5月23日(土) 先見えぬ 高齢期には 「細切れの 幸福」大事と 吉本隆明!!
5月の「幸福思想研究会」では、吉本隆明著『幸福論』を用いて学び合った。吉本隆明というと、とかく難解に思われがちだが、この本の主張はいたって明快なものであった。それは、高齢者となれば、いつ病気になってこの人生を終えることになるかわからない、それにもかかわらず、あまり遠い先のことまで考えて人生を生きていこうとするから、気持ちが重くなって、鬱の気分になりがちである。だから、高齢期になったら、その瞬間を細切れにして、小さなものに対して幸福を味わうようにしなくちゃならないというものであった。
言ってみれば、若い頃は「靴底みたいな巨大なステーキ」を食っていた人でも、年老いては、細切れにした「サイコロステーキ」のようなものにして食し、それにほのかな幸福感を覚えるべきだという主張である。
確かにそうだなと考えた次第であった。
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