4月18日(土) 利休の茶… 戦国に生き 死を賜う… 苦み走った 侘び寂びの茶だ!
4月の「教育思想研究会」で取り上げたのは、戦国時代に独自の茶道を確立し、それを広めた千利休の人生と思想であった。
利休は、1522年に堺の納屋衆の家に生まれ、幼少時から、茶の道において非凡な才能を示していた。壮年期には、天下統一を狙う織田信長のもとで茶頭を務め、頭角を現すのである。さらに信長の死後には、豊臣秀吉によって筆頭茶頭を任じられ、天下にその名を轟かせるのである。しかし、やがて秀吉との間に亀裂が生まれ、最後には、数え年70歳で自死を命じられることとなる。
いかにも謎めいた人生であるが、それであればこそ、侘び寂びの茶を体現した人と讃えられ、戦国武将たちが死とともに姿を消していく中で、彼が主唱した教えは、今にいたるもなお、人の心に生き続けているのである。
人生とは、何とも不可思議なものだと思う。
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