10月17日(木) 台湾の TSMC 半導体の 受託比率は 世界の7割!
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今日は10月10日。その数字を90度右回転させると、ちょうど目の形となることから、「目の記念日」とされている。私たちが生活する上で、目から得ている情報量は膨大なものである。それだけに、目の健康を守るための注意点が、朝からテレビでも紹介されていた。
しかし、目から得られる情報には、偽装されているものも多い。私たちは、自分の目で見たものを簡単に信用しがちであるが、それを前提に騙しにかかってくる輩も多いと聞く。
それを避けるには、「心の目」も大切にしなくてはならないのではないだろうか。世の中の真実や本質といったものは、心の目でしか見えないものが多い。だから私たちは、「肉体の目」を大切に守ると同時に、「心の目」にも関心を払い、心の目で、それまでの認識の見直しを行うことも、大切にしていきたいものである。
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以前から予告されていた通り、石破首相は、今日、衆議院を解散した。10月27日の投票日に向けて、これから各党が激しい舌戦を繰り広げることとなる。いつも選挙に際して思うことであるが、各党が、それぞれの主張を国民に向けて正々堂々と行い、この国が抱えている様々な問題と論点を明確に示し、国民とともにその解決の道を真摯に探るような選挙戦であってほしいと願う。
ただ、野党各党が主張しているように、政権発足後わずか8日の後に、国会においての議論がほとんど行われないままに、一気に国民に向かって、直接に各党の主張をぶつける選挙戦に突入したことについては、私も、疑問を禁じ得ないところがある。
赤ちゃんが生まれてまだ間もなく、産ぶ声もよく聞かないうちに、早く立って走り回れ、と赤ちゃんに求めているようなものである。
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今週に入って、ノーベル賞の発表が始まった。今日は、「ノーベル物理学賞」が、人工知能(AI)の研究者3人に対して授与された。心からお慶びを申し上げたい。
よく科学というものは、「両刃の剣」であると言われる。人類社会のために善用しようと考える人たちが使えば、人々に大きな喜びと利益を与えるし、逆に悪用しようと考える人たちが使えば、人々に多大な苦しみや不利益を与えてしまうのである。とりわけ今回選ばれた「AI」は、今まさに劇的に成長を遂げつつある技術であるだけに、今後どのような可能性が生まれてくるかということさえ、想像することができない。
ノーベル賞メダルの輝きとは、人類社会に遍く明るい光を届けるよう、この研究が無事に育ってくれという強い願いが込められたものではないか…そんな気がしたのであった。
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中東での戦争のきっかけとなった、「ハマスのイスラエルへの越境攻撃」の日から、今日で丸一年。この一年間、毎日のようにニュースで報じられた。そしてこの戦争は、終結の道がなかなか見えず、時を追うほどに、底なし沼に沈んでいくような、先の見えない不安感を膨らませてきた。
とりわけガザにおいては、ハマスの兵士だけでなく、一般人や子供たちも犠牲となっていて、この一年間で命を落とした人たちが、4万人を超えていると言われている。さらにイスラエルは、レバノンやシリア、イランにまで、戦線を拡大する構えである。
戦争が持つ理不尽さや悲惨さを、私たちはこの一年間見せられ続けてきた。学んできた。しかし、解決への道が見えない。
いったいなぜこんなことになってしまったのか…考えさせられることが、数多くある。
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この日、石破総理は、自民党総裁として、派閥政治資金パーティーを巡る「不記載議員」への対応について説明。それによれば、党員資格停止中の議員は公認せず、それ以外の不記載議員についても、公認はしても、比例代表への重複立候補は認めない、とした。この問題を契機にわき上がってきた国民の政治不信の声を前に、自民党として一定のけじめをつける姿勢を明確にしたものであろう。
特に旧安倍派の中心を担っていた議員については、重い処分が下されたように思う。
今の選挙は、個人の選挙ではなく党営選挙だと言われる。党組織が支援しない選挙では、かなり厳しい戦いが予想される。考えてみれば、権力を担っているように見える国会議員も、その地位は、実は頼りないもの。党役員の判断によって、その人生が変わる。悲喜交々の議員人生である。
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石破首相は、この日、能登半島地震と豪雨の二重災害によって苦しんでいる被災地を、首相に就任して初めての視察地として訪れた。そして、今回の豪雨被災を「激甚災害」に指定する方針を語った。国の財政負担を引き上げ、地域の負担を軽くして、少しでも早く復旧復興が進められるようにしたい、との意向であった。能登地方の被災状況を見るにつけても、当然の判断であろうと思う。
この時、私の勝手な想像であるが、石破首相の頭の中では、10月末の総選挙後の永田町の姿も思い浮かんでいたのではなかったか。今の様子では、今回の総選挙で、自公連立政権側の大勝はとても望めない。過半数割れだってあり得るだろう。そうなると、永田町も大混乱。その時には、「永田町にも激甚災害の指定を」…となるかも。こんなことを面白がって考えてみたのであった。
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東京都議会で、顧客による甚だしい迷惑行為「カスタマーハラスメント」を防止するための条例が成立した。施行は、来年4月からということである。この頃は、「カスハラ」によって精神的な障害が生じ、心療内科に通院する人も多いと聞く。顧客といえども、理不尽な要求や脅しに対しては、従業員や職員が毅然と対応できる制度が必要というのは当然のことだと思う。望むらくは、力に対して力で対応するという発想だけではなく、もっと相互に理解し合い、労り合うことが当たり前の社会であってほしいと思う。
ただ気がかりなのは、「カスハラ」という言葉が持っている語感! 「世のカスどもをハラいのける」という意味合いを連想したのは、私だけではなかろう。
世の中全体として、もっと調和を重んじる和んだ世の中になってほしいものである。
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ソフトバンクグループの総帥・孫正義氏が講演を行い、「人間の一万倍の叡智を有する『超知性』が、十年以内に実現する」と語ったという。その根拠は、人間の脳のシナプスは約百兆個だが、それは過去から現在まで変わらず、今後も変わらない。一方、このシナプスに相当する生成AIのパラメーターは、急激に成長し続け、やがて人間の能力をはるかに超越する日が来るだろうというのである。
孫氏といえば、若い頃から時代を見抜く先見力に優れ、徒手空拳から巨大な企業グループを育成してきた人である。そんな人が展望する未来図は、大きくは外れたものとならないのではないだろうか。とすれば、今後わずか十年の間に、人類社会はこれまで経験したことのない大変革に遭遇することになる。
それに対して、私たちは十分な備えをしているだろうか?…気がかりでならない。
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この日の朝、宮崎空港の誘導路付近で突如爆発が起きた。第二次世界大戦中にアメリカ軍が投下した不発弾が原因であった。宮崎空港では、空港を閉鎖し、誘導路の埋め戻し作業を行って、この日のうちに空港再開。
来年の夏には、第二次世界大戦終結から80年となる。これだけの年月を経ながら、未だ戦後が終わらず、傷跡が痛み続けている姿に、何とも言えない気持ちになった。
一方、経済の面では、戦争が終わって10年余り後の「昭和31年度経済白書」において、「もはや戦後ではない!」と高らかに宣言した。人の「心」は、それを切り替えて勤しめば、短期で状況を転換することができるが、目に見えないところに秘められた「物」の方は、簡単に消し去ることはできない、ということであろうか。何とももやもやとした気持ちを禁じ得ない、今回の爆発事故であった。
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国会で首相指名選挙が行われ、石破茂氏が第102代総理大臣に選任された。それを受けて、首相はさっそく内閣を発足させ、これからの新態勢を整えた。いよいよ新政権が出発である。国民のために、良き政治を展開していただけるよう、心から願いたい。
ところで、石破茂氏といえば、これまで何度も総裁選挙に挑戦し、今回、ようやく五度目にして、その思いを果たすことができた。これまでに歩んできた道は、山また山、谷また谷の、想像を絶するものであったに違いないと思う。途中で、この目標を諦めたこともあったと聞く。それらを乗り越えて、ようやく自らの夢を実現したということである。
しかしこれから先を展望すれば、これまで以上に困難に満ちた、茨の難路であろう。意志の強い方であるとは思うが、くれぐれも体に留意して、ご活躍いただきたいと思う。
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