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12月31日(土) 一年が こうも軽々 過ぎるかと 老いの功徳を 喜ぶ我あり

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 今日はいよいよ「令和4年の大晦日」。様々な書類や身の回りの整理を行いながら、この一年間を振り返ってみた。今年も、様々なことがあって、なんとも慌ただしい一年であった。
 しかし同時に感じたのは、私自身の生活は、それにもかかわらず、いたって平穏なものであったということである。もちろん、身辺にも様々なことがあった。喜怒哀楽様々な感情に彩られた一年でもあった。それでも、今振り返ってみると、とても穏やかに過ぎていった一年間であったという感慨を禁じ得ないのである。
 これには、私自身の「年の功」もあったに違いない。これまでの人生で様々な経験をしてきたせいで、多少のことでは驚かず、それを引きずることもほとんどなくなってきた。そして、実社会ともあまり関わらないから、周りからも、とかく言われることが少なかった。そんな自分自身を、心静かに喜んだのであった。

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12月30日(金) 株価から 未来の社会が 見えてくる…? 今日は閑かな 大納会だが…

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 今日は、株式市場の「大納会」。日経平均株価2万6,094円で、今年の取引を終えたという。昨年末と比較すれば、2,697円、約9%の下落である。世界の経済環境が大きく動く中にあって、日本の株式市場は、比較的安定していたと評価することもできるだろう。
 かつては「株価の動きを見れば、社会の未来も見えてくる」とよく言われたが、最近の株価の動きをいくら注視しても、未来社会が見えてこない。未来社会をこれから築くはずの新産業がはっきりと見えていないからであろうか。テレビニュースを通して大納会の様子を見たが、かつての取引所の熱気は感じられず、総じて静かな今年の幕引きであったようである。
 来年に向けて、株式市場のみならず、様々な分野に、数多くの宿題を残して暮れていくこの年の瀬である。

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12月29日(木) 規制なき 帰省のラッシュ! 奇声なく 稀世が既成に 気勢も季世だ

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 今日のニュースでは、列車や飛行機で故郷に帰省する人たちの姿が多く映し出されていた。そのニュースの中で、私の耳に残ったのは、「キセイ」という言葉であった。「3年ぶりに規制のない故郷への帰省」と記者たちが語っていた。私は、この、「キセイ」という言葉が、今年年末の象徴語だという気がした。
 そこで、今日のイラ短日記では、「キセイ」という発音の熟語を七つ織り込んだ短歌を作ってみた。コロナ感染への警戒からか、大声を上げる人があまりいない…長い間続いた制限された異常な世の中が、むしろ普通の世の中ではないかという感覚になってきた…そして、どうも人々の心の勢いも、それとともに衰えてきているような気がしてならない…。そんな万感を、この短歌に織り込んでみたのである。いささか、強引に形だけまとめあげた短歌となった気がしないではないが…。

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12月28日(水) 一年の 知理や誇りを 胸に納めて 塵や埃りを 拭った一日…でした

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 今日は、「若葉書院」の清掃活動。この一年間、この学び舎では、35回の勉強会を開催してきたが、一年の締めくくりとして、教室の整理と清掃を行ったのであった。実は、これまでは、最終勉強会の終了後に、この清掃を行っていたのであるが、先の日曜日、日本列島に寒波が襲来して大雪が予想されたので、勉強会を中止。改めて、この日にその清掃活動を行うことにしたのであった。
 この清掃では、主に教室や窓に溜まってきた塵と埃を取り除く作業を行ったのであるが、同時に、この一年の勉強の中で培われてきた「知理(知恵と真理)」と「誇り」を自分の胸の中に整理して納める活動も行った…。この一年を通して、この場所の「知理」と「誇り」は、さらに積み上がっているに違いない。
 最後に、玄関口に注連縄を飾って、一年間の活動を終了。今年もありがとうございました。

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12月27日(火) “ゼロコロナ 政策”終了…? 手の平を 一気に返した 中共政府!

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 この日、中国政府は、「新型コロナウイルス対策を来年1月8日に抜本的に緩和する通知」を発表。それによれば、この感染症分類を、強制隔離の必要性がないレベルに引き下げて、海外から中国に入る際の隔離の義務付けも撤廃するという。これまでは感染の抑え込みを目指した「ゼロコロナ政策」を徹底してとってきたが、国民からの不満や経済の不振を目の当たりにして、この政策の大転換を決定したということのようである。つまり、これは「ゼロコロナ政策の終了」を意味する。
 それにしても、この政策転換は、あまりにも急で極端である。中国では、古来から「君子豹変す」という言葉があり、政策の過ちを認めた場合は、それを一気に転換することが指導者の資質の一つとされてきたようだが、大国を統治するには、このくらい豹変する対応が必要だということなのであろうか。

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12月26日(月) 公立校じゃ 心の病で 休職の 教員数も 過去最多とや…

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 文部科学省は、少し前に「生徒指導上の諸課題に関する調査結果(2021年)」を公表し、その中で、小中学校の不登校児童生徒数が約25万人にのぼり、前年対比で約5万人も増加したとしていた。これは、過去最多の数字であり、全児童生徒数の約2.6%にあたる。
 そして今日は、「文部科学省の人事行政状況調査」の中で、公立小中高と特別支援学校で、精神疾患を理由に休職した教員数を発表(これも2021年調査)。それによれば、前年対比で694人多い5,897人であったという。これも過去最多であり、全教員数の約0.64%にあたるという。
 言うならば、学校内で、児童生徒も、教員も、心を病んできているのではないか。これでは、学校のシンボルマーク「文」を「十(赤十字の病院マーク)」に変えねばならないのではないか…そんな気持ちにもなってくる。

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12月25日(日) 何となく 気分が晴れぬ クリスマス… 辛苦留別(ジングルベル)の 鈴の音もなく…

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 12月25日はクリスマス。例年だと、町中に明るく楽しいクリスマスソングが響き渡り、人々の表情にも笑顔が見られる日であるが、今年も、気分が晴れない重苦しい雰囲気である。
 この年を振り返ると、コロナウイルス感染拡大がもう3年間も続き、多くの人たちが不自由な生活を強いられ続けている。ウクライナでは、悲惨な戦争がなかなか終わらず、毎日テレビ画面には、悲痛な声をあげる人たちの顔がある。物価は上昇し、生活苦を訴える人たちの声も、テレビから溢れている。ここに来て、企業の倒産件数も少し増えてきているようだ。今年の漢字は「戦」であったが、それは、多くの国民にとっては「辛苦」の「戦い」であった。人々は、その辛苦から、なかなか離れられないでいる。
 「ジングルベル」とは、「辛苦留別」。その鈴の音も、大雪報道の中に消えたのだが…。

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12月24日(土) 中国じゃ コロナ感染 大爆発か? 不満のガス抜き 狙った結果!

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 中国では、少し前に「ゼロコロナ政策」を事実上転換したと言われているが、その結果、感染者が急増して、医療体制が逼迫する状況が伝えられている。感染者数が12月だけで2億4,000万人にまで達し、一日あたりの死者数が5,000人を超えたという指摘もあるようだ。海外からのコロナワクチン輸入も行われておらず、中国国内の感染大爆発を止める手立てはないのでは、とも言われている。
 習近平・主席は、科学的手法によって最善・最高の政策決定をしていることを、統治の正当性誇示に用いている。今回は、ゼロコロナ政策が、国民の自由を束縛し、かつ経済活動を停滞させて、国民の不満が膨らみ、このままでは政権が危ういとガス抜きを図った結果であろうが、それがうまくいかず、かえって感染大爆発を引き起こしたということか…。科学も万能ではない、とつくづく思う。

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12月23日(金) 来年度 予算の案が 閣議で決定! 語呂合わせでは 「イイヨ」であるが…

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 今日、政府は、来年度予算案を閣議決定。来年1月に召集予定の通常国会に、この予算案が提出される。その一般会計総額は、過去最大の114兆3,812億円。当初予算で110兆円を超えるのは、今回が初めてである。その114兆円を語呂合わせすれば、「イイヨ」となる。
 しかし問題は、その予算の3割余を国債発行に頼っていることである。もうすでに国債発行残高は1,000兆円を超えている。日本のGDPの2倍を超える財政赤字が、本当に返却可能なのかどうか、大きな疑問である。さらに、年末になって急遽増額された防衛予算などについては、十分に検討されたのかどうかという疑問もある。この予算案で、来年の通常国会を無事に乗り切れるのかどうか…。野党は早速、政権攻撃の協議を始めたようだ。
 「本当にこの予算案でイイノ?」という声が、どこからともなく聞こえてくる気がする。

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12月22日(木) ウクライナ 大統領が アメリカ訪問 これから狙うは 「ヤルタ会談」?

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 ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシア軍侵攻以来初めての外国訪問。その訪問先がアメリカであり、バイデン大統領と会談を行うとともに、米国議会の上下両院合同会議でも演説したと報じられている。
 両大統領の会談を、「戦流」でなく、「川柳」で表現すると、次のようになるであろうか。ゼレンスキー大統領が「やらいでか 累々死屍の 戦いなれど」と語ると、バイデン大統領は「やぁ友人 類衆集め 救(たす)くから」と答えるのである。この表現のキモは、句頭の字を集めると「ヤルタ」となるところにある。ヤルタとは、第二次世界大戦終結を前に、米英ソの首脳が集まって、戦後処理を話し合った場所。今回も問題になっているクリミア半島にある。
 今回の会談で、戦後処理まで話題が及んだかどうかわからないが、そろそろそんな話題が出始めてもおかしくない時期である。

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12月21日(水) “サッカーの 世界一”って 人々の 心をここまで 熱狂させるか…?

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 カタールで開催されていたサッカーワールドカップは、決勝戦でアルゼンチンがフランスを破り、36年ぶり三度目となる世界一を達成した。そしてこの日、選手団がアルゼンチンに凱旋帰国したのである。
 選手団を歓迎する映像がテレビで放映されていたが、驚くほど多くの国民が、凱旋パレードを行う予定の道路に集まっていた。その結果、選手団を乗せたバスが動けなくなり、選手団は、急遽ヘリコプターに乗り換えて、道路上を飛行したという。この選手団を迎えようとした人々の数は、数百万人にも及んだのではないかと報じられていた。
 アルゼンチン国民が、これほどに熱狂するには、その国民性もあると思うが、同時にスポーツが持つ力を考えざるを得なかった。バラバラの国民をこれほどに糾合する力、ここには、考えるべきテーマがあると思った。

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12月20日(火) 「日銀」が 異次元緩和の 変更か? 「白銀」ダルマの 目を一つ取り…

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 日銀は、この19日・20日に開催されていた「金融政策決定会合」で、これまで9年余りにわたって続けてきた「大規模緩和」の方針を修正することにしたようである。具体的には、長期金利の変動幅を、±0.25%から±0.5%に引き上げると決定したことによって、長期金利は一気に上昇し、この一日で、この上限に近い0.460%にまでなったという。
 今日も、ニュースを見ていると、新潟県を中心にした大雪の報道がなされている。その「白銀」世界には、「雪ダルマ=白銀ダルマ」が作られているのだが、それから目玉を一つ取ると、「日銀ダルマ」となる。
 「ダルマ」といえば、「面壁九年」である。黒田総裁の掲げた目玉政策も、なかなかうまく成果が上がらないで9年も経てば、そろそろ目を一つ抜いてもよいかもしれない、そんな気がしてきた結果なのであろうか…?

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12月19日(月) 大雪だ… 新潟地方じゃ 大渋滞も… 頭の中まで 真白くなる!

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 この日、強い冬型の気圧配置となった中で、北陸・東北地方を中心に大雪。新潟県の長岡市では、わずか12時間の降雪量が66センチにもなり、自動車の立ち往生が各地の幹線道路で見られたという。私が生活する四国でも、山間部ではかなりの降雪量となった模様で、高速道路が閉鎖された区間もあった。
 雪は、景色を一変させる。見渡すかぎり、白一色にしてしまう。そして、様々なものをその下に隠してしまう。それは、私たちの頭や心でも同様なのかもしれない。一面の真っ白の風景を目の当たりにすると、これまで頭や心の中に長い間わだかまっていた考えや思いが、一気に消去されて、何も書かれていない真っ白の紙に変わってしまったような気がしてくるから、不思議だ。
 今日のイラ短日記では、「2022年末バージョン・雪」の歌詞を書いてみた。

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12月18日(日) チュニジアじゃ 一割満たぬ 投票率で 野党不在の 議会ができた…?

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 北アフリカの国・チュニジアで、議会選挙が実施された。古代には、ここに通商国家として地中海を支配したカルタゴがあった。つまり、地中海の中心部に位置し、国民の意識も、開放的なものであると言われている。2011年には、民主化運動「アラブの春」の発火点となったことでも知られている。
 今回の選挙で注目すべきは、わずか8.8%という投票率の低さ。サイード大統領が、昨年、議会を停止させたり、今年、国民投票によって憲法を改正し、議会や司法の権限を弱めたことに反対して、野党などが候補者を擁立せず、投票放棄を訴えたからであった。
 それにしても、1割にも満たない投票率で構成された議会というものが、国民の民意を反映するものでありうるのかどうか…。民主主義の危機「アラブの冬」が、再びこの土地から始まろうとしている時なのかもしれない。

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12月17日(土) 「ゼロコロナ」 政策転換 中国じゃ 絶対権力 揺らぐか礎石?

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 最近目が離せないのが、隣国の中国。世界最大の人口を抱え、経済力も世界第2位。さらに、着実に軍事力や経済力も強化していて、アメリカが、最も警戒している国である。
 その中国で、少し前に、習近平・国家主席の3選が決まり、権力者として「盤石の権力基盤」が確立したと報じられたところであった。
 しかし、「ゼロコロナ政策」に伴う厳しい外出制限などに対する国民の不満が爆発し、各地でデモが頻発、習主席への批判も高まる中で、中国は、その政策を転換。それが、今、習主席の党・軍・行政司法の掌握という権力基盤を揺るがし始めている気がしてならない。
 中国では、「無謬の指導者」であることが、その「トップの権威の源泉」となっている。その権威が揺らげば、当然、権力基盤も揺らぐこととなる。今後の中国…こんな点にも注目して見ていきたいと思う。

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12月16日(金) 防衛の 基本方針 大変更は ハシビロコウの 岸田政権

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 岸田政権は、この日、「新たな防衛3文書」を閣議決定。
 今後の防衛費を、GDP比で2%に倍増する方針を打ち出すと同時に、最近の中国の動きを「国際秩序への最大の挑戦」と明記し、また相手のミサイル発射拠点を叩く「反撃能力」の保有や弾薬・部品などの貯蔵を行う「継戦能力の強化」、また、防衛装備品の輸出条件を定める「武器輸出三原則の見直し」なども織り込んだ。これまでの国土防衛の考え方を大きく転換するものとなったようである。
 「岸田内閣」といえば、よくリーダーシップの不足が指摘されるが、なんのなんの。これほどの国策の大転換を着実に遂行していく力量たるや、相当のもの。ふと連想したのが、「ハシビロコウ」。動かないことで知られる鳥である。しかし実際は、イザというときには、ずいぶんと動きが機敏な鳥であるという…。

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12月15日(木) 本年の 貿易赤字は 過去最高? いよいよ深まる 日本海溝…

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 財務省が発表した「11月の貿易統計速報」によると、輸入の伸びが輸出を上回り、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が、過去最大の2兆274億円の赤字となったという。この貿易赤字は、主に資源価格の上昇によるものであり、昨年8月以来その傾向が続いてきたが、今年2月のロシアによるウクライナ侵攻が拍車をかけて、急増したようである。今年1月から11月までの赤字の累計額は、18兆5,124億円に及んでいて、このままでは通年としても、過去最大赤字となる見込みという。
 日本の場合は、まだそれでも、これまでの累積黒字があるので、まだしばらくは大丈夫だろうと思うが、外貨準備を持たない国々の中には、耐えきれなくなって破綻する国もでてきかねない状況ではなかろうか。
 ともあれ日本も、深い日本海溝を、不安とともに覗き見るような気持ち…。

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12月14日(水) 紙タバコ 売っちゃならんと ニュージーランド! 何と罰金 1300万!

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 ニュージーランド議会が「2009年以降に生まれた人への紙タバコの販売を恒久的に禁止する法案」を賛成多数で可決したと報じられている。今後、若い世代へのタバコ販売を禁止することによって、将来の喫煙人口を徐々に減少させることを狙っているという。なお驚いたのは、この法律に違反して、若い人に紙タバコを販売した場合には、最大で15万ニュージーランド・ドル(日本円で約1,300万円)もの罰金を課すとしていることである。これは、本気でこの問題に取り組む覚悟を示しているとも言えそうである。
 ニュージーランドの地図を睨んでいると、その地形が、タバコを吸う人の姿に見えてきた。それをイラ短に表現するのに、 「エッ、そこまでやるのか」と驚いた顔を描いてみた。おそらくは、世界中の愛煙家にとっては、そんな衝撃的な報道ではなかっただろうかと思う。

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12月13日(火) 太陽を 地上に生み出す 核融合! その実証に 初成功せり!

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 次世代のエネルギー技術とされる「核融合」について、重要な一歩が記されたと、米エネルギー省が発表。「米ローレンス・リバモア国立研究所」内の施設で、水素燃料にレーザーを照射する実験で、2.05メガジュールのエネルギーを供給したところ、その1.5倍にあたる3.15メガジュールの出力を得たというのである。エネルギー出力がその投入エネルギーを上回ったのは、今回が初めてだという。
 もっとも、実用化していくためには、まだ多くの技術的課題を解決していかねばならないものと思われる。それにしても、これは「画期的な歴史に残る成果」となるに違いない。言うならば、人類の手で初めて、「太陽の子」を生み出したのであるから。
 今日のイラ短では、太陽が歌を歌っている。「You are My Son Shine!」と。この息子が、これから大きく成長していってほしいものだと願う。

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12月12日(月) うつせみの 今年の漢字は 「戦」なるか… 戦いの中に 年は暮れゆく…

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 今年も、年末恒例の「今年の漢字」発表の日がやってきた。公募の結果、今年は、「戦」の漢字が選ばれたという。ちなみに、第2位が「安」であり、第3位が「楽」であったらしい。
 やはり今年最大の話題が、「ロシア軍のウクライナ侵攻問題」であり、その「戦いの現実」が連日に渡ってテレビから流されていたことが大きな判断材料だったのであろう。それは、物価高騰などの身近に起こる様々な問題を通しても、社会のあり方への批判や人々の意識変革を生み出してきたと思う。
 言うならば、第二次世界大戦以降、約80年間、戦争を体験することなく過ごしてきた日本人にとっても、大きな刺激や衝撃を与える事態であったことは、想像に難くない。
 「戦々恐々」の一年。それがいよいよ暮れようとしているが、来年は、もっと違う風景を見たいものだと思う。

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12月11日(日) 渡来人…? 聖徳太子の 正体は… 状況証拠じゃ 確かにそうかも…

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 「人間論ゼミ」の日。今回のテーマは、「小林惠子著『聖徳太子の正体』を読む」。
 聖徳太子は、西暦600年頃の日本において、「冠位十二階」や「十七条憲法」を制定したり、当時の大国・隋に「遣隋使」を派遣して対等外交を展開するなど、日本を新時代に導いた政治家として、よく知られている。その聖徳太子が、実は、当時の中国大陸で力を振るっていた「突厥」の首領であり、隋や周辺諸国から圧力を受けて、日本に渡来してきたのではないのかというのが、小林女史の説である。
 一見、荒唐無稽な説のようであるが、その著書をよく読んでみると、うなずけることが多くあった。いやむしろ、当時の日本を取り巻く国内・国外状況から判断すれば、なぜ若き聖徳太子がここまでの果敢な取り組みを進めることができたのか、その説明としては、より妥当性が高いような気さえしたのであった。

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12月10日(土) 今の世に 求められるは 「陽明学」と 方谷地元で 勉強会する!

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 今日は、「宝船ビタミン号」を駆って、岡山県高梁市に向かう。高梁市といえば、幕末期の儒学者・山田方谷が生まれ、活躍した土地である。そのご縁で、これまでもいろいろなお付き合いをしてきたが、今回は、山田方谷が一生涯の学問とした「陽明学」についての勉強会をこれから始めたいので、講演に来てほしいと依頼されたのであった。
 講演のテーマは、「今こそ陽明学!~高梁を陽明学の拠点に~」とさせていただいた。
 今の時代、混迷の中で、人々も社会も何を目標にすればよいのかと迷っている。そんな時代には、陽明学が重要視する「良知」こそが、羅針盤の役割を果たすのではあるまいか。そんな思いを込めて、集まった方々に熱く語りかけた。これから先、日本中、世界中に、この地が中心になって、こんな思いや考え方を広めていってほしいと願った…。

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12月9日(金) イギリスが ドイツに替わって 「三国同盟」! 立ち向かうのは 次期戦闘機!

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 次期戦闘機の開発を巡って、イギリスとイタリア、そして日本が共同開発するという計画が発表された。この戦闘機は、2030年代半ばに配備される予定ということであるが、高度のステルス性能を持つ上に、様々な先端センサーを搭載し、さらには、人間に代わって判断するAI機能も装備されるらしい。
 この三国の協力は、ただ単に最先端の武器を共同開発するというだけでなく、その配備が始まった後の共同運用も視野に入れたものであろう。つまり、今すぐに「軍事同盟」というわけではないが、将来的には、その可能性までも孕んでいるのではないだろうか。
 ヨーロッパにおけるロシアの脅威、アジアにおける中国の脅威、そして、ロシアと中国が軍事的に連携する動きなどを見据えたものだとするならば、今後、ますます世界はキナくさくなってくるのかもしれない。

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12月8日(木) 81年…? 日本男子の 平均寿命? イャハワイ奇襲 からの年月!

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 12月8日、といえば、日本軍が「ハワイ真珠湾を奇襲攻撃」して、「日米戦争」が始まった日。今日は、それからちょうど81年目となる。
 81年と聞いてふと連想したのが、「日本男子の平均寿命」。昨年のデータでは、この平均寿命が81.47歳となるのだそうである。つまり、戦争が終結して10年後になる昭和30年頃には、「もはや戦後ではない」という言葉がもてはやされたこともあったが、今は、太平洋戦争が始まった年にこの世に生まれた男性の約半分が、もうこの世の中からいなくなっているということであり、戦争の記憶も、過去に流されていこうとしているということだ。
 昔、ジローズが、「戦争を知らない子供たち」という歌を歌って大ヒットしたことがあったが、こんな風に、人が移り変わりながら、戦争の風化が進んでいくのだろうな…とそんなことを考えた一日であった。

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12月7日(水) ウクライナ ロシアの基地に 無人機攻撃? 停戦協議の 準備作業か…?

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 このしばらく、ウクライナでの戦闘が変質してきている印象である。特にこの2日間は、ウクライナ軍によって、国境から遠く離れたロシア領内の空軍基地に対する攻撃が始まったようである。これら空軍基地は、ウクライナ領内を攻撃するロシア軍の爆撃機が発進していた基地のようであり、一般に、「防衛的攻撃」と認められるものである。
 報道では、この攻撃に対して、さらなる戦闘の激化を懸念する声が紹介されていたが、私の目には、むしろこれから停戦協議を始めるためのウクライナ側の準備が始まったというように映った。つまり、停戦協議は、戦線膠着が続き、双方がもういい加減に戦いをやめよう、という意識になって始まる。それには、ウクライナ側も、この辺りでロシア国内に一矢を報いておかなければ、ということではなかったか。希望的観測かもしれないが…。

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12月6日(火) クロアチア 相手に日本が PK敗戦! 今度は歓喜の 「ドーハの悲劇」!

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 「サッカー・ワールドカップ」で、ドイツやスペインなどの強豪を次々に打ち破って、決勝トーナメントに進出した「サムライ・ブルー」。いよいよ今日は、その決勝トーナメントの第一戦で、前回大会準優勝のクロアチアと戦った。
 その試合の結果は、同点でPK戦にもつれこんだ末に、敗戦。今回「8強入り」を目標としていたが、残念ながらそれを今一歩で果たすことが叶わず、「またもやドーハの悲劇か」という思いも抱いたPK戦であった。
 しかし、今回は、森保監督も、選手たちも、ここまで激戦を戦い抜いてきたことを、「歓喜の表情」で称え合っていた。
 人は、同じような結果に対して、それを喜ぶこともできれば、悲しむこともできる…。その違いが何かといえば、「もうこれ以上はできなかった」と思えるかどうかであろうか。
 ともあれ、日本チームの健闘を称えたい。

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12月5日(月) 2次利用… 権利者不明の 著作物を 代行処理する 窓口新設!

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 この日、文化庁が、権利者が分からなくなっている著作物の二次利用を容易にするための新制度の素案を取りまとめた。著作物の利用には、その著作権を管理する個人や団体の許諾が必要であるが、著作権者が誰か分からなくなっていたり、または匿名で発表されていたりして、その許諾を得ることが困難な著作物が数多くあるという。それに対して、この新制度では、その相談に応じる一元的な窓口組織を新設して、暫定的に利用を認めるとしている。いわば、著作権の許諾を代行する公的組織が誕生することになるのである。
 私たちの周りを見渡してみると、いつの間にやら「代行」業ばやりである。墓参りを代行したり、謝罪を代行したり…。自分が不得手なことや不都合なことを、他の人にお金を払って代行してもらう。それもありかな…とは思うのではあるが、何か心寂しい…。

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12月4日(日) 「日米の 開戦」それは 誤算から… 互いに思惑 読み違いして…

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 12月の「フォレスト・トレンド勉強会」で取り上げたのは、福井雄三著『日米開戦の悲劇』という本。日本軍が満州事変を起こした翌年の昭和7年に、駐日アメリカ大使として日本に着任し、真珠湾攻撃翌年の昭和17年に日本を離れるまでの10年間、日米交渉を身近に見守ってきた、ジョセフ・グルー・アメリカ大使の日記をもとにして、なぜあの悲惨な日米戦争が起きたのか考証した本であった。
 この開戦に至るには、両国それぞれに様々な経緯があったわけであるが、端的に表現するならば、日本側も、米国側も、相手が持つ思惑を読み違いして、または自分の都合の良いようにだけ読み取って、そんな「誤算」を積み重ねた結果であったと言うべきであろう。良かれと思ってやったことが、結果的には逆の結果を生み出すことがある…そんな歴史の皮肉を学んだ勉強会でもあった気がする。

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12月3日(土) パンデミック ツインデミック トリプルデミック… どこまで続く この泥濘ぞ!

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 このしばらく、一時鳴りをひそめていた「新型コロナウイルス」の感染が再び拡大し始めている。加えて、冬場に入ったことから、「インフルエンザ」の感染が広がっている。さらには、呼吸器疾患を引き起こす「RSウイルス」感染拡大の懸念までも生まれてきているようである。これら3種が同時に流行する「トリプルデミック」に対して、米欧では、警戒感が高まっていると報じられている。
 ふと思い出したのが、「討匪行」という歌。「どこまで続く泥濘ぞ 三日二夜を食もなく 雨降りしぶく鉄かぶと」という歌詞で始まる歌。今の私たちの気持ちに響き合うものがある。
 今回のパンデミックも、もうすでに3年。当初は、ワクチン開発などの話題もあって、もっと早期に収束できるものと思っていたが、行けども行けども続く泥濘。もういい加減にしてほしい…とそんな気持ちになってきている。

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12月2日(金) 国会で 補正予算が 成立の日に サムライ・ブルーが 予選を突破!

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 今日、本年度第二次補正予算が国会で成立。これは、主に政府が11月に決定した「経済対策」を具体的に動かす予算であり、その総額は一般会計で28.9兆円という、一度の補正予算としては過去最大となるものであった。
 しかし、この補正予算の話題は、あまり報じられなかった。マスメディア上では、カタールで開催されているサッカー・ワールドカップで、日本のサムライ・ブルーが、接戦の末に強豪スペインを破って、1次リーグを首位で突破したという話題ばかりに集中していた印象である。
 確かに、このサッカー試合は感動的であった。しかも、スポーツは、観戦者に一切の責任を問わないから、見ていて気楽でもある。しかし、このような表面的な華々しさにばかり目を向けていては、国の将来が心配だ。本当に日本は大丈夫なのか…この風潮に、そんな思いも抱かざるを得なかった…。

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12月1日(木) 「流行語 大賞」今年も 小粒なり 世に目を閉ざす 日本国民?

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 今年も、12月に入って、恒例の「流行語大賞」が発表された。その候補として取り上げられたトップテンには、「きつねダンス」や「国葬儀」、「宗教二世」や「悪い円安」などの言葉があったが、最終的に年間大賞となったのは、プロ野球ヤクルトの若手三冠王打者・村上宗隆選手のニックネーム「村神様」であった。
 確かに、ヤクルトをリーグ優勝に導き、また、日本人打者として王貞治選手を超えるホームラン数を記録するなど、その活躍ぶりは大きな話題となった。
 しかし、この言葉は、プロ野球に関心を持つ人、しかもヤクルトファンにとっての流行語であるに過ぎず、これがこの一年間の日本社会を代表する流行語であると言われると、首を傾げざるを得ない。よく日本社会全体が内向きになっていると指摘されるが、その現象が、こんな流行語にも現れたということか。

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