5月31日(土) 福惜しみ 福分け与え 福植える… そんな努力が 幸福を呼ぶ!
「人間哲理研究会」の日。今回取り上げたのは、幸田露伴の著書『努力論』であった。
幸田露伴は、明治時代から昭和時代にかけて活躍した文人。文豪とも呼ばれ、日本の近代文学を代表する作家の一人とされる。
この露伴が、45歳のときに出版したのが、この『努力論』。人は、幸福になりたいと強く願い、様々な努力をしつつも、それが満たされず、悶々とした日々を送る人も多い。露伴は、そのような人たちに対して、人生に対する基本的な考え方と、なすべき工夫を事細かく論じるのである。
特に、「幸福三説」を論じ、福を使い尽くさず惜しむこと(惜福)、余剰の福は周りの人たちに分け与えること(分福)、そして、その福が大きくなるように、大地に植えて育てるような心を持つこと(植福)、の三つを強く訴えかけていた。興味深い議論であった。
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