5月16日(土) 家康が ただで食ったは 「天下餅」!! 賞味期限は 200年余だ…
この5月の人間論ゼミで取り上げたのは、「徳川家康の人生と思想」。時とともに混乱を増し加えた戦国時代に、織田信長が問題解決の先鞭をつけ、その後、豊臣秀吉が天下統一の思いを引き継いで成就させる。そして秀吉亡き後に、実際に太平の世を実現し、その太平を江戸時代を通じて守る礎を築いたのが、徳川家康である。織田信長が餅をつき、それを豊臣秀吉がこねて餅の形にし、徳川家康はただ座ってそれを食べただけだという狂歌までもある。
転変著しく混乱が続いた乱世を落ち着かせ、しかも、200年余りにもわたって太平を維持する礎を築いた家康の偉業は、日本の歴史上で他に比肩すべき人がいないだろう。餅を腐らせずに、200年に余る賞味期限を実現した家康という人間、只者ではないと思う。
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