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9月30日(火) 生家の跡に 伊藤博文 訪ねし時に 天から声せり 「君たち頼むぞ!」

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 昨日は、大久野島を訪れた後、セミナーの下準備で、呉市内の様々な施設を訪問。その後広島市に移動し、宿泊。
 今日は朝から、広島市の「平和記念公園」を訪れ、敷地内の様々な施設を下見。それを終えてから、山口県光市に移動。この地を訪れたのは、日本近代の政治家を代表する伊藤博文の生家とその偉業を顕彰する「伊藤公資料館」があったからである。
 この資料館では、伊藤博文とは遠縁だという館長と、しばし語り合った。そして、10月26日に全国各地の仲間たちと共に再訪したいと話した時に、館長は、驚きの表情を顔に浮かべ、「その日は、伊藤博文の命日ですよ」と教えてくれた。意外であった。
 そして私は、天の伊藤博文の声を聞いた気がした。「今の日本はこのままじゃ心配だ。君たち頼むぞ…」と。不思議な邂逅であった。

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9月29日(月) 秋風に 気もそぞろとなり 出掛けたは 大久野の島… 毒ガスの島…

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 今日は、朝早く橿樹舎を出発して、しまなみ海道を渡り、広島県へ。最初に訪れたのが、広島県竹原市の「大久野島」であった。
 この島には、かつて芸予要塞が築かれ、国土防衛の要所であったが、昭和4年から20年までは、毒ガスも製造されていた。その遺跡が島内に残っていて、それを紹介する「大久野島毒ガス資料館」もある。その他に、「休暇村大久野島」や「ビジターセンター」もある。
 ただ最近は、毒ガスよりも、この島に住み着いている数多くのウサギたちを目当てに、数多くの観光客が訪れている様子である。
 この日は、晴天に恵まれ、少し汗ばむ気候であったが、それでも吹く秋風が心地よかった。「片雲の風に誘われて、漂泊の思いやまず」と「奥の細道」の旅に出かけたのは、俳人・松尾芭蕉。その序文に「古人も多く旅に死せるあり」とある。「毒ガスの島」の旅を連想!

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9月28日(日) 秋場所は 横綱同士の 決定戦! 大の里には 勝者の風格…!!

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 「大相撲秋場所千秋楽」。この日最後の取り組みは、東西両横綱による優勝決定戦。大の里と豊昇龍とが、13勝2敗で並び、賞杯を賭けて対決した。その結果は、大の里が、豊昇龍を寄り倒して勝利し、五度目の優勝を果たした。国技館の観客は、この最高の勝負に、大いに沸き上がったようである。大相撲というのは、やはり両横綱が強くなければだめだ、というのが率直な思いであった。
 それにしても、大の里が横綱になったのは、今年の5月場所で優勝を決めた後のこと。それからわずか5か月に過ぎないが、その風格は、もう大横綱のものである。地位を得て、周りの人たちから注目されるようになると、こんなに短い期間で人間は変わっていくものなのか、という思いである。かつて名監督と言われた野村克也氏は、「地位が人をつくり、環境が人を育てる」と語った。そうだと思った。

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9月27日(土) 「草刈り」と 「福沢諭吉の 文明論」… 若葉書院の 秋の一日…

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 「人間哲理研究会」の日。今回取り上げたのは、福沢諭吉著『文明論之概略』という本。
 これは、福沢諭吉が、明治8年に世に出した本で、明治の世になって、西洋の文物が怒涛のごとく日本国内に流入して、多くの日本人が戸惑い立ち竦んでいる中で、西洋諸国と日本の文明の比較を行い、日本人と日本文明の進むべき道を指し示すという意味合いを持ったものであった。
 この本の最後の章で、福沢は、「自国の独立」の重要性を強く訴えている。これこそが、日本人の心を維持するものだというのだ。
 なおこの日の午前中、勉強会参加者のご協力をいただいて、夏の間にひどく茂った草を刈り取ってもらった。季節の変わり目にあたり、若葉書院の風景が、新たなものとなった。
 文明も、時を得て、その姿を変えていくべきもの…。そう感じた秋の一日であった。

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9月26日(金) 南海トラフの 地震確率 表現変更… 言い方少し 変えただけだが…

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 政府の「地震調査委員会」が、「南海トラフ地震」について、今後30年以内に発生する確率を、二つの想定で示したという。これまでは、単一の「80%程度の発生確率」と発表してきたが、今回それを、「60~90%以上」と「20~50%」の二つの予測を併記して、判断を国民に委ねる形にしたというのである。
 かねてから指摘されてきたように、地震発生を事前に予知することは、ほとんど不可能である。それに対して、この「発生確率」という形で発表されてきたということだろう。科学的根拠に乏しい検討結果が一人歩きすることへの危惧から生まれたということか。これには、一部に批判もあるようだ。
 とはいえ、人間側がどう表現しようとも、それによって地震が制御されるわけではない。いつ起こるかわからない巨大地震に対して、要するに常に警戒感を持てということか。

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9月25日(木) JICAでは 「ホームタウン」を 撤回す! SNSの 炎上止まらず

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 国際協力機構(JICA)の田中明彦・理事長が記者会見を開き、この8月に開催した「アフリカ開発会議(TICAD)」で、アフリカとの交流推進を目的として国内地方自治体に対して認定した「ホームタウン」事業を撤回すると発表。その理由は、この認定後に、SNS上で、「今後移民が増えて、問題が発生する」といった誤情報が広まって、さらにその炎上が続いて、収拾がつかなくなったからであった。
 JICAでは、誤った情報に対して正確な情報を提供する説明も行えば、また誤った情報を出したアフリカの国に対して是正を求めるといった取り組みも行ったにも関わらず、その火を消すことができなかった。そしてこのままでは、認定した地方自治体に様々な負担と迷惑をかけるとして、事業撤回にまで至ったということである。これは、SNS時代の新たな社会現象とも言うべきか…。

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9月24日(水) トランプさん 「マッチポンプ」の 本領発揮!? 今度は国連 支配を目指すか??

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 トランプ米大統領が、国連総会で演説を行った。この演説の特徴は、国連が主導する世界秩序を真っ向から批判したことである。そして、国連を「機能不全」だと言い放った。
 そもそも国連は、第二次世界大戦終了時にアメリカが主導して作り上げた機関であり、アメリカが圧倒的に強い力を誇っていた時代には、アメリカが政治的にも資金的にも、強力にバックアップしてきた。しかし、アメリカが相対的に国力を弱める中で、国連が掲げる多国間主義が、アメリカの思惑に反することが多くなり、だんだんと批判を強めてきたようだ。
 特に、トランプ大統領の二期目には、その傾向が顕著である。あえて国連に火をつけておいて、アメリカでなきゃその火を消せないぞと、脅しをかけているかのようにさえ見える。
 しかしそれは、長期的には、アメリカに対する信頼を損なうこととなるのではないか…。

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9月23日(火) 「パレスチナ 国家承認」 150を超え それでも動かぬ 強国の壁!

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 昨日の「国連本部・パレスチナ和平会議」で、フランスのマクロン大統領が、パレスチナを正式に国家承認すると表明。これで、パレスチナ国家を承認する国々は155か国となり、現在国連に加盟する国が193か国であることからすれば、その3/4を超える国々が、パレスチナを独立国と認める立場をとっていることになる。主要国の中で、今もなおパレスチナ国家を承認していないのは、アメリカ、ドイツ、イタリア、そして日本の4か国だけとなった。
 しかし、世界の大多数が、「イスラエルとパレスチナ・二か国併存」の中での新たな平和秩序構築を模索しているにもかかわらず、状況は動かない。それは、強国アメリカが強硬に反対しているためであり、その壁が動かないと、新たな展開が生まれてこないということか。しかし、このような歪な状況が続くとは思えない。もうそろそろ、という気がしてくる。

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9月22日(月) 自民党 総裁選挙… もう彼岸だが 永田町には 猛暑の来襲!!

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 自民党の総裁選挙が告示され、5名が立候補。10月4日に行われる投開票に向けて、一斉に駆け出した。今回の立候補者は、すべて昨年9月の総裁選挙に出馬していた政治家ばかりであり、新鮮さに欠けるところがあるものの、一定の実績を備えた候補者ばかりである。しかも自民党が、衆参両院で少数与党に転落した困難な状況でもあるので、どのような議論が展開されるのか、楽しみである。
 時ちょうど、暦の上では、「立秋」から一月半が過ぎたところで、「立冬」までも残すところが一月半。秋真っ盛りとなり、夏の猛暑も、ようやく薄らいできつつある。気候が和らいできた代わりに、今度は政治の世界が熱く燃え上がってきているということであろうか。
 日本社会が様々な困難を抱えて呻吟している中、この選挙で、活発で建設的な議論が展開されることを期待したいものだ。

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9月21日(日) 大戦時 日米代表 その子孫 語り合いたり “分かり合おう”と…

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 大阪・関西万博の会場で、国連が定める「国際平和デー」のイベントとして、かつて第二次世界大戦において戦い合った、日本の指導者・東條英機元首相の曾孫と、アメリカの指導者・トルーマン元大統領の孫とが、同席して対話を行ったという。なお、この席には、インド独立の父と呼ばれるガンジーの曾孫や、ナチスの強制収容所所長の孫も参加したという。
 今年は、かの大戦が終結してすでに80年。記憶の中では、敵として戦った歴史の事実は忘れられないだろうが、そこで胸に抱いた憎しみの感情などは、時の流れの中で自然に変わりゆくものであるという考え方に基づくイベントであったのであろうか。
 そういえば、「時間は忘却の薬なり」という言葉もある。感情的わだかまりが薄まれば、理性における相互理解も可能になるであろう。興味深い取り組みであると思った。

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9月20日(土) 明治なる 同じ時代を 見たはずの 福沢諭吉と 中江兆民…

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 「幸福思想研究会」の日。今回取り上げたのは、松永昌三著『福沢諭吉と中江兆民』という本。この二人は、江戸時代末期の激動の時代に生まれ、明治時代に、教育界や評論の世界で活躍した。その人生の中で懐いた二人の思いを取り上げて論じ合ったのである。
 興味深いのは、この二人の没年が、明治34年(1901)と同じ年であったことである。ただ、生まれたのは、福沢諭吉の方が中江兆民よりも12年早く、諭吉が、幕末期にすでに咸臨丸に乗ってアメリカを訪れ、西洋の力に目を見開いたのに対して、中江兆民が明治元年を迎えた時にはまだ20歳であり、初めてフランスに渡航したのは、明治4年のことであった。
 この年齢の違いが、同じ明治の時代を眺めて生きたはずの二人の考え方に大きな差を生んだのではないかというのが、著者の見解であった。興味深い見方だと思った。

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9月19日(金) AIが アルバニア国の 新大臣!? 私ならば 不正はしないと…

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 東欧のアルバニアの議会で、生成AIが生み出した架空の人物が、新閣僚として初めて演説を行ったことが、話題になっている。
 その閣僚の名前は「ディエラ」。アルバニア語で太陽を意味する名称であるらしい。アルバニアの首相が、国内に蔓延する汚職対策のため、公共入札を担当する閣僚として起用したものであると伝えられている。
 なんでもこの新閣僚は、議場に設置された大型ディスプレイ画面を通して、所信を議員たちに向かって語りかけたのだそうであるが、その内容が振るっている。「(私は人間ではないから)個人的な野心や利害は無い。だから不正を行うことはない」と。
 この発言に対して、汚職が疑われている議員たちからは、強い反発が示されたということである。しかし、AI閣僚は、そんな反発に対して、動じることはなかった…ようである。

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9月18日(木) 株高が 今日も続く… 寝ているだけで 豊かになるとは 不思議な現象!

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 この日、日経平均株価が、日本の株式市場で初めて4万5千円の大台に乗ったという。特に、最近話題となっているAI関連銘柄に買いが集まったらしい。
 しかも、この現象は日本だけのことではなく、世界的な現象にもなっているようで、このしばらくの世界全体の投資マネーの膨張ぶりは、尋常のものではないようである。
 しかし、株式市場にお金を委ねているだけで、汗を流して働いている人以上に収入を増やし、驚くほどに豊かになっていくというのは、異常なことである。こんなことがいつまでも続くはずはない。金融市場の余剰資金が生み出している、実体のない幻ではなかろうか。そろそろ「バブル崩壊」の心配を始めた方がよいかもしれない。空疎な祭りは必ず終わる。後になって「あれは寝ている間の夢だった」とならないように気をつけよう。

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9月17日(水) アンパンマン 中江兆民 兼山と 秘宝求めて 高知の行脚!!

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 今日は、高知県での遊行脚活動。今回、私が目的として掲げたのは、①近代日本の社会・政治を動かした「高知の自由民権運動(中江兆民など)」の調査、②高知城歴史博物館で開催中の「野中兼山展」の見学、③NHK朝ドラで高い人気を得てきた「あんぱん」の主人公である、やなせたかし夫妻のふるさと訪問、などであった。とはいっても、たった一日の日程の中で、これら目的に関係する場所を巡るわけだから、細かな調査などは叶うことではなく、ただその雰囲気を眺めてくるという程度のことに過ぎなかったかもしれない。
 しかしそれでも、自らが足を運んで現場を調べる営みは、思いがけない発見を伴うものである。高知の「秘宝」を捜し求めるインディ・ジョーンズのような気持ちになって、宝船ビタミン号で、残暑厳しい土佐路を、終日様々なことを思いながら巡ったのであった。

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9月16日(火) 「基準地価 4年連続 上昇」と 言ってもそれは 「過疎過密」かな…

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 この日、国土交通省が今年の「基準地価」を発表。それによれば、全国全用途平均の上昇率が1.5%で、4年連続の上昇らしい。
 しかしそれは、全国のいたるところで地価上昇が起きているということではなく、場所によってかなりの濃淡が生まれているようである。例えば、東京圏では、調査地点の約9割で地価が上昇しており、その上昇率も昨年以上に高いものになっている。大阪圏や名古屋圏、また主要地方都市などでも、東京圏ほどではないが、かなりの地価上昇率になっているようである。その一方で、辺鄙な地域では、相変わらず地価下落が続いている。
 高度経済成長期以来、日本の国では「過疎過密」がずっと大きな問題であり続けてきた。それが今も解決していない。という以上に、ますます深刻な課題になってきている。
 さてどうしたものか、という思いがした。

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9月15日(月) 3割が 高齢者なり この日本… 「3割自治」に 新たな解釈!

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 今日は、「敬老の日」。朝からニュース番組などで、日本の高齢者に関する話題が様々に取り上げられている。そこでは、個人として、この高齢期をいかに生きていけばよいのかという視点と、社会全体として、この高齢社会をどう乗り切っていけばよいのか、という視点が中心であった。今の日本は、65歳以上の「高齢者」が、ほぼ3割に達している。これだけの数の人たちを福祉的視点だけで支えられるわけはなく、定年後も働き続けなくてはと考える人たちも、数多くなってきている。
 ふと頭に思い浮かべたのが、「3割自治」という言葉。本来は地方自治体の自主財源が3割しかない、という意味合いの言葉であるが、日本の高齢社会では、高齢者自身も3割くらいは、自らの努力で生きてゆく、つまり自ら治めていく覚悟を持たねばという意味合いで解釈しても、面白いと思った。

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9月14日(日) 自治会で 敬老会だ… 吾輩も 年には勝てぬと 初めて参加す

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 明日の「敬老の日」を前に、私が住む大久保自治会で、「長寿敬老会」が開催された。
 正直なところ、私はこれまで、年齢上では「老人」だと言われても、まだまだ元気で動き回っている身でもあり、この種の会合に参加することには躊躇があった。しかし、今年、私も満70歳という年齢になり、いつなんどき身体に支障をきたして、近所の方々にお世話になるかわからない、という気がしてきて、この長寿敬老会に、今回初めて参加したのであった。
 それは、少し大げさな言い方かもしれないが、「老人の海」に初めて飛び込むような思いを伴うものであった。
 『老人と海』といえば、アメリカの文豪・ヘミングウェイの名作。この作品はずいぶん昔に読んだが、あの高齢の漁師の年齢に、いよいよ私もなってきたのか、という思いであった。

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9月13日(土) 明治とは 多難な坂道 ひたむきに 登り続けた 人らの時代

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 「人間論ゼミ」テーマは、「明治天皇の人生と時代」。
 明治天皇は、父君である孝明天皇の死を受けて、数え年16歳で践祚され、その翌年には、国内体制を刷新して明治元年を宣明。名実ともに日本の国の中心柱となられた。しかし、それは嵐の中の船出であった。西洋列強諸国からの圧力の一方で、国内も、旧幕府勢力との激しい戦い(戊辰戦争)、さらに、新政府の急速な改革の中で、政権内部にも軋轢を生む。「西南の役」で一応幕引きがなされると、次には自由民権運動の広がりの中で、憲法制定や国会開設の問題など、国内の体制整備にも取り組まねばならなかった。その後は、日清戦争や日露戦争…。これらの難問を抱え、多難な坂道を伊藤博文をはじめとする指導者たちとともに登り続けたのが、明治という時代。
 そんな激しい時代を生きた人たちの壮絶な人生を振り返った勉強会であった。

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9月12日(金) 火星にて 生命痕跡 発見か… もうすぐ行くよと NASAが発表

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 無人火星探査車・パーサヴィアランスが採取した岩石の中に、かつて火星上に生命が存在した痕跡が発見されたと、NASAのダフィー暫定長官が発表。これまでに火星表面で行われてきた様々な調査活動の中で、「もっとも明らかな生命の痕跡になる可能性がある」ものであるらしい。これが事実、生命の痕跡だと証明されれば、初めての地球外生命の発見となるかもしれないと、期待が高まっている。
 ただこの発表が、NASAに対する予算削減の動きの中で、火星から岩石サンプルを地球に持ち帰る計画や火星に人類を送り込む計画が中止となる可能性が高まる中で行われただけに、これら計画の重要性を強くアピールするために為されたのかもしれない。
 果たして人類が火星で生活する日がやってくるのかどうか、今回の発表は、その観測気球であったのかもしれない…とも思った。

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9月11日(木) カークすれば カークなるものと 知りながら 歩んできたのか チャーリー・カーク!?

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 アメリカの保守系団体「ターニング・ポイントUSA」の主宰者・チャーリー・カーク氏が、ユタバレー大学で講演中に銃撃されて死去した。カーク氏は、若年層に対して強い影響力を持つ保守活動家であり、昨年11月に行われたアメリカ大統領選挙では、トランプ氏の当選に大きく貢献したと言われている。カーク氏の政治運動は、全米に幅広く支持者を広げ、その活動拠点は3000か所を超えていたそうだ。不法移民やリベラルな思想に対して厳しい発言をしていたというから、リベラル層から強い反発を受けていたのかもしれない。
 ふと思い出したのが、幕末期の啓蒙運動家、吉田松陰。ペリーの船に乗り込んでアメリカに渡ろうとした時に逮捕されて、こんな歌を詠んでいる。「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」。
 今日のイラ短は、その短歌を捩ったもの。

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9月10日(水) NATO軍 ロシア発射の 無人機を ポーランド内で 撃墜したとや…

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 「おやおや一体何が起きたのだろうか」という事件である。ロシアの無人機が、ポーランド領空に侵入し、それをNATO軍が撃墜したというのである。ロシア軍にしてみれば、ポーランド領空に無人機を飛ばす必要性は今はない。おそらくは、ポーランド政府にしても、NATO軍にしても、通常ではあり得ない事態に、戸惑いを禁じ得ないでいるのではないだろうか。
 ウクライナに向けて発射するつもりだった無人機が、何らかのミスによって、ポーランドに飛んでいったということなのであろうか。それとも、ロシア軍が、NATO軍をちょっと試してやろうということだったのであろうか。
 しかし、このようなことは、極めて無謀で危険なことである。誤解や行き違いの連鎖によって、事態が一気にエスカレートしてしまうことがある。その結果、新たな戦争の勃発、ということにもなりかねない…。心配だ。

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9月9日(火) 自民党 総裁選は 10月初旬 フルスペックの 鉄人レース!

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 自民党内では、石破総裁の退陣表明を受けて、早速、「党総務会」が開催され、党員投票を含む「フルスペック総裁選」を執り行うことが決定された。続いて、「党総裁選挙管理委員会」が開催され、9月22日告示、10月4日投開票の日程なども決定。自民党内は、一気に次期総裁選出に向けて、動き始めた印象。
 今後、次々に候補者が名乗り出てくることになるだろう。おそらくは、衆参両院で少数与党に転落した直後だけに、一年前に行われた前回総裁選の立候補者を中心にした経験豊富な人たちによる選挙となるだろう。
 それにしても、投票日まで1か月足らず。候補者たちにとってみれば、「鉄人レース」の如きハードな選挙戦となるに違いない。
 体に留意しつつも、国民に向かって精一杯に自らの抱負を語り抜く選挙戦を展開してほしいものだと思う。

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9月8日(月) 日本じゃ 総理がやめりゃ 株上がる! 政治に関する 気分も上がる!

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 石破総理が、自民党総裁を辞すると発表した翌日、株価が一気に800円余り上昇し、これまでの最高値を上回る場面があったという。今後、停滞感を打ち破る新しい動きが起きてくるかもしれないことへの期待感が示されたものであるのかもしれない。
 これまでの政権交代を振り返ってみても、ほぼいつも、同様の展開であった。株式市場とは、経済の諸状況が変化する中で、株価変動を通して自らの利益を最大化しようとする投資家たちの世界であるから、基本的には変化こそが望ましいということなのであろうか。同時に、国民の政治に対する関心も、今後の総裁レースに対する好奇心を映し出して、ここで一気に高まってきているようである。
 退陣する石破総理としては、これら現象に、これまでの自らの仕事が否定されるような気がしているかも…という気がした。

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9月7日(日) 石破さん 退陣語るは… 阪神が 優勝決めた 同じ日だった…

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 この日の夕刻、石破総理が緊急記者会見を開き、「自民党総裁を辞する」と表明。自民党内は、ひと月あまり前の参議院議員選挙で、参院においても少数与党に転落するという惨敗を喫した後、総裁辞職と総裁選前倒しなどを巡って混乱が続いてきたが、この表明により、今後は、次期総裁・総理の選出に向かって、一気に動きが始まることになるだろう。
 なおこの日は、奇しくも、 ここまで他球団を引き離して独走してきた「阪神」が勝利して、7度目のリーグ優勝を決めた。テレビ視聴者の関心としては、石破総裁の退陣問題よりも、この阪神優勝の方がより大きく受け止められている気がするくらいであった。
 国民は政治に対して、決して無関心というわけではないのだろうと思うが、政治ニュースに対して、何かしら、少し国民の腰が引けているような印象がしてならなかった…。

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9月6日(土) 日本の 「第二皇位 継承者」! 悠仁様が 「成年の儀」に…

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 秋篠宮家の長男、悠仁様が、19歳の誕生日を迎えられたこの日、「成年式」に臨まれた。この儀式によって、悠仁様は「成年皇族」となられ、皇族としての「公務」や「宮中祭祀」にも参加されることになるそうである。また、悠仁様に対する「皇族費」も、18歳の誕生日を迎えられた一年前に、それまでの年305万円から915万円に増額されているという。
 悠仁様の誕生を巡って思い出すことは、当時は「小泉純一郎政権」であったが、その頃しきりに議論されていた「女系天皇法案」が、これを機に、すっかり沙汰止みとなったこと。皇位継承資格を持つ男性皇族の誕生によって、とりあえずは皇統の断絶が避けられるとされたからであろう。
 今は「日本の国体」などと言われることもないが、国の中心柱を担う大切な存在であることを、今日は、改めて確認したのであった。

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9月5日(金) 「関税」で 振り回した上 待たされて じらした上での 「大統領令」!

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 この日、トランプ・アメリカ大統領が、先日、日米両政府間で取り交わされた関税合意の内容に沿った大統領令に署名したという。これで、新しい関税率が、通常ならば一週間以内に発効するということになる。なお、合意後の関税に関しては、遡ってこの税率が適用されるという。ただ、合意後の交渉において、日本からアメリカ国内に行うとした80兆円の投資は、アメリカ側が投資先の選定を主導するなど、様々な条件が付加されたらしい。
 この一連の政治ドラマを見てきて、連想したのが、「水戸黄門」のドラマ。視聴者を散々に振り回し、じらしておいて、ある時が来ると突然に、「葵の紋所」が格さんによって示されて、状況が一変するという筋書きである。
 ここまで困らせておいて、アメリカから「感謝しろ!」とまで言われても、何か納得できない思いが胸の中に残ってしまうのだが…。

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9月4日(木) 「iPS」 自分専用 キットって… これじゃ人間 機械と同じ!

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 京都大学の「iPS細胞研究財団」と「伊藤忠商事」が、今年中にも、「マイiPS細胞」を安く製造できる専用キットを、国の内外で販売すると発表。これは、一人ひとりのiPS細胞を培養するのに必要な試薬や添加剤を一つにしたキットで、特別な無菌設備などがなくても、約1か月で簡単に製造できるという。そしてこれならば、自分の細胞なので、移植時に拒絶反応が起きる可能性がほとんどないとのことである。つまり、このiPS細胞で臓器が作られるようになれば、不具合な臓器を、自分の細胞臓器で置き換えることができることになる。
 こうなれば、もう機械と同じである。不具合を起こした部品があれば、それを新しい部品に替えれば、その機械は、いつまでも問題無く使い続けることができる。人間の肉体も、やがてそういうことになってくれば、不老長寿も、夢ではなくなるということだろうか。

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9月3日(水) 中国で 「反米トリオ」が 揃い踏み… 「対日戦勝 記念行事」で…

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 今日、北京の天安門広場で、「抗日戦争勝利80年記念式典」が開催された。この天安門の楼上に姿を現した習近平・国家主席は、世界の分断状況を念頭に、「人類は再び平和か戦争か、対話が対立か、ウィンウィンかゼロサムかの選択に直面している」と語り掛けたそうである。つまり、これまでの欧米中心の世界秩序に対して、この機に、中国独自の存在感を高らかに宣明したということであろうか。
 今回注目を集めたのが、習近平国家主席の両横に、プーチン・ロシア大統領と金正恩・北朝鮮総書記が並んでいたこと。言うならば、ここに「反米トリオ」が揃い踏みとなったのである。古来より「三人寄れば文殊の知恵」と語られてきたが、今回は、「三人寄れば術士の悪知恵」とでも呼ぶべき舞台設定。これら三人が悪巧みをすれば、今後の世界はどうなるのか。その霧の深さを思わざるを得なかった。

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9月2日(火) 8月も 異常な暑さ… 日本の 夏の気分は もう熱帯だ…

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 今日の新聞紙面を見ると、この夏の猛暑についての記事が掲載されていた。何でも、8月も記録的な猛暑が続き、今年6月から8月の平均気温は、平年よりも2.36度高くなり、昨年のプラス1.76度を大幅に上回る異常な暑さであったのだという。国内最高気温についても、8月5日に群馬県伊勢崎市で記録した41.8度が、観測史上の最高気温となったということである。また、夜になっても気温が下がらず、30度を超える日もあった。
 9月に入れば少しは穏やかな気候になるのかと思ったが、今日も猛暑が続いている。もう体がクタクタというのが、正直なところ。
 前にも書いたが、日本のほとんどの地域が温帯気候地帯であると教科書では教えられた気がするが、こんな暑さに毎日見舞われると、もう気分は熱帯である。秋風が早く吹いて来ることを、ただ切に願うこの頃である。

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9月1日(月) 伊東市の 田久保市長の 不信任が 全会一致で 可決されたが…

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 静岡県伊東市で、9月市議会が始まり、冒頭、学歴詐称問題に端を発して田久保眞紀・伊東市長に対して提案された「不信任決議案」が、全会一致で可決された。これによって、田久保市長は、地方自治法に基づき、10日以内に、自らの辞職か市議会の解散を選択しなくてはならない。市長は、本会議後に、記者団に対して、「持ち帰って中身を検討したい」と述べていたが、特に動じるでもなく、平然と対応していたのが印象的であった。
 もう開き直っているということなのであろうが、それにしても、この姿勢は異常である。何らかの信念を胸に抱いているのか、それとも市議会に対する強い反発心なのか、はたまた自らの鈍感力が為せる業なのか…。
 小さな地方自治体首長の学歴詐称問題に、日本中が関心を抱いているのには、この市長の強い個性が関係しているのは確かである。

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