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11月30日(火) 国勢調査 確定した日に 国内で オミクロン株 初確認とや…

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 人間にとって、将来の微妙なことは、本当はよくわからないものだと思う。後になって、「こんな結果になることは最初からわかっていた」と、したり顔で語る人はいるが、それはあくまでも後出しジャンケンに過ぎない。
 しかし、もしもわからないとしても、その時々に最善を尽くして考え抜く姿勢は大切だと思う。あらゆる可能性を検討して、初めて見えてくる新しい景色があるからである。
 今日は、二つの話題。一つは、昨年行われた国勢調査の確定値が公表されたこと。国内の生産年齢人口が、ピークに比べて、13.9%も減少したという。もう一つは、懸念されていた国内でのオミクロン株の感染例が、初めて確認されたということ。
 ともに、これらが将来にどんな影響を及ぼすか、ということは定かでない。大切なのは、ここであらゆる可能性を考え抜くことだ…。

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11月29日(月) 岸田さん 外国人の 入国禁止! 批判は全て 自分が受けると…

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 新型コロナウイルス「オミクロン株」の急速な感染拡大を受けて、政府は、全世界からの外国人の新規入国を原則停止と発表。岸田首相は、この決断は「最悪の事態を避けるための緊急避難的な予防処置だ」と強調した上で、「まだ状況がわからないのに慎重すぎるという批判は、私がすべて負う覚悟だ」と語った。
 この決断の背景には、「デルタ株」の時に、その実態把握ができていないと水際対策が遅れた結果、日本国内での感染拡大が引き起こされ、それが政権批判にもつながったことへの反省があるとされている。熟慮型の岸田総理としては、緊急事態への対応能力を示す上でも、このような姿勢を示すことが有効だと考えたのであろう。よくわからないから待つのではなく、とりあえず最悪を想定して手を打つ、という姿勢は、おそらく日本国民にも支持されるものとなるだろうと思う。

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11月28日(日) 歎異抄 “善人なおもて 往生す いわんや悪人 をや”オヤオヤだ…

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 「人間哲理研究会」の日。今回のテーマは、「親鸞の『歎異抄』を読む」。
 親鸞(1173~1263)といえば、鎌倉時代、日本の仏教界に「他力本願」の教えを広め、浄土真宗の宗祖とされている人物である。今回は、「他力本願」について、弟子の唯円が親鸞の死後に書き残した書物『歎異抄』を用いて、その教えの真意を学び合った。
 この書中の代表的言葉といえばやはり、「善人なおもて往生す、いわんや悪人をや」であろう。これは、人は善人になろうと努めてこそ、極楽浄土に往生することができる、とする常識と正反対の言葉である。しかし親鸞は、そんな小さな自らの努力を頼りにする中途半端な気持ちではダメだ、というのだ。自らの悪を自覚して、徹底して阿弥陀如来の救いを求める、そんな気持ちこそが最も大切なのだと…。オヤオヤという気持ちである。

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11月27日(土) WHO are you? 新顔ウイルスの 感染力に 「懸念すべき」と 指定をしたが…

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 世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスの変異株を、最も警戒レベルが高い「懸念される変異株(VOC)」に分類したと報じられている。この新種は、これまでのものと比べて30か所もの変異があり、その感染力は、このしばらくの世界を震撼させてきた「デルタ株」よりも、かなり強い可能性があるとされている。ただ、この新種が登場してまだあまり時間を経ていないため、感染毒性などについては、まだ十分な評価ができていないという。
 言うならば、企業に就職を希望する元気いっぱいの人が履歴書を持ってやってきたのだが、その履歴書には、まだ何も書かれていない、といった状況に似ている。
 これでは、企業も、この新人をどう評価して取り扱ってよいやら検討がつかない。だから、WHOは言うのだ。“WHO are you?”と。

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11月26日(金) 中国軍 その「知能化」に 人間が 追いついてないって… 一体どうなる?

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 防衛省防衛研究所は、この日、中国におけるこのしばらくの軍事状況を調査した報告書「中国安全保障レポート2022」を公表。その中で力説されていたのが、中国軍の「智能化」の進展であった。習近平・国家主席が出した「軍事智能の発展を加速する」との号令を契機にして、AIや無人機、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの新技術を軍事分野に応用して、先端技術に裏打ちされた軍事機材と軍事戦略の整備が進んだという。また、それに対応して、人と機械が協力して軍を指揮統制する、新たな戦争に対応できる組織改革も進めているという。
 しかし問題は、その改革に対応できる人材育成が進んでいないのではないかと指摘している点である。軍備は先端化しても、それをうまく使える人が育っていないとなると、今後、一体何が起きてくるのだろうか…。

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11月25日(木) 遊行脚! 四国山中 地域起こしに 求められるは 赤ひげ先生!

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 今日は、四国山地内の山村への「遊行脚活動」。具体的には、かつて別子銅山で栄えた「別子山地域」と、同じく白滝鉱山で栄えた「高知県大川村」の様々な場所を訪れると同時に、意見交換を行った。この両地域ともに、激しい過疎と高齢化に悩んでいる。「別子山地域」は、かつて1万2,000人もの住民がいたのであるが、今では約150人にまで減少しているという。大川村も、同様である。
 それだけに、このままでは、集落自身が消滅してしまうという強い危機感がある。しかし、何かを行おうとしても、お金がない。地域を動かす人がいない。ただ「老衰死」を待つばかりという雰囲気がある。
 これら地域に必要なのは、地域社会の病を具体的に治癒する「赤ひげ先生」だと思う。相手の立場で、親身になって、地域の問題を解決する人が強く求められていると、痛感した。

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11月24日(水) 中3生 学校内で 刺殺…と聞きて 日本の未来が 霞んで見えたよ…

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 愛知県弥富市の市立中学校で、中3の男子生徒が、同学年の生徒に学校内で包丁で刺されて死亡。二人は、同じ小学校の出身で、中学2年生の時も同じクラスだったという。市教委は、この二人の間にトラブルあったことを把握していないと説明しているらしい。
 まだその背景はよくわからないが、いよいよ日本の国でも、学校内で、このような事件が起きる時代がやってきたのか、と思うと、気が重くなる。学校といえば、子供を育む場である。未来に向かって、成長する喜びを共有する場である。そんな場所で、仲間とも呼ぶべき同学年の子供の間で殺人事件が起きるなんて…というのが率直な思いである。
 そして、もしもこの問題に日本社会の諸問題が影を落としているとするならば、日本の未来はどんなものになっていくのだろう、そんなことまでも考えてしまったのである。

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11月23日(火) 原油高 対抗措置の 備蓄油放出! OPEC諸国の 火に油かも?

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 アメリカのバイデン大統領は、今後数か月間、戦略石油備蓄を5,000万バレル、日本や中国、インド、韓国、英国などと協調して放出すると発表。原油高が続き、国民からの批判が強まっていることを受けての措置だということである。これに、日本も同調するという。
 ただ興味深かったのは、この方針が発表された後に、かえって原油価格が上昇したことであった。それは、OPECやロシアが、この備蓄原油の放出に対抗して、さらに原油増産を抑えて対抗するとの観測が生まれたからだという。つまり、今回の処置は、「産油国の火に油を注ぐ結果になる」というのである。
 このしばらく、世界の国々は、大国が強い圧力を加えて従わせようとする姿勢に、批判を強めている。これは、アメリカの国力低下を見抜いてのことでもあろう。今回の問題も、そんな世界の混迷を窺わせた一件であった。

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11月22日(月) 中国の 情報堤防 突き崩す 一穴開くか 放水(彭帥)により…

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 このしばらく、メディア上で大きく取り上げられている問題に、中国のプロテニス・プレーヤー、彭帥さんの失踪を懸念する報道がある。なんでも、自らの投稿サイトに、元副首相から性的暴行を受けて不倫関係にあったと告白する文章を投稿した後に、本人と連絡が取れなくなったというのである。
 ホワイトハウスの報道官を始め、西欧諸国の政治家たちが、この問題に強い関心を示し、中国政府の情報隠蔽を強く批判している。
 確かに、中国政府は、国外からの政府批判的情報は遮断し、国内の不都合な情報は、厳しく取り締まっているようである。いわば、「ベルリンの壁」ならぬ「中国共産党の情報堤防」が、国境線に高く築かれているようなもの。今回の「彭帥」問題、あるいは、世界各国からの強力な「放水」銃によって、この堤防が崩されていくことになるのかどうか…。

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11月21日(日) 幸せは 手抜きの場所に 光を当てる… それがコツかと 遠藤周作!

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 「幸福思想研究会」の日。今回のテーマは、「遠藤周作著『ちょっと幸福論』を考える」。
 遠藤周作(1923~1996)といえば、数多くの小説や随筆を世に出して、広く国民から愛された作家である。今回取り上げた『ちょっと幸福論~あなたのなかの未知のあなたへ』という本は、著者が死去する直前、1996年に青春出版社から発刊されているので、あるいは、著者が、次に続く若き世代に語り残しておこうとした「遺言」であったのかもしれない。
 この本の中で著者が論じているのは、「世間の常識」という固い枠組みがあるが、そんなものに捉われないで、自分が信ずる道を歩めというエールである。とりわけ、これまで自分が手抜きしてきたものに改めて光を当てて、そこに新たな発見と工夫を加えることで、人生はずいぶん幸せなものに変わっていくに違いない、という主張であった…。

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11月20日(土) 岸田さん まず手掛けたは 経済対策 55兆とは 富士山級だね…

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 今日、臨時閣議において、「財政支出が過去最大の55.7兆円となる経済対策」を決定。岸田内閣としては、コロナ禍の下で変調をきたした経済の再建が、国の立て直しの第一歩であるとの認識なのであろう。財源には「赤字国債を始めあらゆるものを動員する」としているが、長期的に見て、この巨額の借金には疑問を禁じ得ないところがある。
 岸田総理は、かねてから「聞く政治」を標榜している。そして全閣僚に対して、「車座での話し合い」を求め、国民の様々な声を集めることに意を用いている。それ自身は、民主主義政治の方向性として好ましいものだとは思うが、そこで出された要望に対して、政治が受け身で応えようとすれば、やはりお金が必要である。それが積もり積もって、「富士は日本一の(赤字の)山」となってしまっては、大変なことになる…と、私は危惧するのである。

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11月19日(金) 恒例の 公民館での 講座にて 今回語るは 二宮尊徳!

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 今年も、船木地区の公民館での講座で講演。そのテーマは、「二宮金次郎に学ぶ現代教育」というものであった。
 二宮金次郎とは、実に不思議な人物である。かつては、全国津々浦々の学校に、この金次郎の像が建てられていたという。しかし、金次郎その人が、どんな人生を生き、そしてどのような業績をあげた人なのかは、その当時も、ほとんど知られていなかったようである。例えて言えば、神社にお参りをしても、そこに祀られている祭神については何も知らない、というのに似ているかもしれない。
 今の時代は、金次郎が生きた江戸末期によく似ていると思う。金次郎が、混乱の中で、天地自然の理に基づいて、数多くの農村復興を成し遂げたように、私たちもまた、この混沌の時代に毅然と立ち向かわねばならない、そんなことを、参加者に語りかけたのであった。

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11月18日(木) 人生樹 冬に葉っぱを 落とすごと… 今日も一葉 風に散りけり

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  今日は、「人間の森大学・オンライン勉強会」。「人生樹の思想」をテーマにお話をした。
 ただ、このオンライン勉強会は、今回で最終回。ここで一度、幕を下ろすこととした。
 その大きな理由は、私自身が、人間関係に対しての関心を、とみに失ってきたからである。若い頃には、どんな人間関係であれ、それを広げることが、人生の可能性も広げるという思いのもとに、様々な人たちとの交流を求めてきた。しかし、そのようなものは、私が政治家としてのポストを離れると、あっという間に失われていった。そして私自身も、そんな表面的な人間関係に満足できなくなってきた。
 人生を一本の樹に例える「人生樹」の発想で言うならば、春から夏にかけて数多くの葉っぱをまとっていた樹木が、冬の訪れを前に落葉していくようなものであろう。そして、今日もまた一葉散っていった…ということだ。

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11月17日(水) ある県で “スナバ”はあるが “スタバ”はないと 語った知事あり… “コスパ”はどうかい?

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 平井伸治・鳥取県知事が、かつて「鳥取県には、スナバ(砂場・砂丘)はあるが、スタバはない」と発言して、話題になったことがあった。
 スタバとは、コーヒーチェーンの「スターバックス」。そのスターバックスが、今日、繰り返し使える「リサイクルカップ」の実証実験を始めると発表。使い捨てのカップに替えて、使用後に返却する「ステンレス製の専用カップ」を使うことによって、どれだけ使い捨て容器が削減できるものか、また、実際にどのような問題が発生してくるのか、まず東京都内の限定地域で実験を始めるということである。
 問題は、そのコスト。リサイクルにかかる手間や洗浄費用等の総コストが、果たして使い捨て容器に比べて、同等以下となるのかどうか。今度は、「スタバはあるが、コスパ(コストパフォーマンス)がない」という発言になるのではないか…と、関心を持った次第。

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11月16日(火) 米中トップが オンラインでの 会談で 言うべき言ったと 自国にポーズ!

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 バイデン・米大統領と習近平・中国国家主席が、オンラインで首脳会議を開催。
 報道では、両者はかつて交流したことがあり、それ以来の長い付き合いだと、和やかな雰囲気で会談は始まったという。ところが、習主席側から台湾問題が提起され、また、バイデン大統領側からウイグルやチベット、香港などでの人権について問題提起がなされると、そのムードは一変して、厳しい発言の応酬となったという。さらには、経済問題や軍事同盟強化などでも、対立が顕わであったという。
 その後のそれぞれの国内向けの報道では、両者共に言うべきことを言ったと、強くアピールしたという。この両首脳ともに、長い政治経験を持つ政治家だけに、どこまでがポーズで、どこからが本音なのかがよくわからないところがある。ただこの対立が、軍事的な衝突にまで至らないことを願うばかりである。

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11月15日(月) 中教審が 「教員免許 更新時 講習」廃止を 報告したが…

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 中央教育審議会が、教員免許に10年の期限を設けている「教員免許更新制」を廃止するという審議まとめを了承した。それに伴い、10年に1度更新講習を受けねばならないとする現行講習制度も廃止されることになる。文部科学省の言い分は、10年に1度という対応では、とてもデジタル化時代の急速な変化に対応できないから、「発展的に解消する」ということのようである。とはいっても、実際には、この更新講習が形式的なものになってしまい、教師に負担をかけている割には実効性に疑問がある上に、この制度が、教員志望者を減少させて、教員不足の問題も生み出している、ということが真の理由のようである。
 人を育てるのには、長い時間が必要である。一方で、教育制度が目まぐるしく変更されては、現場が混乱して、とても落ち着いた教育が行えないと、私は思うのだが…。

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11月14日(日) 自民党 初代総裁… また総理…? 前に世を去る 緒方竹虎…

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 今日は、「人間論ゼミ」。取り上げたテーマは、「緒方竹虎の人生・業績と思想」。
 緒方竹虎(1888~1956)は、若い時代、朝日新聞社に勤務し、副社長・主筆まで務めたが、その中で政界とのつながりが深まり、政界に転出。小磯國昭内閣や鈴木貫太郎内閣では終戦対策にあたり、終戦後の東久邇宮内閣では、国務大臣兼内閣書記官長などの重職を務めた。その後、公職追放になるが、昭和26年に解除され、その翌年、福岡1区から衆議院議員となり、早速第4次吉田内閣で、国務大臣兼内閣官房長官、さらに自由党総裁にも就任し、自由民主党の結党に尽力。自民党の初代総裁に選出される可能性が高かったものの、睡眠不足と過労が続く中で、心臓発作を起こし、翌昭和31年1月に死去。享年67歳であった。
 まさに疾風怒濤の人生。「竹取物語」ならぬ日本政治の「竹虎物語」の主人公であった。

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11月13日(土) 藤井棋士 二十歳を前に 四冠を達成! 今後の課題は 気力と体力?

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 デビュー以来、異常なまでの注目を集めている棋士・藤井聡太・三冠が、今日、豊島将之・竜王を破り、新たに「竜王」タイトルを奪取。20歳になる前に「四冠」を達成した。これはもちろん、「史上最年少記録」ということである。
 藤井棋士は、このしばらく、棋界の大物棋士たちを相手にして勝負に挑み、圧倒的な強さを示していることから、今後さらに、次々と新たなタイトルを獲得していくことが期待されている。
 問題は、本人が、その気力と体力を、この過酷な勝負の世界で、どこまで保ち続けていけるかということではないだろうか。人間である以上、好不調の波もある。スランプに陥って、そこからなかなか立ち直れなかったという棋士も、これまでに数多くいたようだ。その気力と体力を維持する方法も、私たちに是非示唆してもらいたいものだと思う。

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11月12日(金) 本庶氏が 小野薬品と 和解して 支払われるのは 約300億!

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 がん治療薬「オプジーボ」を巡って、その開発者である本庶佑・京都大学特別教授と、その薬剤の製造にあたる小野薬品工業との間で争われていた裁判が和解したと報じられている。注目したのは、その和解金額。小野薬品は、本庶氏個人に対して、解決金として50億円を支払い、京都大学に設立される「小野薬品・本庶記念研究基金」に230億円を寄付するという。合わせて280億円の和解金で全面解決。この和解に、双方ともに納得したという。
 ある研究成果に対して、これほどの金額が支払われると聞くと、驚きを禁じ得ない。しかし、企業が、ある新規分野に進出しようと企業買収をするケースでは、数千億円という金額が普通になっていることからすると、新技術に対する評価として、特別のことではないのかもしれない。画期的な技術開発に対する「インフレ時代」が到来したようである。

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11月11日(木) 中国の 「独身の日」に 閉会したは 「六中全会」! 「独裁の日」かも…

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 今日は、中国に関しての二つの話題。
 その一つは、「独身の日」。11月11日は、1が四つ並び、ただ一人を連想することから「独身の日」とされていて、ネット通販で、大規模なバーゲンセールが行われることになっている。アリババだけでも、この一日での流通総額が、5,403億元(日本円で、約9兆6,000億円)にも上ったのだそうである。
 それからもう一つの話題は、中国共産党の「第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)」が閉会したことである。この会議の中では、毛沢東・鄧小平時代に続いて、第3の「歴史決議」を採択して、習近平総書記が高い権威を確立し、来年の党大会での3期目の就任を確実にしたと報じられている。こちらの方は、さしずめ、習近平が、中国でただ一人の指導者の地位を確立した「独裁の日」とも呼ぶべき日だったということだろうか…。

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11月10日(水) 一山越えて 再出発の 岸田さん… この先ずっと 山また山だが…

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 今日、特別国会が開会されて、衆議院議長・副議長が選任されるなど、衆議院の新しい構成が行われると同時に、その議会で、内閣首班指名選挙が行われ、岸田首相が引き続いて、国政を担うことになった。第一次岸田内閣発足からわずか40日足らずで、第二次岸田内閣の船出ということになる。
 日本国首相といえば、政治を志す者にとって、最高の地位であり、また最大の栄誉である。だから、この船出を心からお慶びしたいと思うが、その一方で、前途を見れば、国内的にも、対外的にも、日本政治は多事多難である。
 岸田さんは真面目な人だから、あまり多くの難題を抱え込んでしまうと、心身ともに疲れ切って、途中でダウンしてしまわないかと、気がかりでもある。本人は、強い決意で、この困難な仕事に取り組む覚悟ということであるから、私も、心からの声援を送りたいと思う。

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11月9日(火) 熊本に 台湾企業の 誘致が決定! 数千億もの 呼び銭つきで…

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 「台湾積体電路製造(TSMC)」が、この日、ソニーグループと共同で、熊本県内に半導体工場を建設すると発表。当初に必要とされる設備投資額は約70億ドル(日本円で約8,000億円)ということだから、大規模な工場が建設されることとなりそうである。ちなみに、このTSMCは、世界最大の半導体受託生産会社であり、この工場を国内に持つことによって、このしばらくの間、半導体不足の影響で、自動車や電気製品などの製造が滞ったような問題を回避できることになるとされている。
 問題は、この誘致条件として、日本政府から、建設費の半額程度、数千億円もの補助金が支出されることである。民間企業の工場建設に、これほどの補助金を出すというのは、普通ではない。名目は、「経済安全保障の確保」である。その理屈は分からないではないが…というのが、私の率直な気持ちだ。

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11月8日(月) 目に見えぬ ものも透視の レントゲン! 人の心も 見えないものか?

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 今日11月8日は、「レントゲンの日」である。
 1895年(明治28年)の今日、ドイツの物理学者であるW.C.レントゲンが、初めてX線を発見した日である。この発見は偶然であった。レントゲンは、真空管に高電圧をかける実験をしていたときに、その近くの蛍光紙が明るく光ることに気がついたという。その間に厚い本を置いてみても、それを透過した。レントゲンは、「正体不明の光」という意味合いで、これを「X線」と名付けたのだそうだ。
 それ以来これまで、目に見えないものの透視に広く活用されてきた。しかし、今に至るも、人の心を見ることはできない。社会に隠された問題も透視することができない。
 こんなものを見通すことができれば、とも思うが、あるいは、隠されたものがあるからこそ、私たちは奥ゆかしく生きていけるのかもしれないなとも、思い直したのであった。

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11月7日(日) ドローンが 攻撃したのは イラクの首相! 鉄壁防護も 空には弱点?

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 イラクの首都バグダッドで、爆発物を積んだドローンが、カディミ首相の自宅を攻撃。首相は、事前に避難をしていて無事であったが、警備の7人が負傷したということである。
 この首相の自宅は、かつてアメリカ軍が管理していた「グリーン・ゾーン」にあり、そこには、政府機関や各国大使館などが数多くあるという。いわば、厳重警戒地域で、このような攻撃を許してしまったということである。
 ドローンは、「無人航空機」とも呼ばれる。空から目的地に安価に到達でき、その輸送物を爆弾にすれば、たちまち攻撃兵器に変わるというものである。これを使えば、いくら地上の警戒態勢を厳重なものとしていても、それらを簡単に飛び越えて攻撃することができる。
 新技術は、私たちに新しい景色を見せてくれる。要人警護のあり方にも、今後さらなる検討と工夫が求められることになりそうだ。

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11月6日(土) 沖縄を 官房長官 訪問し 来年選挙に まず足固め!

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 松野博一・官房長官は、就任後初めて、真っ先に沖縄を公務で訪問しているが、今日は、沖縄県庁で玉城知事とも面会を行い、普天間米軍飛行場の辺野古移設問題などについて、意見交換を行ったという。今回は、この米軍基地移設問題に関しての両者の主張は平行線で、何らかの前進が見られたわけではなかったようだが、今後の議論の地均しとして、有意義な話し合いであったと思う。
 特に、来年は、沖縄で重要な選挙が三つ行われる。まずは辺野古がある名護市の市長選挙。これは来年1月である。続いて、来年夏には、参議院議員選挙。さらに秋には沖縄県知事選挙も行われる。これら三選挙の帰趨が、米軍基地問題にも大きな影響を及ぼすこととなりそうである。それだけに、今回はまず、今後の沖縄の問題を広く語り合い、官房長官としての足固めを行ったということであろう。

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11月5日(金) COPでの 化石燃料 批判受け OPEC会合 強気の決定?

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 石油輸出国機構(OPEC)にロシアなどが加わった「OPECプラス」が、この日、消費国からの「原油の追加増産要請」に対して、それを見送る決定を行ったという。今も、産油国は、毎月日量40万バレルずつ増産をしているが、経済回復に伴う石油消費量のさらなる需要が見込まれて、急速に油価が上昇している。さらに今後、北半球が冬になることから、さらに深刻な供給不足に陥る懸念が生まれている。
 しかし、イギリスで開催されている「COP26」では、化石燃料を使い続ければ、大気中二酸化炭素濃度がさらに上昇し、地球温暖化はますます深刻化する、という議論が行われている最中でもある。産油国としては、そんな世論を背景に、増産要請に応じない、という強気の決断を行った一面もあったに違いない。OPECプラスは、目先の経済以外の物差しも考慮したということではないだろうか。

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11月4日(木) 米国の 中央銀行… これからは 量的緩和 縮少するとや…

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 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、「米連邦公開市場委員会(FOMC)」後の記者会見で、11月から量的緩和の縮少に取り組むと表明。今後、新型コロナウイルス危機に対応した「異例の金融緩和策」の正常化に向けての取組を進めることとなるようである。そしてまずは、市場に流通する米国債などの資産を買う「量的緩和」を徐々に縮少する方針のようである。そして、異例の「ゼロ金利状態」については、今は時期尚早であり、時期をみて対応するとした。
 新型コロナウイルスは、経済にも大きな打撃を与えてきた。それに対抗するために、FRBも、その危機対応の「非常時金融政策」を行ってきたが、それは不如意な山頂に立ち続けるような政策であった。少し落ち着きを取り戻してきた今、そろそろ通常生活に戻っていかなくては、というのが、今回の判断であろう。

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11月3日(水) 新年に RCEPが 発効となり 米中オセロが 更に加熱か?

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 日中韓やオーストラリア、ニュージーランド、そして東南アジア諸国連合(ASEAN)など15か国が参加する「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」が、来年1月1日に発効すると外務省が発表。今回は、まず10か国でこの協定が動き始めることになるが、いよいよ世界経済の約3割を占める「巨大な自由貿易圏」が、この東アジアに誕生することになる。今後、世界経済の大きな台風の目となりそうである。
 しかし気がかりなことがある。それはアメリカである。TPPに引き続き、今回も、アメリカは参加しなかった。その一方で中国は、このRCEP最大の経済大国となり、さらにTPPにも加入申請を行い、着々とその陣地を広げている。アメリカがそれをただ見過ごすはずはない。
 表の「オセロ盤上の戦い」のみならず、その机の下でも、「仁義なき戦い」が始まっている…。そう考えるべきであろうと思う。

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11月2日(火) 岸田さん 約8時間の 滞在で コップ(COP)の向きを 変えられたかな?

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 岸田総理が、「COP26」が開催されているイギリスのグラスゴーに、政府専用機で到着。この会合で、日本政府の方針を表明すると同時に、ジョンソン・英首相やモリソン・豪首相、可能ならばバイデン・米大統領などとも会談をする予定で、この機会に、総理就任早々の首脳外交を展開する予定だということである。
 本題の地球環境問題を巡っては、日本はこれまで幾度も不名誉な「化石賞」受賞国になるなど、問題対応の遅れが指摘されることが多かった。それが、今回の岸田総理の演説によって、果たして批判を受け止めるコップの向きを、下向きから上向きだと評価されるものとできるか否か、注目されるところである。
 ともあれ、地球環境問題は息の長い問題である。岸田総理ならば大丈夫だと思うが、くれぐれも、目先のことでドタバタ喜劇を演じないようにしてほしいものだと思う。

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11月1日(月) 総選挙 結果を胸に 吾輩は 塩塚訪ねて 祈りを捧ぐ

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 昨日が、第49回衆議院議員総選挙の投開票日。その最終結果を、朝のニュースで確認した上で、私は、四国中央市新宮に向かった。
 今日は、この新宮と徳島県三好市の間にある「塩塚高原」を、新宮で活躍する脇斗志也さんと訪れたのであった。その目的は、この塩塚というのが、「塚」の名の通り、巨大な墓だと考える証拠を、一緒に見て回ることであった。確かに、周辺の山々が急峻に聳え立つ形なのに対して、この塩塚の峰だけが丸みを帯びた、円墳のような形になっている。それが、人の手を入れた盛り土ではないかというのである。この日は、この高原を取り巻くように、四方に置かれている「大山さん」という祈りの場も巡り、そこに鎮座する奇岩も調べた。
 この仮説が正しいかどうかはわからない。しかし、この高原を吹き渡る風が心地よく、ここで私は、「祈りの日」を過ごしたのであった。

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