3月31日(日) 国生みの 島を巡りて… いにしえの 祈りを胸に 宿せる一時
引き続いて今日は、「国生みの島・淡路島」。
まず最初に向かったのが、古くから「おのころ島」と語られてきた、淡路島南東部の洋上に浮かぶ「沼島」。参加者が30名余りいたので、観光船をチャーターして、この島を一周ぐるりと巡ることにした。そして、その船中から、『古事記』の中で「天の御柱」と表現されている「上立神岩」など、古代人が思いを宿したと考えられる史跡地を巡ったのである。
そこから淡路島に戻り、「おのころ島神社」や「イザナギ神社」などを訪ね、最後には、能登半島地震が発生した直後でもあり、「北淡震災記念公園」も訪れて、その見学後に解散。
これら場所は、後世の人が、『古事記』を基に、話を作り上げた場所であろう。しかしそうとしても、多くの人の思いが宿る場所である。そんな場所で、私たちも、新たに心を宿した。
そこに大きな意味があったと考えている。
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