« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »

10月31日(日) 多神教… そこへの回帰が 日本の 今後の使命と 梅原猛!

110220211107_0001

 今日は、「人間哲理研究会」。梅原猛氏の著書『饗宴』を用いて、学び合った。
 梅原氏といえば、日本古代史の中に新たな視点を織り込んだ著書を数多く発表し、注目されてきた歴史思想家である。その基本的視点は、西洋文明が内在している「一神教的な文明形態」に代わって、これからの時代は、日本文明がその中に孕んできた「多神教的な文明形態」に世界が移行していかねばならないのではないか、という文明観であったと思う。今回取り上げた著書の中でも、その視点からの文章が収録されていて、勉強会の中でも、主にこの論点について話し合った。
 そして梅原氏は、「日本は多神教的立場を堅持し、忍耐強く説得に努めるべきである」とも語り、排外的な一神教に対して、新たな道を切り開く世界的な使命を果たすべきだとも主張していた点にも、注目したのであった。

|

10月30日(土) G20 ローマで開幕! その意味は “全ての道(未知)は ローマに通ず”か?

110220211107

 G20首脳会議が、ローマで開催された。昨年は、オンライン会合となったが、今年は、2年ぶりの対面形式での開催であった。ただ、中国の習近平・国家主席やロシアのプーチン大統領、日本の岸田総理などは現地入りせず、もっぱらバイデン・米大統領と欧米首脳との顔合わせ会談だけが、テレビでは報じられていた。複雑化する現今の国際情勢を反映したものと言うべき会議であったかもしれない。
 それにしても、この時期に、西洋文明の源流地ローマで、この会合が開催されたことは、象徴的である。「すべての道はローマに通ず」とは、よく語られてきた言葉であるが、「道」は「未知」にも通ずる言葉である。先行きが見通しにくいこれからの国際社会のあり方を、今回の「ローマG20」が、新たな求心力を発揮して見出していくことができるのかどうか、そんな点に、私も注目したいと思う。

|

10月29日(金) 教育の 基本問題 語ったよ 塾OBらと リモート会議で…

102920211103_0003

 この日の夜、松下政経塾卒塾生が中心になって開催している「教育懇談会」に、講師として招かれて、「現代教育の基本問題」について、お話しした。リモート会議であった。
 この中で問題提起させていただいたのは、現代教育が、教育の基本理念からかけ離れてきているのではないか、という点であった。具体的には、教育活動というのは、人生の「長期的・基本的な力」を育むために為されるものであるのに、あまりにも目先のことに振り回され過ぎている。また、「子供の将来の幸福」を生み出すためにこそ、教育を行うべきではないかという視点も提起した。さらに、「愚かさ」に立ち向かう教育の重要性もお話しした。
 それに対して、参加者からは、この議論は、松下政経塾教育の問題を指摘しているのではないかとの意見も出されていた。
 「いずこも同じ秋の夕暮れ」…?

|

10月28日(木) パンダの日… 来年にはもう 半世紀… 日中関係 様変わりだが…

102920211103_0002

 今日10月28日は、「パンダの日」である。今から49年前のこの日に、中国から贈られたジャイアントパンダ2頭が、上野動物園に到着したという日である。当時は、日本全体が、パンダフィーバーであった。そして、日中友好の掛け声が、日本の各地で大きく叫ばれていた。
 それから約半世紀である。最近の調査では、日本人の約9割までもが、中国に対して、悪い印象だという。国内における民主化運動や少数民族に対する強権的・強圧的な対応、近隣諸国に対するあからさまな政治的・軍事的圧力、中国中心思想が引き起こす様々な混乱などが、その嫌われている理由であろう。
 しかしこの問題は、パンダには関係がない。パンダは毎日、好物の笹を食べて、眠っているだけである。ただ、このしばらくの習主席の顔が、パンダの顔に似てきたということが、パンダにとっての心配事かもしれない…。

|

10月27日(水) 接種率 7割超えた 患者も減った… なんで今ごろ アベノマスクだ?

102920211103_0001

 「新型コロナウイルスワクチン」の2回接種率が、7割を超えたと報じられている。この接種ペースが続けば、11月末には、約8割に達すると見込まれている。そしてそれとともに、国内の新規感染者数は激減し、重症者数も減少を続けている。もちろん、今後新たな感染拡大の可能性がないわけではないが、国内には一定の安堵感が広まっている印象である。
 そんな時になって突然出てきたのが、「アベノマスク問題」。会計検査院の検査によって、政府調達の布マスクが大量に残っていることが明らかになったのである。この問題は、これまで常に批判的論調で報じられてきたが、私自身は、当初のマスクがうまく調達できない状況下では、このアベノマスクには一定の意味があったと評価している。
 「それにしても、何で今ごろ…」とは、安倍元総理のぼやき声かも…。

|

10月26日(火) 眞子様が 結婚されて 皇籍離れ アメリカへ行く… それがどうした!

102920211103

 秋篠宮家の長女である眞子さんと小室圭さんが結婚。婚姻届を提出した後、都内のホテルで記者会見が行われたのであるが、NHKなど、マスコミ各社がそれを中継。眞子さんは、長い間、様々な問題を乗り越えてこの結婚に立ち至った歩みを振り返りつつ、結婚が「心を守りながら生きていくために必要な選択」であったと、その率直な心境を語った。
 今回のこの結婚問題は、日本国民に「皇室とは何であるのか、そしていかなるものであるべきなのか」ということについて、問題提起をしたのは確かである。そして、「日本の国の権威の中心に皇室がある」という、多くの人にとってごく当然とされてきた常識に、疑問を投げかけるものでもあった。
 しかし所詮は、若い男女の恋物語…。過熱する報道に対して、私は、そんな冷めた目で、TV画面を眺めていたのであった。

|

10月25日(月) 沖縄で 生け簀の魚が 大量死! 火山軽石 エサと間違え…?

102520211028_0003

 沖縄県の漁港内に設置されている「生け簀」で、数多くの魚が死んでいるのが見つかったと報じられている。このしばらく、沖縄には、小笠原諸島の海底火山で噴出したものとみられる軽石が大量に漂着しているが、それがいよいよ具体的に深刻な被害を生み出し始めたということだ。死んだ魚の胃腸を調べてみると、そこに大量の軽石が発見されたことから、おそらくは、魚がこの軽石をエサと間違えて食してしまったことが、この死亡原因なのではないかと推察されている。
 海底火山から吐き出された軽石が、どれほどの量に上るものか分からないが、相当の量であることが推測される。それがずっと海洋上を漂い続け、各地に被害を及ぼしていくとなれば、これはかなり広範な地域に被害を及ぼすことになるだろう。自然の脅威を改めて感じさせられた事件であった。

|

10月24日(日) 本当の 幸福それは 美しい 永遠の中に 輝けるもの!

102420211028_0002

 「幸福思想研究会」の日。今日のテーマは、「ヘルマン・ヘッセの『幸福論』を考える」。
 ヘッセといえば、その青春時代の苦しみを描いた『車輪の下』がよく知られている。戦後すぐに、ノーベル文学賞を受賞した、現代を代表する詩人・文学者の一人である。
 そんな詩人の目から見るならば、人々が求めてやまない「幸福」というものを、どのように表現するのだろうか…それが、今回の勉強会の問題意識であった。この『幸福論』は、ヘッセが晩年になって書いたものであるが、正直なところ、なかなか難解であった。
 結論から言えば、幸福とは、理性を挟むことのない、純粋で永遠なるものに生まれる、ということを語っていたように思う。そしてそのような幸福な時間というものは、それぞれの子供時代に求めなくてはならないものではないかと、ヘッセは主張していたのである。

|

10月23日(土) 眞子様が 30歳に! 人生に ここで区切りと 願ってるのかな?

102520211028_0001

 小室圭さんとの結婚を控えて、何かと話題を振りまいている秋篠宮家の長女・眞子様が、今日、30歳の誕生日を迎えられたという。女性にとって、30歳という年齢は、若さと決別する年として、できればその年齢までに結婚したいと考えるものなのだそうだ。
 おそらくは、眞子様も、この年齢までに結婚、と強く願っておられたのであろう。そして同時に、皇室の一員として生きてきたこれまでの人生にも、ここで一区切りをつけたいと願われたのであろうか。
 時は移り、人や社会制度を取り巻く環境も、次々に変わっていく。おそらく、皇室も、今、その荒波の中で呻吟しているのであろう。変化には、苦痛が伴う。眞子様は、その荒波を受ける側の象徴として、このしばらくの期間を耐え忍びつつ過ごしてこられたということだろう。そう、私には思われたのであった。

|

10月22日(金) この世では どんなことでも 起こり得る… 想定外とは 言わないことだ!

102520211028

 今日の昼過ぎ、大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、ジェットコースターがレール頂上付近で停止するというトラブルがあった。園内での停電が原因であったという。このとき乗客が35人いたというが、全員が、そのジェットコースターから降ろされ、レール伝いに、無事に地上に戻ったという。
 人生には、「上り坂」と「下り坂」、そして「まさか」という三つの坂があるという。私たちは、それらの坂を乗り越えながら、歩んで行かねばならない。とりわけ最後の「まさか」というのは、いつ何時、どんな形で起きてくるかわからない。想定外だから対応できない、などと言っていたら、そこで人生はお手上げである。知恵と力を尽くして、「まさか」に立ち向かう覚悟を持っていなくてはならない…。
 今回のトラブルをテレビで見ながら、私は、そんなことを思い考えていたのであった。

|

10月21日(木) 北朝鮮 ミサイル発射に 安保理が 声明出せず… 動けぬ国連!

102120211026_0003

 国連の安全保障理事会が、北朝鮮のミサイル発射を受けて緊急会合を開催。このしばらく、北朝鮮が様々なタイプの弾道ミサイルを発射していることに対して、その対策を協議する会合であった。
 しかし結論から言えば、「安保理全体としての声明」を出すこともできなかった。中国とロシアが反対したからだという。安保理が機能していない姿を露呈してしまったようである。
 私が危惧するのは、決議違反に対して何ら手を打てない国連では、参加国の求心力が失なわれてしまうことである。国連を常にリードしてきたアメリカにしても、もう国連に期待できないと見限れば、第二次世界大戦前の「国際連盟」と同様になってしまいかねない。
 さて、操舵が効きにくくなってきた「国連丸」は、これから国際政治の荒波の中を、どう進んでいこうとしているのであろうか。

|

10月20日(水) 阿蘇山で 噴火発生! 目に見えぬ 大地の奥に 蠢くものあり…

102120211026_0002

 今日、阿蘇山が噴火。噴煙が3,500メートルまで上がり、西方向に火砕流が1,300メートル流れ下ったのが確認されたという。今回の噴火は、2016年10月以来ということで、約5年ぶりのこととなるようである。 このしばらく、熊本県では、毎年のように大きな自然災害が起きているが、県民皆さんの気持ちがここで折れてしまわないことを、心から願いたい。
 それにしても、私たちの目に見えない大地の奥で、一体何が起こっているのであろうか。全国各地で相次いでいる大地震なども考え合わせると、やはり大きなプレート移動と地殻変動が生じているということだろうか。
 「備えあれば憂いなし」などという諺があるが、それは違うと思う。いくら備えを行っても、人々の憂いは決して無くなることはない。それならば、せめて心の構えを、少しでも強固にしておくという必要があるように思う。

|

10月19日(火) 総選挙 告示はされど この国は 今なお深き 霧に漂う

102020211026_0001

 総選挙が告示された。1,051人が立候補したという。これから12日間の選挙戦が展開されることになるのであるが、コロナ後の日本社会のあり方を巡って、建設的な議論が活発に展開されることを期待したいと思う。
 しかし、各党の主張を聞いていると、残念ながら迫力不足である。国難とも言うべき大問題の後であるだけに、もっと意欲的に新時代に向けた新たなビジョンを掲げて戦う政党が出てきてもよいと思うのであるが、各党党首の演説などを聞いていても、どんぐりの背比べといった感を禁じ得ない。何かしら肩透かしを食らわされているような気分である。
 各政党の公約を入れている箱は空っぽであり、国民に未来への指針を指し示す象徴であるべき国会議事堂は、深い霧に包まれて漂っている…。それが、今日胸に抱いた、私の率直な心象風景であった。

|

10月18日(月) 中国の 経済成長 5パーを切りて 習体制にも 更年期かも…

102120211026

 中国国家統計局が、この7月から9月までの実質国内総生産(GDP)の数値を発表。それが、前期比0.2%増にとどまったという。この数字は、前年との比較では4.9%増となり、市場予想の5%を切る数字となる。中国経済が停滞局面に入りつつあるという印象である。
 中国の場合、おおよそ7%成長を下回ると、所得減少や失業者増加などを生み出し、そうなると、不満を持つ国民が増加して、国内の秩序維持が困難になるとされている。
 中国の場合、来年秋には、5年に一度の「共産党全国代表大会」が開催され、総書記人事など重要人事や基本政策が決定されることになっている。その時期に国内が混乱していては、大変なことである。そこで、これから次々に経済浮揚の手が打ち出されるものとは思うが、大国中国の前途、必ずしも洋々たるものではない、ということか…。

|

10月17日(日) 中国が 超音速の ミサイル実験? 民族の夢 実現するぞと…

101720211022_0003

 イギリスのフィナンシャル・タイムズ電子版が、中国が今年8月に新型ミサイルの実験に成功したようだと報じた。この新型兵器というのは、マッハ5以上の極超音速で飛ぶハイパーソニック兵器で、通常は地球周回軌道上を周回していて、いざ攻撃となると、大気圏中に再突入し、その後は超低空を飛行機のように進路を自在に変えながら、地球上のどんな場所でも攻撃できる、という兵器なのだそうだ。これまでのミサイル防衛システムでは、その攻撃を防ぐことができないという。
 このような報道に接すると、中国は、かなり本気でアメリカの覇権を力で突き崩す軍備拡張に走っていることが想像される。かねてから、習近平・中国国家主席は、「中華民族復興の夢」を語ってきているが、こんな物騒な兵器で、それを達成しようとしているのならば、他の国々にとっては、迷惑至極な話である。

|

10月16日(土) 秋祭り 今年もコロナに 掻き消され 冬への覚悟が 胸に生まれず…

101720211022_0002

 今日から三日間、「勇壮な祭り」として知られる「新居浜祭り」である。しかし、去年に引き続いて、今年も、静かな祭りとなった。新型コロナウイルスの感染拡大懸念が続いているため、一台の太鼓台に「かき夫」200人もが密集するのは、感染拡大のリスクがあまりにも大きいと、医師会や市行政が自粛を呼びかけた結果、街に太鼓台が繰り出さず、いつもの賑わいと熱気が生まれなかったのである。
 この判断は、正しい判断だと思う。しかし、どうも心の中の歯車が噛み違ったようだ。
 つまり、この秋祭りで気勢をあげることは、暑かった夏、そして収穫の秋に一区切りをつけて、これから冬に向けての準備を始めるという「ケジメ行事」でもあったのだと思う。それがなくなったことで、節目がないままにズルズルと冬に入るような、なんとも頼りない気持ちが胸に生まれてきたのであった。

|

10月15日(金) 大規模な ドコモ回線 障害に 神経も麻痺… 日本列島!

101720211022_0001

 ドコモの通信回線が大規模な障害を引き起こし、約200万人もの人たちが、長時間にわたって通話や通信を行い得ない事態となったという。その影響は、社会生活全般に及び、今や最も重要な社会インフラの一つとなった携帯型通信システムの重要性が再確認された。
 このような事態を招いた直接的原因は、社内でのサーバー切り替え工事中に不具合が発生し、元の設備に戻そうとしたところ、大量の情報が一気に流れて、パンクしたということのようである。何重にも安全措置がとられているはずの通信ネットワークにおいて、なおこのようなトラブルが起こり得るということであるから、さらに、フェイルセーフの対応を進めていく必要があるだろう。
 今の日本列島、内憂外患である。それに、さらに今回、「神経麻痺の懸念」までもが加わったということだろうか?

|

10月14日(木) 衆議院 バンザイの声 轟きて 戦場に散る 国会議員!

101720211022

 今日、衆議院が解散された。これで、10月19日公示、31日投開票の日程で選挙が行われることとなる。コロナ後の日本社会のあり方や混沌とする国際情勢の中での日本政治の対応などを巡って、各党や候補者が舌戦を繰り広げることとなる。少し前に就任したばかりの岸田総理にとっては、早速の大勝負。この選挙戦に勝利し、政権基盤を固め、新時代の政治に雄々しく立ち向かっていただきたいものだと思う。
 それにしても、奇異に思うのは、解散が議長から宣告された後に、澎湃として湧き起ってくる「バンザイの声」である。解散とは、衆議院議員が自らの職を失うことである。それをバンザイで締めくくるのには、違和感がある。これは、要するに、この戦いの勝利を期した「トキの声」と理解すべきなのであろう。
 議員皆さんのご健闘をお祈りしたい。

|

10月13日(水) 子どもって 未来の使者なり 今増える 問題児童は 何を伝える…

101320211017_0002

 文部科学省が、2020年度の「問題行動・不登校調査」を発表。それによると、自殺した小中学生と高校生が、前年度比98人増の415人となり、過去最多を更新したという。また、長期欠席者は、前年度を約1割上回る約36万8,000人だったという。ともに、教育界に大きな問題を投げかける数字である。
 よく、「子どもは未来からの使者だ」と言われる。今現在の子どもの振る舞いが、未来社会の姿を暗示しているという意味合いであろう。そう考えると、今学校で起きている事態は、一体いかなる未来を、私たちに伝えようとしているのであろうか。
 世の中は、時の流れと共に変わっていく。そして人の生き方も、それに合わせて変わっていく。だから変化そのものを否定すべきではないが、その中で、子どもたちが希望を失ってしまっているとすれば、それは大きな問題であると思う。

|

10月12日(火) 飲み薬 実用化まで もう一歩…とや 新型コロナも いちコロナのか?

101320211017_0001

 今、「新型コロナウイルスに対する飲み薬」の開発が、最終段階に入っているという。すでにいくつかの製薬企業では、臨床試験の最終段階や緊急使用の申請段階に入っていて、今年中にも、製品が実際に供給されることになりそうである。そうなれば、これまでは「自己回復力」によってウイルスを克服する、という治療法しかなかった業病に、やっと具体的な治療法が提供されることとなる。
 これでようやく、ワクチンに続いて、私たちが日常生活を取り戻すための強力な武器を手にすることになり、今後は、コロナ後の社会再建への動きが強まってくるだろうと思う。
 そうなると、次なる問題は、人々の心の問題である。これまで耐え忍ぶ期間が長かっただけに、それから解放されて、さて何をすればいいのかと、戸惑う人も多く出てくるだろう。それへの対処を考えるべき段階である。

|

10月11日(月) 国会で 代表質問 始まるが 空盃の 献酬なるかも?

101320211017

 国会は、今日から3日間にわたって、代表質問である。そしてそれを終えた直後に衆議院が解散され、この月末には、総選挙の投開票日を迎えるというスケジュールが示されている。つまり、総選挙を前にした、最後の国会論戦ということである。
 質問に立つ議員たちは、舌鋒鋭く問題点を指摘し、激しく論戦を戦わせるポーズを示してはいるが、必ずしもこの論戦を通じて、国の方向性を大きく動かしていこうとするまでの迫力はない。
 そんな姿を、夏目漱石は『こころ』の中で、登場人物に「よく男の方は議論だけをなさるのね、面白そうに。空の盃でよく飽きずに献酬が出来ると思いますわ」と語らせている。
 うまい表現である。酒の入っていない盃を「まあ一献」とやりあっている。今の国会は、そんな風景に見えてならないのである。

|

10月10日(日) “アメリカの 鉄鋼王”たる カーネギー! “富を残すは 不名誉”だって…

101020211012_0002

 「人間論ゼミ」の日。今回取り上げたテーマは、「アンドリュー・カーネギーの人生と思想」。
 カーネギーといえば、「アメリカの鉄鋼王」と呼ばれた大富豪。その一方で、「カーネギーホール」など、その個人財産を使って、数多くの公共施設を寄付したことでも知られている。その人生がいかなるもので、なぜそのような考えに立ち至ったのか、それを学び合ってみようというのが、今回の目的であった。
 興味深かったのは、自分の前半生では、まずお金持ちになり、後半生では、それを社会のために使う、という基本的な考え方を持っていて、「金持ちとして死ぬことほど不名誉なことはない」と、自らの著書に書いていることであった。財産は、生きている間に、自分の責任で社会のために使うべきものだというのである。興味深い人生思想である。今後、さらに研究を進めたい人物であると思った。

|

10月9日(土) 孫文が 清朝打倒し 110年! 今も輝く 中台の星!

101020211012_0001

 翌10月10日が、110年前に、孫文の影響下にあった革命軍が、武昌で蜂起した日。この戦いがきっかけとなって、清国が滅亡した。いわゆる「辛亥革命」の狼煙が上がった日である。
 今日は、北京の人民大会堂で、この「辛亥革命110周年」記念の大会が開催され、習近平・国家主席が、その演説の中で、「中国共産党は、辛亥革命を主導した孫文の忠実な継承者だ」として、「中国の統一は、中国国民の願いだ、と孫文先生も語っておられる」と、孫文の言葉を引用したのだそうだ。
 それにおそらく驚いたのが、台湾の蔡英文総統。孫文の「国民党」の流れを引き継いでいる本家は、台湾の方だと、言ったかどうか…。
 それにしても、孫文がこの世を去ってから、もうすぐ100年である。敵対し合う大陸中国と台湾の双方で、孫文は尊敬されている「国父」だというのだから、大したものだと思う。

|

10月8日(金) “新しい 資本主義”など 新総理 コロナ後日本の ビジョンを語る

101020211012

 岸田総理が、就任後初の「所信表明演説」を行った。この所信表明演説というのは、首相に選任された直後に、その政権が目指す政策運営や国家ビジョン、政治姿勢などについて、衆参両院でその方向性を示す演説のことである。それだけに、内容が広範にわたり、さらに就任早々でもあるため、政策の十分な詰めが行われていないので、細かな部分が見えにくいという批判も生まれがちである。
 この演説の中で、岸田総理は、冒頭で「信頼と共感を得られる政治」の重要性を述べた後、目指す社会像として、「新しい資本主義」のスローガンのもとでの経済政策を中心に、日本の国が抱える問題に対して、自らのビジョンを語った。それはあたかも「千手観音」のごときものであった。手助けを必要とする国民に対して、その一切衆生を救済しようという決意と覚悟が漲った演説であったと思う。

|

10月7日(木) 関東で 震度5強の 大地震? 不気味な予想に 揺らぐ足元…

100720211011_0004

 この日の夜遅く、首都直下を震源地とする最大震度5強の地震が発生。首都圏の列車が運休となり、エレベーターも数多く停止した。また、停電や水道断水など、生活に広範な影響が及んでいるようである。ただ死傷者などはほとんど報じられず、震度5強の地震としては、被害が軽微であったようである。その理由は、今回の地震動の周期が、0.5秒程度と短かったせいだと語る研究者もいた。
 そうは言いつつも、今回の地震が、多くの人たちの警戒心を呼び起こしたのは間違いない。それは、関東大震災並みの巨大地震が、近い将来に起きるに違いないと予測されていて、「今回の地震がひょっとすれば」と、頭をよぎった人も多かったに違いないからである。首都圏に人が密集して生活するライフスタイルそのものの足元が、大きく揺らいだ、今回の地震であったのではないだろうか。

|

10月6日(水) 8日間 株価続落 東京市場 所詮は投機と 思っちゃいるが…

100720211011_0003

 東京株式市場での日経平均株価が、今日も293円下落して、これで8日連続の下落となった。続落記録としては、2009年以来12年ぶりなのだそうである。そう聞くと、新型コロナウイルス感染の中で疲弊しきった日本経済に、さらに大きな打撃かもと、つい身構えてしまうが、しかしこの頃の株式市場は、目先の利益を求めて大きく資金が移動する「投機的市場」になっているので、それほど心配すべきことでもないという気持ちも、胸の中にある。
 元来、株式市場というのは、広く多くの人たちから資金を集めて、社会的に有用な事業を育んでいくために作られた制度だと私は理解している。だから、投資家たちも、事業を育てる気持ちで資金を投じるというのが、本来の姿だと思う。目先の利益だけを求めて、短時間で売り買いを繰り返す今の株式市場は、余りに異常な姿であると言わざるを得ない。

|

10月5日(火) ノーベル賞… 我がふるさとの 人と聞き 大きな地球が 胸で脈打つ

100720211011_0002

 今日は嬉しいニュースがあった。真鍋淑郎博士が、「ノーベル物理学賞」受賞者に選ばれたのであった。特にこの受賞を嬉しく思ったのは、この真鍋博士の出身地が、私の地元ということであった。しかも、その生誕地の新宮には、「若葉書院」もある。TVで紹介される真鍋博士のお人柄への好感も加えて、私の心は、博士に大きな親しみを覚えたのであった。
 さらに、その受賞理由にも、関心があった。それは、人類社会最大の課題とも言われる「地球温暖化問題」の研究を世界で初めて行ったということ。今から約60年前に、自らが作った「大気海洋結合モデル」を使って、地球大気中の二酸化炭素濃度が上昇すれば、地球の温暖化が進むと予測したのであった。
 そんなことを聞きながら、私の胸の中では、真鍋博士の姿とともに、大きな地球が鼓動し始めている気がしたのであった。

|

10月4日(月) 総選挙 直前船出の 新内閣に 大波小波の 海原広がる

100720211011_0001

 今日、衆参両院で「首班指名選挙」が行われ、岸田文雄・自民党総裁が「第100代内閣総理大臣」に選出された。それを受けて、岸田総理は早速組閣を行い、夜には新内閣を発足させた。いよいよこれからが、岸田新総理の新たな船出である。
 しかしその船出をした「岸田丸」の目前には、大波小波が次々に押し寄せて来ている。一番大きな波が「新型コロナウイルス対策」という波であり、それに続いて「日本経済再生」という波も、すぐ目前に迫っている。米中対立の中での外交防衛問題も大波の一つである。さらに、4候補が争う総裁選であっただけに、自民党内の波も穏やかではない。
 そんな中で、もう一か月後には総選挙になる。「嵐の中の船出」というのが、今の新内閣の姿であろう。その嵐を雄々しく乗り越えての活躍を、心から期待したいと思う。

|

10月3日(日) 近隣の 山里巡る 遊行脚! カオスの世にも 秋は深まる…

100320211007_0003

 今日は、当初予定では、若葉書院で「フォレスト・トレンド勉強会」を予定していたが、この一週間、身辺にいろいろなことがあって、準備が整わないので、それを中止と決定した。
 そこで、時間ができた。しかも天気は快晴。しばらく「遊行脚活動」もしていなかったので、身近な「愛媛県東予東部地域の山中」を「宝船ビタミン号」で駆け巡ることにした。
 一つの目的は、昭和54年まで約300年間、銅鉱石を掘ってきた「佐々連鉱山跡」の訪問であった。大地の奥に潜む力が、現実の生活に役立つものとなった場所を体感したいと考えたのである。さらに、ここから銅山川を上流に向けて、様々な「巨樹」を巡って回った。
 この日の山里は、とても美しかった。世の中には様々な問題が「カオス」となって渦巻いているが、自然は、そんなことにお構いなく、ただ静かに秋の趣を深めていたのであった。

|

10月2日(土) コロナ禍の 宣言終えた 初週末に どっと繰り出す 人の大波!

100320211007_0002

 「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」などが全面解除されて初の週末となったこの日、繁華街では、飲食店の再開が相次ぎ、様々なイベントなども久々に開催され、日本列島全体で人出が一気に増加したという。テレビニュースに登場する人たちは、ようやくこの日を迎えられたと喜びを語ると同時に、この人出によって、再びウイルスの感染拡大が起こるのではないかとの不安も語っていた。
 今回の感染の急減は、ワクチン接種の結果であるには違いないが、それでも医療専門家たちの常識をはるかに超えたものであるらしい。ふと連想したのが、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」の浮世絵。一時は、新型コロナウイルスが、富士山が象徴する日本列島を呑み込もうとしていたが、今は、街に繰り出す多くの人たちの大波が、日本列島の将来を呑み込もうとしている…そんな連想であった。

|

10月1日(金) 眞子さまの 結婚日程 発表に なぜか出てきた PTSD…

100320211007_0001

 宮内庁はこの日、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚の日程が10月26日に決定したと発表。しかし、必ずしも国民から歓迎されている結婚ではないとして、皇室としての結婚関連儀式は行わず、また国から支給される一時金も辞退するということだ。
 そして今日は同時に、宮内庁から、結婚を巡って様々な批判がメディア上などで飛び交ったことから、眞子さまが「複雑性心的外傷後ストレス障害 (PTSD)」と診断されたことも発表された。正直なところ、このタイミングでの発表には、意外感があった。おそらくは、このご結婚で、眞子さまは皇室を離れられ、民間人となるのだから、もうこれ以上過激な報道はしないように、と釘を刺したのであろう。
 なんにしても、小室圭さんの弁護士としての初仕事は、これから妻となる眞子さまを守ることなのかもしれないなと思った。

|

« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »