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6月30日(木) NATOでは 「戦略概念」 書き直し ロシアの脅威と 全面対決!

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 今日も、NATOの話題。この日のNATO首脳会議で、今後10年間の防衛・安全保障の指針となる新たな「戦略概念」を採択したという。
 そしてその中で、これまでは「戦略的パートナー」と位置づけてきたロシアを、「直接の脅威」と書き直し、「敵」と位置づけて、将来のロシアからの攻撃に備えて、安全保障の危機に対応する即応部隊を、今後、現在の約7倍増にもなる30万人に増員する方針で合意したという。ロシアとの全面対決も辞さない姿勢を明らかにしたものといえるだろう。
 さらに中国についても、今回初めて、「中国はNATOの敵対国ではないが、中国が突きつける深刻な挑戦にしっかりと目を向ける必要がある」と表現したようである。
 ロシアの点じた火種が、今や地球全体に広がり、大火災を引き起こし始めているというのが、私の率直な印象である。

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6月29日(水) NATOへの 北欧二国の 加盟が進み 外堀埋まるは プーチン帝国!

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 NATOに北欧のフィンランドとスウェーデンが加盟する案件について、マドリードで開かれているNATO首脳会議が、その加盟を認めることで合意したという。これにより、NATOが、ロシアと長い国境線を介して直に向き合う形となり、緩衝帯を持たない形で、NATOとロシアがぶつかり合う懸念が大きくなった。
 当然、ロシアはこの決定に反発している。
 それにしても、皮肉なものである。ロシア軍は、今年2月下旬にウクライナに侵攻し、ウクライナの東部地域を占領し、さらにはここを支配下に組み入れて、ロシアに接するエリアの内堀を少し広げたつもりでいたところが、この侵攻がきっかけとなって、北欧においては、逆に外堀が埋められてしまう事態になってきているのであるから…。
 これは、プーチン大統領の大誤算と言うべきであろう。今後の展開が気がかりである。

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6月28日(火) 6月に もう梅雨明けとは つゆ知らず 猛暑のニュースに 露待つ人々…

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 この日、近畿、北陸、中国、四国、九州北部などで梅雨明け。これら地域では、1951年に統計を取り始めて以来、6月中に梅雨が明けるというのは、初めてなのだそうだ。そして、多くの地域で、梅雨の期間が、観測史上で最も短かったという。とりわけ、中国や四国では、降水量が少なくて、水不足への懸念が高まってきている。加えて、6月なのに、もう最高気温が35度を超える猛暑日が続いている。熱中症により緊急搬送された人たちも、6月としては最多を記録したのだそうだ。
 近年、季節感が年毎におかしくなってきている。地球温暖化のせいだと語る人も多いが、人々が感覚的に受け止める季節感がおかしくなれば、それは、精神面の常識にも、様々な影響を及ぼしていくのではないだろうか。
 この頃、天を見上げて、ざっと一雨を期待する人々が多くなってきている気がする…。

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6月27日(月) 電力の 需給逼迫 世の中は あらゆるところで 押し相撲だね!

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 日本列島で、電力の逼迫が大きな問題となっている。今日の夕刻に、電力の最大需要に対する供給の余力を示す予備率が5%を下回ると予測され、企業や家庭に出来る限りの節電を呼びかけるという。報道に違和感を感じたのは、電力を出来る限り節電しつつも、その一方で熱中症防止は十分に留意して行うように、という真逆のメッセージであった。
 この世の中のことは、どんなことであれ、適切なバランス点を見出しながら対応をしなくてはならない、というのは当然のことであるが、今の時代は、往々にして、イチかゼロかの極端な判断に振り回されることが多い。
 特にマスコミ報道は、そうなりがちである。そんなマスコミが、わざわざこんなコメントを出さねばならないことに、これがマスコミ報道が成熟に向かう姿であると考えたいとは思うのだが、どうなのだろうか…。

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6月26日(日) ドイツにて G7始まって アメリカの 一強時代が 懐かしきかな…

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 ドイツで「主要7か国首脳会議(G7サミット)」が開幕。ウクライナ問題を中心に協議される予定である。また、中国がその影響力を世界に拡大している状況に鑑みて、G7として、その対抗措置を打ち出す議論も予定されているようである。
 明らかに、今の世界は、これまでの常識が通用しない混沌とした状況に入ってきつつある。その大きな原因はといえば、これまでの世界秩序に対して、強い指導力を発揮してきたアメリカの政治力・軍事力・経済力に、陰りが見え始めてきていることではないだろうか。
 「頭を雲の上に出し、四方の山を見下ろして、雷様を下に聞く、富士は日本一の山」とは、童謡「富士の山」の歌詞であるが、この富士山のように超然とした存在感を示し続けたアメリカの凋落が、気がかりである。かつての一強時代が懐かしく思われてもきた…。

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6月25日(土) 6月に 40度超え…? 日本に また新地獄が 立ち現れたか??

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 今日は、関東地方が高気圧でおおわれて、関東全体で、38度を超える猛烈な暑さとなったという。とりわけ、群馬県の伊勢崎市では、午後3時過ぎに40.2度を観測し、6月における国内最高気温の記録を更新したらしい。
 夏の猛暑は、年毎に、その厳しさを増し加えている。そんな熱暑報道にも、この頃は、もう驚くことも少なくなった。しかしそれでも、6月にこの気温というのには、やはり驚きを禁じ得なかった。識者は、歯止めがかからない地球温暖化の影響で、地球規模で様々な異常気象が起きているのだと説明しているが、それならば、今後はさらに、このやりきれない暑さが昂進していくことになるということか。
 そうなれば、これはもう地獄である。私たちの目の前に、 多くの人々を苦しめる、とんでもない「大焦熱地獄」が、これから現出してくるということであろうか。

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6月24日(金) 紛失の USBって… うっかりと(U) 酒飲み過ぎて(S) 爆睡(B)の略?

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 兵庫県尼崎市で、紛失が大きな問題となっていた「USBメモリー」が発見されたという。
 このUSBメモリーには、全市民46万人分の個人情報が入っていたということで、その悪用が懸念されていたが、情報が引き出された痕跡がなかったということで、関係者も、一様に胸を撫で下ろしているようである。
 それにしても、人の小指ほどの大きさもない小さなUSBメモリーの中に、46万人もの個人情報が記録されているというのは驚きである。情報世界では、人間というものは、かくも小さき存在なのかと考えざるを得ない。
 そしてその一方で、今回のUSB紛失の原因が、USBを持っていたコンピューター会社の社員が、酒を飲み過ぎて、道路上で爆睡した結果である、という。そのあまりの馬鹿馬鹿しさが生み出すアンバランスさ…。そんな万感を込めて、今日は、「USB川柳?」を詠んでみた。

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6月23日(木) 沖縄は 摩文仁の丘で 慰霊の日! 25万の 死者さざめく日!

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 今日は、沖縄「慰霊の日」。この6月23日に、沖縄を守っていた第32軍の牛島司令官と長参謀長が自決し、組織的戦闘が終結した。その日から、もう77年にもなる。この最後の熾烈な戦闘が繰り広げられた糸満市摩文仁の「平和祈念公園」で、慰霊式典が行われた。
 この平和祈念公園に設置された「平和の礎(いしじ)」には、24万1,686人もの人たちの名前が刻まれているという。その人たちの霊に、日本の国全体から、哀悼の思いが寄せられる日である。それに対して、この約25万人にも及ぶ死者たち、つまり、戦いの中で意に反して命を終えざるを得なかった人たちの、この世に残した思いが一気に溢れ出してきて、この辺り一帯がさざめくのである。
 戦争とは、悲惨なものである。そしてとても空しいものである。そんなことを考える一日にしたい、と思う。

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6月22日(水) 参院選 日本政治は 夏の陣! いざ戦いと 馬出す候補者!

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 第26回参院選が公示。これから18日間の戦いが始まる。暑さ厳しい中での選挙戦だが、「良識の府」とも呼ばれる参議院を構成する議員の選挙。難題山積の日本政治に、建設的展望を生み出す選挙戦を期待したいと思う。
 それにしても、選挙で候補者が立候補することを「出馬」ということに疑問を感じて、インターネットで調べてみた。武士が、戦場に向けて「馬を出す」というのが、その語源のようだ。それならば、今の時代の選挙で、馬とは一体何を意味するのであろう。かつての選挙では、街宣車がその馬であったのかもしれない。しかし今は、情報社会の中で、テレビやインターネットが、その戦場である。ならばそこに登場する馬とは…などと考え始めると、何が何やら訳が分からなくなる。
 頭の中の整理がつかないのは、厳しい暑さのせい? 私の頭も、思考停止である。

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6月21日(火) 夏至の日に 参院選前 党首討論! とっても長~い 一日だった…

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 参議院議員選挙の公示を翌日に控えたこの日、与野党9党の党首討論が、日本記者クラブで開催された。その中心議題は、このしばらく急激に進んできている物価高と今後の経済運営問題であったように思う。討論者が答弁者を指名して質問するという形態であったが、当然のことながら、政権を運営する岸田・自民党総裁にその質問が集中していた。それに対して、岸田総裁は、よく考え抜かれた答弁を行っていたように思う。そのそつなさのせいもあってか、総じて、少し退屈な討論会でもあった。
 今日は、「夏至」でもあった。一年で一番昼間が長い日である。民主主義というのは、どうも時間がかかって面倒なものであるが、まぁ今日は、昼間の時間もたっぷりとあることだから、まあそれもいいか、などと思いながら、私は、その弁論戦を観戦したのであった。

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6月20日(月) フランスの マクロン政権 選挙で敗れ これから先は マ~苦労…ン?だね…

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 19日に投開票されたフランス国民議会の決選投票において、マクロン大統領が率いる与党連合が、議席を346から245に減らして、過半数289を大きく割り込んだという。その与党敗北の理由は、基本的には、異常な物価高に対する「フランス国民の不安と不満」ではないかと報じられている。
 その物価高の最大の原因は、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギーや食物の価格高騰である。それは、生活のあらゆる場面に影響を及ぼしている。さらに、世界中の国々にも、広くその影響は及んできている。参議院選挙を前にした日本においても、その影響なしとは言えないだろう。
 ドイツのメルケル首相引退後のEUで、その盟主を自負してきたマクロン大統領であるが、この選挙結果を見れば、これから先は、「マ~苦労…ン?」だなという気がした…。

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6月19日(日) 幸せは 身近なところで しみじみと 感じるものだと 渡辺淳一!

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 「幸福思想研究会」の日。今回取り上げたテーマは、「渡辺淳一著『幸せ上手』を語る」。
 渡辺淳一といえば、恋愛小説「化身」や「愛の流刑地」などで、かつて一世を風靡した小説家である。心理描写に優れた作家と言われているだけに、そんな人が描き出す「幸福論」とはどんなものかという点に関心があった。
 結論的に言えば、幸福というものは、自分の身近なところのささいなものの中に宿るものであって、世間一般の「常識的幸福観」を、もっと疑ってかかるべきだというものだったように思う。人は、様々な人と触れ合うことによって、真実の知恵を得ることができるのだから、既成概念にあまり捉われ過ぎず、自らが人の中に飛び込み、様々な体験をしながら、自分自身の幸福をそこに見出していくべきだという論…。しかし、さすがは小説家。とても面白く読ませてもらった。

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6月18日(土) NTT 出社するのも 出張と 在宅ワークの 蜘蛛の巣を張る

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 NTTが、この7月から、国内であれば、どこにでも自由に居住して勤務できる制度を導入すると発表。NTT主要7社の従業員約6万人の半分となる約3万人を、この「原則テレワーク」の働き方にするという。そして、出社が必要な場合には、その扱いは出張扱いとして、その交通費に支給上限は設けないとした。
 これはかなり思い切った「働き方改革」である。これまでの「工業型働き方」から「情報型働き方」への大転換だということができるかもしれない。もちろんこれは、NTTが情報産業だから、可能になったことである。そして、その流れを先導することで、さらに情報化の流れを加速する狙いもあるに違いない。
 うがった見方かもしれないが、「NTT蜘蛛」が、世の中に大きな巣を張って、そこに飛び込んでくる虫たちを捕まえてやろうという狙いのようにも見えてならないのである。

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6月17日(金) 日銀は 大規模緩和を 継続に! 岐路に動けぬ 黒田総裁!

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 日銀は、「金融政策決定会合」を経て、現状の「大規模緩和を継続」する方針を決定。長期金利を0%程度、短期金利をマイナス0.1%に誘導する金利操作を継続し、年間12兆円を上限として、必要に応じて上場投資信託(ETF)を買い入れる措置も維持するとした。
 このしばらくの世界は、金融引き締めに動いている。コロナ後の経済復調に加え、ウクライナ戦争に伴う物価上昇が著しく、急いで経済を冷ます方向(緊縮)に動いているのだ。
 しかし、「日本経済は回復途上」というのが、黒田・日銀総裁の弁。その要素は確かにあるだろうが、財務省出身の黒田総裁にしてみれば、ここで金利を引き上げれば、国債償還利子が急増し、一気に「財政赤字問題」に火がつきかねない、という問題にも配慮したのであろう。分かれ道を前に、立ち竦んでしまっている日銀の姿が気がかりである。

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6月16日(木) 衆議院 区割り変更 勧告されて 地方の議席が またもや減少!

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 「衆議院選挙区画定審議会」が、小選挙区定数について、「10増10減」を織り込んだ新たな区割り案を岸田総理に勧告。全国に289の小選挙区がある中で、約半分の140選挙区で線引きを見直すことになる。これにより、1票の格差が2倍未満に収まることになるという。
 しかし気がかりなのは、議席増加が、東京が5、神奈川が2、埼玉、千葉、愛知がそれぞれ1なのに対して、議席減少の方は、宮城、福島、新潟、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎で、それぞれ1減となることである。首都圏と愛知では増え、地方では減少県が多く生まれてくる、ということである。
 振り返ってみれば、私が初めて当選した平成5年の選挙では、愛媛県で、衆議院議員が9名も選ばれていた。それに対して、今後はわずか3名ということになる。致し方のないこととは言いつつ、疑問がないわけではない…。

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6月15日(水) 「全法案 成立させた」と 岸田さん その幕奥には 蠢くゾンビ…

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 今日、通常国会が会期延長を行わずに閉会。テレビでは、各党の党首が、この国会を振り返り、またはこの7月10日に行われる参議院議員選挙を展望して、所信などを語っていた。
 岸田総理も、今国会に政府が新規に提出した法案(閣法)が、26年ぶりにすべて成立したことを高く評価していた。もっともこれは、与野党間で国民を巻き込んで激論が戦わされるような微妙な法案は、あえて今国会に提出せず、先送りした結果というべきものか…。
 それはともかく、国会が幕を下ろしたことによって、早速に、夏の参議院議員選挙に向けて、各党が動き始めた。その幕の奥では、もう死んだはずと思っていた政治課題が、再び命を吹き返して、よろよろと歩み始めているものもあるようである。これからどんなゾンビが蠢き始めるのであろうか…。
 注目すべき、「参議院夏の陣」である。

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6月14日(火) 「第3次 世界大戦 起きている…」 そう語ったは ローマ教皇

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 フランシスコ・ローマ教皇が、ロシアによるウクライナ侵攻に関連して、「私にとって、今日、第3次世界大戦は布告されている」と警鐘を打ち鳴らしたと報じられている。確かに、今回は、小国同士のぶつかり合いや国内での紛争ではなく、強力な武力を備えた大国自身が、他の主権国家を相手にその戦端を切ったという異常な事態である。本来ならば、和平の交渉を推進すべき大国が、自ら侵攻したのでは、その調停は困難。また、もう二度と世界大戦を引き起こしてはならないと設立されたはずの「国際連合」も、機能不全状態に陥ってしまっている。さらに、精神世界のリーダーであるローマ教皇にも、打つ手がない。
 怖いのは、こんな状況の中で生まれてくるモヤモヤ感や不透明感。この感情は、いつどこに飛び火するかわからない。大きく燃え広がれば、世界大戦になるかもしれない…。

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6月13日(月) 四国でも 今日は梅雨入り… 空見上げ 喜ぶ人あり 戸惑う人あり

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 今日は、四国でも、いよいよ「梅雨入り」。例年だと、梅雨入りが6月5日頃だとされているから、おおよそ一週間遅れ。また、梅雨明けまでは一か月あまり。その間、雨の日が多く、ジメジメと湿気の高い日が続く…。多くの人は、重苦しく垂れる雲を眺めながら、戸惑いを隠せないようである。
 しかし、一方では、この梅雨入りを待ち構えていた人たちもいる。農家の人たちは、田植えをするにも、その後の水田を管理するためにも、大量の水が必要である。また、今年は、既に工業用水などの取水制限も行われていたので、そんな企業の人たちも、雨を待ち侘びていただろう。
 要するに、梅雨自身に善悪があるのではなくて、人間の側が勝手に喜んだり戸惑ったりしているだけのこと。良きにつけ悪しきにつけても、梅雨の季節は、今しばらくのことに過ぎない。

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6月12日(日) 淡窓は 「敬天思想」に 基づきて 多くの弟子を 育てし師なり

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 「人間論ゼミ」の日。今回取り上げたテーマは、「広瀬淡窓の人生と思想、後世への影響」というものであった。5月下旬に「大分県の偉人巡り」を行った中で、日田市にある「咸宜園跡」と「咸宜園教育研究センター」を訪れて、広瀬淡窓の人柄や考え方、咸宜園における教育方法などを学んできていたので、その時の思いなどをもとに、参加者に語りかけた。
 広瀬淡窓の基本思想は、「敬天思想」にあったようである。これは、儒学の中核の教えを「敬天」であるとし、この世の中の最も根源的であり絶対的な存在である「天」を敬い畏れることこそ、人の道であり、学問の目的だとするものである。淡窓は、この思想にさらに老荘思想なども加え、独自の思想体系を築き上げて、全国各地から集まってきた数多くの弟子たちを育て上げた。広瀬淡窓は、偉大なる思想家であり教育者であったということだ。

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6月11日(土) 「戦争で 得する人など どこにいる? 一部の政治家 除いたならば…」

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 ウクライナのゼレンスキー大統領が、シンガポールで開催中の「アジア安全保障会議」で、オンライン演説を行った。今回の演説の中心的な話題は、ロシアによる黒海の海上封鎖によって、ウクライナ産の穀物輸出が滞り、今後、アジアやアフリカ諸国で食糧危機が発生しかねないという問題であったようだ。
 その演説後の質疑応答の中で、アジアの問題として、「ロシアによるウクライナ侵攻」と「将来の台湾有事リスク」を結びつける質問に対して、大統領が、「経済、国土、軍備の面で強力な他国の言いなりとなり、助けを必要とする国を置き去りにしてはならない。一部の政治家を除き、戦争で得をする人はいない」と語った言葉が印象的であった。
 確かに、戦争は多くの人々に大きな被害を与える。それが、一部政治家たちの利害を巡る思惑だけで行われていいはずがない。

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6月10日(金) 心電図 異常がありと 指摘をされて 半日かけての 精密検査!

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 今日は、地元の病院で「心臓の精密検査」。少し前の「健康診査」で、心電図に異常が見られたようで、「要精密検査」とされたのであった。しかし、何らの支障もないので、そのままにしていたところ、市の保健師が2人我が家にやってきて、この結果に対して早く対応してください、と言われるので、医師と相談したところ、ならば精密検査を受けますかと、紹介状を書いてくださったというわけである。
 この精密検査には、様々な検査が必要で、午前中いっぱいかかった。そして最後に、医師の診断を受けたのであるが、心電図に気になるところがないわけではないが、現状では特に案ずることはない、とのこと。とりあえずは胸を撫で下ろしたのであるが、私も、もう67歳。長年働き続けた肉体の故障が、これから増えてくる年齢ということか。年相応に留意すべきだと思い知らされた一件であった。

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6月9日(木) 参議院 選挙の日まで 一ヶ月… 今日国会には 煽りの御紋!

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 今日の国会では、「立憲民主党」が提出した「細田議長と内閣への不信任案」を審議し、採決を行った。その結果は、両不信任案ともに、自民・公明両党などの圧倒的多数で否決。
 ただ今回顕著になったのは、野党内部の足並みの乱れ。「共産党」は、両不信任案に賛成したが、「維新の会」と「国民民主党」は、内閣不信任案に反対、細田衆院議長に対する不信任案については、棄権した。野党としては、参院選を一か月後に控え、ここで一致して与党を攻撃しておきたいとする思惑があった違いないが、結果的には、かえって野党の非力さを国民の前にさらすことになってしまった。
 世を正さんと主張する「水戸黄門様」は、助さん格さんも同行せず、一人で印籠を出した。それには「葵の御紋」ならぬ「煽りの御紋」が刻印されていたはずだが、今回は、その煽る力さえもなかったということのようだ。

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6月8日(水) 日ロ間 漁業協定 停止とや… 世界に広がる 欧州(応酬)戦争?

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 この日、ロシア外務省は、「日ロ漁業協定」の効力を一時停止すると発表。ロシア側は、決められた「協力金名目の入漁料」を日本側が支払っていないことが、その理由であるとしている。その実情はよくわからないが、ロシア軍のウクライナ侵攻問題を巡って、日本がそれを強く批判していることが、今回の決定の背景にあるのは確かだと思われる。
 今回の戦争は、ウクライナを戦場として、ロシアと欧州が対立する構図であるが、政治的な応酬が様々な分野で繰り広げられていて、地球全体に、その影響が及んでいる。軍事秩序も、様変わりしつつある。この「バタフライ効果」が、どこまでその影響を広げていくのか、見通せないところがある。
 戦争とは、それまでの秩序を大きく崩すものだ、と言われるが、今の世界の状況を見ていると、その意味がよくわかる気がする。

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6月7日(火) 英首相 コロナ下宴会 批判され 政治ゲームで 信任勝ち取る

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 日本時間の今日未明、イギリスの与党・保守党が、ジョンソン党首に対する信任投票を行った。これは、新型コロナウイルスに対する行動規制の最中に、首相官邸でパーティーを開催していたことが発覚して、国民から強い批判が寄せられていたためである。この信任投票は、党所属下院議員によって行われ、その結果は、信任211票、不信任148票で、ジョンソン氏が信任され、首相を続投することとなった。しかし、不信任票が約5分の2を占め、首相の求心力の弱体化が案じられる。
 それにしても、ジョンソン氏は、政治生命をかけたゲームが得意である。「天性の勝負師」とも呼ぶべき勝負勘を持っているようだ。これまでも、その勝負勘で、幾多の困難を乗り越えてきた。ただ政治は一寸先は闇。激動の嵐の中で、さてこれからどう困難を乗り越えていくのか、その手腕が問われるだろう。

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6月6日(月) 「はやぶさ」が 持ち帰ってきた 星の砂には 20種以上の 「アミノ酸」とか…

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 JAXAの探査機「はやぶさ2」が、一昨年12月に小惑星「りゅうぐう」から持ち帰った砂の中から、20種類以上のアミノ酸が見つかったと報じられている。
 アミノ酸というのは、生命が誕生するために必要とされる物質である。生命誕生の頃の地球環境は、アミノ酸を生み出すには、余りに過酷なものだったそうで、生命の基となったアミノ酸は地球上で生まれたのではなく、宇宙から地球に飛来してきたものではなかったかという説が、かねてから語られていたのであった。今回の成果は、その「アミノ酸宇宙飛来説」を裏付けるものとなるのかもしれない。
 宇宙探査によって、生命の起源が分かるかもしれないという話は、以前に聞いてはいたが、実際にこのような研究成果が目の前に示されてくると、宇宙探査の深い意義が改めて強く認識されたのであった。

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6月5日(日) 「戦争」が どのようにして 起きるのか? 「コア」と「ギャップ」の 議論のアンニュイ!

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 「フォレスト・トレンド勉強会」。今回のテーマは、「トマス・バーネット著『戦争はなぜ必要か』を考える」であった。ロシア軍によるウクライナ侵攻以来、多くの人が、「戦争」に関心を持ち始めていると思う。日本でも、中国がやがて台湾に武力侵攻する可能性が高いと予測される中で、明日は我が身となるかもしれないという危機感が生まれている。
 そんな中で、戦争の基本問題について考えてみようと取り上げた本であった。
 著者は、「ファンクショニング・コア」である世界をリードする国々と、「ノン・インテグレーティング・ギャップ」と名付けられたそれに組み入れられることのない国々との間の離反と対立が、戦争を引き起こすと主張していた。
 この仮説を今の世界情勢に当てはめると、どんなことになるのだろう。新しい問題意識を胸に抱いた勉強会であった。

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6月4日(土) 堀江さん 太平洋を またも横断! 80過ぎても 冒険人生!

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 この日の未明、海洋冒険家の堀江謙一さんが、太平洋横断の航海を終えて、紀淡海峡のゴール地点に到着した。アメリカを出発して69日目の快挙であった。
 堀江さんといえば、小型ヨット「マーメイド号」で、アメリカに向けての単独無寄港太平洋横断を成し遂げたのが、1962年。今からちょうど60年前のことであった。その当時は、GPSもなく、通信機器もない時代であった。今は、ヨットに様々な機器が搭載されていて、より安全な航海ができるのだが、今回の困難は、堀江さん本人の年齢。しかし、83歳という高齢で、この航海を成し遂げたのであった。
 80歳でエベレストに挑戦した三浦雄一郎さんもそうだが、冒険家というのは、どうしてこのような困難や危険に満ちた挑戦をあえて行うのであろう。その気持ちをより深く理解してみたいものだと思ったのであった。

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6月3日(金) ウクライナへの ロシア侵攻 100日目となり 見てる人にも 疲れが出てきた…

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 ロシア軍がウクライナへの侵略を始めたのが、今年の2月24日。今日でちょうど100日目となる。その間、ウクライナ国内の惨状がテレビで次々と伝えられ続けた。そして、そんな映像を見てきた人たちの心象にも、様々な変化が生まれてきたように思う。
 まず最初は、まさか、今の時代にこんな武力侵攻が起こるのか、という驚きであった。一体何が起きたのかという関心であった。それがしばらく経つうちに、ロシアに対する怒りの感情が強まってきた。こんな乱暴なことを始めたロシアを絶対に許さない!という反応が、世界中に生まれてきた。さらにしばらくすると、単なる怒りではなくて、この事態から一体何を学ぶことができるだろうかという、冷静な意識も出てきたように思う。
 そして今は、この事態に対して何もできないという諦めとそこに生まれる疲れ…か。

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6月2日(木) 日大の 新理事長には 小説家? ペンは官より 強しとなるか?

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 今日のニュースで興味深かったのが、小説家の林真理子さんが、前理事長が絡んだ金銭疑惑で大きく揺らぐ日本大学の新理事長候補になっているというものであった。林さんは、日本大学の卒業生なのだそうだ。これまで様々な候補者が検討されたそうであるが、最終的に、林さんが、今この段階では最もふさわしい人物と絞り込まれた様子である。
 日本一巨大な大学の経営に、経営問題とは無縁だと思われる小説家が就くというのには、違和感がないわけではない。しかし、不祥事に苦しむ大学では、これまでのしがらみを離れ、大学存立の意義を明示し、それを多くの人たちに向かって分かりやすく説明できる人こそが、最適だと考えられたのであろう。
 「ペンは、剣よりも強し」である。剣を握る大学の官僚組織に対して、今後、ペンでどう戦いを挑むのか、ご活躍を期待したいと思う。

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6月1日(水) 6月の 「祈りの日」には 五台の山で 牧野博士に 会ってきたのさ…

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 6月の「祈りの日」。この日は、高知市・五台山の「高知県立牧野植物園」で過ごした。ここは、日本を代表する植物学者・牧野富太郎博士の情熱で造られた植物園で、広大な敷地に、3,000種以上の植物が植栽管理されている。私は、日本一の植物園だと考えている。
 この日、この植物園を訪れた理由は、約3年前に、園内の大規模リニューアルを行った後に、まだ一度も訪れていなかったこと、また、牧野富太郎博士が生誕して160年を記念する特別企画展「牧野富太郎展~博士の横顔~」が、もう一か月足らずで終わるので、その前に見学したかったこと、さらに、数多くの多様な植物の中で、「いのちの力」を肌に直に感じてみたいと考えたこと、などであった。
 私は、ここで、数多くの植物に囲まれ祈りを捧げている牧野博士の熱い思いに出会って、強く心を響かせたのであった。

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