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7月31日(日) 老年を 悲観する人 多けれど そうじゃないぞと 哲人・キケロ

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 「幸福思想研究会」。今回のテーマは「キケロ著『老年の豊かさについて』を読む」。
 キケロは、古代ローマで、カエサルやポンペイウスなどが活躍した時代の思想家であり政治家である。幅広い分野に多くの書物を残しているが、その一つに、今回の「人間の老年期の生き方」を巡る本があった。
 この本の中で、キケロは、人間は、歳をとると、やることがなくなり、体力が衰え、楽しみも少なくなり、いつも死を意識しなくてはならなくなる、と悲観的な見方をする人が多いが、それらは考え方を変えれば、すっかり別の見方ができるのだと指摘するのである。老年期というのは、船が苦難の多かった長い航海を終えて、ようやく目的の港に到着しようとする時期ではないか、それならば、むしろ喜びとともに迎えるべきものではないか、との指摘には、私も、思わず頷いたのであった。

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7月30日(土) 日米が 中露の連携 意識して 経済面でも 同盟確認!

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 この日、日米両政府は、ワシントンで外務・経済担当閣僚協議「経済版2+2」の初会合を開催。その成果として、今後の強力な協力関係を謳う共同声明を発表すると同時に、4項目の行動計画にも合意したという。さらに、今後この会合を定期開催し、来年開くことでも一致したという。
 この会合の位置づけは、「安全保障に関する2+2閣僚協議」を経済分野にまで広げる枠組みというものである。つまり、日本とアメリカが手を組むことを通して、安全保障のみならず経済分野までも含めて、強い同盟関係を打ち出して、広範な分野で世界をリードしていく決意を示したということだろう。その対抗相手は、中国とロシア。アメリカが言うところの「専制国家枢軸」か。とすれば、この動きは、世界の分断を象徴する動きということにもなる。今後の展開が気がかりである。

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7月29日(金) 火器舞えば 鐘(警鐘)が鳴るなり ウクライナ 柿の渋みに 笑顔も続かず

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 ロシア国防省は、この日、ウクライナ東部の親ロ派勢力支配地域で、ウクライナ兵捕虜を収容した兵舎が、ウクライナ軍の攻撃によって破壊され、死者40名、負傷者75名が出たと発表。一方ウクライナ側は、これは捕虜殺害を目的としたロシア側の攻撃だとしている。
 その真実は、薮の中である。戦争報道というものは、多くの場合、客観的報道を行う記者がそこにいるわけではなく、両軍が意図的に自国に都合のいい形の情報だけを流しているのだから、その真実を確かめようもない。
 それにしても、この戦争も、もう5か月余。火器が舞う戦場の報道には渋さが強まってきていて、その報道が延々と続くと、思わず顔をゆがめてしまう。正岡子規の俳句をもじって、「火器舞えば 警鐘(かね)が鳴るなり ウクライナ」などと駄句を思いついたのではあるが、その渋みに、私の笑顔もこわばった…。

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7月28日(木) 米中の 首脳が電話で 協議と言うが 我田引水 議論の空転!

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 バイデン・アメリカ大統領と習近平・中国国家主席が、電話で協議をしたという。両首脳の会談は、今年3月以来のことであり、ロシアによるウクライナ侵攻問題やそれに伴って起きている資源・食料の価格高騰問題、さらには発展途上国の貧困問題、ペロシ・アメリカ下院議長の台湾訪問問題など、重要な国際的な課題が山積する中で、やっと開かれた会談という印象である。
 しかし、おそらくは、両国が主張すべきことを主張したというアリバイ作りのための会談であり、何らかの画期的な合意が得られたということではなかったようである。たとえ電話回線は繋がっていても、思いが異なっていれば、困難な課題に対して意見の一致を生み出す話し合いにはなるまい。両大国の議論が空転するような現状こそが、世界が抱える一番深刻な問題だと言うべきなのかもしれない。

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7月27日(水) 宇宙でも 国際協力 破綻して… 人類の夢も 漆黒の闇…

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 ロシアが、この日、国際宇宙ステーション(ISS)からの離脱を表明。現行運用期限の2024年までは、この計画にとどまるが、その後は、独自の宇宙ステーションを開発運用することになるという。中国も、これから自国の宇宙ステーションを建設するということだから、宇宙でも、アメリカ・ EU・日本と、ロシア・中国の対立が深まっていくことになるのかも…。
 このISSは、冷戦終結を象徴する国際交流プロジェクトとして、注目されてきた。人類共通の夢を、これまで長い間敵対してきた国々が手を結び実現していくというアピールは、人類社会にとっての夢であり希望であった。
 しかしそれも、米ロの厳しい対立の中で、費え果てていくのであろうか。宇宙に輝いていた大きな希望の星が、その輝きを失って、人類社会そして宇宙は、その漆黒の闇を、これから一層深めていくこととなりそうである。

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7月26日(火) EUが ガス消費量を 削減と 辛くも合意の 綱渡りかな…

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 この日、 EUは、ブリュッセルでエネルギー相理事会を開き、この8月から来年3月までの天然ガスの消費量を、過去5年間平均に比べて15%減らすことで合意。ロシアが、ウクライナを支援するヨーロッパ諸国に対して、天然ガス供給量を一段と削減する形で、圧力をかけてきていることへの対抗措置である。
 しかし、この合意までのプロセスは、容易なものではなかったようである。一部の反対に対して、例外規定を設けるなどして、ようやく合意にこぎつけた。綱渡りであったようだ。
 一方のロシアの方も、プーチン大統領は強気発言を繰り返しているが、実態は、かなり厳しい状況に追い込まれているに違いない。国内経済は、かなり疲弊してきているようである。こちらも、やはり綱渡りか…。
 要するに、この両者の綱渡り、先に落ちた方が負けだということになるのであろうか。

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7月25日(月) オイドンの 燃ゆる思いに くらぶれば ちっぽけな火ぞ 桜島山!

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 昨晩夜、鹿児島県の桜島で、爆発的な噴火が発生。今日も、活発な活動が続き、気象庁は、「噴火警戒レベル」を、最高の5(避難)に引き上げ、自治体では、一部地域に避難指示を出した。大きな噴石が、火口から約2.5kmも先まで飛んでいたことが確認されたという。
 桜島の噴火といえば、思い出すのが、幕末期の志士・平野国臣の歌「我胸の 燃ゆる思いに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」である。平野国臣は、筑前福岡藩の藩士。維新の先駆けになった人物の一人である。自分の胸にたぎる思いは、桜島の煙など比べ物にもならないほどに強い、と歌ったものである。
 胸の内に熱く燃え盛る強い炎をずっと絶やさずに戦い続けている人間からすれば、一瞬噴火してもすぐに収まる火山などは大したことがない、そんな気持ちであったということか…。その思いは、私も同じである。

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7月24日(日) 聖徳太子 「十七条の 憲法」は 今も現役 心の灯台…?

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 「人間哲理研究会」の日。今回のテーマは、「聖徳太子『憲法十七条』に流れる人間観」。
 聖徳太子といえば、日本が国家としての体裁を整え始めた7世紀の初めに、「冠位十二階」や「憲法十七条」を制定し、その礎を築いた人物である。当時、激しい対立と抗争の中で混沌としていた国内を、仏教思想を積極的に導入すると同時に、様々な思想を統合する「和の精神」で、調和的に秩序付けようと努力をした。また、民の福祉や様々なインフラ整備にも力を尽くしたという。
 哲学者・梅原猛氏は、聖徳太子を、「日本の国の礎を築いた一人」と高く評価していた。その後の日本は、この礎の上に築かれていったというのである。確かに、今現在に至るも、聖徳太子がこの時代に掲げた精神は、私たちの心の灯台として、この社会を遍く照らし続けているような気がしたのであった。

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7月23日(土) 東京の 五輪あれから 一周年! あっという間の レガシー崩壊!

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 一年前の今日は、東京オリンピック開会式が行われた日。それを記念して、開会式の会場となった東京・国立競技場で、「東京五輪・パラリンピック」の「一周年記念セレモニー」が行われたという。その場で、小池・東京都知事は、この大会を「成功」と総括して、「多くのレガシーを残した」と評価したそうだ。
 しかし、一般国民的には、もう一年前のこの大会について、それを口にする人はほとんどいない。さらに、当初予定をはるかに超えた巨額赤字の問題も、今後それをどう処理するのかが気がかりである。また、大会理事を巡る汚職問題の噂までもささやかれている。
 「レガシー」とは、「遺産」の意味である。それには「負の遺産」の意味も含まれる。今、国民が好意を寄せ、積極的な評価をする「プラス遺産」よりも、この「マイナス遺産」の方が大きく膨らみつつあることが気がかりである。

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7月22日(金) ウクライナ・ ソ連の関係 ウソだった… 今は両国 ウロウロしてる…

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 この日、ウクライナからの穀物輸出が滞っている問題について、ウクライナとロシアの両国が、国連とトルコの仲介のもとで、輸出再開に向けて合意。ウクライナの港から穀物などを運ぶ貨物船の安全運行を保証する「回廊」を設置するという。これによって、食料価格高騰や飢餓リスクの問題に、一定の光が射すだろう。しかし、この合意直後に、ロシア軍が、オデッサ港周辺にミサイル攻撃を行ったという報道もある。楽観は許されない。
 この両国の混沌とした状況に対して、今日は、皮肉を込めたイラ短を描いてみた。ウクライナが独立した1991年までは、「ウクライナとソ連は兄弟国」とその親密さをアピールしていたが、これはウソ(ウクライナとソ連の頭文字)だった。そして今は、戦争にしても、交渉事にしても、ウロウロ(ウクライナとロシアの頭文字)ばかりしている…と。

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7月21日(木) 世界中 金利上げへと 動く中… 「日本は違う」と 日銀総裁!

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 最近の異常な物価上昇に対して、「インフレ阻止」を掲げて、各国の中央銀行が、次々に政策金利の引き上げを決定している。この日も、欧州中央銀行が、政策金利の0.5%引き上げを決定。世界各国では、景気後退とインフレが同時に進む「スタグフレーション」の懸念も強まってきている。
 一方、この国際的な潮流に対して、「大規模な金融緩和の維持」を貫く方針を示したのが、日本銀行。この日の「金融政策決定会合」がその方針を決定したが、その後に記者会見に臨んだ黒田総裁は、日本の場合は、物価上昇が他国に比べて低水準であり、しかも物価上昇に賃金の伸びが追いついておらず、金利引き上げは、景気の腰折れを招く懸念が強いので、現状維持を決定したと説明。今後さらに円安が進行する懸念は確かにあるが、私も、現段階では、この判断が好ましいと思う。

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7月20日(水) 文学も 女性の時代? 何ゆえか 芥川賞に 男の声なし

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 この日、第167回芥川賞・直木賞が発表された。芥川賞には、高瀬隼子氏の「おいしいごはんが食べられますように」が、そして、直木賞には、窪美澄氏の「夜に星を放つ」が選ばれた。芥川賞受賞者の高瀬さんが、私が生活する新居浜市の出身者であることに、驚きと喜びを覚えた。
 それにしても、今回の芥川賞では、候補作となった5作品がすべて女性の小説であった。さらに、直木賞の方も、候補作5作品のうち1作品を除いて、すべて女性の作品…。
 これには、どんな事情があったのかは知らないが、もしも芥川龍之介が生きていたとすれば、これは一体どうしたことかと、強く関心を示したに違いない。そこで、今日のイラ短では、芥川龍之介の箴言集『侏儒の言葉』から、芥川龍之介の女性観の一端を示す言葉を引用してみたのであった…。

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7月19日(火) 大川の 土佐山上の 白滝に 「七ケン」集いて 夢語るなり!

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 この日は、関東から、松下政経塾時代の後輩・高橋秀明君が、地域おこしの調査のために高知県大川村にやってくるというので、私も、この村に向かう。この地にかつてあった鉱山施設の跡地に、「自然王国・白滝の里」という休養リゾート施設が建設されていて、その場で、意見交換会が開かれることになっていたのであった。行ってみると、和田・大川村村長の呼びかけで、村外からも、いろいろな方々が集まっていた。高知県議会議員や高知県商工会会長などである。数えれば7名。実に、個性豊かな方々がやってきていた。そこで連想したのは、「竹林の七賢人」。
 しかし、「ケン」は、「賢」というだけでなく、「見」「権」「健」「顕」「堅」「圏」「嶮」などの個性…。この小さな村に、様々な常識破りの個性が集まることによって、今後新たな爆発力が生まれることを期待したいものである。

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7月18日(月) 大阪の 万博までが 千日と聞き あれそうなのかと 太陽を見る!

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 大阪・関西万博の開幕まで1000日。今日、「日本国際博覧会協会」や「大阪府」などが、東京と大阪で記念イベントを開いたという。
 万博といえば、思い出すのは、今から半世紀以上前に開催された「大阪万博」。アジア初の万博ということで、多くの人が関心を寄せた。そのシンボルとなった「太陽の塔」は、今も、その場で永久保存されている。
 この日は、公式キャラクターの愛称も発表された。「ミャクミャク」なのだそうだ。歴史や伝統、文化や世界とのつながりを「脈々」と未来に繋ぐという意味だそうだ。私には、そのキャラクターが、「太陽の塔」の未来に向かう顔に見えてきた。それにしても、その目は四方八方に向かっている。価値観多様化の時代を表現したのであろうか。しかし、太陽は一つ。たくさんの太陽があっては、これから先、どうなるのだろうと、少し不安を覚えたのも事実…。

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7月17日(日) 岸田さん 今日は休日… 調べると 公務が無いのは 106日ぶり…

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 この日は終日、岸田首相は、面会や会議などの日程を一切入れずに、公邸内でゆったりと過ごしたという。振り返ると、全日が休日となったのは、4月2日以来106日ぶりらしい。
 岸田首相は、国会が開催されない週末には、海外に出掛けて、多くの要人と意見交換したり、また、国内の視察で様々な方々の生活ぶりや働きぶりを見聞すると同時に、その人たちの意見に耳を傾けてきた。さらに、国会閉会以降は、各地の参議院議員選挙候補者の応援演説にも、駆け巡っていた。
 驚くべき体力と気力である。昨年秋の首相就任以来、ずっとこの調子で東奔西走してきた。その真摯さがあってこその、高内閣支持率であり、参議院選挙の勝因でもあろう。
 とはいえ、日本の国を代表する大切な仕事をしているわけであるから、くれぐれも体には気をつけてほしいものだと思う。

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7月16日(土) G20 共同宣言 出せずに閉会! 「話せば分かる」は やっぱり嘘だね…!

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 インドネシアのバリ島で開催されていた「G20(20か国・地域)財務相・中央銀行総裁会議」が、共同声明を出せずに閉会。その原因は、ウクライナに侵攻したロシアへの対応を巡って、意見が激しく対立したからだという。
 いま世界中では、深刻なインフレが広がっている。また、新興国の債務問題・貧困問題なども、喫緊の課題である。これら解決を迫られる重要問題に対して、参加国の意見集約がかなわなかったということは、G20会議そのものの存在意義までも問われることになってくるのではあるまいか。
 かつて犬養毅首相は、官邸を襲撃した海軍若手に対して、「話せば分かる」と語りかけたが、「問答無用! 撃て!」と銃撃され、その後絶命した。「話せば分かる」というのは、やっぱり嘘かも…「話せば話すほど分からなくなる」というのが、率直な思いである。

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7月15日(金) 日本の 共産党が 産ぶ声上げて 今日で100年! それがどうした…?

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 今日、日本共産党が、その旗揚げから100年を迎えた。具体的には、1922年7月15日に、渋谷の間借り部屋に、8人の運動家が集まって、秘密裏に設立したものであり、その11月にコミンテルンに加盟して、「コミンテルン日本支部・日本共産党」ということになったらしい。
 しかし当初から「君主制(天皇制)の廃止」や「土地の農民への引き渡し」、「軍隊や警察・憲兵などの廃止」を運動方針に掲げる革命組織であったため、当時の社会では、非合法活動とされ、その歩みは、困難なものとならざるを得なかった。加えて、内部での路線闘争も激しく、紆余曲折も多かった…。
 そんな共産党が、100年。日本の政党の中で、最も古い歴史を持つ政党だが、一方で、その存在感は、凋落の一途である。今回のこの節目の意味は一体何なのか、そんなことを、私は考えざるを得なかった…。

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7月14日(木) 原発を 冬には最大 九基の稼働! 電力足りなきゃ これしかないと…

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 岸田首相が、電力不足解消のために、この冬に最大9基の原子力発電所を稼働すると表明。国内原発は、既に10基は、原子力規制委員会の安全審査を通過しているが、定期検査や安全対策工事などのために、現在稼働中の原発は、5基だけであるらしい。
 原子力発電所といえば、どうしても「福島第一原発の事故」のことを考えざるを得ない。今に至るも多くの人たちが、避難生活を続けざるを得ない状況に、心が重くなってしまう。この事故の最大の原因はといえば、原発管理者の驕りと油断であったと思う。今後、国民生活と産業を守るためには、電力不足を克服せざるを得ず、それには原発の稼働しかない、というのであれば、くれぐれもこの驕りと油断を持つことがないよう、細心の注意を払いながら、その稼働への動きを進めてほしいものだと思う。

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7月13日(水) 東電の 旧幹部らの 賠償額が 13兆とは 地裁の判決!

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 この日、「福島第一原子力発電所事故」の当時に東京電力の経営を担っていた幹部らに対して、その株主たちが、東京電力が被った損害に対する賠償を求める株主代表訴訟の判決が出された。
 驚いたのは、「東京地方裁判所」が支払いを命じた金額が、13兆3,210億円に及んだことであった。これは、被災者への損害賠償費用や除染費用、また今後の廃炉にかかる費用などを積算した金額だということであるが、こんな金額を、いかに高額所得を得ていた経営陣といえども、支払えるはずがない。つまりは、この判決は、経営陣としての務めを怠ったことに対して警鐘を打ち鳴らすための、「懲罰的な判決」であり、さらには、他の同類の問題を抱える経営者に対する「一罰百戒的な判決」でもあったということであろう。この判決を、旧経営陣がどう受け止めたか、さらには日本中の経営者がどう受け止めたか、興味のあるところである。

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7月12日(火) 日本は 判官びいきの 国柄か… 安倍さん葬儀に 異常な関心!

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 参議院議員選挙投票日の直前に、奈良市で凶弾に倒れ、絶命された元総理・安倍晋三氏の葬儀が、芝の増上寺で執り行われた。そしてその後、遺体を乗せた霊柩車などの葬列が、自民党本部や首相官邸、国会議事堂等を次々に巡ったのであるが、その沿道には、数多くの人たちが押し寄せていた。
 この葬儀には、国民全体が、異常なまでの関心を寄せていた。それだけ、安倍総理が歴代最長の政権を担って、よく名が知られていたことに加えて、国民から愛されるお人柄を持っていたということであろうか。さらに言えば、これだけの輝かしい政治経歴を持つ人が、駅頭での街頭演説中に、本人の責任ではない「統一教会への恨み」を理由に、あっけなく殺害されてしまった…そんな悲劇的な結末に、日本人の判官贔屓感情が呼び起こされた、ということであったのかもしれない。

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7月11日(月) 参院選 終えて総理の 記者会見… 大勝利にも 笑顔が見えず

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 昨日、参議院議員選挙の投開票が行われ、今日未明に、その全議席が確定した。その結果は、自民・公明の与党が、参議院の定数248の半数を大きく超える146議席となり、さらに、憲法改正に前向きな維新の会や国民民主党などを合わせた「改憲勢力」は、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の166議席を超える179議席となった。しかも、岸田総理は、次回参議院議員選挙までは、衆議院の任期満了もなく、国会を安定的に運営できる「黄金の3年間」を手に入れることができた。
 言うならば、岸田総理は、これ以上はない「大勝利」を収めたわけであり、今日の記者会見では、大喜びの表情も見えるのではないか、と思われたのであるが、逆に「勝って兜の緒を締めよ」といった渋い表情。今後の日本政治を考えると、「重き荷を負うて遠き道を行くがごとし」といった心境なのであろうか。

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7月10日(日) 日本の儒学… 藤原惺窩と 林羅山が 江戸の荒野に 苗植え育む

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 「人間論ゼミ」の日。今回のテーマは、「藤原惺窩と林羅山の人生と思想」。この両人は、江戸時代の初期に、日本の儒学の礎を築き上げた人たちだと評価できるだろう。
 日本に最初に『論語』が伝わったのは、古代の応神天皇の時代(4世紀後半頃)。百済から、王仁博士によってもたらされたと言われる。
 しかし、この論語の教えが、その後、 国内で広く流布されることはなかった。江戸時代になるまでは、日本古来の「神道」とインド発祥の「仏教」とが主流であり、儒教思想は、仏教の教学の中で、補助教材的に使われる程度であったらしい。それを打破したのが、まずは藤原惺窩。独立した学問体系として一本立ちさせ、それを林羅山が受け継いで、江戸時代の官学の中心にまで育て上げたのである。
 その意味では、二人は、荒れ地を耕し苗を植えた「開拓者」だとも言えよう。

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7月9日(土) マスク氏が ツイッター社の 買収撤回! 契約事項に 重大違反と

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 アメリカで、「テスラ」や「スペースX社」などを起業し、育て上げた気鋭の経営者、イーロン・マスク氏が、アメリカのSNS大手・ツイッター社との間で交わされた買収合意を撤回すると発表。その理由は、「偽アカウント」に関係する情報などの提供を求めてきたにもかかわらず、それが提供されず、このままでは企業価値の評価を誤まり、「重大な不利益を被る可能性がある」というものであった。それに対して、ツイッター社は、あくまでも契約履行を求め、これからは法廷での対決となるとか。
 ツイッターのシンボルマークは、シンプルな小鳥のシルエットである。「空高く飛び立っていく青い鳥は、自由と希望と無限の可能性を持っている」と説明されている。しかし、この調子では、ツイッター社はなかなか飛び立つことができず、竦んでしまいかねない。さて、これから先の展開がどうなることか…。

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7月8日(金) いにしへの 奈良の都の 街頭で 安倍元総理が 凶弾に死す

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 参議院議員選挙の投票日を目の前にして、全国各地を応援遊説していた、安倍晋三・元総理が、奈良市の大和西大寺駅前で演説中に、凶弾に倒れて、死亡した。祖父に岸信介・元総理、父に安倍晋太郎・元自民党幹事長という、有力政治家の家に育ち、政治の勘所をよく知っている人であった。そして、政治家としての信念も、強く胸に抱いている人であった。
 衆議院議員の初当選は、私と同じ平成5年。議場では、隣同士になったこともあった。それだけに、銃撃されたとの第一報には驚き、なんとか回復してほしいものだと祈り続けたのだが、それは叶わず、この日の夕刻には、死亡が確認された。
 しかし、おそらく本人は、こんなこともあるかもしれないと、常日頃から覚悟して、政治活動をしていたように思う。それにしても、やはり心寂しい。辛い。心から冥福をお祈りしたい。

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7月7日(木) 七夕に 辞任表明 英首相! 批判の激流に 抗し切れずに…

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 イギリスのジョンソン首相が、辞任を表明。
 このしばらく、コロナ対策中の官邸パーティー問題や幹部登用問題で、国民からの強い批判を受けて、多数の閣僚が辞任するなど、政権の基盤が大きく揺らぎ、強気の首相も、もう抗することは困難だと判断したようである。
 時ちょうど、今日は七夕。天の川の両側にある牽牛星と織姫星が会う日とされている。しかし、雨が降れば、川の流れが激しくなって、この二人が会うことが叶わなくなる…。
 さしずめ、ジョンソン首相の場合は、持ち前のタフさで、この荒れる川を強引に渡ろうとしたのだが、人々の批判の激流には抗することが叶わず、結局、意に反して、その激流に押し流されてしまったという図であろうか。
 国際政治の舞台から、また一人、名物政治家が姿を消していく…。世界の川の流れは、ますます激しさを増し加えてきているようだ。

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7月6日(水) 西日本 豪雨の日から もう4年… 未だに癒えぬ 心と生活!

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 西日本に大きな被害をもたらした「西日本豪雨」から、もう4年となる…。この豪雨では、「若葉書院」も、甚大な被害を被った。自然災害の厳しさや恐ろしさ、復旧の困難さを、自分自身の問題として、体験した。
 国や地方自治体が、この災害復旧に対して、大きなエネルギーを注いできた結果、表面的には、その災害の傷跡はほとんど解消されてきた印象である。しかし、山肌の土砂崩れの跡は、各地に今も残り、復興住宅も、仮設については、かなりのものが役割を終え撤去されたものの、まだ家の再建ができないで仮住まいを続けている人が多くいるようである。さらに、目には見えない心の奥底に深い傷を負って、それがなかなか癒えないで苦しんでいる人も、数多くいるらしい。
 改めて災害への備えや防災の工夫を行うことの大切さを思い考えた一日であった。

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7月5日(火) auの 接続不具合 3日半! スマホ抜きでの 生活あり得ん!

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 KDDIは、この2日未明に起きた大規模な通信障害が、今日になって、やっと全面的に復旧したと公式に発表。通信障害が最初に発生してから復旧までに、約86時間、つまり約3日半を要したこととなる。
 その間、auの携帯電話を使っている人は、音声通話やデータ通信に不具合が続き、戸惑う人が数多くいたようである。また、金融機関のATMが使えなくなったり、様々なデータの収集ができなくなったり、公共交通機関の運行管理などにも支障が出たようである。
 どういう原因で、このトラブルが発生したかは、必ずしも現段階では判明していないようであるが、「国民生活の基盤インフラ」ともいうべき情報通信網であるだけに、今後は、このようなトラブルが発生しないように、何重にもセーフティーネットを構えるといった、抜本的な対策が必要なのではないかと思う。

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7月4日(月) 戦争の 復興費用が 100兆円? そんな財布が どこにあるのか?

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 ウクライナの戦後復興を議論する国際会議が、スイスで開幕。ここで演説を行ったウクライナのシュミハリ首相は、この戦後復興には、7,500億ドル(約101兆円)が必要と発言。
 しかし、ウクライナのGDPは、2020年に1,555億ドルに過ぎず、そのGDP総額の5倍にもなる復興費用を、ウクライナだけで負担できるとは考えにくい。しかも、まだ戦争は終結したわけでなく、今後も継続されれば、その復興費用は、さらに増大し続けていくだろう。その費用を、ロシアの凍結資産から捻出すべきだという議論もあったようだが、これが法的に可能かどうかはよくわからないらしい。
 戦争とは、それ自身も苦難の連続であるが、終結して後の復興も、なかなか容易ではない。何ともバカバカしいことだと言わざるを得ないが、それでもこの世から無くならないというのは、人間社会の業?なのだろうか。

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7月3日(日) 熱海市の 土石流から 丸一年 学び合ったは 戦争津波!

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 今日は、「フォレスト・トレンド勉強会」の日。「戦争と平和」の問題を考え合った。ウクライナ侵攻が始まった日から、もう既に4か月半。その影響は、ウクライナ国内にとどまらず、時とともに、食糧問題や資源問題、さらには経済問題などの形をとって、地球社会全体に及んできている。その姿は、「地球社会全体に襲いかかる津波」のようなものである。
 時ちょうど、昨年、熱海市で、予想もしなかった土石流が発生し、死者・行方不明者28人を出した惨事から、今日でちょうど丸一年になる。未だに30人以上の方々が避難生活を続けているという。心なき人たちによって造られた違法な盛り土が、その下流域の数多くの人たちの命や生活を奪ったということだ。
 目の前の利害だけでなく、広くその影響を考えて、事の是非を判断するような世の中になってほしいと願ったのであった。

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7月2日(土) 東京じゃ 8日連続 猛暑日だって… 台風来襲 待ち侘ぶ気分…?

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 東京では、今日も最高気温が35.2度となり、これで「猛暑日が8日連続」となった。テレビに登場する人々の口からは、「もういい加減にしてほしい」といった、愚痴とも諦めともつかぬ声が聞こえてくる。
 一方、天気予報では、南方洋上に「台風4号」が発生し、北上を続けている。その予報進路を見ると、日本列島を縦断する形になっている。その台風強度がさほどでなく、暴風による被害は大きくないと見てか、この台風によって、日本列島に雨が降り注ぎ、気温を引き下げてくれることをひたすら待ち侘びるような声にもなってきているようだ。
 何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」で、台風の強度や進路をうまくコントロールすることができるならば、もっと台風を人々に有用な形で活用できるのになぁ…と、そんなことを、私はぼんやりと考えていたのであった。

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7月1日(金) 祈りの日… 聖徳太子と 一遍上人… 胸に抱いて 遊行脚せり

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 今日は、7月の「祈りの日」。私は、「聖徳太子と一遍上人の祈り」に触れてみたいと考えて、愛媛県内の、この二人の足跡が残されている場所を訪ね歩いてみた。
 まずは聖徳太子であるが、西条市小松町にある「香園寺」が、聖徳太子が建立した寺と伝えられているので、そこを訪問。さらに、松山市では、「太山寺」に法隆寺の夢殿と同様の建物が造られ、そこに聖徳太子像が祀られているというので訪れ、さらに道後温泉の太子の碑文「伊予湯岡碑」なども訪ねた。
 一方、一遍上人については、その生誕地に建てられた「宝厳寺」で「一遍上人堂」の見学を行い、一遍上人を深く敬愛された坂村真民さんの墓参りも行った。
 この日は、猛暑日であり、とても暑かった。心の中も、とても暑かった。そこに、一陣の涼風が吹き込んできた気がした活動であった。

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