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11月30日(日) 「宝くじ」 当てた気分と 語ったは… 暗黒物質 見つけた「かも」さん!

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 東京大学の戸谷友則・教授が、「ダークマタ-」と呼ばれる未知の物質が放出した可能性があるガンマ線を見つけたとする研究論文を発表。この「ダークマター」というのは、天体の運行や宇宙の様々な現象を観測する中で、存在するはずだとされながらも、これまで一切観測ができなかった物質である。
 戸谷教授は、未知の素粒子「WIMP」がぶつかり合った際に放出されると予想されるガンマ線を、銀河系を取り囲む領域で初めて発見したのだそうだ。そして、この結果に対して、「暗黒物質を捉えた可能性がある。宝くじを当てた気分だ」と語ったのだそうだ。
 この発見が、他の研究者たちによって追認され、この分野の研究が進めば、この発見はノーベル賞級の発見となるのかもしれない。
 夜空を見上げていると、数多くの「かも」が、飛翔する時代なの「かも」しれない…。

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11月29日(土) フロム言う… 愛とは「孤立の 克服」だ! 「自分の生命を 与えること」だ!

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 「人間哲理研究会」の日。今回は、ドイツの社会心理学・精神分析・哲学の研究者であるエーリッヒ・フロムの著書『愛するということ』を取り上げて参加者と語り合った。
 この本は、1956年に出版されたもので、「愛とは技術であり、その技術は、人間に先天的に備わっているものではなく、習得することで獲得できるものである」という考え方が根底にある。だから、人は、愛することについて、まずは学ばねばならないのだと、著者は力説するのである。
 そして、愛が目指すのは「孤立の克服」であり、その最も効果的な方法は、「他の人に自分の生命を与えることだ」という主張が強く打ち出されている。現代社会において、心に深く根ざす愛が失われつつあるのではないかという指摘がしばしばなされるが、そんな問題を考えさせられた勉強会であった。

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11月28日(金) 3人が 自民会派に 入っただけで 景色が変わる 永田町かも…

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 今日、永田町に一つの動き。かつて「日本維新の会」から、党運営を巡って除名されていた3人の衆議院議員(この3人は、その後、「改革の会」という衆議院会派を結成)が、自民党会派に入ったのである。衆議院の全465議席の過半数が233。自民党と維新の会が持つこれまでの議席が230議席であったから、これに今回の3議席を加えれば、ギリギリとはいえ、高市政権が「衆議院における少数与党状況を脱する」ことになるのである。気になるのは、かつて除名処分を行った「日本維新の会」の対応であるが、少数与党状態で国会運営が困難を極める中で、これも仕方がないと黙認する姿勢のようである。
 それにしても、465人もいる国会議員の中で、たった3人だけが、野党から与党に移るだけで、景色がすっかり変わるのが、永田町の現実…。考えさせられる話ではある。

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11月27日(木) ヌルヌルと EUの手を 擦り抜けて 継続決定 ウナギの取り引き

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 ウズベキスタンで開催中の「ワシントン条約締約国会議」。EUは、その圏域内で捕獲される「ヨーロッパウナギ」が、「ニホンウナギ」と偽称され取引されているとして、国際取引の全面的な規制強化案を提出していたが、担当委員会で否決された。採決結果は、賛成35、反対100、棄権8と大差であったから、日本政府の強い働きかけが功を奏したものと思われる。
 ただその反対運動を展開する中で、ウナギの取引を巡る不明朗さも明らかになっており、今後も、国際社会の厳しい目が注がれることとなるだろう。当面は、ヌルヌルと規制の手を擦り抜けて、このウナギ取引は続けられることになるが、日本側も今後は、取引の明朗化や完全養殖を図って、資源保護と日本の食文化の両立を探っていかねばならないこととなるであろう。

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11月26日(水) バトンパス…? デフリンピック 閉会の日に もう採火式 冬期の五輪!!

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 聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」が閉幕。観客数は、当初目標10万人を大きく上回る28万人に達したという。選手たちや関係者を高く称えたいと思う。
 時ちょうどこの日には、ギリシャ西部のオリンピアで、来年2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬期五輪の聖火採火式が行われたとも報じられていた。一つのスポーツイベントが終われば、すぐに次のスポーツイベントと、何とも慌ただしいかぎりである。
 とはいえ、今やスポーツは、ニュース番組の中でも、特別扱いである。確かに、全力で勝負に立ち向かう選手たちの姿はすがすがしく、感動的である。そして、何事があっても、視聴者にその累が及ぶことは、ほとんど何もない。だから、気楽に面白く楽しめるのであろうか。これも、一つの時代風潮として捉えねばならない現象であると思った。

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11月25日(火) 福井の知事と 前橋市長が Wの辞任!? 痴話の類いは 犬も食わぬが…

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 この日、前橋市の小川晶・市長が退職願を市議会議長に提出。部下である市職員の既婚男性とラブホテルで10回以上面会していたことを巡って起きている市政の混乱に対する責任を取るものとされた。奇しくも同じ日に、福井県の杉本達治・知事が、臨時記者会見を県庁で開いて、辞職を表明。こちらは、県庁職員に対してセクハラのメッセージを送ったことに対する責任を取るものとされた。
 かつての時代には、妾を5人も6人も持っていると公言してはばからない政界の有力者もいた。世の中の考え方がすっかり変わってきたということであろうが、今は、こんな個人の痴話の類いで、政治家が進退を決めねばならない時代になっている。犬も食わぬ話が、政治の流れを大きく変えるかもしれない時代…これを、私たちはどう考えればよいのであろうか。

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11月24日(月) 沖縄で ダム導水路が 破裂して… 初めて気がつく 「水源問題」!

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 この日、沖縄本島北部にある大宜味村で、ダムから浄水場へ水を送る導水管路が破裂し、島内17市町村で最大37万世帯が断水する事態が発生。ニュースを見ていると、住民が、給水車から水タンクに給水してもらって、一時しのぎをする姿が写し出されていた。改めて、日常生活において、水がいかに重要なものであるか、痛感させられたのであった。
 この時思い浮かべたのが、私が少年時代に読んだ、イザヤ・ベンダサン著『日本人とユダヤ人』というベストセラー本。この本は、山本七平氏が執筆したものと、後に明らかになったが、冒頭部分に書かれた「日本人は、安全と水とは無料が当たり前」という言葉が、とても刺激的であった。
 今や、日本において、安全も水も、強い危機意識を持って対応せねばならない問題となってきたことを、思い知らされたのであった。

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11月23日(日) 「大の里」 いない土俵の 千秋楽は 米国いない COPと同じ!?

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 今日は、大相撲九州場所の千秋楽。この最終日に、横綱「大の里」が左肩脱臼によって突然の休場。大相撲ファンに期待された「横綱対決」がなくなった。しかし、それを補ったのが、ウクライナ出身の「安青錦」の初優勝。この優勝で、大関昇進も確実になったようである。
 ところで、この日のもう一つの大きな話題が、ブラジルで開催されていた「第30回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP30)」の閉幕。こちらの方は、トランプ政権の下で、横綱「米国」が不参加であり、主要なテーマであった温暖化ガス削減策や途上国への資金援助などは、草案段階から大きく後退して、結果的に、骨抜きの合意となったようである。今後の運営にも、暗雲が垂れているようだ。
 横綱不在の場所には、やはり物足りないものがある。横綱には、横綱にふさわしい自覚を持ってほしいものだと思うのではあるが…。

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11月22日(土) 「教育は 大型タンカー」! その進路… 変更するにも ヨッコラショだね!

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 「教育思想研究会」の日。テーマは、「高橋敏著『近代史のなかの教育』を読む」。著者は、静岡県立高校の教員を長年勤めた後、大学で、江戸時代や近代の教育の研究を行ったという教育学者である。それだけに、教育現場にも詳しい研究者だといえるだろう。
 今回取り上げた『近代史のなかの教育』という本では、西欧列強に対抗していくため、明治5年に「学制」を発布して、国内津々浦々に53,760もの小学校を設置し、全国一律の教育を実施しようとしたプロセス、さらに、大戦後の教育内容大転換時期の深刻な現場の状況などを、具体的に紹介している。そして、それら諸困難を乗り越えてきた日本教育が今、新たな問題を抱え呻吟していることを指摘している。
 教育とは、巨大タンカーのようなもの。進路変更も、なかなか容易なことではない。

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11月21日(金) 議会では 少数与党の 高市さん… 「餅まきの儀」かも 「経済対策」!

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 この日、政府は、21.3兆円の「総合経済対策」を閣議決定。この対策によって、国内総生産を24兆円程度押し上げるという。
 この経済対策の裏付けとなる補正予算案の一般会計歳出は、17兆7000億円に及び、財務省が当初提示した約14兆円から大幅に増額したらしい。その予算の中には、電気・ガス料金への支援、ガソリン減税、電子クーポンや「おこめ券」の配布などが含まれていて、国民に幅広く経済的な支援が行われることを意識したものとなっているようである。
 これは、衆参両院で少数与党となっている高市政権にとって、国民からの支持が何より重要だということを意味しているであろう。
 ふと頭をよぎったのが、よく祝賀行事などで行われる「餅まきの儀」。あちらこちらから餅を投げてくれとの声に、「餅ならいっぱいあるわよ」と答える総理の姿が頭に浮かんだ。

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11月20日(木) 「大変な 迷惑かけた」と 山上被告! 自分の夢は 「石ころ」だとも…

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 奈良地裁で、安倍元総理に対する銃撃事件で殺人罪などに問われている山上徹也被告の被告人質問が始まった。
 山上被告は、その冒頭で、「45歳まで生きているべきではなかった。このような結果となり、大変ご迷惑をおかけしている」と語ったのだそうである。そして、母親が「世界平和統一家庭連合」に入信して、教団に多額の献金を行う中で、家庭が壊れていった様子やそこで感じていた自身の思いなどについて語ったらしい。その中では、高校卒業アルバムに将来の夢として書いたのが「石ころ」であったことの意味を問われ、「ろくなことがないだろうということ」と答えたらしい。
 人生に、ここまで絶望的な気持ちになっている若者がいた、ということに衝撃を受けた。人生は、身近な人間関係に大きく左右される。こんな問題にどう対処したら…と考えた。

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11月19日(水) 強風に 煽られ猛火の 漁村から 悲鳴と嘆きが 火の粉と広がる…

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 大分市佐賀関で前日夕刻に発生した火災は、吹き荒れる強風に煽られて、被害が拡大。住宅など約170棟、約5ヘクタール弱が既に焼けたと報じられている。この地域は、狭い土地に数多くの民家が立ち並んでいる漁村であり、道路幅も狭いため、消防車が入れない場所も数多くあるという。またこの地域では高齢化率が58%にも達していて、過疎化も進み、空き家の数も多かったらしい。
 テレビには、焼け出された住民が次々と映し出されていた。そこでは、これまで築いてきたものがすべて失われてしまったと、悲鳴と嘆きの声が広がっていた。火の粉は、強風の中で高く舞い上がり、近くの山や少し離れた島にまで火災を広げていた。
 空に舞い上がる火の粉は、この土地の住民が生きてきた証しそのものである。その心情を慮れば、語りかける言葉もない。

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11月18日(火) 「礼節」が 大事と語った 孔子さん 現中国を 何と思うか…

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 高市総理による「台湾有事をめぐる国会答弁」の後、中国政府は、自国国民に日本への渡航を控えるよう注意喚起をしたり、日本への留学を自粛するように呼び掛けたりするなど、日中関係が厳しさを増し加えている。その状況の中で、日本側は、金井正彰・アジア大洋州局長を北京に派遣して、中国外務省の劉勁松・アジア局長との協議を行ったのだが、結果は平行線であったようである。
 この協議について、日本で大きな話題になっているのが、その後の劉・局長の無礼な態度。両手をポケットに入れたまま、日本側の局長を見下すような表情で対応している姿が、テレビで放映された。これは明らかに日本側を威圧する姿勢であり、日本国内の反中国感情を高める振る舞いである。「礼節」が大切だと語った孔子が、もしもこの時代に生きていれば、いったい何を語っただろうかと思う。

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11月17日(月) AIが 人間と同じ 社員だって…? アメリカ最古の 銀行でのこと!

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 現存するアメリカ最古の銀行、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNY)の業務改善の様子が新聞で紹介されていた。
 この銀行では、人工知能(AI)によって生み出された「デジタル従業員」が、100人以上働いていて、人間と同じように業務を遂行しているという。メールアドレスや各種情報システムへのログイン権限も持っているらしい。このデジタル従業員の働きによって業績は向上し、株価上昇率はアメリカ銀行界でトップクラスだという。一方、この銀行の「人間・フルタイム従業員」数は、徐々に減少とか…。
 AIが、今後、人間が行っている仕事を代替していくことになるだろうとよく言われるが、アメリカでは、既にここまで進んでいるのかと驚いた。最古の銀行が、最先端の取り組みを行っているという姿…それを、私はとても興味深く感じたのであった。

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11月16日(日) 中国が 笑顔の裏の 牙を剥く! 世界の人々 見ている前で

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 中国が、高市総理の「台湾有事における存立危機事態答弁」に関連して、金杉・駐中国大使を中国外務省に呼び出し、首相答弁の撤回を要求するなど、批判を強めている。のみならず、次々に対抗措置を打ち出しつつある。今日は、中国教育省が、日本への留学計画を慎重に検討するよう求める通知を出したという。その理由は、「日本社会の治安は不穏で、中国国民を対象とした違法犯罪事件が多発している」というものである。日本人にしてみれば、ハテ、何のことだろうという理由づけである。さらに、日本の海産物の輸入停止も取り沙汰されているらしい。とにかく日本が中国の言い分を聞かない限り、何でもやるぞという構えのようである。
 しかし、こんな中国の振る舞いを、世界の人々が見ている。中国にとって、こんな対応が、果たしてプラスになるのだろうか、と思う。

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11月15日(土) 自民党 立党の日から 70年… 我ら学ぶは 西田幾多郎!

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 11月15日という日は、「自由民主党の立党記念日」。昭和30年のこの日に、自由党と日本民主党が合体して、巨大政党「自由民主党」が結成されたのであった。それから数えて、今日で70年。政治といえば、社会の中にある様々な矛盾や葛藤を一手に引き受けて、その解決と処理にあたる仕事である。当然、解決困難な問題の連続。そんな困難な仕事を引き受けて、70年にもわたって、日本政治をリードし続けてきた自由民主党の力量と変化対応力には、感嘆せざるを得ないものがある。
 ちょうどこの日、私は、「人間論ゼミ」で、近代日本を代表する思想家・西田幾多郎について、語っていた。西田思想といえば、「絶対矛盾の自己同一」なる言葉がキーワード。自由民主党という政党は、この絶対矛盾解消の営みを、ひたすらにここまで続けてきたのかもしれない…と、そんなことを考えた。

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11月14日(金) パリのテロ? もう10年かい? 何事も 時に押されて 消えてゆくもの…

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 テレビのニュースを見ていると、かつてパリの中心部で発生したテロ事件のことが報じられていた。この襲撃事件で殺害された人が130名、さらに400人以上が病院で治療を受けたという、フランスの歴史上最大の深刻なテロ事件であった。今にいたるもなお、心理的なトラウマに苦しむ人が数多くいるという。この事件が、各国の国内テロ対策の大きな潮目になったのではないかという気もする。
 その一方で、この報道を聞きながら、言われてみれば、そんなこともあったな、あれからもう既に10年も経ったのか、というのが正直な気持ちであった。あれほど強い衝撃を受けた事件であっても、時の流れの中に、だんだんと忘れ去られてゆくものなのかと…。
 この時、私の頭の中には、「時間こそが、究極の必殺整理人」という言葉が浮かび上がっていたのであった。時の力とは、すごい…。

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11月13日(木) 新米が 出回る時期に 値が落ちず 最高値となる 摩訶不思議かな…

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 米価格の上昇が、マスコミで盛んに取り上げられている。本来ならば、日本全域で米が収穫され、それが市場に出回る時期には、米の価格が下落するというのが、これまでの常識であった。しかし今年の場合は、値段が下がってこないばかりか、これまでの最高値に達する見込みだということである。需要と供給との関係で値段が決まるとされる経済学の基本原理が、否定される結果である。ということは、細かなことはここでは論じられないが、日本の米市場は、自由経済ではなく、歪んだ統制経済になってしまっているのであろう。
 これを困った顔で見ているのが、「三大経済思想家」と呼ばれる、マルクス、ケインズ、マーシャルたちである。彼らが今の時代に生きていれば、一体どのような経済理論を打ち出したであろうか? そんなことを考えてみたのであった。

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11月12日(水) 新政権 船乗りたちを 入れ替えて 新たな出発 「経財会議」!!

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 この日、高市内閣が発足して初の「経済財政諮問会議」が開かれた。近くまとめる予定の総合経済対策や中長期の財政政策を議論したという。高市総理が主張する「積極財政路線」を支持する意見が多く出されたらしい。
 実は今回の諮問会議から、新しいメンバーが数多く参加している。内閣が新たな体制になったことから、高市総理をはじめ、政府を代表する閣僚たちの顔ぶれが大きく変わった。加えて、4名の民間議員枠に、新たに、第一生命経済研究所の永濱利廣・主席エコノミスト、DeNAの南場智子会長、若田部昌澄・早稲田大学教授の3名が加わった。
 今回入れ替わった新たな船乗りたちの手によって、これから先、厳しい国際経済環境・財政事情の中を、日本の経済・財政の司令塔が、荒波を切って進んで行くということである。
 無事な旅路を心から願いたい。

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11月11日(火) 大臣の 上乗せ給与は 停止だと 「身を切る改革」 高市内閣!

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 この日開かれた「給与関係閣僚会議」で、閣僚の給与について、国会議員歳費に加算されていた上乗せ部分を、当面の間、支給しないことを決定したという。これは、副大臣や政務官、大臣補佐官なども対象とするらしい。
 この決定を記者会見で明らかにした木原・官房長官は、「身を切る改革推進の観点から、まずは議員歳費からそれを実現していくという首相の意志が示されたものだ(意訳)」と語ったという。確かに自分自身の給与を削減することは、閣僚自身が納得して受け容れるならば、実現できることであろう。他の国会議員やマスコミ、世論なども、あえて反対する筋合いのものではない。高市総理にとってみれば、自分自身の決断力と実行力を強くアピールする材料にもなるであろう。
 ただ私自身は、このようなやり方に「?」をつけざるを得ないところがあるのも事実…。

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11月10日(月) 財源に 「関税」使い 国民に 2000ドルずつ 配るんだって…

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 またまた「トランプ劇場」にスポットライト。地方選挙で敗れ、自らの関税政策でも、最高裁判所において窮地に立たされているトランプ大統領が、形勢逆転を狙ってか、「多額の関税収入を財源として、アメリカ国民一人当たり最低2000ドルの配当金が、すべての人に支払われる」とSNSに投稿し、「関税に反対する人は愚か者だ!」とも語ったのだそうだ。
 トランプ政権で財務長官を務めるベッセント氏は、この突然の発表に当惑した表情を見せながらも、「この配当は様々な方法で実現される可能性がある」と述べて、トランプ大統領を支持する姿勢を示した。
 確かに、国民の大きな不満が、物価高の中での生活困窮にあるという分析結果もあるから、現金給付は効果的かもしれない。しかし、少し場当たり的な対応ではなかろうか。本当に大丈夫かと、私まで心配になってくる…。

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11月9日(日) この日って 「ベルリンの壁」が 崩れ落ち 「大政奉還」 幕府壊す日

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 今日、11月9日という日が、歴史の中でどんな日だったのだろうかと興味を覚えて調べてみた。すると二つの大きな事件があった。一つは、東西両陣営を隔てていた象徴「ベルリンの壁」が崩れ落ちた日であった。今も、その壁の上でハンマーを振り下ろして壁を壊そうとする人たちの表情が目に浮かぶ。もう一つは、長く続いた江戸幕府が壊れてゆく大きなきっかけとなった「大政奉還」が奏上された日(新暦)。徳川幕府は、これ以降、坂道を勢いよく転がり落ちていくこととなる。
 11月9日は、その数字を並べると119になることから、「119番の日」と定められているのだそうだ。「緊急通報の日」ということである。
 最初は小さな火種であっても、その周りに大量に燃えるものがあれば、たちまち大火となる。だからこそ、初期対応こそが大事だと言われるのだが、サテ…。

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11月8日(土) 文明の 転換占う 予言の書…? 真木悠介の 『気流の鳴る音』

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 「フォレスト・トレンド勉強会」の日。今回取り上げたのは、真木悠介著『気流の鳴る音』という本であった。
 この初稿が発表されたのが、1976年のことであるから、今から約半世紀前である。日本社会が、高度経済成長をひた走った後に、人々が、これまでの歩みは本当に正しかったのかと、立ち止まって考えたいとする気分が広がっていた時代であったと思う。そんな頃に、著者は、蓄財や地位や名声など、自分の行動の結果として得られる貧しいものではなく、「心のある道を歩く」という表現で、もっと心が満たされる人生を生きてゆける社会を築くべきではないかと、訴えているのである。
 その心の声は、半世紀を経た今も、人々の心の中で叫ばれ続けているように思う。この本は、文明の新しい方向を予言している本ではないか…私には、そう思えたのであった。

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11月7日(金) 高市さん 台湾有事で 武力が動きゃ 「存立危機」の 事態と発言!

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 高市総理が、この日、台湾が明らかな武力攻撃を中国から受けた場合には、日本が、「集団的自衛権」を行使し、自衛隊を動かすことができる「存立危機事態」に当たる可能性があると国会で明言。早速に、賛否双方から活発な意見が出されている。高市総理は、この判断は、総合的に判断すべきものとして、ある事態だけで判断すべきものではないとし、これまでの政府見解を変えるものではないと語っていたが、中国政府は強く反発していて、まだしばらくは、この火種は消えそうにない。
 戸惑っているのは高市総理…。
 一方からは「政治家は嘘をついちゃダメ」と言われ、もう一方からは「政治家は心の中で思っても本当のことを言っちゃダメ」と言われ、「これって、私、どうしたら…」と立ちすくんでしまっているかもしれない。
 とかく政治とは難しい…ということ。

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11月6日(木) トランプに 警鐘鳴らすか 最高裁! 関税上乗せ 憲法違反(?)と

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 トランプ政権が進めている関税政策の合憲性が争われている訴訟において、この日、アメリカの最高裁判所で、政権と原告の双方から主張を聞く口頭弁論が開催された。この問題は、国家にとっての緊急事態であるとして、トランプ政権が「国家緊急経済権限法」に基づいて各国に課している「相互関税」や「フェンタニル関税」と呼ばれているような上乗せ関税が、大統領の権限濫用にあたるかどうかを巡って、司法の場で争われているものである。
 この日の口頭弁論では、共和党に近いとされる保守派の判事からも、「関税は議会の中核的な権限」として、トランプ政権による関税発動に疑義を投げかける発言も多く出されたという。危機に臨み、勝負強いのがトランプ大統領。この先のことはわからないが、何かしら翳りを漂わせ始めたトランプ政権である。

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11月5日(水) マムダ二氏 トランプ批判し 市長に当選… 益々強まる 決闘政治!

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 全世界から注目されていたニューヨーク市長選挙で、勝利を獲得したのは、民主党の公認候補、ゾーラン・マムダニ氏であった。そしてこの日に同時に行われた南部バージニア州と東部ニュージャージー州の両知事選挙においても、民主党候補が、共和党候補を破って勝利を収めた。トランプ政権の今後に、大きな不安材料となる結果であった。
 とりわけニューヨーク市長選に勝利したマムダニ氏は、トランプ政権を厳しく批判し追及する過激な姿勢が広く支持され、圧倒的な票差で勝利を収めたという。
 それに対して、トランプ大統領は、「政権に敬意を」と訴えかけ、マムダニ氏が当選したら、「補助金の大幅削減を行う」と脅しをかけたが、ニューヨーク市民にはあまり響かなかったようである。アメリカ国内で広がっているこの種の決闘政治の今後が、気がかりである。

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11月4日(火) 高市さん 17分野の 成長に 大臣揃えて 号砲一発!

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 この日、高市内閣が「日本成長戦略本部」を設置し、その初会合を開催。今回の戦略本部の特徴は、AI(人工知能)・半導体や合成生物学・バイオ、航空・宇宙、創薬・先端医療など、主要な17の戦略分野を設定し、それぞれに対して担当大臣を置いたことである。つまり、各省庁において、これら成長分野をいかに伸ばすか、広く検討し実施に移すことを求めているわけである。言い換えれば、各省庁が相互に切磋琢磨しながら競い合う仕組みを導入した、とも言えそうである。
 そして、「日本成長戦略競馬場」に揃った駿馬たちに、高市総理が、さあこれから勝負よと、スタートの号砲を打ち鳴らしたのである。
 成長戦略とは、政府だけでできることではなく、政策の実施はなかなか大変である。これから先の展開を楽しみにしたいと思う。

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11月3日(月) 「瀬戸内の 芸術祭」だと 島々巡り 小さく輝く 原石探した…

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 香川県と岡山県で開催される「瀬戸内国際芸術祭」も残すところ一週間となったこの日、一度は様子を見ておきたいと、会場を巡った。とはいえ、そのメイン会場は島々であり、船で渡らねばならず、自ずから訪問先は限定せざるを得ない。そこで私は、少し前のNHK番組で紹介されていた、高松市沖合の「女木島」と「男木島」、陸地部では、道中で宇多津町を訪れることとした。
 休日で、また会期末間近ということもあってか、大変な賑わいであった。島に渡るフェリーは、通路やデッキまでも含めて満杯。高松港近くの駐車場で、車を止められる場所を探すのにも難渋した。
 しかしやはり訪れてよかった。普段はほとんど注目されない小さな島々であるが、そこには確かに「小さく輝く美しい原石」が秘められていた。有意義な一日であった。

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11月2日(日) ドジャースが 2年連続 ワールド制覇! MVPには 山本由伸!

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 この日(アメリカ時間では11月1日の夜)、大リーグ・ワールドシリーズの最終戦が行われ、息もつまるような激戦が続いた結果、延長11回にウィル・スミスがソロ・サヨナラホームランを打ち、ドジャースの二年連続制覇が成し遂げられた。この最終戦に至るまでの戦いも、ずっとドラマチックであった。そして、日本の選手たち、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希のそれぞれが、華々しい見せ場を作った。おそらく今回のワールドシリーズの戦いを通して、日本の中に、大リーグファンがさらに大きく広がったのではなかろうかと思う。
 とりわけ、山本由伸の活躍ぶりが顕著であった。いかなる危機的状況にあっても、淡々とした表情で、最後まで投げ抜いた。その結果として、このワールドシリーズのMVPに、山本由伸が選ばれた。心からお喜びを申し上げ、さらなる活躍を祈りたいと思う。

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11月1日(土) 「宇宙の美」 「ヒトの進化」を 縦横に 祈りで織れる 我が人生布

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 今日は、11月の「祈りの日」。少し前に広島エリアでのセミナーを開催した後であったので、遠出はやめて、新居浜市にある「愛媛県総合科学博物館」に出かけた。この日には、企画展「宇宙望遠鏡が拓く深宇宙」が開催されていて、約4年前に打ち上げられた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の美しい写真やそれを用いた研究成果などが紹介されているというので、それを楽しみに訪れた。加えて今回は、人類の進化プロセスについて展示しているコーナーで、しばしの時間を過ごした。
 世の中が混沌としてくると、私は、無性に科学館に出かけたくなる。真理を追い求めて、ひたむきに生きた科学者たちの生き様などに触れたいと思うからである。
 今回は、「宇宙の真理」と「人類進化の足跡」の二つを縦糸と横糸にして、「我が人生の一枚の布」を織り出す気持ちの一日であった。

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