6月17日(水) 高知では 宮尾登美子と 寺田寅彦… その生き様に 感じ入ったよ…
昨晩は、高知市内で宿泊。朝一番に「高知県立文学館」で開催中の「生誕100年記念・宮尾登美子展~生きてゆく力~」を訪れた。
宮尾登美子は、芸妓娼妓紹介業を営む父のもとに生まれたため、少女時代には、学校でもひどい差別を受けていたようだ。それから逃れようとして、早くに結婚し、満州に渡ったが、そこでも辛酸をなめる。帰国後には作家を目指すのだが、なかなか花が開かず、評価が得られるようになったのが50歳の頃。その後にようやく、自分の居場所を見出した。
一方、寺田寅彦はどうかといえば、妻や子供を、当時業病と呼ばれた結核で次々に失っている。そんな悲嘆の中で、独創性に富んだ研究を次々と成し遂げて、日本の学問界に独自の地位を築き上げた研究者である。
共にその生き様には深い感動を覚えた。
心が豊かになる良い時間であった。
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