4日後 パラリンピック… 聖火が一つに なったと聞くが…

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 今日、東京・元赤坂の迎賓館で、パラリンピック発祥の地・英国で採火された聖火と、全国47都道府県で採火され、ここに運ばれてきた聖火を一つにまとめる「集火式」が行われた。
 いよいよもう4日後には、「東京パラリンピック」の開会式である。
 しかし、国民の間にこのパラリンピック開幕を待望する気分はほとんど生まれていない気がする。マスメディア上では、連日のようにこのパラリンピックムードを醸成しようとする取り組みが行われているが、国民の心は、必ずしも、それに合わせて踊ってはいない。
 東京オリンピック開幕からもうすぐ一か月。連日テレビでは異常と思えるまでの時間枠を使ってきたが、そんなお祭りも、一か月も続けば、視聴者も疲れてしまい、飽きてしまう。国民の心も、こうなると、聖火のように、簡単には一つにまとまらないということであろう。

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8月19日(木) トヨタでは コロナで生産 4割減(9月)に! そう言やコロナと いう車種あったね…

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 トヨタ自動車では、「新型コロナウイルス感染拡大」が続く東南アジアでの部品製造が計画通りに進まないことから、9月の生産台数を、当初予定の96万台から50万台へと約4割もの大幅減とすると発表した。
 トヨタには、かつてベストセラー車「コロナ」があった。これは、1957年から2001年までの約半世紀にわたって生産・販売していた乗用車で、日本のマイカーブームを牽引した代表的車種の一つであった。いわば、トヨタの高度成長を生み出した車種ということになるが、その命名の由来は、まさに「太陽冠」のコロナであったという。皮肉なことであるが、コロナウイルスの命名由来と全く同じである。つまり、かつてはトヨタを大きく成長させた「コロナ」が、今は逆に、そのトヨタの経営に影を投げかけている…ということだ。
 今回は、「言葉遊びイラ短」となったかも。

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8月18日(水) 全国の 新規感染 急増し 2万5000と 大台近し

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 新型コロナウイルスの感染者数が激増している。今日は、全国で2万3,000人を超えて過去最多となったそうである。そして治療中の重症者数も、前日から70人増加して、1,716人となり、6日連続での最多更新…。いよいよ医療崩壊の危機が目前という印象でもある。
 毎日の新規感染者数が約2万5,000人ということは、日本の総人口が約1億2,500万人であるから、おおよそ5,000分の1である。つまり、5,000人に1人が、毎日新たに感染しているということである。これが毎日続くとなれば、1か月で75万人になり、日本国民の166人に1人が感染するという計算にもなる。
 古代ギリシャの数学者ピタゴラスが、この時代にもしも生きていたとすれば、どんな新たな「ピタゴラスの定理」を見出して、人々に警鐘を打ち鳴らしただろうか…。ふとそんなことを空想してみたのであった。

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8月17日(火) 緊急事態 対象広がり 13都府県! 脳裏をよぎるは 最後の晩餐!

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 今日、政府は、「新型コロナの緊急事態宣言対象地域」に、7府県を追加。また、その期限も、9月12日まで延長とした。さらに、「蔓延防止等重点措置対象地域」にも、10県を追加。
 これら全てを合わせれば、「29都府県」となり、テレビ画面上に示された日本地図は、ほぼ全域がその対象地域となったかと思われるような広がりを持つことになった。
 とりわけ「緊急事態宣言対象地域」は、医療のひっ迫や崩壊が懸念される地域であるが、その数が「13都府県」。「13」という数は、西欧での「忌数」とされるが、その由来の一つが、イエス・キリストが処刑前に最後に弟子たちと摂った「晩餐」の参加者総数が13名であったことによるものだとも言われている。
 願わくば、「新型コロナウイルス」が処刑に臨む前の「最後となる今回の指定」であってほしい。そんな気がしたのであった。

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8月16日(月) タリバンが カブール進攻! アフガンの この20年とは 何だったのかな?

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 ニュースで、アフガニスタンの武装勢力・タリバンが、首都カブールに侵攻して、大統領府を占拠したと報じられている。米軍が今月末までにアフガニスタンから撤収と発表されて、まだそれほど時間を経てはいない。それにしても、これだけの展開力をタリバンが持っていたとは…。米軍などの圧倒的な軍事力に対して、20年間もその力を維持してきたタリバンの底知れない力には、驚きさえ感じる。
 アメリカは、この20年間、軍事力だけでなく、治安を維持し、またその国力を高めるために、膨大な援助資金を投入してきたという。日本も、復興支援に、莫大な資金を投じてきた。それにもかかわらず、という印象である。
 バイデン米大統領は、今、20年前にブッシュ大統領が始めた戦争の後始末をしているわけだが、多くの批判に、「なぜ私だけがこんなに責められるのか」とぼやいているかも。

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8月15日(日) 終戦の日に 慰霊の塔を 訪れた… たった一人で 死者を悼んだ…

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 今日は、戦後76回目の「終戦記念日」。「戦没者追悼式」が、日本武道館で行われた。
 しかし、「第5波」とも呼ばれる「新型コロナウイルス感染拡大局面」にあるだけに、参列者も少なく、かつての悲しみが会場全体に渦巻いていた頃の雰囲気は、ほとんど感じられなかった。報道では、戦没者伴侶の参列者は、今回一人もいなくなった、ということである。やはり4分の3世紀も経れば、何もかもが、時の流れに押し流されてしまうということか。
 この日、私は、夕刻になって、新居浜市内にある「戦没者慰霊塔」に参拝した。そしてそこで、30分間ほど、静かに戦没者を悼み、日本にとって悲惨であった戦争のことに思いを巡らせた。その間、この場を訪れる人は誰一人もいなかった。このすぐ横が、新居浜市で最も市民に親しまれている公園であり、そこには数多くの人たちがいたにもかかわらず…。

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8月14日(土) 最近は 地震も多発… 温暖化 進み地球が 膨張のせい?

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 今日は、カリブ海の島国・ハイチで、マグニチュード7.2の大地震が発生。かなり大きな被害が発生した様子である。振り返って、このしばらく、世界各地で大規模な地震が頻発している。日本国内でも、地震が多発している。
 ふと思ったのが、地球温暖化の影響。地球大気の気温上昇は、必然的に大地温度も上昇させているに違いない。それならば、これによって地殻が膨張して、それに伴う地殻のひずみが、地震発生の一因になっているのではないかと、そんな気がしたのである。
 この発想を、地質学を研究している、同級生の長谷川君に話してみたところ、地震が発生しているのは、地表面からかなり深い場所であり、地表面の温度上昇で、このような地震が起きるとは考えにくいとのこと。まぁそうだろうなとは思いつつ、それでも、この発想を否定しきれない思いが胸に残ったのだ。

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8月13日(金) 母去りて もうすぐ一年… 新盆に 御霊を招く 迎え火弱々し

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 今日は、亡くなった人の魂を家に初めて迎える「新盆」の日。母が亡くなったのが、昨年の9月17日で、今日がその新盆なので、夕刻から、玄関前で、その母の魂を迎える「迎え火」を焚く。
 しかし、この場に集ったのは、亡き母と共に生活をした家族だけであった。家に多くの人たちが集まってくることが大好きだった母のことを思うと、申し訳ないような気がしたのではあるが、コロナ禍の現状では、なんとも仕方のないことである。
 ただ私の胸の中には、母からの宿題が残されている。自宅で老後生活を送ることをひたすら願っていた母の希望に添えなかったという思いが、私の胸にずっと宿っている。これから先、母と同じような思いを持つ高齢者が少なくなるように、何らかの答えを出せるよう努めていかねばならないと、この日、改めて胸に誓ったのであった。

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8月12日(木) 盆前に なると毎年 思い出す 日航ジャンボ機 墜落の事故!

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 今年もやってきたか…とそんな気がしたのが、36年前に発生した「日航ジャンボ機墜落事故」。乗客乗員520人が犠牲となった、日本最悪の航空機事故である。この日も、コロナ禍で移動自粛が求められる中ではあったが、遺族たち143人が、慰霊の登山を行った。
 この事故に遭遇し命を落とした人たちの中で、搭乗前に、この飛行機が墜落するなどと考えた人は、おそらく一人もいなかっただろうと思う。お盆前のことでもあり、このお盆を親兄弟などとともに楽しく過ごそうと、機上の人になった人がほとんどであっただろう。それが、突如機体後部の圧力隔壁が壊れて制御不能となり、御巣鷹の山中に墜落した…。
 一瞬先に何事が起こるかわからないのが、私たちの人生。そんなことを思ってはみるものの、この事故に巡り合わせた人たちの無念さを思うと、36年たった今も、私の胸は痛む。

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8月11日(水) 本人は 親愛表現 だと言うが セクハラ疑惑に 州知事辞職

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 新型コロナウイルスがニューヨーク州で蔓延拡大した初期に、次々と対策を打ち出して勇躍名を馳せたクモオ知事が、辞任と報じられている。その辞任理由は、「誰に対してもキスをする」と11人の女性からセクシャルハラスメントの告発を受け、それが州の司法長官による調査報告書で認定されたことから、バイデン大統領など、民主党内からも、辞任圧力が強まっていたためであった。
 ただ当人は、女性に対するハグやキスは、「親愛の情を表現するもの」であり、「セクハラではないと考えている」として、「私は他人に親しくしすぎて、不快感を与えてしまったかもしれません」と、コメントを発表した。
 確かに、セクハラかどうかは、それを受けた相手の気持ち次第。これからの時代は、「相手の心情」という物差しでも、事を判断していかねばならないということ…かもしれない。

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8月10日(火) 中国が 科学大国…? 人間の 創発力を 押さえる国が…?

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 文部科学省の「科学技術・学術政策研究所」が発表した報告書によれば、科学技術分野における「注目度の高い論文数」で、中国がアメリカを凌駕して世界の首位になったという。ちなみに10年前の2007年から2009年においては、アメリカのシェアが34.9%に対して、中国はわずか7.6%に過ぎなかった。このしばらくの間、中国が精力的に取り組んできた「科学大国世界一」を目指す取り組みが、大きな成果をあげていると評価できそうである。
 しかし疑問もある。科学技術の発展には、研究者の個性に根差した「創発力」が求められる。しかし、中国は、個人を抑圧する傾向の強い国。そんな国が、科学研究だけは別だというのであろうか。今は具体的目標が明確であるから、研究者を歯車にして突き進めるのであろうが、このやり方では、早晩行き詰まるに違いない…そんな気もしたのであった。

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8月9日(月) 灼熱の 東京五輪が 閉幕し 秋風もたらす 台風9号!

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 昨日、17日間にわたった「東京オリンピック」が閉幕した。様々なことがあったが、ともかくなんとか無事に終了できて、胸を撫で下ろすような気持ちである。
 そして今日は、「台風9号」が関西地方に襲来。各地に大雨をもたらすと同時に、気温も一気に下がり、オリンピック最中の暑さが嘘であったかのような気候になった。
 それは、私たちの心も同様である。毎日テレビをつけると、朝から夜までオリンピック中継が続き、しかもその中で、日本選手の活躍が際立っていたため、いつしか私たちの心の中も熱くなっていたのであるが、それが終了し、外国選手団が一気に帰国する中で、心の中にも、秋風が吹き込んできている印象である。
 祭りが終わった後の寂しさ…とはよく語られてきたが、その寂しさとは、同時に安堵の心でもある、とそんな気がしたのである。

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8月8日(日) 空海が 太陽ならば 最澄は お月様かも… 全てを抱く…

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 「人間論ゼミ」の日。今回のテーマは、「天台宗の開祖・最澄の人生と思想」であった。
 最澄といえば、平安時代初期の僧。桓武天皇を心の面で支え、また新たな仏教をつくり上げようと努めた仏教者であった。
 この時代の仏教者としてよく対比されるのが、「真言宗の開祖・空海」である。この二人は、同じ時に遣唐使船に乗って中国に渡り、当時の中国仏教を学んで、帰国している。最澄は天台宗を学び、空海は密教を学んできた。そして、新仏教をこの国に実現しようと努めるのである。空海は、太陽を象徴する「大日如来」を中心仏とする教えを広め、「弘法大師」の称号を受けた。一方の最澄は、あらゆる仏教の教えを一つに統合し、全てを包み込む教えを伝えたとして「伝教大師」の称号を受けた。
 最澄は、太陽ではなく、万物を優しく照らす月の輝きを持った僧であった、と私は思った。

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8月7日(土) 灯は 滅せんとして 光増す… 侍ジャパンの 金の輝き!

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 灯(ともしび)は、その火が消えようとする直前に、一度明るく輝くという。オリンピック閉幕を翌日に控えたこの日、日本国民の心にそんな輝きを与えたのが、野球の日本代表「侍ジャパン」がアメリカ相手に勝利し、待望の金メダルを獲得したことであったかもしれない。
 野球がオリンピック競技になったのは、13年ぶり。それだけに、この初優勝は、日本人の心に「金の輝き」を与えたに違いない。困難を極めた今回の東京オリンピックであったが、「終わりよければすべてよし」という好印象を、国民の心に残すことになったのではないか。
 今回のオリンピックでは、日本選手の活躍が目立った。金メダルもずいぶん多く獲得して、金・銀・銅を合わせて、オリンピック史上最高のメダル数にもなったようである。
 最後に臨んで、改めて日本選手の健闘を心から称えたいと思う。

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8月6日(金) 「原爆の 日」に小田急では 無差別の 傷害事件! 心が汗だく…

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 8月6日といえば、人類史上で初めて、原子爆弾が戦争で使われた日。今から76年前のことである。広島市民を中心に、約30万人が命を失ったとされている。
 一方、この日の夜、東京都内を走っていた小田急線の快速急行車両内で、刃物を振り回して、乗客にけがをさせた男がいた。
 この両者は、直接に何らかの関係があるとは思えないが、それでも共通するのは、「無差別」に殺傷が行われたということ。無差別に危害を加えるには、それを正当化する何らかの漠然とした気分が、その加害者の胸に宿っていたはず…。それは、必ずしも明確なものではないかもしれない。カミュの『異邦人』では、その気分が「人を殺したのは、太陽のせいだ」と表現されている。この無差別に破壊を引き起こす気分、それが気がかりである。
 今日は、私の心が、冷や汗をかいている。

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8月5日(木) 聞きかじり 生かじりまた すねかじり 今度はついに メダルもかじった…

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 まぁどうでもよいような話ではあるが、女子ソフトで金メダルを獲得した後藤希友選手が、その報告に名古屋市長を表敬訪問したときに、市長がメダルを噛むパフォーマンスをして、波紋を呼んでいる。
 この河村たかし市長は、私と同時期に国会議員をしていた関係で、少しはその人柄も知っているが、当時も、有権者受けを狙うパフォーマンスが得意な政治家であった。おそらくは、今回も、ここでメダルを獲得した選手がやるパフォーマンスをすることが、有権者に受けるに違いないと考えて、この挙に及んだものだと思う。しかし、その振る舞いは、少し品性を欠くものであったようである。
 政治家は、「聞きかじり」や「生かじり」で発言することがよくある。スポンサーのすねをかじって、政治資金集めもする。しかし、メダルかじりは、少しやり過ぎだったかも…。

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8月4日(水) スケボーで “真夏にサクラ”が 咲いたけど オジサン頭にゃ 理解が困難?

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 今回のオリンピックで新種目に採用された「スケートボード」の「女子パーク」で、19歳の四十住さくら選手が金メダルを獲得。また12歳の開心那選手が銀メダルとなった。
 四十住さくら選手は、「真夏に桜を咲かせたい」と、今大会に臨む決意を語っていたという。そして見事に、その花を咲かせたということである。心から祝意を表したいと思う。
 しかしそうは言いつつも、私の心の中には、すっきりしない気持ちが残っているのも事実。それは、陸上競技や水泳競技などの古くからのオリンピック種目で、長い間にわたって厳しいトレーニングを続け、それでもメダルを取れずに悔し涙を流しているアスリートたちに較べると、同じメダルといっても、ずいぶん違うものだなという感を禁じ得ないからである。
 この違和感、それが「真夏のサクラ」という表現?…そんな気さえしたのである。

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8月3日(火) コロナでは 「原則自宅で 療養」と 聞きて騒ぐは 口頭遊民?

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 昨日、政府が、新型コロナウイルス感染者の急速な増大を受けて、入院対象を重症者や重症化リスクがある人たちを中心に絞る方針を示したことに対して、様々な発言が報じられている。それに対して、今日は、菅総理が、日本医師会の中川会長らと面会し、今後の対応を巡って協議をしたという。
 確かに限られた病床しかない現状では、それをより重要度の高い人たちに提供しようという判断は、大局観に立てば、当然であろう。しかし、局所だけに焦点を当てて大げさに論じようとする人たちにとっては、格好の批判材料となっているのも、事実である。
 そういう人たちのことを、かつて大正時代から明治時代にかけて流行した「高等遊民」という言葉にかけて表現するならば、さしずめ「口頭遊民」という表現にでもなるのかな…などと、私はふと考えたのであった。

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8月2日(月) 夏休みなど 人の往来 増す時にゃ 「緊急事態」 声も空しき…

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 今日から、またもや「緊急事態宣言」の対象地域が拡大され、「蔓延防止等重点措置」も国内に広く適用された。爆発的な感染拡大や医療崩壊を防ぐために、ここで今一度、厳しい人流抑制の取り組みを行おうと決定されたものである。
 しかし、この時期はといえば、夏休みやお盆休みであり、多くの人たちが、里帰りやレジャー旅行に出かける。さらに今年の場合は、東京オリンピックやパラリンピックが開催されて、気持ちもアクティブになりがちである。さらに、もうこれまでにも長期の自粛要請が続いていて、人々の心に抑制が効きにくくなっているという状況も生まれてきている。
 今回も、菅総理や関係大臣、各地の知事などが、メガホンを片手に、外出自粛を大声で呼びかけてはいるが、どうもその声は、国民の心にはあまり響いていないようである。

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8月1日(日) 「戦争」は 自分の意志を 暴力で 他の人らに 押しつけるもの…

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 8月の「フォレスト・トレンド勉強会」では、「戦争の社会学」を、そのテーマに取り上げた。
 日本では、この8月が、「戦没者に対する追悼の月」であり、様々な慰霊行事が各地で行われ、「平和の祈り」が捧げられる。加えてこのしばらくは、米中間の軋轢が強まっており、日本周辺にも、きな臭いにおいが漂うことがあって、平和への思いが募る。そんな時には、「戦争」を理解してこその「平和」だと思う。
 それならば、「戦争」とは何であるかということであるが、『戦争論』で知られるクラウゼヴィッツの定義によれば、「戦争とは、暴力によって、自分の意志を、相手に押し付けることである」とされる。ということは、自分の意志を他の人に押し付けようとさえしなければ、戦争にはならないということか。
 そんな人間や社会の問題としても、戦争を考えなくてはというのが、私の率直な思い。

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