11月29日(土) フロム言う… 愛とは「孤立の 克服」だ! 「自分の生命を 与えること」だ!
「人間哲理研究会」の日。今回は、ドイツの社会心理学・精神分析・哲学の研究者であるエーリッヒ・フロムの著書『愛するということ』を取り上げて参加者と語り合った。
この本は、1956年に出版されたもので、「愛とは技術であり、その技術は、人間に先天的に備わっているものではなく、習得することで獲得できるものである」という考え方が根底にある。だから、人は、愛することについて、まずは学ばねばならないのだと、著者は力説するのである。
そして、愛が目指すのは「孤立の克服」であり、その最も効果的な方法は、「他の人に自分の生命を与えることだ」という主張が強く打ち出されている。現代社会において、心に深く根ざす愛が失われつつあるのではないかという指摘がしばしばなされるが、そんな問題を考えさせられた勉強会であった。
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