11月8日(土) 文明の 転換占う 予言の書…? 真木悠介の 『気流の鳴る音』
「フォレスト・トレンド勉強会」の日。今回取り上げたのは、真木悠介著『気流の鳴る音』という本であった。
この初稿が発表されたのが、1976年のことであるから、今から約半世紀前である。日本社会が、高度経済成長をひた走った後に、人々が、これまでの歩みは本当に正しかったのかと、立ち止まって考えたいとする気分が広がっていた時代であったと思う。そんな頃に、著者は、蓄財や地位や名声など、自分の行動の結果として得られる貧しいものではなく、「心のある道を歩く」という表現で、もっと心が満たされる人生を生きてゆける社会を築くべきではないかと、訴えているのである。
その心の声は、半世紀を経た今も、人々の心の中で叫ばれ続けているように思う。この本は、文明の新しい方向を予言している本ではないか…私には、そう思えたのであった。
| 固定リンク
