10月25日(金) 大卒で 就職しても 3年で 3分の1が 蒸発してる?
厚生労働省が、この日、 2021年に大学を卒業して就職した人のうち、もうすでに仕事を辞めた人の割合が34.9%であったと発表。わずか3年間で、すでに3分の1以上の人達が離職したというのである。特に離職率が高かったのが、「宿泊業・飲食サービス業」で 56.6%、「生活関連サービス業・娯楽業」で 53.7%と、半数以上にもなっているという。
確かに昔に比べれば、労働市場は流動化が進んでいる。「一度就職すればそこに骨を埋める」などという考えは、もう既に過去のものになっていると思う。企業側も、既に離職者が相当数出ることを含んだ人事体制や社内体制を組んでいると聞く。
しかし、この離職した人たちは、何を思い考えて、離職する決断をしたのであろうか。それが自らのステップアップを狙う前向きのものであったならば、一定の評価もできるものであろうが、単にその仕事が辛いからというのでは、その人のためにもなっていないかもしれない、と案じたのであった。
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