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3月31日(金) 分断を 活力源と する男 今度は裁判 までも使うか…?

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 アメリカ・ニューヨーク州の大陪審は、この日、トランプ前大統領を起訴。トランプ氏は、来週前半にも裁判所に出頭する見通しと報じられている。起訴された罪状の内容は、現段階では明らかではないが、不倫関係にあったポルノ女優に支払った口止め料を不正に処理した「ニューヨーク州法違反」の疑いが取りざたされている。それにしても、今回の起訴には、34件もの罪状があるとのことである。
 一方、トランプ氏側は、「これは政治的迫害であり、選挙妨害だ」と主張する構えのようである。トランプ氏といえば、国民や国際社会の中にわざわざ分断を生み出して、そこに自らがスポットライトを浴びる舞台を求める政治スタイルを専らとしてきた。今回も、国民世論を分断する可能性を持つこの裁判を、自らの選挙戦にいかに有利に利用するか、そんなことに心を巡らせているのであろうか…。

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3月30日(木) 台湾は 米中パワーの リトマス紙 赤くなったり 青くなったり…

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 台湾の蔡英文総統が、中南米訪問の中継地として、ニューヨークに到着。その様子がニュースで報じられていたが、宿泊ホテル前では、蔡総統の支持グループと批判グループが、道を挟み両側で集会を開催していた。
 考えてみれば、このしばらくの台湾は、親米と親中の両派の間で揺れ動いてきた。通常ならば、年を経るうちに、対立関係は徐々に収束に向かい、落ち着くべきところに安定するはずであるが、そうならないのは、やはりその背景に、アメリカと中国の激しい対立があるからであろう。そして、台湾はといえば、その米中パワーの鬩ぎ合いの中で、政権政党と政治姿勢を切り替えているのである。
 これはまるで「リトマス試験紙」である。その時の環境状況によって、赤くなったり青くなったり…。台湾の人たちのご苦労に思いを馳せた一時でもあった。

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3月29日(水) 東京の 客を迎えて 松山を 遊行脚せり 桜花の盛りに…

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 この日、東京から松山市にやってきた「ロボットの研究者」を「愛媛県社会福祉協議会」にご案内した。このしばらく、この協議会では「介護ロボット」に強い関心を示し、その利用のための「介護ロボット展示場・相談窓口」も、建物内に開設している。この日は、河田・愛媛県社会福祉協議会会長を始めとする主要幹部の方々と意見交換をしていただいたり、展示場なども見学していただいた。
 その後少し時間が残ったので、これもせっかくの機会と、松山市内の「坂の上の雲」に関係する場所を中心に、明治人の気概を感じられる場所をご案内した。今の日本は、少し元気がない。教育や研究という場が、もっと気概ある人間の生き様や考え方を教え伝える場にならなくてはならない、と私は思う。
 時ちょうど、松山市内の桜は満開。日本人の心とは何か、と語り合った時間でもあった。

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3月28日(火) 激流に 梶空振りし 保津川で 小舟が転覆! 憂う人あり…

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 この日、京都府内を流れる桂川(保津川)で、観光用の小舟が岩に衝突して転覆。船頭が死亡、また行方不明になっているという。この事故の原因は、梶の操作を行っていた船頭が手にしていた梶を空振りして、その結果、船のコントロールが失われたことだという。
 そのニュースを見ながら、「私も用心が必要だ」とつぶやいた人がいる…。岸田総理である。日本の国を方向付ける梶を手にしながら、「もしも私が梶を空振りして操船を誤れることにでもなれば、その時は、日本丸を沈没させてしまうかもしれない」と。
 今の時代、日本を取り巻く環境は激流である。細心の注意を払い、操船を誤らないことが、日本政治に課せられた最大の任務である。くれぐれも梶を冷静沈着に操作して、見当違いの空振りなどをしないように、心から願いたいものだと思った。

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3月27日(月) 文化庁が 京都に移転! メタバース 時代の官庁 先駆けとして…

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 この日、「文化庁」が京都市に移転し、新庁舎で業務を開始。文化庁全9課中5課が移転対象で、最終的に文化庁全体の7割の約390人が京都で勤務することになるという。
 中央省庁が地方に移転するというのは、明治時代が始まって以来初めてのこととなるそうである。そこで、約2年半前から試行をしてきたということであるが、1か月超の試行期間中に約300回もの出張が発生したという。今後、相当の時間と費用の無駄が生まれてくるに違いなく、これからは、いかに情報ネットワークを活用して、その出張などを減少させていくかが問われることとなるであろう。
 今、世を上げて「メタバース」時代に向けての試行錯誤が行われている。今回の文化庁京都移転は、そんな「メタバース時代の中央官庁のあり方」を厳しく問い掛けるものとなってくるのではないだろうか。

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3月26日(日) 幾度も 歴史紡ぎし 関門海峡! その水の下を 皆で歩けり

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 この日は、「マグマ噴火口セミナー」参加者たちと関門海峡と北九州市で遊行脚活動。
 まず訪れたのが、「関門海峡」。日本の歴史上、重要な戦いが行われた海峡である。まずは「源平合戦」。ここで勝利を収めた源氏が、鎌倉幕府を開き、武家政権時代の幕を開いた。それから高杉晋作による「功山寺決起」とその後の「下関戦争」。この場所で、長州藩による「攘夷活動」が決行された。それからさらに幕府による「第二次長州征討」における長州側の奇跡的な勝利が、明治維新に向けての大きな流れを生んだ。
 そんな日本の歴史を紡いできた関門海峡の水の下の「人道」を、皆と一緒に歩いて、下関から門司に渡った。そこには、新時代に向けての境界部を歩き渡っていく実感があった。
 なお、北九州市では、様々な博物館や遺跡を次々に見て回った一日であった。

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3月25日(土) 地の奥の 熱きマグマの 噴火口! やがて新たな 大地を生むか?

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 下関市での「第一回・若葉書院マグマ噴火口セミナー」。テーマは、「令和時代の自分維新」。この下関が、「明治維新発祥の地」とされていることから、その切り口(噴火口)から若葉書院で長い間に培ってきた熱いマグマが噴き上がるイメージを胸に抱いて、このセミナーを開催した。参加者は、全国各地からの仲間たち約20名と、下関市からの参加者約10名、合わせて約30名であった。
 今の時代、自分が混沌とした頼りない海の上を漂っているような印象を持つ人が多かろう。そこに、マグマを噴出する噴火口が登場するのである。そしてその熱きマグマが堆積する中で、新しい大地が生まれてくるのである。そんな活動が、これからの課題である。
 とりあえず第一回目のセミナー、皆さんのご協力のおかげで、首尾よく終了することができたように思う。ありがとうございました。

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3月24日(金) 山口は 「西の京」とも 呼ばれる如く 栄華の日々の 残り香漂う

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 翌25日の午後から、山口県下関市で「第一回・若葉書院マグマ噴火口セミナー」を予定しているので、今日は山口市まで移動して宿泊することとして、山口市内で遊行脚活動。
 山口市内で訪れたのは、以前から一度訪問したいと思っていた場所。「中原中也記念館」「ザビエル記念聖堂」「瑠璃光寺」「西田幾多郎旧居」「大内氏館跡・龍福寺」など…。
 時ちょうど桜の花が五分咲きの頃合いであった。うららかな日差しの中で、愛車「宝船ビタミン号」を駆って、山口市内を次々に巡ったのであるが、この町は戦国大名・大内氏の栄華のもとに様々な文化も花開いた町で、「西の京」とも呼ばれている。その時代からすれば、もうすでに450年余り。
 しかし今に至るも、その時代の残り香が町の中に漂っている気がした。文化の力、それは時を超えるものだと改めて感じた次第。

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3月23日(木) 知事選挙 今日が告示日! 我が国の 地方政治の 五輪が開幕!

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 今日、4年に一度の「統一地方選挙」の火蓋が切って落とされた。まず最初に告示されたのが、北海道や大阪、神奈川などの9道府県の知事選挙。4月9日の投開票日に向けて、舌戦が始まった。
 統一地方選挙は、これ以降、3月26日には6政令市長選挙、3月31日には41道府県議選挙と17政令市議選挙が告示される。さらには、後半戦においては、4月16日に数多くの市における市長・市議選、4月18日には町村長・町議選の告示も行われ、この一か月間は、日本の地方自治を巡る数多くの選挙が行われることとなっている。
 言うならば、この一か月間は、4年に一度の「日本の地方自治オリンピック」である。「友情・連帯・フェアプレイ」がオリンピックの精神である。そんな精神で、地方の未来を活発に論じ合う選挙戦を期待したいと思う。

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3月22日(水) 侍が アメリカ渡り 優勝す! “赤い夕陽”が 胸に去来す!

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 この日、WBC決勝戦で、日本がアメリカに勝利し、3大会ぶりに優勝。
 3対2と、日本が1点をリードして迎えた最終9回には、日本側のピッチャーが大谷、そしてそのツーアウトの場面で打席に立ったのが、エンゼルスで同僚のマイク・トラウト外野手。米国チームの主将である。そこで大谷は、トラウトを空振り三振で仕留めて、優勝を決める。
 しかし、この二人の間には、敵味方を超える友情があった。試合後には、にこやかに語り合う二人の姿があった。そこでフラッシュバックしたのが、半世紀も前に見た映画「レッド・サン」。
 その主題は、日米修好の任務を帯びた日本大使随行の武士と、その土産の宝刀を盗んだ強盗団の間で繰り広げられるドラマ。そして、いつしかその両者の間に友情が生まれてくる。激しい戦いを経て生まれる友情の美しさを、今回、改めて思い返したのであった。

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3月21日(火) 岸田さん ウクライナへの 訪問は 九回裏の 大逆転かも…

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 この日、インドを訪問していた岸田文雄首相が、突如、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領などと会談を行った。この訪問は、国会等に事前に報告されておらず、これまでの慣例を破ったことに対して、野党側からの批判もないわけではないが、G7議長国としての責任を果たす意味合いも含め、概ね日本国内では好意的に受け止められているようである。
 それにしても、この日には、WBC準決勝戦が行われ、日本チームが、9回裏に、メキシコチームを劇的な逆転で破り、決勝進出を決定。
 今回の岸田首相のキーウ訪問は、これまでにG7の6か国8首脳(イギリスとイタリアでは首相が交代したので、新首相も改めて訪問)が訪問した後、ただ一人残されていた岸田首相が、9回裏になって、逆転訪問をしたようなもの。岸田首相の英断に、拍手を送りたい。

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3月20日(月) 今日もまた クレディ・スイスが 買収されて 激震続く 銀行業界!

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 スイスの金融最大手「UBS」が、国内第二位の「クレディ・スイス・グループ」を買収することで合意。スイス国立銀行からの巨額資金供給が決定しても、クレディ・スイスからの預金流出に歯止めがかからず、これを放置すれば、新たな国際的な金融危機を引き起こしかねないと、スイス政府が主導して、この救済買収を実現したということのようである。
 このしばらく、世界の銀行業界では激震が続いている。アメリカでは、少し前に「シリコン・バレー・バンク」や「シグネチャー・バンク」などが経営破綻した。これら苦境の背景には、大きな環境変化がある。デジタル化への対応が求められると同時に、情報公開問題が浮上している。それに加えて、世界的インフレや金利の急変動が経営の土台を揺るがしている。
 銀行は、経済活動の土台。それがおかしくなれば、経済もおかしくなる…こりゃ大変!

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3月19日(日) 圧倒的 強さを示す 藤井さん 六冠を得て 残りは二つ!

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 この日、藤井聡太・竜王が渡辺明・棋王を破り、タイトルを奪取。これによって、藤井棋士は、20歳8か月で六冠を達成し、約30年ぶりに、最年少記録を更新したこととなる。
 私は、将棋のことはよくわからないので、藤井棋士がどのように強いのかはよくわからないが、これまでの実績を見る限り、異次元の棋士であるようだ。将棋は個人の戦いだから、勝負は相手以外の人たちからの影響は少なく、また環境の影響も受けにくい。したがって、個人としての実力が他の人に勝っているならば、タイトルを総なめにしてしまうということになりやすい勝負事なのだろうと思う。
 そうすると、残された「名人」と「王座」のタイトルも、早晩手中に収め、史上初の「八冠達成」も夢ではないということではなかろうか。まだ若い藤井棋士のますますの活躍を期待したいと思う。

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3月18日(土) ICCが 露の大統領に 逮捕状! 刑執行の あてもないまま…

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 国際刑事裁判所(ICC=International Criminal Court)が、ロシアのプーチン大統領に対して逮捕状を出したことが大きな話題となっている。この逮捕状によって、ICCの締約国である123か国にプーチン大統領が入国した際には、拘束してICC本部があるハーグに移送することが求められるという。現実的には、ロシアのような大国の国家元首を逮捕する事態は考えにくいが、それでも、プーチン大統領の外国訪問の障害となり、ロシア外交にとっては、大きなダメージになるかもしれない。
 これを受けて、プーチン大統領はといえば、“Impossible Capture? Crazy!(ICC)”と反発。確かに、ICCの逮捕状は、先に述べた通り、ほとんど実効性がないだろう。そんなものを振りかざして一国の元首に対して、悪人イメージを作り上げるという手法はいかがなものだろうか…私は、そんなことを思った。

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3月17日(金) 異次元に 過去最低の 出生数を ワープさせると 総理の会見!

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 岸田総理が、今国会の最重要課題と位置づける「こども・子育て政策」について記者会見を開き、国民に向かって思いを語りかけた。その冒頭では、昨年の出生数が、過去最少の79万9,700人となったことを紹介し、今後も急速に若年人口が減少することに伴って、経済社会が縮小し、社会保障制度や地域社会の維持が困難になるとの厳しい現状認識を示した。そして、今回が、その対策を講じるラストチャンスである、と国民に対してその危機感を訴えかけたのであった。
 しかし残念ながら、その危機感は十分に国民には響かなかった印象。やはり国民には、ずっと先の未来はよく見えないのであろうか。少し前に、金曜ロードショーで放映された映画「アルマゲドン」のように、人類滅亡の危機が目に見えるならば、もっとこの危機感を国民が共有してくれるだろうに…と思った。

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3月16日(木) 韓国の 大統領が 来日し シャトル打つ日の 北のミサイル!

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 昨日来日した尹・韓国大統領が、岸田首相と会談を行い、「対北朝鮮政策」や「自由で開かれたインド太平洋問題」などにおいて、協力関係を深めていく方針を確認した。韓国大統領が日本を訪れ、首脳会談に臨んだのは、実に2018年以来5年ぶりのこと。同じ陣営に属する隣国が、このように長期間にわたって首脳会談さえも開催できなかったというのは、極めて異例のことである。両首脳は、この会談の中で、今後は相互に相手国を訪問し合う首脳会談(シャトル外交)を再開することでも合意した。今後、相互の理解と協力がさらに深まっていくことを期待したい。
 それにしても、北朝鮮は、この日も、ICBM級のミサイルの発射を行った。日韓を牽制し、威嚇する意味合いを持つものであろうが、脅すほどに相手が結束を深めるということを理解しないのか…。話の通じない困った隣国だ。

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3月15日(水) ひんガーシーの 野に陽炎(かぎろひ)の 立つ見えて 返り見すれば ツキ傾きぬ

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 この日の参議院本会議で、ガーシー・参議院議員に対して、「除名」の懲罰を決定。議員身分の剥奪を決定した。現行憲法下で除名処分が下されたのは、実に72年ぶり、3例目のことであるらしい。しかも、その理由はといえば、ただ「参議院に登院してこなかった」というだけのことであり、極めて異例の処分である。しかし評決の結果は、反対票が同じ政党の議員の一票だけであり、若干名の欠席・棄権はあったものの、参議院議員のほぼ全員が、この除名に賛成したということである。
 常識的に言えば、このような国民を代表する自覚を持たない人が国会議員に選ばれること自体が問題であり、私は、ここに至るまでの経過や報道の馬鹿馬鹿しさには、とても付き合っていられないという思いであった。
 そこで今日のイラ短日記は、柿本人麻呂の知られた短歌のパロディー(新解釈)とした。

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3月14日(火) 「強制」が 「不同意」という 言葉に変わり 天下の秋(とき)を 知る男たち…

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 この日、政府は、「性犯罪規定を見直す刑法などの改正案」を閣議決定。
 特に注目されたのが、「強制性交罪」などの処罰要件を、「同意しない意思の表明などが難しい状態」として、その罪名も、「不同意性交罪」と改めることにしたという。その他、性交同意年齢を13歳から16歳に引き上げたり、性的写真を撮影する罪も新設するという。今国会中に成立を目指す方針だという。
 「強制」と「不同意」という言葉は、普通の生活ではほぼ同じ意味で使われているようにも思うが、法律用語となったときには、女性側の意思をより尊重する方向に、その構成要件が変わるのだろうと思う。男性側の一方的な思い込みで事を進めれば、刑法罪に問われることにもなりかねない…。この大きな時代変化を、男性も強く感じ取らねばならない時代になってきたということだろう。

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3月13日(月) 今日からは 自己責任の マスクかな…? どうしたものかと 迷える者たち…

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 日本政府は、新型コロナウイルス対策として取り組んできた「マスク着用」方針を転換し、今日からは、マスクを着用するか外すかは、個人の判断にゆだねることとした。今日のニュースでは、街角を行き交う人たちに対してインタビューを行って、あなたはどう対応しますかと、問いかけていた。
 その結果は、ほとんどの人たちが、もう少し様子を見たいと着用を続ける判断を示していた。映像でも、行き交う人たちの多くがマスクを着用していた。その一方で、この日を待っていたとばかり、マスクを外し、思い切り笑顔を見せる人たちもいた。
 そして、戸惑う人たちもいた? 月光仮面、タイガーマスク、スパイダーマンなどの顔を隠すマスクを売り物とする人たちである。外していいと言われても、私たちはそういうわけにはいかないよね…と。人それぞれ、人生いろいろである。

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3月12日(日) ザビエルは キリスト教の 宣教師! 心大陸を アジアで発見?

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 「人間論ゼミ」の日。今回のテーマは、「フランシスコ・ザビエルの人生と思想」であった。
 ザビエルといえば、イエズス会の宣教師。16世紀の中ごろに日本に初めてやってきて、各地でキリスト教の布教に取り組んだ。彼は、その後、中国における布教にも取り組もうとして、その近隣の島で滞在中に、それを果たせないままにこの世を去る。46歳であった。
 当時は、航海も布教も命がけであった。そんな大きなリスクを犯してまでも、なぜザビエルは、遠路はるばるやってきたのか。その理由を知りたい、学びたいというのが、今回の勉強会の目的であった。
 ザビエルがアジアにやってきたのは、コロンブスが新大陸を発見した約半世紀後のことである。ザビエルは、このアジアに、「新大陸」ならぬ「心大陸」を発見しようとしていたのではなかったか、そんな気もしたのであった。

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3月11日(土) あぁ12年! 多くの人らの 人生を 狂わせてきた 暦は元日!

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 3月11日といえば、12年前のこの日に、太平洋でマグニチュード9.0の大地震が起こった日。東日本の海岸地域一帯に大津波が押し寄せて、多くの人たちが犠牲になった日である。朝から、その犠牲者たちの追悼慰霊行事の様子がテレビで放映されている。
 テレビの特集番組を見ていると、生き残った人たちも、多くの苦悩を抱えながらこの12年間を歩んできたことがよくわかった。大津波によって、家や財産を全て失った人たち、親族や知り合いを亡くしてしまった人たち、そのような人たちが、再び立ち上がって生きていこうと努力しながらも、思うにまかせず、未だにその狂ってしまった歯車を元に戻せないで苦しみ続けていた。
 しかし、それでも気力を失うことなく、再び力強く歩み始めてほしい。それこそが人生だ、と願わざるを得なかった一日であった。

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3月10日(金) 敵と敵… それは「仲間」と アメリカを 嫌う国々 結ぶ中国!

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 この日夜、緊急ニュースとして報じられたのが、長い間敵対し合ってきたイランとサウジアラビアが、今後2か月以内に外交を正常化するという報道であった。
 しかし気懸かりなのは、この両国間を仲介したのが中国であったという事実。昨年の暮には、習近平・中国国家主席がサウジアラビアを訪問するなど、何かが起こりそうな予感はあったが、こんな短期間で、外交正常化のレールを敷いたことには、驚きを禁じ得ない。
 この背景には、アメリカの外交力の低下がある。アメリカが圧力をかけても、その圧力を中国がすぐに抜いてしまう。そんな中で、アメリカは効果的対応ができなくなり、それに伴って世界の勢力地図も塗り替わる…。
 アメリカの敵同士は「仲間」! そんな気分が広がれば、世界の秩序はますます混沌としてくる。さてどうする、という気分である。

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3月9日(木) ヒーローは 大谷翔平! 中国を 相手の初戦に 勝利収めて…

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 今日、WBC予選が日本でも始まった。その第二戦が、多くの日本人が注目して見守った「日本対中国」の試合であった。多くの人がテレビ観戦したものと思う。試合が行われた東京ドームも、ほぼ満席であった。長いコロナとの戦いの後に、久々に見る大観衆であった。
 その試合結果は、8対1で日本が大勝。そして、ヒーローインタビューは、先発投手として勝ち投手となり、また、大事な場面で快打を放った大谷翔平選手であった。
 このWBCは、予選を終えた後、各グループで首位になったチームがアメリカに集まって、そこでいよいよ世界一を決める戦いということになる。その決勝戦が3月21日(日本時間22日)。
 今の雰囲気を見ていると、今後、日本国内でだんだんと熱を帯びてきて、この決勝戦の頃には、大きなブームを呼び起こすことになってくるのではないだろうか。

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3月8日(水) 香川県 遊行脚せり いにしえ人の 深き祈りに 触れてみたくて…

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 香川県中西部での「遊行脚活動」。今回は、坂出市在住の宮本さんが、自ら彫刻した仏像を「坂出市民美術館」での「現代仏像彫刻展」に出品していると聞いたので、その見学方々、道中や周辺地域で「宝船ビタミン号」を駆って遊行脚活動を行ったのであった。
 今回の関心事は、「古代の人たちの声を聴くこと」であった。そこで、古人が深い祈りを込めて設けた場所や施設を次々に訪れた。
 三豊市では、四国八十八ヶ所霊場の一つ「本山寺」や古代に瓦などを焼いた「宗吉瓦窯跡」などを回った。そして高松市の国分寺では、「国分寺」「国分寺資料館」などを巡った。
 これらの場所には、古代人の祈りが、春の陽射しの中で、様々な花を咲かせている気がした。そんな花々から漂ってくる古代からの馥郁とした香りに、古の人々の生き様や考え方を感じ取っていたのであった。

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3月7日(火) 一段目 ロケット成功! 二段目は 残念ながら 失敗だった!

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 日本の次期主力ロケット「H3」の初号機が、幾度かの延期を経て、今日ようやく打ち上げられた。しかしながら、二段目エンジンの点火に失敗し、その打ち上げは失敗に終わった。
 このH3は、ペイロード重量を増加させる一方、打ち上げコストは約半分にまで低減するという、厳しい開発目標を課せられたロケットである。特に、第一段目の新しい大型ロケットエンジン開発が、困難を極めたという。JAXAの発表によれば、今回、この第一段目は成功を収めた一方で、これまでに実績を重ねてきたはずの第二段目ロケットに着火しないという、いささか肩透かしの結果であった。
 極限状態で使用される巨大ロケットシステムの開発は、確かに困難の連続である。ただ、成功までもう一歩である。早く問題を克服して、世界の宇宙ロケット開発競争の戦列に一刻も早く加わってほしいものだと切に願う。

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3月6日(月) 韓国の 徴用工の 問題に 玉虫色の 答えはあるか?

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 韓国政府は、この日、日韓の間で対立の原因とされてきた「元徴用工問題」について、韓国の財団が、裁判の原告に対する賠償を肩代わりするという解決策を正式に発表。尹・大統領は、「(これは)未来志向の日韓関係に進むための(政治的)決断だ」と述べたという。
 政治とは、様々な利害や主張を調整する仕事。しかし、人それぞれに利害や主張は異なるわけだから、すべての人に納得される答えを見出すことは至難の業である。
 私たちは、どの方向から光を当てても美しく輝く答えを、「玉虫色の決着」と呼ぶ。政治家は、できれば、こんな八方美人の答えを求めたいと願うが、それは中々かなわない。同じ玉虫に光を当てても、同じように光り輝くとは限らない。しかしそれでも、決断しなければならない。そこに、「僕って同じ虫なのに…」という、玉虫のぼやきが生まれてくる?

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3月5日(日) 人間は 進歩してきた? どうかなと 首をかしげる 佐伯啓思氏

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 「フォレスト・トレンド勉強会」。今回取り上げたのは、佐伯啓思氏の著書『人間は進歩してきたのか(PHP新書274)』であった。この本は、著者が京都大学で「現代文明総論」という講義を行った講義録をもとにまとめられた本であるらしい。現代社会が抱える様々な問題は、個々の問題に対して表面的な対処を行うだけでは解決できず、文明次元での展望がなければならないと考えて、その思いや考え方を学生たちにぶつけたものだという。
 それだけに、この本に織り込まれた問題意識は、深くて広い。近代西欧文明における数多くの思想的議論を紹介しつつ、その根底に宿され続けてきた根深い問題意識を、著者なりの切り口で紹介しているものである。著者は、その根底に潜む問題に答えを出さない限り、「人間は進歩できない!」…そう私たちに語りかけているように思ったのであった。

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3月4日(土) 中国は 全人代を 前にして 動き始めた… 虫らの“啓蟄”!

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 中国では、今日、国政助言機関とされる「政治協商会議」が開幕。そして明日には、最高決議機関とされる「全国人民代表会議(全人代)」も開幕する。昨年秋に慣例を破って三期目入りした習近平・中国共産党総書記が、これら重要会合で、中国政府の人事など、基本体制をいかに築き、今後の中国が向かう方向をどう打ち出すか、世界の注目を集めている。
 時ちょうど、明後日が二十四節気の「啓蟄」。これまで冬ごもりしていた虫たちが、陽気に誘われて地面に姿を現して動き始めるとされる時節である。
 「第三期目・習近平国家主席」のサンサンと輝く太陽の下で、これからどんな人たちや政策が姿を現して蠢くことになるのだろうか。
 アメリカと並ぶ世界の二大強国となった中国の今後の動向に、私も強い関心を寄せ続けていきたいと思う。

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3月3日(金) 全国に 空き屋広がる 危機感に 政府が示すは 増税の道!

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 政府が、空き屋(空き家)の発生を抑えてその活用を促すためとして、管理不全の空き屋を「税優遇の対象から外して増税」するという関連法改正案を閣議決定。それに合わせて、空き屋が集中する区域を対象に、建築規制を緩和するなどして、建て替えを促進することにもした。今国会で、この特別措置法改正案を成立させたい意向である。
 確かに、このしばらく、身近なところでも、空き屋が急増している。四国では、空き屋率が20%にも迫っているという。管理が行き届かない建物が増加すれば、雑草が生い茂るなどして風景を損なうと同時に、倒壊などの危険性も高まってくることになるだろう。だから、この種の空き屋対策は必要である。
 ただそれを増税によって行うという発想は、名案のようには思うが、果たして国民が、すんなりと受け容れるだろうか?とも思う。

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3月2日(木) クフ王の ピラミッド中に 未知の空間! 人の心は 未知ばかりだが…

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 今日のニュースで興味を感じたのが、エジプトのギザにある「クフ王のピラミッド」の内部に、新たに未知の空間が見つかったという報道であった。このピラミッドは約4500年前に造られたとされる、世界一の大ピラミッドである。その中に、奥行きが約9メートル、幅と高さが約2メートルの小さな空間が見つかったというのである。ピラミッドにおいて、新空間が発見されたのは186年ぶり。また、ミューオンという素粒子を用いる観測技術が、この新発見につながったとも報じられていた。
 私たちは、現代の情報社会の中で、様々なことを広く知っていると思いがちであるが、まだまだ知らないことが多い。特に、人の心には、まだまだ多くの未知の空間が残されている。人の心の内部をも見通すことができる画期的技術というものがないものだろうか。
 ふと、そんなことを思った…サテ…。

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3月1日(水) 祈りの日… 松山巡りて 人物を はるかに眺むと 春霞かな

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 3月の「祈りの日」。今回は、松山市内で幾つかの「人物展」が開催されていたので、それら人物の生き様や考え方に触れながら、郷土の人物に対して、祈りを捧げる一日とした。
 まず訪れたのは、「愛媛人物博物館」。「加藤彰廉(あきかど)展」が開かれていた。もともと大蔵省官僚であったが、そこから教育界に身を転じ、今の「松山大学」を創設して初代校長になった人である。
 次に向かったのが、「愛媛県美術館」。正岡子規の叔父である「加藤拓川展」が開かれていた。明治の激動の時代に外交官として活躍し、その後、衆議院議員や貴族院議員、さらには松山市長などを歴任した人である。ここでは、愛媛出身の写真家・白川義員氏の写真展も開かれていたので、それも鑑賞。
 私の意識の風景では、これら偉人たちも、春の遠景の中に霞んで見えていた…。

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