« 2024年9月 | トップページ | 2024年11月 »

10月31日(木) 高知にて 日韓問題 講演す エース講師の 代打者として…

103020241110_0001

 この日は、「高知県日韓親善協会」の総会に呼ばれ、記念講演の講師を務めた。
 実は、この講師には、当初、韓国の文政権時代に首相を務めていた李洛淵先生が招かれ、私も聴講者の一人として参加する予定にしていたのであった。しかし、先生から突然、日本に行けなくなった、との連絡が約一週間前にあり、突如私に、その代役を依頼されたのであった。とはいえ、韓国の元総理というエースバッターの話を楽しみに参加する人もいるだろうに、そこで私がピンチヒッターを務めていいものやらどうやら、躊躇する思いがないわけではなかったが、よほど主催者もお困りなのだと、お引き受けすることにしたのであった。
 私も、かつては「日韓議員連盟」で、若手議員の代表を務めていたこともあった。そんな時代の古びた遺産を再び引っ張り出してきて、約一時間の講演をこなしたのであった。

|

10月30日(水) フォルクスが 採算悪化… 独内の 工場閉鎖も 不可避だと言う

110320241111_0004

 ドイツの自動車大手・フォルクスワーゲンがこの日発表した今年7月から9月期決算は、営業利益が昨年同期比で42%減少と報じられている。新車購入補助を廃止した影響で、電気自動車の販売が急減、ドイツ国内での製造コスト上昇を補えなかったためだという。
 そして、経営立て直しのために、ドイツ国内の工場10か所のうち、少なくとも3か所を閉鎖し、数万人を人員削減するリストラ計画も、この直前に公表している。
 フォルクスワーゲンといえば、翻訳すると「国民の自動車」である。数万人のリストラとなれば、ドイツ国民にとって甚大な影響が生まれる。「国民のための自動車」という看板から「国民の」という「V」の字を取り外さざるを得なくなるのではないか。グローバル化する中で、企業がいかに生き抜くか、そんな基本問題も提起する、今回の企業決算であった。

|

10月29日(火) 「オンライン 大学」今日も ゴーサイン! 「ZEN(善)は急げ」と 来春開校!

1026a20241107_0003

 この日、「大学設置・学校法人審議会」は、通信制大学「ZEN大学」について、2025年度の新設を認めるよう、阿部俊子・文部科学大臣に答申。この大学は、通学不要で、オンラインだけで学士号を取得可能だという。入学定員は3500人。学部は「知能情報社会学部」だけで、いくつかの分野から科目を選択して学ぶことができるという。なお授業料は年間38万円と、他大学よりもかなり安くなるようだ。
 文部科学省によると、2023年度通信制大学の学生数は184,499人いて、このしばらくは18歳から22歳の学生の増加が著しいという。大学教育の風景も、大きく変わってきている。
 気になったのは、「ZEN大学」という名称。外国人にもアピールするとして、この名が選ばれたとのことであるが、おそらくは、別に秘められた思いもあるに違いない。そんなことを思い考えてみるのも、一興である。

|

10月28日(月) 総選挙 結果は与党の 「過半数割れ」!! どこまで続く 関ヶ原っぱ…!!

1026a20241107_0002

 実はこの前日の10月27日は、総選挙であった。飛鳥から大阪に戻り、ホテルのテレビで開票状況を見守った。そして今日の未明には、全選挙区の当選者が決定した。結果は、自民・公明の連立与党の「過半数割れ」であった。しかも、自公を合わせて215議席にとどまり、過半数の233議席までは、18議席も足りない。与党にとって厳しい結果であった。
 総選挙の後には、新たな首相を決める特別国会が開かれる。そこまで、国政の新権力者を決める、天下分け目の「関ヶ原合戦」が繰り広げられることになるのであろう。
 今のところは、総理は石破氏の首班指名の可能性が高いようであるが、何が起こるかわからないのが永田町。さらに、たとえ石破総理続投となったとしても、その後の国会運営は容易ではない。今、この国は戦国乱世の入口に立っているのかもしれないと思う。

|

10月27日(日) いにしへの 人らと出会い 語り合う… そんな仲間と 飛鳥を旅せり

1026a20241107_0001

 今日は、「日本人の心のまほろば・飛鳥の地」を、仲間たちと共に旅した。この土地に残る史跡やこの時代を私たちに紹介する博物館などを次々に巡った。何よりも有り難かったのは、この日の天候。前日までも、翌日も、小雨が降ったのだが、どういうわけだか、この日だけは、晴天に恵まれた。その青空に白い雲がたなびいていた。まさに日本人の心のふるさとを実感させられる時間であった。
 私が参加者たちにお願いしたのは、この飛鳥の地で、当時どのような人が何を為したか、そしてその後に何を残したか、といった客観的な事実を確認するだけではなく、ぜひ、古代の人たちに出会ってほしいということであった。そしてその人たちと心の中で語らい合ってほしいということであった。
 そんな時を超えた語らいにこそ、旅の醍醐味がある。そう私は、常々考えているのだ。

|

10月26日(土) 新しい 「いのち」が生まれる からくりが 「古事記」神話に 隠されていた…??

1026a20241107

 今日、「第4回若葉書院マグマ噴火口セミナー」の勉強会を、大阪市で開催。この場には、全国から、約40名の仲間たちが集まった。
 今回のセミナーのテーマは、「古代日本人の心の源流を求める」という内容であった。そして、具体的に花を開かせた「飛鳥時代」に焦点を当てて、参加者とともに、私たちの「心の故郷」を探し求めよう、という企画を練り上げてきた。明日香村と橿原市で遊行脚活動を行う前日に、まずは勉強会を開催することとしたのであった。
 ここで私が話したのは、『古事記』の冒頭部に登場する神々のこと。私は、この部分に、日本人が過去からずっと宿してきた「いのち」の思想が隠されていると考えた。それは端的に言えば、私が常々語っている「夢出せ! 知恵出せ! 元気出せ!」にも符号するものである。そんな思いを、参加者たちに語り掛けた。

|

10月25日(金) 大卒で 就職しても… 3年で 3分の1が 蒸発してる?

102220241106_0003

 厚生労働省が、この日、2021年に大学を卒業して就職した人のうち、もうすでに仕事を辞めた人の割合が34.9%であったと発表。わずか3年間で、すでに3分の1以上の人たちが離職したというのである。特に離職率が高かったのが、「宿泊業・飲食サービス業」で56.6%、「生活関連サービス業・娯楽業」で53.7%と、半数以上にもなっているという。
 確かに昔に比べれば、労働市場は流動化が進んでいる。「一度就職すればそこに骨を埋める」という考えは、もう既に過去のものだと思う。企業側も、離職者が相当数出ることを含んだ社内体制を組んでいると聞く。
 しかし、この離職した人たちは、何を思い考えて、離職の決断をしたのであろうか。それが自らのステップアップを狙う前向きのものであれば、一定の評価もできるであろうが、後ろ向きでは…サテと案じたのであった。

|

10月24日(木) ボーイング 労組がストの 継続決定! 連想したるは 恐竜滅亡!

102220241106_0002

 航空機分野の巨人・ボーイング社の労働組合が、この23日、35%の賃上げや確定拠出年金の会社拠出の積み増しなどを織り込んだ労働協約を巡って組合員投票を実施し、組合員の64%が反対したことにより、9月中旬から続くストライキを継続することにしたという。
 ボーイングといえば、このしばらく自社機体の墜落事故などの深刻なトラブルが続き、製造が停滞し、受注残が5400機(現状の生産ペースでは約10年分)にもなっているという。また経営も大幅な赤字となっていて、運営資金調達にも苦慮しているという。
 私はこの話を聞いて、かつて地上で闊歩していた恐竜が滅亡した話を連想した。小惑星衝突などの外部環境変化が原因だったという説もあるが、恐竜体内のウイルス感染が原因だったという説もある。体内の病によって、巨大な恐竜も滅亡するのである…。

|

10月23日(水) 驚いた! ボール一個が 6億余円!? こんなものにも 差別があるんや…

102220241106_0001

 ドジャースの大谷翔平選手が前人未到の記録「50-50」を達成したホームランボールが、オークションの売買手数料を含めて439万2千ドル(約6億6600万円)で落札されたと報じられている。これは、ホームランボールの史上最高額を更新するものなのだそうだ。
 しかしそれにしても、たった一個のボールに対して、6億円余りのお金を投じる人がいるというのは、驚きである。私は興味を覚えて、試合に使われる硬式ボールがいったいいくらで売られているものか調べてみた。すると、おおよそ3000円程度(練習ボールならば、1000円以下で手に入るようである)。すると、今回オークションで落札されたお金で、いったい何個の試合ボールを購入できるかといえば、実に20万個以上ということになる。
 やっぱり普通じゃない。ボールの世界にも、ひどい差別があるのだなと思った。

|

10月22日(火) G7 凍結したる ロシアの資産は 戦後賠償 担保にするって?

102220241106

 主要7か国(G7)がこれまで議論してきた「ロシア凍結資産」について、「ロシアが侵略を終え、ウクライナに与えた損害を賠償するまで凍結を継続する」とする、「ウクライナ支援策の最終合意案」が明らかになった。
 ロシアの企業がG7各国内に保有するお金の問題は、基本的には、戦争とは別の問題であって、それを無理やりに結び付けたこの案は「無理筋」と言えなくもないが、それを言い始めれば、ロシアがウクライナに対して一方的に戦争を始め、様々な国際法違反が指摘されながらも無視し続け、ほぼ一方的にウクライナ国民を殺戮し国土を破壊していること、それ自身が「無理筋」である。
 そんな無理な話には、やはり無理な対抗策を取らざるを得ないということなのか。
 戦争とは、「理不尽の集積所」である。何よりも早期の戦争終結を願いたいものである。

|

10月21日(月) ドジャースが メッツを下し ワールドへ! 翔平の夢も あともう一歩!

102020241104_0007

 今日、アメリカ大リーグの「ナショナルリーグ・優勝決定シリーズ」で、ドジャースがメッツに勝って、リーグ優勝を決めた。これであとは、アメリカリーグの優勝チーム・ヤンキースとの7回戦を残すばかりとなった。
 ここで思い出すのは、大谷翔平選手が、エンジェルスからドジャースに移籍を決めた時であったと思うが、「僕が世界一の選手になるためには、ワールドシリーズで優勝しなくちゃならない」と語っていた言葉…。
 そしてその夢に向かって、一年間、大谷は、打者として輝かしい記録を残すと同時に、チームを勝利に導いてきた。まずナショナルリーグ西地区で優勝を決定し、今日、そのナショナルリーグの優勝も決定。そしてこれから、いよいよ世界一を決める「ワールドシリーズ」への挑戦である。大谷の夢の実現も、いよいよもう一歩。その達成を心から祈りたいと思う。

|

10月20日(日) この国の 原始に為されし 教育は 個と種の生存 賭けし営み?!

102020241104_0006

 「教育思想研究会」の日。今回のテーマは、「古代日本の教育」。人間は、なぜ教育という営みを始めたのか。そして人間がより大きな集団を形成していく中で、教育の営みはどう変質していったのか。このような基本的な疑問を語り合う勉強会であった。
 この日用いたのは、志賀匡著『日本古代教育史~教育の源流を求めて』という本。原始時代にまで遡り、生物としては決して優れた能力を持つわけではなかった個や種が、生存を確かなものにするために、教育活動を始めた歩みを考察している本であった。
 確かに人間は、必要とされる資質を培う教育活動を通して、ここまで生き残ってきた。またそれが大きな進化を生み出して、人類繁栄の世を実現してきたことも確かであろう。
 ここまで遡ってこそ、現代の教育問題に立ち向かう新たな知恵も得られるのでは…。

|

10月19日(土) 自民党 投書箱に 投げ込まれたが 怒りに満ちた 火炎ビンとは…

101820241102_0004

 今朝、永田町にある自民党本部に火炎瓶を投げ込んだ男がいた。男は、その後、首相官邸に向かい、入り口の警備用の柵にクルマを突っ込ませて、そこで逮捕された。男は49歳の職業不詳者ということである。今はまだ黙秘しているということで、動機は明らかになってはいないが、今の日本政治に強い不満を持って、この挙に及んだということであろうか。
 今の自民党は、国民の声を広く聞くことを重視している。総理も、あちこちに出かけては、「車座対話」を行っている。しかし、国民の声を聞いたからといって、それがすべて実現できるというわけではない。政治に不満を抱き、不信感を募らせる人もいるだろうと思う。
 しかし、民主主義とは、力による対決を避けるための制度ではないか。投書箱に火炎瓶を投げ込むような振る舞いは、許されまい。

|

10月18日(金) 秋祭り 何もないまま 過ぎてゆき 季節はいつしか 冬の入り口…

101820241102_0003

 新居浜の太鼓祭りが、今日で終わり。私は、今年は、祭りの間、どこにも出掛けなかった。ただ自動車から、すれ違う太鼓台を一瞥しただけ。それは一つには、新型コロナウイルスに感染したあと、体調が今ひとつ優れなかったことがあり、また少し前に義父が亡くなり、喪中意識が胸の中にあったからでもある。
 自分が参加意識を持たない祭りは、あっという間に通り過ぎてしまう。何をするともなく、この秋祭りが終わり、もうすぐ冬の訪れ。
 今年の場合は、残暑も厳しくて、この時期でも、まだ晩夏の気候である。それでも、もう三週間もしないうちに「立冬」。もうすぐ冬…。
 昔から、この地方でも「祭りが終われば冬支度」と言われてきた。何か合点がいかない思いの中にも、時は確実に過ぎてゆく。
 私自身の人生の残り時間も、気になり始めたこの頃である。

|

10月17日(木) 台湾の TSMC… 半導体の 受託比率は 世界の7割!

102020241104_0005_20241104104201

 世界最大の半導体受託生産会社「TSMC」の業績が好調である。この日発表した今年7月から9月期の決算は、売上高・純利益とも過去最高を更新し、業績見通しも上方修正された。そして来年の半導体受託生産シェア予測では、「TSMC」が全世界1638億ドルの市場中、約66%のシェアを獲得するとしている。この数字は驚異的なものであり、第2位の韓国サムスンのシェアはわずかに9%に過ぎない。これは、TSMCが、これまでに巨額の資本を蓄積し、世界最先端技術を集積してきた成果であろう。
 ただ気がかりなのは、先進産業分野での寡占的な事業集約は、不安も孕むという点。供給不安を背景に、諸外国からの政治的圧力も加わるだろう。ここまでの成功体験が、今後は逆に足かせとなることもあるだろう。
 私は、この報道に、大空に漂う巨大風船の頼りなさを感じざるを得なかったのである。

|

10月16日(水) 訪日客が 前年越えと 言われても 観光地でない 地方じゃ「アッそう」?

102020241104_0004_20241104104201

 観光庁が、今年1月から9月までの訪日外国人の数と消費額を発表。それによれば、訪日客数は、この9月までに2688万人を超え、すでに、昨年一年間の約2500万人を上回ったという。また、消費額も、この9か月間で5兆8582億円となり、同期として、過去最高であったという。京都の伏見稲荷神社や富士山、またディズニーランドなど、外国人によく知られている観光地では、オーバーツーリズムの懸念も広がっているそうだ。
 しかしこれは、あくまでも観光地の話であり、外国人にほとんど関心を持たれていない地域では、「どこ吹く風」といった様子。
 このような地域間のギャップは、国内に様々な問題を生み出してくる。数多くの外国人客が訪れることは、基本的には歓迎すべきことのように思うが、同時にそのマイナス面についても、思いを巡らせたいものである。

|

10月15日(火) 総選挙 号砲鳴った日… 北朝鮮じゃ 韓国敵視の 空砲が鳴る!

102020241104_0003_20241104104201

 第50回衆議院議員選挙の公示日。1344人が立候補して、465議席を競い合う激しい戦いが開始された。日本全国に号砲が鳴り響いて、投票日・10月27日に向けて、政治家たちが一斉に駆け出した。このしばらく、行き詰まり感が感じられる日本社会であるが、今回総選挙での建設的議論を通して、新しい展望が切り開かれることを心から願いたい。
 一方この日、隣国北朝鮮から、もう一つの号砲が鳴り響いた。韓半島の南北を結び合わせていた道路や鉄道で、それを爆破する音が鳴り響いたのであった。
 北朝鮮は今後、韓国を敵国と見て対応する、と少し前に宣言したばかりであるが、その具体的な表現がこの両国を結ぶパイプを破壊することであったということか。今回はまだ空砲であったが、今後、実弾が飛び交うことのないように、心から願いたいものである。

|

10月14日(月) アメリカで 巨大ロケット ブースター お箸の技で 回収成功!

102020241104_0002_20241104104201

 今日、注目したのは、アメリカの宇宙開発企業「スペースX」が、史上最大のロケット「スターシップ」の第一段ブースター「スーパーヘビー」を見事に回収したという報道であった。この「スターシップ」は、高さが120mにも及ぶ巨大ロケットで、地球軌道に100~150トンもの貨物を運搬することができるという。これによって、今後、アメリカが計画する月面有人開発計画「アルテミス」や火星に人を送り込む計画などが実現できるとされている。
 ところで先に興味深いと語ったのは、この第一弾ブースターは、再利用が想定されているのであるが、その回収を、打ち上げ施設に備えられている「チョップスティック(箸)」で行い、成功したことであった。これには、相当高度の制御技術が必要であると思われる。
 その困難にあえて挑戦したアメリカのフロンティアスピリットに、深く敬意を表したい。

|

10月13日(日) 奈良時代 礎支える 政治家は 鎌足次男の 藤原不比等!

101820241102_0002

 「人間論ゼミ」の日。今回テーマは、日本の律令国家実現に力を尽くした中心人物、藤原不比等。
 不比等は、「大化の改新」を中大兄皇子とともに推進した中臣鎌足の次男である。私の歴史理解では、推古天皇の御代に始まる飛鳥時代こそが、古代日本社会にとっての大きな転換点であったと考える。つまり、大王時代のカオス状態を乗り越え、新時代の国家の礎を築いた時代である。その前半では、聖徳太子と不比等の父親の鎌足が推進役となり、その後期は、その息子の不比等が推進役となって、日本に新時代を切り開いたと、私は考えている。そしてそれと同時に、不比等は、藤原家の隆盛の足場を築いた人物であったとも評価される。
 時代が動くとき、そこには必ず象徴的な巨人が登場する。この時代においては、藤原不比等の果たした役割に、注目したいと私は思う。

|

10月12日(土) 「被団協」に 授与されたるは 「ノーベル賞」! 意志(石)の上での 80年…だね

101120241022_0001

 今年の「ノーベル平和賞」が発表された。授与されたのは、「日本原水爆被害者団体協議会」。略して「被団協」であった。
 この「被団協」の結成は、1956年。1954年に行われたアメリカの「ビキニ環礁水爆実験」をきっかけとして、原爆被害者たちが「原水爆の禁止運動」を始め、その広がりの中で結成された全国組織である。だから、組織としての歴史は70年弱。ただ原爆被害者たちの苦しみは、1945年の広島と長崎への原爆投下に始まっているという意味では、80年の歴史を持つ運動だということにもなるだろう。
 長い年月にわたる取り組みを「石の上にも三年」と表現することがある。その意味では、被団協の人たちの取り組みは、「石の上での80年」となるだろうか。そしてその「石」とは、彼らの「意志」でもあっただろうと思う。
 今回の受賞を機に、更なる活躍を願いたい。

|

10月11日(金) 方谷の 生き様求め 大阪の 学人来たれり 備中の地に…

101820241102

 大阪で10年以上にわたって学習・教育活動を続けている「半学半教実践塾の会」のメンバー約35名が、岡山県高梁市を訪問。私が以前、この会で「陽明学」について講演したことがあり、その中で山田方谷についてご紹介したことから、会員たちが山田方谷に関心を持ち、彼が生まれ活躍した備中松山藩で、直にその足跡や後世への影響などを見聞してみたいと、貸切バスで訪れたものであった。そして私に対しても、この機会に山田方谷に関する講演をしてほしいとの依頼があったので、久しぶりに高梁市を訪れたのであった。
 私は、この頃よく思う。人が旅をするのは、日常生活を離れた場に身を置く意味を持つのに加えて、その土地でかつて生きた人に出会い、語らい合うためでもあるのだと…。
 参加者たちは、とても熱心だった。様々なことを、肌に感じ取っていただけたかと思う。

|

10月10日(木) 本日は 「目」の記念日だ! 「心の目」にも 関心を持て! 見直しをやれ!

100420241016_0006

 今日は10月10日。その数字を90度右回転させると、ちょうど目の形となることから、「目の記念日」とされている。私たちが生活する上で、目から得ている情報量は膨大なものである。それだけに、目の健康を守るための注意点が、朝からテレビでも紹介されていた。
 しかし、目から得られる情報には、偽装されているものも多い。私たちは、自分の目で見たものを簡単に信用しがちであるが、それを前提に騙しにかかってくる輩も多いと聞く。
 それを避けるには、「心の目」も大切にしなくてはならないのではないだろうか。世の中の真実や本質といったものは、心の目でしか見えないものが多い。だから私たちは、「肉体の目」を大切に守ると同時に、「心の目」にも関心を払い、心の目で、それまでの認識の見直しを行うことも、大切にしていきたいものである。

|

10月9日(水) 石破内閣 誕生直後の 衆院解散! まだ産ぶ声も よく聞かぬ内…

100420241016_0005

 以前から予告されていた通り、石破首相は、今日、衆議院を解散した。10月27日の投票日に向けて、これから各党が激しい舌戦を繰り広げることとなる。いつも選挙に際して思うことであるが、各党が、それぞれの主張を国民に向けて正々堂々と行い、この国が抱えている様々な問題と論点を明確に示し、国民とともにその解決の道を真摯に探るような選挙戦であってほしいと願う。
 ただ、野党各党が主張しているように、政権発足後わずか8日の後に、国会においての議論がほとんど行われないままに、一気に国民に向かって、直接に各党の主張をぶつける選挙戦に突入したことについては、私も、疑問を禁じ得ないところがある。
 赤ちゃんが生まれてまだ間もなく、産ぶ声もよく聞かないうちに、早く立って走り回れ、と赤ちゃんに求めているようなものである。

|

10月8日(火) AIの 父に対して ノーベル賞! 今後も無事に 育ってくれやと…

100420241016_0004

 今週に入って、ノーベル賞の発表が始まった。今日は、「ノーベル物理学賞」が、人工知能(AI)の研究者3人に対して授与された。心からお慶びを申し上げたい。
 よく科学というものは、「両刃の剣」であると言われる。人類社会のために善用しようと考える人たちが使えば、人々に大きな喜びと利益を与えるし、逆に悪用しようと考える人たちが使えば、人々に多大な苦しみや不利益を与えてしまうのである。とりわけ今回選ばれた「AI」は、今まさに劇的に成長を遂げつつある技術であるだけに、今後どのような可能性が生まれてくるかということさえ、想像することができない。
 ノーベル賞メダルの輝きとは、人類社会に遍く明るい光を届けるよう、この研究が無事に育ってくれという強い願いが込められたものではないか…そんな気がしたのであった。

|

10月7日(月) 中東の 戦争今日で 一ヶ年! もう犠牲者が 4万人余…

100420241016_0003

 中東での戦争のきっかけとなった、「ハマスのイスラエルへの越境攻撃」の日から、今日で丸一年。この一年間、毎日のようにニュースで報じられた。そしてこの戦争は、終結の道がなかなか見えず、時を追うほどに、底なし沼に沈んでいくような、先の見えない不安感を膨らませてきた。
 とりわけガザにおいては、ハマスの兵士だけでなく、一般人や子供たちも犠牲となっていて、この一年間で命を落とした人たちが、4万人を超えていると言われている。さらにイスラエルは、レバノンやシリア、イランにまで、戦線を拡大する構えである。
 戦争が持つ理不尽さや悲惨さを、私たちはこの一年間見せられ続けてきた。学んできた。しかし、解決への道が見えない。
 いったいなぜこんなことになってしまったのか…考えさせられることが、数多くある。

|

10月6日(日) 自民党 「不記載議員」を 非公認! 悲喜交々の 議員人生…

100420241016_0002

 この日、石破総理は、自民党総裁として、派閥政治資金パーティーを巡る「不記載議員」への対応について説明。それによれば、党員資格停止中の議員は公認せず、それ以外の不記載議員についても、公認はしても、比例代表への重複立候補は認めない、とした。この問題を契機にわき上がってきた国民の政治不信の声を前に、自民党として一定のけじめをつける姿勢を明確にしたものであろう。
 特に旧安倍派の中心を担っていた議員については、重い処分が下されたように思う。
 今の選挙は、個人の選挙ではなく党営選挙だと言われる。党組織が支援しない選挙では、かなり厳しい戦いが予想される。考えてみれば、権力を担っているように見える国会議員も、その地位は、実は頼りないもの。党役員の判断によって、その人生が変わる。悲喜交々の議員人生である。

|

10月5日(土) 石破さん 能登被災地を 訪問し 初の仕事が 「激甚指定」!

100420241016_0001

 石破首相は、この日、能登半島地震と豪雨の二重災害によって苦しんでいる被災地を、首相に就任して初めての視察地として訪れた。そして、今回の豪雨被災を「激甚災害」に指定する方針を語った。国の財政負担を引き上げ、地域の負担を軽くして、少しでも早く復旧復興が進められるようにしたい、との意向であった。能登地方の被災状況を見るにつけても、当然の判断であろうと思う。
 この時、私の勝手な想像であるが、石破首相の頭の中では、10月末の総選挙後の永田町の姿も思い浮かんでいたのではなかったか。今の様子では、今回の総選挙で、自公連立政権側の大勝はとても望めない。過半数割れだってあり得るだろう。そうなると、永田町も大混乱。その時には、「永田町にも激甚災害の指定を」…となるかも。こんなことを面白がって考えてみたのであった。

|

10月4日(金) 東京都 「カスハラ条例」 できたから 「世のカスども」を 「ハラ」いのけるわ!!

100420241016

 東京都議会で、顧客による甚だしい迷惑行為「カスタマーハラスメント」を防止するための条例が成立した。施行は、来年4月からということである。この頃は、「カスハラ」によって精神的な障害が生じ、心療内科に通院する人も多いと聞く。顧客といえども、理不尽な要求や脅しに対しては、従業員や職員が毅然と対応できる制度が必要というのは当然のことだと思う。望むらくは、力に対して力で対応するという発想だけではなく、もっと相互に理解し合い、労り合うことが当たり前の社会であってほしいと思う。
 ただ気がかりなのは、「カスハラ」という言葉が持っている語感! 「世のカスどもをハラいのける」という意味合いを連想したのは、私だけではなかろう。
 世の中全体として、もっと調和を重んじる和んだ世の中になってほしいものである。

|

10月3日(木) AIは 10年以内に 人超える そう語ったは 孫正義氏!

093020241015_0003

 ソフトバンクグループの総帥・孫正義氏が講演を行い、「人間の一万倍の叡智を有する『超知性』が、十年以内に実現する」と語ったという。その根拠は、人間の脳のシナプスは約百兆個だが、それは過去から現在まで変わらず、今後も変わらない。一方、このシナプスに相当する生成AIのパラメーターは、急激に成長し続け、やがて人間の能力をはるかに超越する日が来るだろうというのである。
 孫氏といえば、若い頃から時代を見抜く先見力に優れ、徒手空拳から巨大な企業グループを育成してきた人である。そんな人が展望する未来図は、大きくは外れたものとならないのではないだろうか。とすれば、今後わずか十年の間に、人類社会はこれまで経験したことのない大変革に遭遇することになる。
 それに対して、私たちは十分な備えをしているだろうか?…気がかりでならない。

|

10月2日(水) 不発弾 突如爆発 宮崎空港… 80年過ぎ 戦後は終わらず…

093020241015_0002

 この日の朝、宮崎空港の誘導路付近で突如爆発が起きた。第二次世界大戦中にアメリカ軍が投下した不発弾が原因であった。宮崎空港では、空港を閉鎖し、誘導路の埋め戻し作業を行って、この日のうちに空港再開。
 来年の夏には、第二次世界大戦終結から80年となる。これだけの年月を経ながら、未だ戦後が終わらず、傷跡が痛み続けている姿に、何とも言えない気持ちになった。
 一方、経済の面では、戦争が終わって10年余り後の「昭和31年度経済白書」において、「もはや戦後ではない!」と高らかに宣言した。人の「心」は、それを切り替えて勤しめば、短期で状況を転換することができるが、目に見えないところに秘められた「物」の方は、簡単に消し去ることはできない、ということであろうか。何とももやもやとした気持ちを禁じ得ない、今回の爆発事故であった。

|

10月1日(火) 山谷越えて 石破内閣 発足したが むしろ今後が 茨の難路

093020241015_0001

 国会で首相指名選挙が行われ、石破茂氏が第102代総理大臣に選任された。それを受けて、首相はさっそく内閣を発足させ、これからの新態勢を整えた。いよいよ新政権が出発である。国民のために、良き政治を展開していただけるよう、心から願いたい。
 ところで、石破茂氏といえば、これまで何度も総裁選挙に挑戦し、今回、ようやく五度目にして、その思いを果たすことができた。これまでに歩んできた道は、山また山、谷また谷の、想像を絶するものであったに違いないと思う。途中で、この目標を諦めたこともあったと聞く。それらを乗り越えて、ようやく自らの夢を実現したということである。
 しかしこれから先を展望すれば、これまで以上に困難に満ちた、茨の難路であろう。意志の強い方であるとは思うが、くれぐれも体に留意して、ご活躍いただきたいと思う。

|

« 2024年9月 | トップページ | 2024年11月 »