3月28日(土) 平洲が 力説したるが 「先施」の心 今世の人が 忘れし心
「人間哲理研究会&教育思想研究会」の日。取り上げたのは、江戸時代中期から後期にかけての教育者・細井平洲。彼は、農民出身の儒学者であった。しかし、古今東西の様々な学問から必要なものを抽出し、それらを自らで組み立てる「折衷学」という立場で、時代・社会が必要とする学問を熱心に説いたところ、全国各地の藩から注目され、多くの藩主教育にも携わることとなった。その代表が、名君・上杉鷹山への教育。上杉鷹山が困難な藩政改革を行う上に、細井平洲の教えが大きな力となったという。
この平洲の教えの中で、特に私の心を捕らえたのが、「先施の心」重視の教え。人から奪うのでなく、また人から働きかけを待つのでもなく、良いことならば、自分からまずその施しを行うべきだ、という教え。これは、今の時代の人たちが忘れている心ではなかろうか。
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